肺炎 |
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| 関連情報 |
「せき」「呼吸」「肺化膿症」「肺真菌症」「間質性肺炎」「肺アスペルギルス症」「気管支肺炎」「過敏性肺臓炎」「肺結核」「大葉性肺炎」「原発性異型肺炎」「肺非定型抗酸菌症」「マイコプラズマ肺炎」「サルコイドーシス」「クラジアによる感染症」「カゼがこじれた」「壊血病」「中耳炎」「ARDS」「レジオネラ」「リケッチア」「インフルエンザ」「亜鉛」 |
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| 肺炎の検査 | |
| 白血球数 | 基準値〜基準値以上 |
| 赤沈 | 基準値以上 |
| CRP | 基準値以上 |
| 血清抗体価 | マイコプラズマ・クラミジア・ニューモニエ・レジオネラなど。 |
| 尿中抗原 | レジオネラ、肺炎球菌 |
| 寒冷凝集反応 | マイコプラズマ肺炎で |
| 胸部X線 | 浸潤影(多くは、区域性) |
| 血液ガス | 低酸素血症 |
| 肺炎 pneumonia |
肺炎には、内因性と外因性がある。→肺呼吸 高齢者、乳幼児、衰弱社、消耗性疾患の患者ではカゼなどの上気道感染から肺炎となることが多い。 免疫力低下に依ることが多く、内因性と考えられる。 口内細菌が原因になることがある。 衰弱が著しいときは、病原性の弱い細菌や真菌による日和見感染がある。エイズ感のカリニ肺炎などが有名。 頭部外傷、脳出血、睡眠剤中毒などによる意識障害状態では、合併症としての肺炎がある。意識障害の原因が交通事故による頭部外傷であれば外因性となる。 酩酊による嘔吐や吐乳による誤嚥性肺炎は外因性である。 病態=肺胞および肺間質に生じる炎症。病原体感染による肺実質の炎症。
(副作用で間質性肺炎に)
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| 市中肺炎 | (治療方針)
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| 就下性肺炎 | 気道の絨毛による細菌・粘液除去運動の低下と体動低下による血液の肺などの低位部への就下(血液が貯まること)によるもの。 |
| 細菌性肺炎 | 関連物質発見 2010年、米アイオワ大学などのチームは、細菌性肺炎に関連する新たな物質を突き止めた。肺炎の患者は健康な人に比べ、ミトコンドリアの膜の成分であるリン脂質「カルジオピリン」が肺にある肺液中に異常に多いことを発見。 カルジオピリンが肺の細胞を傷つけ、炎症を起こしている可能性があるという。 リン脂質を細胞内に取り込むタンパク質「Atp8b1」が働かないマウスを作ると、肺液中のカルジオピリン濃度が高くなり、細菌性肺炎を起こしやすくなることも分かった。 ヒトでも、Atp8b1の働きが肺炎の発症に関与しているとみられる。 |
| 悪性肺炎 | サーズ(SARS) |
| ウイルス性肺炎 | 2009年、新型インフルエンザで、ウイルス性肺炎になる重症化するケースが出ている。 季節性インフルエンザでは、感染で体力が落ちて細菌性肺炎となり、重症化するケースもあるが、新型インフルエンザではウイルス自体が肺で炎症を引き起こす「ウイルス性肺炎になる。小児の場合、発熱から12時間ぐらいで休息に呼吸状態が悪化することがある。 @呼吸が速く、回数が多い A息を吸うときに、胸の真ん中にある胸骨や肋骨が凹む「陥没呼吸」 B顔や唇が白くなっている(チアノーゼ) の場合は呼吸障害の恐れがある。 細菌性肺炎には抗生物質でも効く。 ウイルス性肺炎には抗生物質は効かないので、抗ウイルス薬を与え、人工呼吸器で呼吸維持が必要なこともある。 |
| 誤嚥性肺炎 | 飲食物が胃の方ではなく肺の方へ入って起きる肺炎。
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| 夏の肺炎 | 夏型過敏性肺炎 夏型過敏性肺炎は、トリコスポロン(古い木にはえるカビ)の一種が原因で起きる。 トリコスポロンの胞子が抗原となってアレルギー性肺炎を引き起こす。 細菌や真菌が肺で増殖して起きる普通の肺炎とは異なる。 夏に胞子が飛散するため9月前後から多発する。逆に冬には症状がおさまる。 何年もくり返すと慢性化し、肺が線維化し肺線維症になることも。 患者は秋田県以南でしか報告されていない。 水はけが悪くカビが発生しやすい住環境は要注意。 カビは「養分」「水分」「温度」で繁殖する。 (症状)
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| 肺炎の分類 | 主な病原菌 | 使用薬剤 | |
| 市中肺炎 | 細菌性 | 肺炎球菌 黄色ブドウ球菌 インフルエンザ菌 |
広域ペニシリン セフェム系 ニューキノロン系 アミノグリコシド系 |
| 非定型 | マイコプラズマ レジオネラ |
マクロライド系 | |
| クラミジア | テトラサイクリン系 | ||
| 院内肺炎 | グラム陽性菌 グラム陰性桿菌 |
セフェム系(第2〜4世代) | |
| 誤嚥性肺炎 | 連鎖球菌 嫌気性菌 グラム陰性桿菌 |
リンコマイシン系 | |
| 肺炎の診断検査 | ●白血球数・・・基準値〜基準値以上 ●赤沈・・・・・基準値以上 ●CRP・・・・・基準値以上 ●胸部X線およびCT・・・肺非結核性抗酸菌症の診断及び重症度 |
| 経過観察の検査 | ●末梢血検査:治療効果の判定と、副作用モニターのため1週ごと(急性期)に、または1〜2ヶ月(回復期)ごとに。 ●胸部X線:治療効果判定のために。 ●喀痰培養: @急性期・・・肺非結核性抗酸菌症の診断及び抗結核薬に対する感受性の検索のために連日3日間。 A回復期・・・治療効果の判定と再発・再燃の早期発見のために1〜2ヶ月ごとに。 ●胸部CT:治療効果の判定。 |
| CO2 | 二酸化炭素療法 米ノースウエスタン大学の研究グループは、肺病の患者に集中治療室で実施する、血液や肺の中の二酸化炭素(CO2)濃度を高める治療法が、肺機能の損傷を招く可能性があることを報告。 CO2濃度が上がり過ぎると、気腔から水分を移す働きが阻害されてしまうという。 高濃度のCO2が慢性閉塞性肺疾患(COPD)など死亡率が高い疾患につながる恐れがある |
| ボルト | 緑膿菌が肺の上皮細胞に感染すると、ボルトが脂質ラフトに集まり緑膿菌に免疫反応を起こすことが知られている。 兵庫県立大学のピコバイオロジー研究所の月原富武特任教授と大阪大学蛋白質研究所の田中秀明助教らは、細胞内にある巨大タンパク質の詳細な構造を突き止めた。 2009年1/16のサイエンスに掲載 構造を解明したのは「ボルト」と呼ばれるタンパク質の複合体。ラグビーボールに似た形で3種類のタンパク質と1種類のRNA(リボ核酸)からなる。分子量が約1000万で大きさは通常のタンパク質に比べて100〜1000倍。RNA・タンパク質複合体では最大だ。 大型放射光施設SPring-8で調べたところ、ボルトは長さ67ナノb直径が40ナノbで内部は大きな空洞。外側にMVPというタンパク質が78個集合して殻を作っていた。 MVPの一部は細胞膜にある「脂質ラフト」という塊に結合しやすい構造。 |
| 多剤耐性 | アシネトバクター菌 2010年、ほとんどの抗菌薬が効かない多剤耐性のアシネトバクター菌の中で、国内では感染例が無かったタイプが愛知医科大学病院で検出された。 アシネトバクター菌は水回りや土壌などの自然界や、人間の皮膚などにも広く存在している。免疫力が低下した人が感染すると肺炎や敗血症を引き起こし、死亡することがある。アシネトバクター菌の感染は2009年福岡大病院でも感染例があるが、今回の事例は特に強いタイプで、患者はアラブ首長国連邦への出張中に事故で大腿部を切断。緊急手術後に帰国した。MRSAの治療薬で症状は快方に向かった。 |
| 肺炎の重症度 | |
| 使用する指標 | 重症度分類 |
| @男性70才以上、女性75才以上 ABUN21mg/dL以上または脱水あり。 BSpO290%以下(PaO260Torr以下) C意識障害 D血圧(収縮期)90mmHg以下 |
(軽症)左記5項目のいずれも満足しないもの。 |
| (中等度)左記のうち1又は2項目 | |
| (重症)左記のうち3項目 | |
| (超重症)左記のうち4又は5項目。ただし、ショックがあれば1項目でも超重症とする。 | |
| 肺炎球菌ワクチン | |
| 高齢者がインフルエンザなどに罹ると、肺炎を併発して重症化するケースが多い。肺炎を防ぐ肺炎球菌ワクチンは米国では約6割の高齢者が摂取する一般的なワクチン。日本でも万有製薬が1988年から販売を始めたが、その存在はほとんど知られていなかった。 2000年に開設した北海道瀬棚町医療センターのM所長は町役場や住民に働きかけて2001年に日本で初めて肺炎球菌ワクチンの公費補助に踏み切った。(接種料\5500のうち\2000を長が負担)。効果は劇的だった。 2002年の老人医療費は前年比27%減。1991年のピーク時の半分。 それまで全国トップの老人医療費額は818位に下がった。 |
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| 新型インフルエンザの死亡例で多いとされる[ウイルス性肺炎]には効果が無いが、季節性インフルエンザの重症化につながる最近の二次感染を防ぐ効果も期待されるワクチン。 インフルエンザの重症化を防ぐ効果も期待される肺炎球菌ワクチンについて、2度接種したときの副反応を調べる臨床研究に厚生労働省研究班が乗り出す。 過去に接種を受けた人に再接種する。現在は2度目の接種が認められていないが、再接種を認めるかどうかを判断するデータ収集が目的。 国際的に再接種が認められていないのは日本だけ。 米国では高齢者の60〜70%が接種している。 肺炎の原因の30〜40%が肺炎球菌が占めている。 |
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| 肺炎球菌は約90種類のタイプに分類できる。とくに感染する頻度が高い23種類を対象にしたワクチンが万有製薬の「ニューモバックス」。日本では1988年に承認された。 2歳未満を対象にしたワイスの乳幼児用の肺炎球菌ワクチン「プレベナー」もまもなく承認される。 |
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| (ワクチン接種が推奨される人) A)65歳以上の高齢者で、肺炎球菌ワクチンの接種を受けていない人。 または受けたかどうかハッキリしない人。 B)2〜64歳で、以下の慢性疾患やリスクを持っている人。 ・慢性心不全 ・COPD ・糖尿病 ・アルコール依存症 ・慢性肝疾患 ・髄液漏 C)脾臓の摘出を受けた人。 脾臓の機能不全の人。 D)養護老人ホームや長期療養施設などの居住者。 E)感染症にかかりやすい人。 ・エイズウイルス感染者 ・臓器移植で免疫抑制剤の投与を受けている人 |
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| 再接種 肺炎球菌ワクチンの接種は、国際的には1度目の接種から4年以上の感覚を空ければ問題が無いと考えられている。世界的にも再接種が認められていないのは日本だけ。 |
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| 副作用 | 急性肺障害に 「肺ガン治療薬「イレッサ」や、輸血などの副作用で起こる急性肺障害を抑制する新療法を、京都大学などが開発した。動物実験で効果を確認。 京大ウイルス研究所の淀井淳司教授と京大病院の中村肇助教授、バイオベンチャーのレドックス・バイオサイエンスなどが開発した。 生体内の『チオレドキシン』というタンパク質を静脈注射する。チオレドキシンは肝障害や糖尿病にも効果があることが動物実験で分かっているが、人間に投与する計画は初めて。 急性肺障害などは白血球の一種『好中球』が血管からもれて炎症を起こす。国内では合わせて年間5万人が発症し、約半数が死亡している。20062/27《日経》 |
| 転医 | 医師には治療にかかわらず、肺炎が重篤化したり再発したりする場合は、転医させる義務がある。 心不全による肺水腫と肺炎は、所見や症状が似ているので鑑別する必要がある。 |
| 肺 | 「市」は・・・「分かれる」の意。 肺脹(ハイチョウ)=いきぎれする=肺炎・喘息の類。 |
| 【芳香療法】 | ◎以下の精油の1〜3種類を、胸部と背部に30分おきにすり込む。 「ユーカリ」「ラベンダー」「ティートリ」「パイン」「カユプテ」「ニアウリ」 ◎があればマッサージは不可。 熱がなくなったら、叩打法を取り入れた力強いマッサージをする |
| 【色彩療法】 | <1>緑色 <2>青色 <3>赤紫色 <4>緋色 <5>紫色 |
| 肺炎の漢方薬 | |
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