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肺梗塞



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突然死

肺塞栓

エコノミークラス症候群




肺梗塞 (はいこうそく)
肺梗塞の症状
  1. 呼吸困難
  2. 胸痛・・(側胸部)
  3. タン・・(血性のタン。突然の血痰から褐色タン)。
  4. セキ

肺梗塞の原因
  1. 下肢静脈の血栓がある(産後・術後)
  2. 骨盤静脈に血栓がある(産後・術後)
  3. 心臓内血栓:心臓衰弱時、僧帽弁疾患
  4. 脂肪塞栓:骨折後など







肺梗塞の検査
  • ・発症状況の把握
    ・胸部X線
    ・心臓超音波検査
    ・肺血流シンチ
    ・肺動脈造影
    ・胸部CT
    ・O2サチュレーションモニター
    Dダイマー

肺梗塞の合併症
  • 胸膜炎、
  • 肺炎、
  • 肺壊疽







手術の後、突然死する
手術の後、順調に回復しているように見える患者を襲い、突然死をもたらす肺塞栓症。

足などの静脈に出来た血栓が肺に運ばれ、肺動脈が詰まって起きる。欧米に比べて対策が遅れていた日本でも、予防などに力を入れる医療機関が少しずつ増えている。
手術中に血栓が起きるのは、足の筋肉の動きが止まって血流が悪くなるためだ。川崎市立川崎病院は、手術の際、弾力のある包帯を足に巻いたり、空気の圧縮によって足をマッサージする機械を使い、血栓が出来ないよう工夫している。
対策は、『肥満体形』や『腹腔鏡手術』など、発症の危険性の高い患者。


腹腔鏡手術では、腹部に炭酸ガスを注入して膨らませるため、静脈を圧迫して血流が滞り、血栓が出来やすいと言われるからだ。
それでも血栓が出来てしまった場合に、肺に血栓が運ばれるのを防ぐため、傘の骨のような形をしたフィルターを腹部の静脈に入れる処置も、必要に応じて行う

外科医長の掛札敏祐さんは「肺塞栓症は死亡率が高く、最も警戒すべき合併症の1つ。予防はとても重要」と話す。
東京医科歯科大は、こうした予防措置に加え、発症した場合を想定した治療の手順を定めている。呼吸や心拍が止まったら、直ちに心臓マッサージ・酸素吸入といった蘇生措置を行うと共に、血栓溶解剤を注射。機能を失った肺に代わる「人工肺」を装着する。

『経皮的心肺補助装置』と呼ばれ、足の付け根の動脈と静脈に管を入れ、動脈から取った血液に酸素を補給、静脈に戻す。実際にこの装置で救命できたケースもあった。


国立がんセンター中央病院は、手術直後の患者を一括してケアする「術後管理病棟」を設置した。一般の病棟より医師、看護婦を増やし、不測に事態に備える。手術後、初めて歩いたりする時に発症しやすいため,看護婦がついて歩行訓練する。肺塞栓症を起こしながら、迅速な手当で事なきを得た患者もあった。
この病気を研究する専門医のグループも作られた。94年に内科・外科・放射線科・病理科の医師らでスタートした「肺塞栓症研究会」(代表世話人=杉本恒明・関東中央病院長)。
現在は全国60余りの医療機関の医師が参加、毎年、診断や治療などの研究発表会を開き、診療のれえべるアップを図る。共同研究で新しい治療法の確立を目指す一方、一般の医師への啓発も重視している。

欧米では、血栓の予防薬が広く使われているが、日本ではまだ保険で認められていない。国内でも1999年春、血栓予防薬の臨床試験が始まり、注目される。
研究会の世話人を務める三重大第一内科教授の中野赳さんは「肺塞栓症は日本でも増えているが、予防などに取り組む医療機関は非常に少ない。医療関係者や患者は、この疾患について理解を深めることが大切」と訴えている






足首の骨折・・・
早朝にトイレで突然、呼吸困難になった
千葉県の会社員Aさんは95年8月、海水浴場で転倒、右足に激痛が走った。検査で足首の骨折と分かったが、帰宅した後も痛みが引かず、翌日、入院した。
患部を固定し、足先から引っ張る牽引治療を受けた。ベッドで寝たまま過ごし、5日目に固定具がはずれた。

ところが、翌日午後に見舞った母親(52)は、酸素マスクをつけた息子の姿に驚いた。
その日の早朝にトイレで突然、呼吸困難になったという。胸苦しく、脂汗が噴き出した。
「のどまでしか息が吸えない、これで僕は終わりかと思った」と正広さん。幸代さんと話す時も、酸素マスクをはずさず苦しそうだった。
「そんな大変なことが起きたのに、病院はなぜ私に連絡しないのか」。幸代さんは不審を抱き、医師に原因を尋ねたが、「心電図・X線とも異常がありません。何が原因と言われても・・・・・」と、要領を得ない。

容体が急変したのはその2日後。病室でのうなり声に気づいた看護婦が駆けつけると、正広さんは既に意識がなかった。呼吸・心拍が止まり、まもなく死亡。25歳の若さだった
「足の骨折で入院したのに、なぜ死ななくてはいけないの?」
幸代さんは、病院の責任を明らかにするために提訴した。
原告側は「死因は肺塞栓症で肺が機能しなくなったため。亡くなる2日前の呼吸困難発作は、その前兆だったのに、血中の酸素濃度を調べるなど必要な検査をせず、見落とした。適切に診断していれば救命できた」としている。

肺塞栓症は、血栓が肺動脈に詰まって酸素を取り込めなくなる。正広さんは身長171cm体重115kgの体格。肥満体型の人は発症しやすい。
一方、病院側は「骨折治療中に肺塞栓症が起きることは少ない。死因は心不全で、過失はない」と反論する。
だが、骨折治療中に肺塞栓症で死亡したケースの報告は、いくつかある。例えば交通事故で足を骨折した中部地方の男性(当時21歳)は、足を牽引する治療後、リハビリ中に心臓が停止、急死した。
これを医学雑誌で発表した医師は「骨折で足の血管の壁が傷ついて血栓ができ、肺塞栓症を起こしたと考えられる。骨折といえども突然死につながる」と指摘。「骨折後の呼吸困難が起きたら、肺塞栓症を念頭に診療する必要がある」と話す。
だが、Aさんが亡くなる2日前、呼吸困難に陥った際、担当医が肺塞栓症を疑った形跡はない。カルテの記載も「早朝より呼吸苦。心電図異常なし。過呼吸(症候群)か」となっている。この過呼吸症候群は、主に精神的な原因で起きる呼吸困難の症状を言う。
Aさんの死因などについては判決を待たなくてはならないが、呼吸困難の際の診療が適切だったとは言い難い。
被告側の院長は「骨折、肥満などがあれば、肺塞栓を疑うのが基本だが、正広さんの骨折は軽症だった事情があった」としつつ、「診療には反省すべき点もある」と語る







旅客機から降りたとたん、呼吸困難になり意識を失った
関西空港で1998年、70歳代の女性が欧州旅行を終え、旅客機から降りたとたん、呼吸困難になり意識を失った。空港の対岸にある大阪府立救命救急センターに運ばれて検査したところ、肺の血管に血の塊が詰まった肺塞栓症とわかり入院。約1ヶ月後に退院した。

長い間、狭い座席に座っていると、脚の静脈に血液が滞り、小さな血の塊が出来ることがある。水分が不足すると、より血が固まりやすい。
  • 太っている人、
  • 脱水状態にある人、
  • ピルの服用者
は危険性が高い。
同センターの横田順一朗所長によると、この女性は約10時間の飛行中、エコノミークラスに座りっぱなしだった。トイレをガマンするため、お茶なども飲まなかったという。
旅客機の狭い座席に長時間座っていると急に呼吸困難になる症状は『エコノミークラス症候群』と呼ばれる。



突然死」「肺塞栓
エコノミークラス症候群








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