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ハエ(蝿)
(ウジ虫)






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壊疽

マーゴットセラピー





ハエ (蠅)
酵素の変化が、食性に影響する
  • 2012年、東京大学の片岡宏誌教授と筑波大学の丹羽隆介準教授らは、サボテンをエサとする特殊なハエは、体内で働く1個の酵素の変化によって進化したことを突き止めた。
    ハエを含む昆虫などは通常、「ネバーランド」という酵素を使い、エサの中に含まれるコレステロールなどを元に脱皮などを促すホルモンを作っている。
    研究チームは、サボテンだけで生息するショウジョウバエに着目。
    詳しく調べると、脱皮ホルモンの合成にコレステロールではなく、サボテンに含まれる特殊な脂質を利用していた。
    ただ、ネバーランドも持っていた。
    そこで特殊なショウジョウバエが持つネバーランドを構成するアミノ酸配列を、通常タイプと比べた。
    両者間での配列の違いは3ヶ所あった。これらを人工的に変異させ通常配列に変えると、一般的なコレステロールから脱皮ホルモンを作れるようになった。
    この結果から、サボテンのみをエサとする特殊なハエの食性は、1つの酵素のわずかな遺伝子の変化がもたらした。


ハエの脱皮を制御するタンパク質
  • 2015年、筑波大学の丹羽隆介准教授と農業生物資源研究所などが突き止めた。
  • 特定したタンパク質は「ウィジャボード」と名づけた。
  • 幼虫期は、「前胸腺」と呼ばれる器官で脱皮ホルモン「エクジステロイド」が作られる。
  • 研究チームは、前胸腺で量が多いタンパク質を探索して、ウィジャボードを見つけた。
  • キイロショウジョウバエで実験
  • ウィジャボードが働かないように操作したら、ふ化後一度も脱皮しなかった。脱皮ホルモンを幼虫に食べさせると、脱皮するようになった。









飛ぶ虫を食べる
  • 2008年、「高知県で飛んでいる虫だけを捕らえて食べるハエが見つかり『メスグロハナレメイエバエ』と名づけられた。
    このハエが国内で確認されたのは初めてで、発見した高知大学農学部の荒川良教授は「害虫駆除に天敵を利用した減農薬栽培に、飛ぶ害虫を補食する習性は有用」と話している。
    荒川教授によると、発見のキッカケは2005年末に農家から届いた知らせ。「飛んでいる害虫を捕るハエがいる」と聞き、半信半疑で高知県芸西村のピーマン栽培ハウスへ。
    国立感染症研究所の鑑定で、欧州や東南アジア、オーストラリアなどに分布するイエバエ科ハナレメイエバエ亜科の一種と分かった。


うじ(蛆)・・・養殖魚の飼料に
  • 2012年、愛媛大学の三浦猛教授らは、新しい養殖魚用飼料を開発し、その実用化を目指すベンチャー企業を設立した。
    試料中の動物性タンパク質にハエを利用し、価格が上昇している魚粉を減らすことができる。開発した新資料はタイなどの養殖に向いている。
    ハエの一種「イエバエ」のサナギを養殖魚のエサに混ぜたところ、重量比2.5%のサナギには、魚粉10%に相当する栄養分があることがわかった。
    サナギを含む飼料を摂取した養殖魚は免疫活性化し。魚類の病原細菌に対する耐病性を得られる効果もあったという






ウジ虫を使ったマゴットセラピー
  • 糖尿病や脚の動脈硬化で起きる壊疽の治療に、ウジを使う『マーゴットセラピー』(マーゴット=ウジ虫)が広がりつつある。
    • その手法は、無菌のウジを2〜3日間、患部に置き、ガーゼなどで覆う。
    • そうすると抗生物質でも効かなかった耐性菌を殺菌したり、キズの回復を促す作用がある。
  • ウジ虫がキズの回復に有効なことは昔から知られている。
    戦場で負傷した兵士のキズがウジがわくことで早く回復・治癒したことから、19世紀に欧米で広がった。抗生物質の登場で廃れていたが、耐性菌が出てきたことで再び注目されている。
  • 日本医科大学では19名が治療を受け、8割が成功した。
  • 岡山大学・埼玉医科大学などでも行っている。
  • 壊疽は糖尿病動脈硬化で脚の血流が低下する『下肢閉塞性動脈硬化症』 で起きることが多い。
    1. 従来は、カテーテルという細い管を血管に入れて広げたり、血管を移植するバイパス手術が行われていた。
    2. そのほかに、血管を増やす細胞を注射する療法では、「単核球」という白血球の一種を動脈硬化を起こした血管の周りの筋肉に注射する。
    壊疽が悪化すれば敗血症で死亡したり、脚を切断すると患者の生存率(2年以内)は約50%に低下する。







ショウジョウバエ・・・脳神経回路の基本構造を解明
  • 2013年、東京大学の伊藤啓准教授らは昆虫の脳神経回路の基本構造を解明した。
  • 神経の元になる幹細胞が分裂し、神経細胞のネットワークを作っていた。
  • 成果は米科学誌カレントバイオロジー(電子版)に発表。
  • ショウジョウバエの脳の片半球の神経回路を構成する106ある幹細胞の分裂をたどったところ、幹細胞とそこから分裂していった細胞の間で「クローナルユニット」という神経回路の小さな単位を構成していた。
  • このクローナルユニットがブロックのように複数組み合わされることで全体の神経回路ができあがる。

脳構造・・・オスメスで違う
  • 2005年、「北海道大学の木村賢一教授、東北大学の山元大輔教授らは、雄と雌には脳の構造に差異があることをショウジョウバエを使って解明した。
    雄と雌の脳で神経回路網の構造に違いがあるか詳しく調べた。その結果、異性の情報を中枢部に送る役割を担っている可能性が高い神経細胞群の数や形に違いがあることが分かった。メスは神経細胞群が出来る過程で細胞が死滅していた」












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