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白血球



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血液 
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好塩基球
 
単球
 
リンパ球
 
白血球減少症
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白血球  leucocyte
=正常末梢血に見られる血球の1つで有核細胞です。
  • 顕微鏡で生きた毛細血管をのぞくと、淡いオレンジ色した赤血球が、ハイスピードで流れる様子が観察できる。ときおり、その流れの中に白い斑点状のものが通り過ぎる。これが白血球。
  • (岩波新書「細胞紳士録」p120)
  • 1µ㍑のヒト血液には通常500万個の赤血球と7000個の白血球が存在する。

  • これらの細胞は骨髄の多能性幹細胞に由来する。
    骨髄幹細胞はつねに分裂して様々な血液細胞を供給する。

  • 白血球はほ乳類の赤血球と異なり(赤血球は成熟過程で核を失う)細胞核を持っており、無色である。

  • 白血球は閉鎖循環系から離脱して細胞間隙に遊走し、非自己細胞や物質を監視する。

  • 血中やリンパの中の白血球数は病原体が侵入してくると急激に上昇する。

  • 白血球の細胞の寿命
    • ・・・・1.0日(24時間)~3.0日(72時間)





WBC white blood cell 
(白血球数)
  • WBCの増減は好中球の増減の場合が多い。ただ、診断には白血球百分率と併用して判定する。

  • 【正常値】:(男)3900~9800/mm³:(女)3500~9100/mm³
    1. 1万以上・・・確実な増加
    2. 3500以下・・・確実な減少
    3. (↑):感染症[球菌・桿菌]・白血病・悪性リンパ腫・中毒・造血器疾患・アレルギー疾患・G-CSF使用時
    4. (↓):感染症[ウイルス]・血液疾患・アナフィラキシー様ショック
【注意】
  • ★放射線照射・抗ガン剤投与時にはWBCの減少に要注意。
    ★感染症に抗生物質の効果判定や用量設定に有効
    • (抗生物質TDMのモニター指標)。
    ★カルバマゼピン投与で減少することがある。
    ★薬剤性白血球(好中球)減少症のチェックに役立つ





白血球の種類


好中球
Neutrophil
異物を認識し、以下の働きをする。
①遊走、②付着、③貪食、④殺菌
好酸球
Eosinophil
細菌を殺す
好塩基球
Basophil
損傷や感染への体の反応を強くする



単球
Monocyte
マクロファージ
(抗体で覆われた病原体の食作用と殺菌作用)




Lymphocyte
(白血球の25%~30%をリンパ球が占めている)


抗体グロブリンをつくり細菌を退治する


「ヘルパーT細胞」
(免疫システムを活性化する)
「サプレッサーT細胞」
(不必要な免疫反応を抑制する)
「キラーT細胞」
(ウイルスなどの異物を攻撃する



ガン細胞などの異物を退治する





1mm3あたりの白血球数
成人 5000~9000 100%
好中球 桿状核球 150~450 3~5%
分節核球 2500~6300 50~70%
好酸球 100~360 2~4%
好塩基球 0~50 0~1%
単球 100~600 2~6%
リンパ球 1000~3600 20~40%
Flindt著「数値でみる生物学」




白血球百分率
白血球百分率は・・・・・白血球の質的変化をとらえるもので、白血球に占める好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球の割合を示す。
分類 百分率
(%)
臨床的意義
好中球
neutrophil
桿状核球
(stab cell)
(男)0~17
(女)0~18

分節核球
(segmented cell)
(男)27~70
(女)28~72
(↑)
・感染症
(細菌)
・リウマチ熱
・白血病
・急性中毒
(↓)
感染症(ウイルス)
・薬剤(抗ガン剤)
好酸球
eosinophil
0~3 (↑):
・アレルギー性疾患
・寄生虫症
好塩基球
basophil
(男)0~5
(女)0~3
(↑):
・甲状腺疾患
単球
monocyte
0~12 (↑):
・感染症
(↓):
・悪性貧血
リンパ球
lymphocyte
(男)19~59
(女)18~58
(↑):
・伝染性単核
(↓):
・免疫不全





白血球分画
  • 白血球には、好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球の5種類がある。
    • 好中球と単球は主として細菌や真菌などを排除する。
    • 好酸球と好塩基球は、アレルギー反応などに関与し、
    • リンパ球はウイルスの排除、免疫反応の主役を演ずる。
  • それぞれ体を守る重要な役目を果たしている。

  • 白血球は血液を染色して顕微鏡で見たり、自動機器で検査する。
  • 5種類の各比率は
    • 好中球が40~60%、
    • 好酸球は2~4%、
    • 好塩基球は0~2%、
    • リンパ球は26~40%、
    • 単球は26~40%程度
    である。


白血球数に異常のある場合には、
  • 白血球の種類別の比率を調べる白血球分画を必ず確認しなければならない。異常値を示す種類が病気によって異なる。
  • 例えば、
    • 細菌感染症では好中球が増え、
    • ウイルス感染症ではリンパ球が増大する。
    • アレルギーや寄生虫病では、好酸球が増える。
    • 薬剤による副作用や放射線障害では、好中球が減少する。


白血球が増加していると、白血病ではないかと心配する人が多い。
  • 白血病では、白血球数が増えることも有れば、正常値のこともあるし、逆に減少していることもある。

  • 白血球数だけで判断せず、白血球分画をよく調べ、白血病細胞の有無を把握することが大切だ(奈良信雄・東京医科歯科大学教授)





白血球の形態異常

先天性の異常
  • ペルゲル・ヒュエット異常:
    • 好中球の核が丸みを帯びるもの。
    核過分節:
    チュディアック・ヒガシ異常:
    アルダー・ライリーの顆粒異常:
    ジョーダンス異常

主として細菌感染症に際し、好中球に出現する異常
  • 中毒性顆粒
    デーレ小体:
    • 細胞質内の塩基好性斑で、粗面小胞体が残留したもの

ウイルス感染症
  • 伝染性単核症の場合、異型リンパ球が出現する

白血病細胞
  • 急性白血病細胞
    慢性リンパ性白血病細胞
    慢性骨髄性白血病細胞
    前骨髄球性


白血球形態異常としては、
  • 幼若血球、異常血球、核・胞体の空腔形成、顆粒の異常、貪触、封入体の存在などがある。
    異常を来す疾患には、先天性のもの、炎症によるもの、腫瘍性のものがある




顆粒球の
形態の異常
後天性疾患 先天性疾患





・顆粒の増加 ・重篤な感染
(中毒顆粒)
Alder-Reilly異常
・RNA封入体 ・重篤菜感染
(Döhle小体)
May-Hegglin異常
・空胞 ・重篤な感染 Jordan異常
・無顆粒 ・急性骨髄性白血病
・骨髄異型性症候群
・ペルオキシダーゼ陰性 ・急性骨髄性白血病
・骨髄異型性症候群
Alius-Crignaschi異常
・巨大顆粒 ・急性白血病 Chédiak-Higashi症候群



・過分葉 巨大芽球性貧血 Uldritz異常
尿毒症
・低分葉 急性骨髄性白血病 Pelger-Huët異常
骨髄異型性症候群
慢性骨髄性白血病
・核の突起 Klinefelter症候群





単球(monocyte)
単球は白血球の一種で,約5%を占める.白血球の中で最も大きく,核形が種々の程度に陥凹傾向を示すことが特徴的
単球は骨髄で産生され,最も未熟なものは単芽球monoblastと呼ばれる.単球は遊走能,貪食能および粘着能がさかんであるが,本来の機能はむしろマクロファージ(大食細胞)に変化してから発揮される.マクロファージは貪食能が旺盛で,網内系の主要な細胞として老廃物(血球など),異物(細菌など)を貪食し,処理をする.そのほか,免疫反応の引き金になったり,顆粒球や単球の産生刺激因子を分泌するなど,さまざまの機能をもっている.
なお,単核球mononuclear cellは,円形に近い核を有する白血球という意味で,リンパ球と単球の総称名であり,また伝染性単核球症の単核球とは主として異型リンパ球のことをさす
増加 感染症 [亜急性心内膜炎]
[麻疹]
血液疾患 [単球性白血病]
[ホジキン病]






厚生労働省は2003年4/23日、輸血用血液製剤を保存する前に、含まれている白血球を減らすように数値基準を定めた。白血球が輸血時に発熱や異常な免疫反応の原因になるためで、1バッグあたり100万個以下になるまで取り除くことにした。




酵素が細胞の動きを決定(走化性)
  • 2010年、大阪大学の上田昌宏特任教授と広島大学の柴田達夫準教授らは、外から何も刺激が無い時に、細胞があちこち方向転換しながらランダムに進む仕組みを突き止めた。
    羅針盤の役割を果たし2種類の酵素が細胞内で作られ、これらの増減で細胞の前後や進む方向が決まっていた。
    化学物質の濃度の高い方向へ移動する『走化性』を備えた粘菌の細胞で実験した。
    この細胞は化学物質の刺激によって「PIP3」というリン脂質の一種が細胞膜で作られ、そこを前側にして移動する。
    PIP3を合成する酵素と分解酵素のバランスによって、その量が調節されるのが分かっていたが、詳しいメカニズムは不明だった。
    実験では、薬剤で実際に運転を担うタンパク質の働きをジャマしても、PIP3はかたよって存在しており、細胞の前後の決定前にまずPIP3が働くことがわかった。2つの酵素がばらばらに働いて、PIP3が存在する場所も次々と変わり、細胞のランダムな動きを引き起こしていた。
    化学物質などの外部刺激があると、すぐに動けるような準備につながっていた。
    走化性は白血球が炎症部に集まる免疫応答や、神経細胞が決まった方向に伸びて神経回路を作る際にも重要。
(VAP-1)
  • SSAOとも呼ばれる。
  • 血管の内皮や血清中に存在するタンパク質の一種。
  • 白血球やリンパ球と結合し、血管内から血管外に誘導する作用を持つ。
  • 血管外に出た白血球は皮膚を攻撃して炎症を引き起こす。
  • アトピー性皮膚炎や肥満、動脈硬化、心疾患などでもVAP-1の増加が見られる。
  • アトピー性皮膚炎、糖尿病に関わる各種の症状や加齢黄斑変性症、肝炎などでも研究が進む。




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