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| 順位 | 肺ガンの治療成績上位30 | ||||
| 病院名 | 診療科 | 所在地 | 院内死亡率 | 手術死亡率 | |
| 1 | 九州医療センター | 呼外 | 福岡 | 1.1 | 1.1 |
| 2 | 国立がんセンター中央病院 | 呼外 | 東京 | 0.0 | 0.3 |
| 3 | 埼玉県立がんセンター | 胸外 | 埼玉 | 0.0 | 0.0 |
| 4 | 愛知県がんセンター | 胸外 | 愛知 | 0.0 | 0.0 |
| 5 | 神奈川県立がんセンター | 呼外 | 神奈川 | 0.0 | 0.0 |
| 聖隷三方原病院 | 呼外 | 静岡 | 1.0 | 1.0 | |
| 7 | 西群馬病院 | 呼外 | 群馬 | 0.0 | 0.0 |
| 7 | 宮城県立がんセンター | 呼外 | 宮城 | 0.0 | 0.0 |
| 9 | 兵庫県立成人病センター | 呼外 | 兵庫 | 0.0 | 0.0 |
| 東海大病院 | 呼外 | 神奈川 | 0.0 | ー | |
| 11 | 自治医大病院 | 呼外 | 栃木 | 1.9 | 0.0 |
| 済生会中央病院 | 呼外 | 東京 | 0.0 | 0.0 | |
| 13 | 北九州市立医療センター | 呼外 | 福岡 | 0.0 | 0.0 |
| 14 | 南九州病院 | 呼外 | 鹿児島 | 0.0 | 0.0 |
| 住友病院 | 呼外 | 大阪 | 0.0 | 0.0 | |
| 16 | 広島市民病院 | 呼外 | 広島 | 1.4 | 0.7 |
| 17 | 倉敷中央病院 | 呼外 | 岡山 | 0.8 | 0.8 |
| 北里大病院 | 呼外 | 神奈川 | 0.0 | 0.0 | |
| 北海道がんセンター | 呼外 | 北海道 | 0.0 | 0.0 | |
| 群馬大病院 | 呼外 | 群馬 | 0.0 | 1.5 | |
| 21 | 東京女子医大病院 | 呼外 | 東京 | 2.7 | 1.4 |
| 九州がんセンター | 呼外 | 福岡 | 1.0 | 0.0 | |
| 近畿大病院 | 呼外 | 大阪 | 1.4 | 0.0 | |
| 24 | 大分大病院 | 外2 | 大分 | 0.0 | 0.0 |
| 25 | 都立駒込病院 | 外科 | 東京 | 0.0 | 0.0 |
| 名古屋第一赤十字病院 | 呼外 | 愛知 | 0.0 | 0.0 | |
| 27 | 都立府中病院 | 呼外 | 東京 | 0.0 | 0.0 |
| 大垣市民病院 | 胸外 | 岐阜 | 2.5 | 2.5 | |
| 29 | 大阪市立総合医療センター | 呼外 | 大阪 | 1.2 | 1.2 |
| 30 | 国立国際医療センター | 呼外 | 東京 | 2.0 | 2.0 |
| 仙台医療センター | 呼外 | 宮城 | 0.0 | 0.0 | |
| 「早期肺ガン手術の治療法はほぼ確立している。患者は“神の手”と言われる外科医を求めるが、技術レベルに大差ない。名医でも開胸して肺以外の臓器やリンパ節に転移していたら手の施しようがない。術後30日以内に患者が死亡した割合(手術死亡率)は技術レベルの基準になる。院内死亡率からは、手術に踏み切った判断の誤りがどれだけあるかが分かる(土屋了介・国立がんセンター中央病院副院長)2004.12.19《日本経済新聞》より | |||||
| 肺ガンと疑われる | ヒトイヌ糸状虫症 「このイヌ糸状虫症はイヌの他、キツネ・オオカミ・コヨーテ・ネコ・ヒョウ・トラ・アザラシなどの動物にも感染する。これらすべての動物の体内で親虫となり、肺動脈や右心室に棲むようになる。 昔はイヌ糸状虫はヒトには全く感染しないと考えられていた。ところが、最近では、ヒトにもかなり感染することが分かってきた。 つまり、感染幼虫を持った「蚊」がヒトを吸血する際、フィラリアの幼虫は1度はヒトの体内に侵入するが、ヒトは本来の固有宿主ではない為、すべて皮下で死滅するものと思われていた。 ところが、最近、ごく一部の幼虫はヒトの体内に移行し、ある程度まで発育するものがあることが分かってきた。我が国に最初のヒト・イヌ糸状虫症の報告は、1961年大阪大学第二外科の森下智博士によってなされた。52歳の女性の左胸部皮下の腫瘤から喘虫体が摘出された。この虫はイヌ糸状虫の幼虫雄成虫だった。 一方、肺寄生例は僕の恩師、吉村祐之教授が、1969年、金沢市の42歳の男性について報告している。患者は多数のイヌを飼っていた。ヒトの肺に寄生した場合は、レントゲン像上、コインのような、いわゆる銭形陰影を呈し、ほとんど全例が肺ガンを疑われて摘出されている。藤田紘一郎著「ボンボン・マルコスのイヌ」より。 |
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| ラドン | ラドンとは放射性ガスの一種で、空気中どこでもある程度の量は存在する。公開データによると、1990年代の測定値は、日本の屋内の平均濃度は1立方bあたり20ベクレル。風通しの良い木造家屋はコンクリート住宅よりラドン濃度が低かった。 肺ガン患者約7000人と、年齢や性別を同じように一致させた対象グループ約7000人を対象に、過去に住んでいた場所の空気中のラドン濃度を比較した報告によると、ヨーロッパでは、住居内のラドン濃度が1立方bあたり100ベクレル高くなるごとに、肺ガンリスクが16%高くなった。さらに、肺ガン死亡全体の9%がラドンによるものと推定された。(津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)2006.1/29《日本経済新聞》
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| 肺ガン | ●lung cancer・・・日本人の死亡原因のトップ 気管支〜肺胞までの広範囲に発生するガン。 肺ガンの症状は局所の腫瘍として発見され、 ◇慢性的なセキ、 ◇血痰(タンに血が混じる) ◇喘鳴、 ◇息切れ、 ◇疲労、 ◇骨の痛み、 ◇錯乱、 ◇平衡感覚の異常、 ◇頭痛、 ◇貧血、 ◇血小板減少、 ◇黄疸 などが見られる。 最初の診断から1年以内に死亡する例が多く、生存率は10〜15%。 肺ガンの原因の約85%は喫煙で、受動喫煙も原因となる。非喫煙者に比べて喫煙者の罹患率は10〜30倍になる。 ●受動喫煙(間接喫煙) 2002年WHO(世界保健機関)の傘下にある国際がん研究所(IARC)によって、受動喫煙と肺ガンの関連は確実と判定された。タバコを吸わない女性の肺ガンリスクは、 夫からの受動喫煙で・・・・24% 職場では・・・・・・・・・・・・・20%の上昇となっている 肺ガンの特徴 (1)肺ガンは転移が早い。 (2)肺ガンの細胞はグルタチオンを過剰に放出する。
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| 病態 | 腺ガン、扁平上皮ガンなどの非小細胞癌(NSCLC)と小細胞癌(SCLC)に分類するのが一般的。日本肺癌学会の規約では、組織型、TNM分類、臨床病期を確定して、価KN者の全身状態を考慮の上、治療方針を決定する。 | ||||||||||||||||||||
| 自己 診断 リスト |
以下の症状が2週間以上続く。 (1)早期肺ガンに見られる症状: ○せき(咳)が続き、咳止めを飲んでも治らない。 ○空咳が続く。 ○タンが溜まり、タンを吐き出すことがよくある。 ○タンに血が混じる。 (2)頻度は少ないが、要注意な症状: ○最近、肋骨のあたりが、痛む。 ○ワイシャツの首回りがきつくなった。(首が太くなった感じ) ○自分の電話の声が、聞き取りにくくなったと、言われる。 ○最近、茶色のタンを吐いた。 ○階段を上ると、以前より、息切れするようになった。 (3)進行ガンor他の疾患も考えられる症状: ○声がかすれて、なかなか治らない。 ○顔半分だけに汗をかく。 ○指先が太鼓のバチの様に膨らんできた。(バチ指) ○腕や肩が痛く、その痛みがだんだん強くなってきた。 ○両手の爪がスプーンを伏せた形になってきた。 ○鏡に映る、目が以前より細くなったようだ。 ○最近、水を飲むとむせる。 |
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| 検査 | 胸部X線 胸部CT 呼吸機能検査 血算・血液像 肝機能検査 喀痰細胞診 喀痰細菌学的検査 気管支鏡 腫瘍生検 頭部CT・MRI 腹部超音波 骨シンチグラム |
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| CT | 2006年、東芝メディカルシステムズと国立がんセンターは、解像度を従来の3倍に高めたコンピューター断層撮影装置(CT)を試作した。従来困難だった肺に出来た直径数_bの腫瘍が良性か悪性かを判定できるとみている。 開発したCTは、照射するX線を従来より小さい焦点に集め、解像度を引き上げた。 これまで見ることが出来た最小の物体は350マイクロbの大きさだったが、約1/3の100マイクロbの物体を見ることができる。 実際に初期の肺ガンと疑われる患者5人を撮影した。直径数_bの腫瘍でも、繊維やガン細胞が周囲の血管に沿って広がる様子を観察できたほか、腫瘍の良性・悪性を判定できた。 肺ガン検診では直径5_b以上の腫瘍が治療すべき悪性かどうかの診断の対象になっている。針で細胞を採取して調べる検査法は詳しく判定できるが、検査を受ける4人に1人が肺の外に空気が漏れる気胸になるなどの問題がある。 現在のCTで判定できるのはおよそ2abより大きい腫瘍。悪性と判定できないまま手術をすることも多く、痛みや術後のひきつれなど後遺症が残る可能性がある。 |
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| 転移を調べる | 肺ガンはガンの大きさや、どの臓器・組織まで転移しているかを見極めたうえで治療方針を決める。2007年千葉大学とオリンパスが開発した手法は、肺ガンが疑われる患者がどの程度の病状にあるかを確定するのに役立つ。転移の有無を確実に調べるには、気管支などにあるリンパ節の組織を直接採取し、診断する必要がある。現在は患者に全身麻酔をかけてのどの下部に穴を開け、縦隔鏡という内視鏡を入れてリンパ節を直接目で確認しながら組織を採取している。ところが、転移の可能性がある小さなリンパ節をうまくとらえられず、誤って血管を刺してしまうことがあった。 開発した手法では口から内視鏡を入れ、超音波を気管支の内側からあててリンパ節の様子をモニター画像で確認する。局所麻酔で対応できるため、患者の負担は軽い。 |
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| 診療指針 | 「ガンの約2割を占め治療が特に困難とされる肺ガンについて、厚生労働省の研究班は2003年8/2日までに、初の診療指針を作成した。指針は、肺ガンの大部分を占める『非小細胞肺ガン』で、ガンの摘出に加えて再発防止のために周辺のリンパ節すべてを切除する手術は“早期では、体調の改善や再発を少なくする上で推奨するだけの根拠がない”と指摘。これまで標準的とされた外科的治療法に、疑問を投げかけた。 ガン摘出後に「再発しないようように」と行われる放射線照射についても“かえって状態を悪化させるので行うべきではない”と警鐘を鳴らした。 研究班は、指針作成にあたり、国内外の約1000の研究文献を調査、肺ガン治療法の有効性や危険因子を検討した。 指針は「喫煙者が肺ガンになる危険率は非喫煙者の10〜20倍高い」と警告。他人のタバコによる受動喫煙でも21〜26%危険率が高まるとし、喫煙者や受動喫煙がある人は、ガン発見のための検査を受けることを考慮すべきだとした。 副作用による死者が多数出て問題になった肺ガン治療薬『イレッサ(ゲフィチニブ)』は一部症例で有効性が示されているが、生存期間を延ばす効果は証拠不十分とした。 研究斑主任研究者の藤村重文・東北厚生年金病院長は「従来の肺ガン治療は医者の信念だけで行ってきたものである。全国で同じレベルの医療を提供するため、指針を活用してほしい」と話している |
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| 脱毛 | 肺ガンの治療によく使われる抗ガン剤「エトポシド」は脱毛が起こりやすい。酒井敏行・京都府立医科大学らが見つけた新物質「アロペスタチン」を併用すると、脱毛が7割抑えられた。 | ||||||||||||||||||||
| 非小細胞ガン (85%) |
・腺ガン: テガフール・ウラシル配合剤 ・扁平上皮ガン ・大細胞ガン (多剤併用療法) @シスプラチン+パクリタキセルの併用療法 Aシスプラチン+ゲムシタビン(ジェムザール)の併用療法 Bシスプラチン+ドセタキセル(タキソテール)の併用療法 Cカルボプラチン(パラプラチン)+パクリタキセルの併用療法 |
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| 小細胞ガン | ・小細胞ガンは脳を含め多臓器へ転移しやすい。抗ガン剤がよく効くので、術後、転移を予防するために(脳内に抗ガン剤が入りにくいので)全脳放射線照射が有効。 ・限局型 ・進展型・・抗ガン剤のみ (多剤併用療法) @イリノテカン+シスプラチンの併用療法 Aシスプラチン+エトポシドの併用療法 |
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| 原因遺伝子 | 「EML4-ALK」「EGFR」 自治医科大学の間野博行教授らと科学技術振興機構は、肺ガンの新たな原因遺伝子を突き止めた。日本人肺ガン患者の1割に存在することが判明。 成果は2007年7/12のネイチャーに掲載 研究チームは、もっとも発生頻度が高い肺ガンである『肺腺ガン』の患者(男性)からガン細胞を取り出し、ガン化の能力を持つ遺伝子を探した。 細胞の骨格タンパク質を作る[EML4]と酵素を作る[ALK]が組み合わさってできるガン遺伝子『EML4-ALK』を発見した。 また、75名の肺ガン患者を対象に「EML4-ALK」があるかどうか調べた。そのうち5名(6.7%)で見つかった。 タンからこの遺伝子の有無を調べる検出法できわめて感度が高く調べられる。 従来法に比べて早期発見しやすい。 これまでにも『EGFR』と呼ぶ遺伝子の変異が肺ガンの原因になることが分かり、治療薬「イレッサ」が開発された。 |
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| イレッサ | =「ゲフィチニブ」(一般名) 英系製薬会社は、2002.8/22、肺ガンの8割を占める「非小細胞肺ガン」の患者で手術が出来なかったり、再発した患者に経口投与する薬「イレッサ」を発売した。1錠が¥7216。 「上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤と呼ばれるタイプ。」 「異例のスピード審査で承認を受け、日本でのみ発売されてから、わずか3ヶ月の間に13人が死亡。イレッサは、ガン細胞の表面にある上皮成長因子受容体に結合し、チロシンキナーゼという酵素の働きを妨害してガンの増殖を抑える。ガン細胞だけに作用し(分子標的薬)、正常な細胞を傷つける可能性は少ないハズだった。 発売元によると、約7000人の患者に投与。うち26人が間質性肺炎や急性肺障害を起こし、13人が死亡したと発表していたが、2002.10/27になって死者数は39人であることが判明。 ■2002.12.25、厚生労働省は輸入販売元のアストラゼネカに対し、指定する病院で治療データを集め、副作用の起きる原因を究明するよう指導することにした。薬事法に基づく臨床試験とは違う異例の措置。 |
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| ■副作用が報告された患者の29.4%が、他の抗ガン剤による治療経験が無いことが2002年12/27、輸入販売元のアストラゼネカの調査で分かった。イレッサは当初から、原則として、他の抗ガン剤で効果が無かった患者に使うことになっている。イレッサは病状が進行して手術不能であったり、再発非小細胞肺ガンなど末期ガン患者に使用を限定することで承認を受けた医薬品です。 「2004年5月、名古屋市立大学の藤井義敬教授らの日米研究チームは、副作用で多くの死者を出した肺ガン用抗ガン剤「イレッサ」の効き目が、ガン細胞が持つ特定の遺伝子変異の違いによって変わることを突き止めた」 「イレッサ(一般名・ゲフィチニブ)の副作用が問題になっているが、承認申請の準備をしていた2001年に「イレッサの投与によって肺障害が悪化する」という動物実験結果の発表が見送られていた。 この実験は東京女子医大の教授が中心となって行われた。意図的に肺線維症にさせたマウスにイレッサを投与したところ、投与しない場合に比べて症状が悪化したという。 イレッサは細胞の表面にある『上皮成長因子受容体(EGFR)』と呼ばれるタンパク質が増殖を促す信号を伝えないようにする作用がある。この作用でガン細胞の増殖を抑える効果が見込まれていたが、正常な細胞の増殖も抑える危険性が指摘されている。 この教授は「イレッサが肺胞上皮の修復に悪影響を与えた可能性がある。肺障害などの合併症を起こしている患者への投与慎重に行うべきである」などと判断。実験用にイレッサの提供を受けていたアストラゼネカに対して2001年10月、「実験結果を来年5月の米国の学会で発表する」と伝えたという。ところが、同社によると、教授に対して「詳細なデータの提示をしてほしい」と要求したところ、教授は「データは出せないので発表を取り下げる」と回答したという。 |
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| ■「遺伝子変異あれば延命も」 「イレッサは、ガン増殖に関わる遺伝子のタイプによっては延命効果があることを、愛知県がんセンターのグループが患者の追跡調査で明らかにした。イレッサは製造元企業が海外の患者では延命効果が認められないと発表しているが、研究グループは日本人患者の中には有効な人が少なくないと見ている。イレッサは、がんの増殖に関わるEGFR(上皮成長因子受容体)と呼ぶタンパク質に結合してがんの増殖を妨げる経口タイプの抗がん剤。研究グループは、EGFRの遺伝子に変異のある患者33人、変異のない患者26人を対象にイレッサを飲み始めてからの生存期間を調べた。1年後の生存率は変異のある患者が90.5%だったのに対し、変異のない患者は61.3%だった。1年半後の生存率はそれぞれ75.3%、36.8%だった。別の調査研究ではイレッサを飲まない場合には、変異の有無で生存期間に差がないことを確認済み。「イレッサの投与と変異が組み合わさったことで生存期間が長くなったと着られる」(愛知県がんセンター胸部外科・光富徹哉部長)という。遺伝子に変異があるとイレッサの服用で高い腫瘍縮小効果があることが内外の調査研究で分かっている。変異を持つ人の割合は日本人の方が欧米人より多いとされる。 |
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| ■東洋人で非喫煙者に有効 2005年3/10、アストラゼネカの臨床試験(28ケ国、1692人)から、患者全体の延命効果は無かったが、東洋人(342人)に限れば生存期間が延びていた。東洋人を喫煙の有無で詳しく分析。偽薬を投与した患者の半数が4.5ヵ月で亡くなったのに対し、イレッサは調査終了時までに6割以上が生存していた。喫煙者には延命効果はなかった。ただし、今回のア社の調査対象には日本人は含まれていない。日本人でも男性や喫煙歴があるものには副作用が出やすい。間質性肺炎で亡くなるのだ。 |
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| ■根拠なし 「副作用による死亡で問題になっているイレッサについて、厚生労働省の安全対策調査会は2007年2/1、“一般的な抗ガン剤と比べて、イレッサを治療で積極的に使う根拠は無い”とする当面の対応策をまとめた。 アストラゼネカ(輸入発売元)が提出したデーターを検討した結果。 1997年に販売された抗ガン剤『ドタキセル』と、分子標的薬と呼ばれる新しいタイプの抗ガン剤『イレッサ』の2種類について、生存率など治療成績を比較した。その結果、投与初期ではドタキセルのほうが優れているこがわかった。 |
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| ■副作用で死亡した人・・・706人 2002年7月の販売開始から2007年3月末までに、副作用が1797件報告された。その中で死亡したのは706人だった。 ▼イレッサの副作用・・・[間質性肺炎][急性肺障害] ▼イレッサが効きやすいタイプ・・・・以下の条件を満たす人 [東アジアの女性] [喫煙歴がない] [腺ガン] [EGFR変異がある] ▼イレッサが効かないタイプ・・・・[肺線維症][喫煙歴アリ][体力低下]の人 |
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| (DEP) | ディーゼル微粒子 ディーゼル車の排ガスに含まれる微粒子(DEP)が原因と考えられる肺ガンの死者が、2020年頃には肺ガン死者総数の10%以上を占めるという推計結果を、結核研究所(東京・清瀬市)の岩井和郎顧問らが2000年3/11日までにまとめた 環境庁のリスク評価検討会の作業部会(座長・内山巌雄国立公衆衛生院労働衛生学部長)は2000年6/27日、「排ガスは発ガン性を有しているとみられる」とする報告草案をまとめた |
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| 受動喫煙 | 肺ガンリスク・・・2倍 タバコを吸わない女性が夫のタバコの煙を吸う受動喫煙で肺ガンに罹るリスクは、夫が喫煙しない場合に比べて(2倍)高くなることが、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がん予防研究部長)の調査で2007年12/12分かった。 夫の1日の喫煙量が20本以上では、リスクがさらに高くなる。 研究班は40〜69歳のタバコを吸わない女性約28000人を平均13年間追跡調査し、肺ガンの中でも発生頻度が最も高く非喫煙者に多い『肺腺ガン』の発生率と夫の喫煙状態との関係を調べた。 調査中に109人が肺ガンと診断され、うち腺ガンが82人と8割弱を占めた。 うち夫が喫煙者、もしくは以前喫煙者であった女性は67人。 夫が非喫煙者の女性と比べ肺腺ガンにかかるリスクが約2倍高かった。 喫煙本数別にみると、1日20本未満で1.7倍。20本以上で2.2倍となり、本数が多いほどリスクが高まることが分かった。 さらに、肺腺ガンを発症した女性の37%は、夫からの受動喫煙が無ければ防げた計算になる。 空気中に広がった煙には、肺の奥へ届く小さい有害物質が含まれている。 |
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| 放射線 | 定位放射線療法 放射線を立体的に照射し、ガンをねらい打ちする『定位放射線療法』と呼ばれる新手法が、早期の肺ガンに高い効果があることが、防衛大学の植松稔教授(放射線科)らのデータで分かり、1999年11/19日、横浜市で開かれた日本放射線腫瘍学会で発表された。 手術に比べ体への負担が格段に小さく、「患者に優しい治療」として期待できそうだ。 この治療では、『リニアック』と呼ばれる放射線治療装置を、患者の背後から正面まで回転させながら照射する。ガン病巣を中心に、治療台の向きを変えて3回程度繰り返す。様々な角度から行うことから、『三次元照射』とも呼ばれている。 従来の放射線治療では正常組織へも照射が避けられなかったのに対し、放射線を病巣に集中させ、大量に照射できることが特徴。治療期間は約1週間。 同大は94年秋から、大きさが4cmまでの早期は胃ガンの患者43人に実施した結果、95%はあ病巣が消失した状態が続いた。 患者のうち、手術が可能だったのに放射線治療を希望した26人の場合、3年後の生存率は85%だった。この成績は手術と同等で、重い副作用は見られなかった。 |
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| 早期ガン95%消失 「放射線を立体的に照射し、ガンをねらい打ちする『定位放射線療法』と呼ばれる新手法が、早期の肺ガンに高い効果があることが、防衛大学の植松稔講師(放射線科)らのデータで分かり、1997年11/19日、横浜市で開かれた日本放射線腫瘍学会で発表された。 手術に比べ体への負担が格段に小さく、「患者に優しい治療」として期待できそうだ。 この治療では、『リニアック』と呼ばれる放射線治療装置を、患者の背後から正面まで回転させながら照射する。ガン病巣を中心に、治療代の向きを変えて3回程度繰り返す。様々な角度から行うことから、『三次元照射』とも呼ばれている。 従来の放射線治療では正常組織へも照射が避けられなかったのに対し、放射線を病巣に集中させ、大量に照射できることが特徴。治療期間は約1週間。 同大は94年秋から、大きさが4cmまでの早期は胃ガンの患者43人に実施した結果、95%は病巣が消失した状態が続いた。 患者のうち、手術が可能だったのに放射線治療を希望した26人の場合、3年後の生存率は85%だった。この成績は手術と同等で、重い副作用は見られなかった。 |
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| ピンポイント CTを使ってガンの位置を正確に把握、病巣に放射線を集中させる「3次元ピンポイント照射」が早期肺ガン治療で好成績を上げている。病巣に向けて、多方面から照射することで、正常細胞にかかる放射線を少なくし、従来方式より副作用を大幅に減らせるのが特徴。 1994年にCTと放射線治療装置を一体化した「フォーカルユニット」を開発してピンポイント照射を始めたのは、慶応大病院の植松稔る放射線科講師。当時勤務していた防衛医大病院(埼玉県所沢市)で、手術も可能だったT期の早期肺ガン患者29人にこの方式で治療を始めたところ、5年後も22人が生存、手術と遜色なかった。その後、実施施設は増加中。
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| サーバーナイフ 2008年、米系医療機器の日本アキュレイは販売中の放射線治療システム『サイバーナイフU』で、肺ガンなど体幹部の腫瘍に使える適用拡大の承認を取得した。従来は[脳腫瘍]など頭部に使用が限られていた。 適用拡大により、[肺ガン]や[肝臓ガン][膵臓ガン][前立腺ガン]などの治療が可能になった。 サイバーナイフは放射線を数回放射してガンを治療する医療機器。痛みが無く患者の身体負担が軽いため、外科手術の代替治療法として期待される。X線画像で照射位置を誘導する機能がついており、呼吸などで患部が動いたとしても自動で追尾し、ミリ単位で腫瘍部位を攻撃できる。 |
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| 縮小手術 | 1年ほど前から、風邪でもないのにセキやタンが続くのですが・・・」 2003年4月、東京都内に済む自営業Nさんは(69)は、意を決して近所の診療所を訪れた。1日30本以上吸うヘビースモーカー。「もしや・・・」との懸念があったが、案の定、タンから異常細胞が見つかった。紹介された東京医科大外科で気管支鏡検査を受けた結果、肺ガンの中でも喫煙者に多く見られ、中心の太い気管支にできる『扁平上皮ガン』と診断された。 肺には、見つかった時すでに神効、転移しているケースが大半で、最も救命率の低いガンの1つだ。その中で、全体の3〜4割を占める扁平上皮ガンは、胸のエックス線検査では見つかりにくいものの、咳や血痰などの症状が気になって受けた「喀痰検査」などから早期発見されることもある。 Nさんの場合、進行度は4段階のU期と比較的早期だったが、右肺の入り口から奥に向かって気管支の表面を点々とガン細胞が5平方センチ以上の範囲で広がっていた。 肺ガン治療は病巣部だけでなくリンパ節、転移のおそれのある周辺組織を摘出するのが基本。そのため、とりわけ肺の入り口付近に出来たガンでは、かなり大きく切除しなければならない。Nさんも通常なら右肺を全部摘出するしかない状態だった。 しかし、問題があった、Nさんは、やはり喫煙が原因とみられる慢性肺気腫を合併しており、呼吸機能が普通の人の6割足らずしかない。このうえ右肺を切除すれば、たとえガン病巣は摘出できたとしても、寝たきりの生活を余儀なくされる。 「こうしたケースには、『縮小手術』で対応するのが新たな流れ」と、同大外科の加藤治文教授は指摘する。片肺や5つに分かれた肺のブロック(肺葉)のいずれかを丸ごと切除しなければならない場合でも、手術前の治療で出来るだけ病巣を縮小させて、肺機能が温存できて、患者のQOL(生活の質)低下が防げる。 Nさんの場合、ガンの場所や形態から、手術前治療としてレーザー治療が適していると、同外科講師の斉藤誠さん(44)は判断。特殊な蛍光薬でガンを捕らえながら低出力レーザーで照射する方法で、正常細胞をほとんど傷つけない点も都合が良かった。 6月に入り、ノド周辺を局所麻酔して約1時間の照射をしたところ、入り口部のガンが消失。右下葉につながる気管支の一部と、その先の末梢部だけに縮小されたため。2003年12月に右肺の1/10にあたる右下葉の一部を切除した。 Nさんは、「新しい治療法なので不安だったが、階段の上り下りも支障なく、今ではカラオケも楽しんでいます」と喜ぶ。もちろんタバコも断った |
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| 免疫療法 | 放射線療法や抗ガン剤療法で効果がなかった60代の肺ガン患者がいまも元気に外来治療を受けている」 理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長は千葉大学と共同で取り組む「免疫療法」に手応えを感じている。 患者自身の免疫の働きを高め、ガンを攻撃するのが免疫療法。谷口センター長らは異物を排除するリンパ球の仲間『NKT細胞』を利用する方法を編み出した。NKT細胞の働きを高める物質を患者に注射し、ガン細胞を攻撃させる。ガンだけをねらい打ちにするので正常細胞には影響を与えない。 2001年末から9人の肺ガン患者を対象に臨床を開始。肺ガンは肺の周囲の「肋膜」に転移すると半年程度で死亡する例が多いが、転移がみられた患者の半数が18ヶ月経過後も元気に暮らしている。 「安全性を確認している段階なので治療効果は明言できないが、普及への可能性が出てきた」と谷口部長は語る。この治療法が再発防止にも有効かどうか研究中で、今後5年かけて30人の患者を調べ、有効性を検証する計画 |
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| ラジオ波 焼灼 |
「岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の金澤右教授(放射線医学)は皮膚から電極針を刺してガンを壊死させる『ラジオ波焼灼』を肺ガン治療に応用、高度先進医療に認められた。 ※ラジオ波焼灼とは? 病変に細い電極針を刺し、電磁波を流してガンを凝固・壊死させます。ラジオ放送の中波と同じ波長帯の電磁波を使うので、この名があります。電磁波を加えると60〜100℃の摩擦熱が生じ、ガンが壊死すると考えられます。 肝臓ガン治療でよく使われてきましたが、2000年頃から海外で肺ガンへの応用事例が報告され、岡山大でも2001年5月から始めました。治療ではCTでガンの場所をリアルタイムで確かめながら電極針を刺します。手術は1時間程度。入院は平均4日間です。 ※外科手術との違いは? 外科手術は全身麻酔が必要なうえ、肺のキズはほかに比べて痛みが大きく、特に高齢者にはつらい手術になります。ラジオ波焼灼は局所麻酔で済み、患者さんの負担が軽い。もし再発しても、同じ場所に繰り返し治療できる利点もあります。 対象は肺への転移ガンや早期の原発性肺ガンで、腫瘍の大きさが約2cm以下、リンパ節への転移が無い、などが条件になります。複数の腫瘍がある場合、3つまでなら同時に治療できます。2005年3月末までに145例を治療しました。 ※治療成績は? 2cm以下の腫瘍に限れば、約8割は3年経過しても再発が無く、予後は良好です。一方、2cmを超えると再発率が5割以上になります。大きな腫瘍は蜂の位置を少しづつ変えて何度も刺しますが、熱が効率よく伝わらず、成績が下がると考えられます。 ※副作用は? 気胸が4割程度の人で見られますが、大半は1〜2日で自然に治ります。1300人に1人の割合で、肺の血管から空気が入り脳梗塞などになる空気塞栓が起こしますが、これも高圧酸素療法を施せば大きな問題にはなりません。2005.5.24《日本経済新聞》 |
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| UFT | 再発予防 東京医科大学(東京都新宿区)の加藤治文教授らは全国100以上の医療施設と協力し、『UFT』と呼ぶ抗ガン剤を再発予防の効果があるかを確認する治験を約1000人を対象に実施。その結果、手術時に転移が無く、ガンの大きさが3cm以上の患者に限ると、死亡の危険度が50%強減少することが分かった。 →エストロゲン |
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| 女性 ホルモン剤 |
女性ホルモン剤が肺ガンのリスクを高めることが、厚生労働省研究班(主任検車・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)の大規模疫学調査で分かった。研究チームは今回の調査結果を肺ガン発症のメカニズム解明につなげたいとしている。 成果は2005年9/15、日本癌学会で発表。 研究班は喫煙経験がない40〜69歳の女性45000人を8年〜12年追跡調査した。このうち肺ガンになった153人を詳しく調べた結果、子宮筋腫などの手術を受けて人工的に閉経し、エストロゲンなどのホルモン剤を多用した人は、ホルモン剤を使用していない人に比べて、肺ガンにかかるリスクは2倍以上高いことが判明。 ただ、更年期障害などの治療でホルモン剤を使っていても、人工的に閉経していなければ、発症リスクは女性ホルモン剤を使っていない人とほとんど変わらなかった。 研究班は人工的に閉経した人に比べて、使用量が少なかったのが原因と見ている。また、初潮から閉経までんも期間が長い人ほど発症リスクが高いことも分かった |
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| 治療成績 に差 |
大気汚染と喫煙が肺ガンのリスク因子と考えられている。 1日の喫煙本数に喫煙年数をかけた『喫煙指数(シガレット指数、CI)』が400以上の場合にハイリスク(非喫煙者の5〜25倍と言われている。1日20本を20年間吸うと「CI」が400となる。この患者さんのCIは900となり、相当な危険があった訳である。 肺ガンは初めは何の症状も起こさない 。しかし気管支を圧迫すると、局所的に気管支炎や肺炎を併発し、せきや痰(たん)が増加、血管を侵すと血痰を、肋膜に浸潤すると胸痛などが加わる。 肺ガンの進行は病気によって分類され、病気が早いと当然に治療後の経過が良い。また、肺ガンの種類によっても治療成績に差が見られる。 (1)喫煙と関係深いとみられる『扁平上皮ガン』は肺ガンの1/3を占め、比較的早くから症状を出すが、手術で切除すると再発しにくい。 (2)一方『腺ガン』は肺の周辺部に出来るため無症状に期間が長く、症状が現れた時にはすでに転移を来していることが多い。 (3)そのほかに進行が速く最も質の悪い『小細胞ガン』などがある。 small cell lung carcinoma [SCLC](小細胞ガン) 小さな扁平上皮ガンの手術成績はきわめて良好で。100人のうち85人以上が5年間生存しうる計算である。 予防にはまず禁煙、それが出来なければ節煙。またCIが400以上で50歳以上の人は毎年定期的に胸部レントゲン検査を行い、早期発見に努めることが必要である |
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| ビタミンE | 喫煙者のガンにビタミンE 「血液中のビタミンEの濃度が高いと、喫煙者が肺ガンになる危険が減る。米国立がん研究所のカレン・ウッドソン博士らはそんな報告を同研究所ジャーナルに発表した。 フィンランドの50〜69歳の男性喫煙者約29000人を対象に調査。1日当たりビタミンEの一種αトコフェロール50mgと緑黄色野菜に含まれる色素βカロチン20mgを5〜8年飲んだグループと、どちらも飲まないグループに分けて比べている。 それぞれグループに属する人たちの血液中のαトコフェロールの濃度を調べた。その結果、αトコフェロールの濃度が高い人は低い人より肺ガンになる危険率が19%低かった。とくに、60歳未満の人や喫煙期間が40年未満の短い人が、濃度の高まりと肺ガンの危険の低下との関係が強かった。ウッドソン博士らは、腫瘍形成初期に高濃度で存在すれば、肺ガンの進行をくい止めると身タイル。 ビタミンEやβカロチンは、ガンの引き金になる体内での酸化反応を抑える抗酸化作用がある。」 |
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| 関連情報 |
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