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肺非定型抗酸菌症



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関連情報 非結核性抗酸菌症

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肺非定型抗酸菌症
肺非定型抗酸菌症とは?


結核菌と癩菌以外の種々の抗酸菌の総称で、これらの菌の感染で発病する慢性の呼吸器疾患を『非定型抗酸菌症』と呼び、99%が肺感染症とされる。


・結核菌も「抗酸菌」の1つ。


・病原性の抗酸菌は数十種類ある。

・人から人へ移る病気では無い(結核との違い)





(肺マック症)肺MAC症
=結核菌の仲間の細菌が引き起こす肺の病気。


日本では、
  • 「マイコバクテリウム・アビウム」
  • 「マイコバクテリウム・イントラセルラーレ」
  • という菌による肺MAC症が肺非定型抗酸菌症の9割を占める。




(症状)
  • 初期・・・無症状が多い
    • 健康診断で受けた胸部レントゲン検査で肺に影がみつかり、精密検査を受けて気づくことがある。
  • 病気の進行
    • 通常は20年〜30年かけてゆっくりと悪化する。
    • まれに数年で急激に悪化する事例もある。


(検査)
  • CT検査
    • 肺に空洞が見つかる
    • 気管支拡張症の病変が見つかる
  • タンの検査・・・菌が見つかる




肺非定型抗酸菌症の診断基準
  • 1985年の国立療養所非定型抗酸菌共同研究班)
[T]X線像で新たに、空洞を含む病巣又は乾酪性病変と思われる病巣が出現した場合


  • <1>1ヶ月以内に、3日間の喀痰培養検査を行って、同一菌種の病原性抗酸菌を2回以上証明する。or

  • <2>毎月1回の培養検査で、3ヶ月以内に2回以上同一菌種の病原性抗酸菌を証明する。
【診断】

  • 1.X線像での新しい病巣
    • (空洞or乾酪性病変と思われる病巣)
      の出現と
    2.上記の<1>or<2>の排菌が同時に観察出来た場合は感染症と考える。
    3.排菌量(分離培地上の集落数)は100集落以下でもよい。

[U]すでに硬化巣中空洞・硬化壁空洞、又は排菌源と考えられる気管支拡張症など既存病巣のある場合。

  • <1>6ヶ月以内に、月1回の月例喀痰培養検査で、3回以上、同一菌種の病原性抗酸菌を証明する。

  • <2>上記の3回以上の排菌の中で、少なくとも1回以上は100集落以上の排菌であることを示す必要がある。


  • <3>また、上記の排菌は、臨床症状の変化(X線像の変化・発熱・喀血・血痰・咳嗽・喀痰量の増加)と関連すること。





病原性抗酸菌
  • (1) Mycobacterium kansasii
    (2) M.szulge
    (3) M.scrofulaceum
    (4) M.avium-intracellulare
    (5) M.foryuitum
    (6) M.chelonei
    (7)及び以下の抗酸菌
      1.M.xenopi
      2.M.simiac
      3.M.shimoidei
      4.M.nonchromogenicum


治療薬・・・ミコブティン
  • 抗酸菌症のカプセル剤(ファイザー)
    2008年7/17、承認を取得。
    多剤耐性結核・非結核性抗酸菌症の治療に使える。
    菌の細胞内でRNAの合成を抑えることで抗菌作用を示す。








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