ようこそ!!     ドクトルアウンの気になる健康情報 へ     シッカリ食べて  ・・・  バリバリ働き  ・・・  グッスリ休んで ・・・ ドッサリうんちをする。     そんな私に・・・・・なりたい。    
情報TOP



白血病
(血液のがん)



HOME ブログ 通 販 通販カタログ 病名(症状) 漢方薬 医薬品(一般名・商品名)





急性白血病

ヒトT細胞白血病

慢性骨髄性白血病


骨肉腫
広告




白血病の漢方薬
①加味帰脾湯
  1. 出血傾向、貧血、疲労倦怠、脾腫、肝臓肥大など。


②加味帰脾湯+紫根
  1. 紫根は悪性腫瘍に用いる。1日10g(漢方診療医典)


③帰脾湯


④帰脾湯+紫根《大塚敬節》


⑤十全大補湯


急性白血病の病院ランキング
所在地 病院名 手術
アリ
手術
なし
評価
北海道 札幌北楡 248 320 70
市立函館 14 78 71
岩手 岩手医大 16 65
宮城 仙台医療センター 72 74 70
福島 福島県立医大 44 112 77
福島県立医大会津医療センター 66 65
茨城 筑波大 10 107 73
筑波記念 64 66 73
栃木 自治医大 10 170 76
群馬 群馬県済生会前橋 104 127 73
埼玉 埼玉県立小児医療センター 93 162 73
埼玉医大総合医療センター 54 70 74
千葉 千葉市立青葉 70 66 72
東京 東京大学 20 129 74
虎の門 62 101 75
東京都立駒込 81 99 75
東邦大学医療センター大森 90 97 79
日本医大 80 87
日本大板橋 23 82 69
日本赤十字社医療センター 59 80
国立成育医療研究センター 17 71 
NTT東日本関東 63 69 78
武蔵野赤十字 53 65 76
神奈川 横浜市大市民総合医療センター 63 80 76
北里大 72 78 72
神奈川県立がんセンター 60 77
新潟 新潟県立がんセンター新潟 36 134 70
長野 長野赤十字 98 128 73
信州大 55 79 74
岐阜 岐阜市民 115 142 70
静岡 静岡県立こども 13 107 74
浜松医療センター 73 96 76
愛知 名古屋第一赤十字 108 164 71
安城更生 109 156 74
名古屋医療センター 101 143 70
豊橋市民 50 76 73
社会保険中京 65 74 76
名古屋大 40 74 74
一宮市立市民 57 67 74
三重 三重大 28 72 71
京都 京都大 38 109
京都桂 63 87 75
大阪 大阪市立総合医療センター 138 249 72
大阪赤十字 75 95 75
大阪医大 50 76 76
府中 71 72 78
市立堺 63 69 68
兵庫 兵庫県立こども 75 156 70
神戸市立医療センター中央市民 77 94 76
神戸大 11 76 76
奈良 天理よろづ相談所 66 66
鳥取 鳥取大 42 99 74
岡山 倉敷中央 132 176 80
広島 広島赤十字・原爆 13 131 70
呉医療センター 64 75 73
福岡 九州大 110 172 77
九州医療センター 87 96 75
長崎 長崎大 46 65 68
熊本 熊本医療センター 132 166
熊本赤十字 74 77
大分 大分県立 94 101 69
鹿児島 鹿児島医療センター 79 77
2014年3/20日本経済新聞より





急性白血病の実力病院
所在地 病院名 手術
アリ
手術
なし
評価
北海道 札幌北楡病院 194 279 66
市立函館病院 12 114 71
宮城県 仙台医療センター 113 132 70
福島県 福島県立医科大学付属病院 16 135 77
茨城県 筑波大学付属 85 127 69
栃木県 自治医科大学付属病院 108 125 76
群馬県 群馬県済生会前橋病院 10 175 73
埼玉県 埼玉県立小児医療センター 89 240
千葉県 千葉市立青葉病院 82 103 72
成田赤十字病院 48 95 70
東京都 東京都立駒込病院 125 160 75
東京大学医学部付属病院 18 115 74
虎の門病院 70 104 75
NTT東日本関東病院 72 92 78
永寿総合病院 82 91 68
災害医療センター 78 87
日本赤十字社医療センター 68 82
神奈川県 神奈川県立がんセンター 90 140
湘南鎌倉総合病院 92 99 73
横浜市立大学付属市民総合医療センター 76 85 73
新潟県 新潟県立がんセンター新潟病院 48 102 70
福井県 福井県立病院 75 89 74
福井大学医学部付属病院 52 80
長野県 長野赤十字病院 105 126 73
岐阜県 岐阜市民病院 97 119 68
静岡県 浜松医療センター 73 93 76
愛知県 名古屋医療センター 21 241 70
安城更正病院 125 175 76
名古屋第一赤十字病院 138 169 71
名古屋大学医学部付属病院 46 80
京都府 京都大学医学部付属病院 51 104
大阪府 大阪市立総合医療センター 141 202 72
小坂赤十字病院 95 119 75
堺市立総合医療センター 77 90 75
大阪医科大学付属病院 11 84 76
兵庫県 兵庫県立こども病院 63 117
姫路赤十字病院 107 110 78
岡山県 倉敷中央病院 81 112 80
広島県 広島赤十字・原爆病院 13 572 71
中国中央病院 121 153 70
広島大学病院 57 81 74
愛媛県 愛媛県立中央病院 96 113
福岡県 九州大学病院 97 161 77
九州医療センター 82 86 75
熊本県 熊本医療センター 156 180 71
熊本赤十字病院 46 83
大分県 大分県厚生連鶴見病院 82 86 72
鹿児島県 鹿児島県医療センタ- 83 94
2016/03/22《日本経済新聞》


白血病は「血液のがん」の一種
血液を作る骨の中にある骨髄 で白血病細胞(がん細胞)が異常増殖し、正常な血球が減少する病気。

酸素を運ぶ赤血球が減少すると貧血やだるさなどの症状が現れ、細菌を攻撃する白血球が少なくなれば感染症を起こしやすくなる。


血小板も減少し、血が止まらなくなったりする。 





白血病の兆候
白血病になると血小板(止血作用)の数が減る。 

そのため、血小板が5万/1µL以下の減少するとはぐきから出血 が見られるようになる。 

酸素を運ぶヘモグロビンも減少し、貧血症状が出てくる。 

進行すると、首や脇の下・足の付け根のリンパ節が腫れる 

食欲不振や発熱、発疹なども現れ、帯状疱疹だと思ったら白血病だったということも。 




白血病の自己診断リスト
以下の症状が2週間以上続く。

<1>早期白血病に見られる症状:
 
  • ○膨満感を覚えるようになった。
    ○首筋や脇の下に、グリグリしたシコリがある。
    ○最近、貧血気味になった。
    ○最近、動悸するようになった。
    ○少し動いても、息切れするようになった。
    ○微熱が続く、ときどき高熱も出る。
    ○気づかないうちに青アザが出来ていた。
    ○歯を磨くと、歯茎からかなり出血する。

<2>頻度は少ないが、要注意な症状:
  • ○性器から出血する。
    ○胸(胸骨)を軽く叩いても、響くように痛む。





白血病
造血組織の原発性腫瘍性疾患。→「白血球が増加 

白血球数の異常な増加をみることが多いが、白血球数が正常もしくは減少する場合(非白血病性白血病)もある。 

白血球骨髄の中で作られ血液中に流れ出てきます。体内を循環しながら組織の中に入り、細菌など外界から侵入してくる異物を殺菌したり処理する働きがあります。感染症などを防いでいます。一般的には白血球数の基準値は、血液1マイクロ㍑あたり4000~9000です。 

白血球が増加する原因には、
  • 感染症、外傷、やけど、手術、心筋梗塞などがあり、
  • 喫煙、運動後、妊娠、薬物使用 などでも増えることがあります。


白血病でも白血球数が増えますが、
  • この場合、顕微鏡で調べると、正常の白血球ではなく、白血病細胞という一種のがん細胞が血液中で増えています。

急性白血病 








白血病の種類
急性と慢性に大別される。


急性・慢性ともガンになる細胞の種類によって骨髄性とリンパ性に分けられる。 

国内では急性と慢性の割合は(4:1)。急性白血病のうち骨髄性とリンパ性の割合は成人では(4:1)、小児では逆に(1:4)になっている。 

このほかにも、ウイルスが原因となり日本などに特徴的に見られる成人M細胞白血病などがある。
◎急性・慢性の別は、病気の持続期間に関係がない。 

新WHO分類(1999)→染色体
  • ・t(9;22)・・・・慢性骨髄性白血病
    ・t(8;21)・・・成熟傾向を有した急性骨髄性白血病
    ・t(15;17)・・・急性前骨髄性白血病
    ・inv(16)・・・・異常な好酸球増多を伴った急性骨髄性白血病





白血球が急増する血液のガン
慢性と急性があり、さらに骨髄性とリンパ性に分けられる。 


白血球が無制限に増加するのので、血小板が少なくなって出血しやすくなり、貧血が起こり、脾臓や肝臓が腫れる傾向がある。 

患者は、疲労倦怠感を訴え、食欲不振、動悸息切れなどを訴える。高熱が出ることもある。 

貧血などの症状が急激に進む急性骨髄性白血病の患者が多く、白血病全体の56%を占める。

慢性骨髄性白血病
の患者数は急性のつぎに多く、全体の約20%







急性白血病 慢性白血病



Tリンパ球性白血病
Bリンパ球性白血病
null cellリンパ球性白血病
慢性リンパ球性白血病
  • 患者が少ない
形質細胞性白血病
  • (多発性骨髄腫の白血病化)

hairy cell leukemia





骨髄芽球性白血病
前骨髄球性白血病
単球性白血病
骨髄単球性白血病
赤白血病
巨核球性白血病
慢性骨髄性白血病
  • 患者数が多い
慢性骨髄単球性白血病





骨髄
骨の外側(皮質)は堅いけれど、中は薄いスポンジ上の骨で囲まれた無数の小部屋に分かれる。そして赤く見える中身が骨髄だ。こうした構造のため骨は軽く、折れにくい。頭からつま先に至る骨の中から骨髄を掻き出すと、その重さは大人で約2kgで肝臓より重い。 


骨髄では毎日、休むことなく細胞が分裂して、赤血球・血小板・白血球など血液中の細胞を産み出している。体中で最も細胞分裂が盛んな臓器だ。原発事故などで体全体に放射線を浴びると骨髄の細胞分裂が止まり、白血球がゼロ近くまで減って生命を維持するのが困難になる。 


子供の骨髄はどこも赤くて血液を造っているが、大人になると、頭や背骨、肋骨などの扁平な骨やちいさな骨に限られる。手足の骨ではほとんど造られなくなり、黄色い脂肪細胞で埋められる。 


骨髄の代表的な病気は、血液のガンと言われる白血病である。ガンは遺伝子の変化が蓄積して起こるから、高齢者ほど多い。だが、白血病は例外で。子供にも多い。子供の白血病ははっきりした原因が分からず、「骨が痛む」ことで見つかることが多い。成人の白血病と種類が異なり、抗ガン剤で70%は治る。 
  1. 子供のガンは骨髄や骨に転移するものが多く、
    • 足が痛い
    • 骨が腫れる
    といった症状で分かることが多い。
  2. また、骨の皮質に出来るガンは、骨が盛んに分裂する10歳代に多い。
  3. 子供の主な骨のガンは
    • 骨肉腫 
    • 「ユーイング肉腫」
    である。2つとも抗ガン剤が効くので、小児科医と整形外科医が協力して治療に当たる






白血球が多い
M君は中学1年生のとき、足腰の痛み、体のだるさ、発熱、首のリンパ腺の腫れなどの症状が現れ、近くの病院を受診した。血液検査で白血球数が1マイクロリットル当たり70000と正常の10倍に増加し、貧血と血小板数の低下も認められた。
M君は直ちに私たちの病院に転院した。典型的な急性リンパ性白血病だった。

日本では毎年平均800人の子供が白血病になる。
M君が発症した急性リンパ性白血病は、そのうち3/4を占める。この病気は最近の治療法を用いれば、薬だけで約70%が完治する(一部の患者では放射線療法も加える)。残りの30%にも骨髄移植などのさらに強力な治療法がある。決して不治の病ではない。
しかし、治療は長く厳しい。通常6ヶ月~1年の入院治療とその後の外来治療を行い、治療終了までには2年~3年を要する。そのため、治療においては病気を治すとともに、心に傷を残さないことが重要である。
入院中の子供たちを支える大きな柱の1つが病院内に設置された学校である。入院中も学校に通えることで、子供たちは疎外感や勉強が遅れることへのあせりを減らすことが出来る。また、家庭や復帰した学校では子供たちを以前と同じように扱うことも重要である。
治療終了後はもとより外来治療中であっても、注意すべき要点さえ守れば、子供たちの生活にはほとんど制限はない。必要以上に保護することは決して良い結果をもたらさない 





血液疾患の染色体異常は主に相互転座による
相互転座にはfusionタイプとnon-fusionタイプがある。


fusionタイプは転座により新たなキメラ遺伝子が形成され、その最終産物のDNA結合タンパク質や転写因子が異常な機能をするもの。

non-fusionタイプは切断点知覚のガン遺伝子が転写調節部位に変異を生じさせて特定遺伝子の発現が増殖するもの。

急性骨髄性白血病にみられる遺伝子異常は主にfusionタイプで、リンパ腫の腫瘍はnon-fusionタイプ型が多い。 





白血病ウイルスの受容体を発見
1999.2、オレゴン保健大学は、人間の細胞から白血病ウイルスの受容体を発見、分離に成功した。
細胞表面に露出しており、エイズウイルスなど他のウイルスもこの受容体を利用して細胞に感染している可能性が高いという。
受容体を上から覆うような薬剤を開発できれば、ウイルス感染を効果的に防止出来るとみている。
研究グループは人間の細胞からウイルス受容体を分離。これを人間に感染力のある白血病ウイルスと、人間には感染しないマウス白血病ウイルスと反応させたところ、両タイプとも受容体に接着した。従来は、ウイルスがそれぞれ独自の受容体を利用して細胞に感染すると考えられていた。 





ガン細胞が吸収する物質
CPP44 

2012年、特定のガン細胞に収集されやすいペプチド(アミノ酸化合物)の存在を、愛知県がんセンター研究所や琉球大学などのグループが見つけた 

成果は英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーソンズ7/19に発表。 

グループは、アミノ酸配列が異なる数千億~1兆種類のペプチドが含まれた溶液を作り、様々なガン細胞への吸収されやすさを調べた。
その結果、 
白血病は「CPP44」というペプチドが吸収されやすいことがわかった。抗ガン作用のあるペプチドを組み合わせて白血病のマウスに投与すると、ガン細胞への吸収が進み、生存期間が長くなり、ガン細胞の増殖も抑えられた。めだった副作用も見られなかった。 





再発
2007・10、
ヒト白血病の再発は、ゆっくり分裂する白血病幹細胞が原因
かずさDNA研究所が発表 


2010年、理化学研究所は、症状が急速に進む急性骨髄性白血病で、再発の原因とされる白血病幹細胞の増殖や腫瘍に関するタンパク質(25種類)を発見した。
急性骨髄性白血病は、患者の体内で異常な白血病細胞が増えて正常な血液などが作れないようになる





臍帯血移植
白血病などの重大な血液疾患は白血球、赤血球など血液の成分を作る造血幹細胞にガンなどの異常が起こる病気。
造血幹細胞を多く含む骨髄を移植する治療法が一般的だ。
骨髄移植は抗ガン剤などでガン細胞を殺した後、正常な骨髄を人体に注入するが、白血球の型(HLA)を合わせる必要があるために慢性的にドナーが不足している。
 一方、臍帯血移植は臍帯血から採取した造血幹細胞の保存数を増やせば、白血球の型を合わせやすい。また、臍帯血は若い血液のため、移植後の拒絶反応が出にくいと言う 


2010年、臍帯血を個人から有料で預かる民間バンク「つくばブレーンズ」が経営破綻し、同社が預かっている約1500人分の臍帯血が、保管事業の実績が無い埼玉県戸田市の民間会社に移った 





骨髄移植
Rちゃんは生後2ヶ月で急性リンパ性白血病のため入院した。 

血液中の白血球数は正常値の数10倍まで増加し、腎不全を合併していた。 

治療が奏功し、1ヶ月後には白血病細胞のほとんどが消失した。しかし詳細な検査の結果、Rちゃんの白血病は通常の治療ではほとんど完治出来ない病型であることが分かった。
そこで家族の白血病の型(HLA)を調べたが、兄弟とは適合せず、HLAの特徴を示す6つの要素(6座)のうち5座が一致していた母親をドナー(提供者)として骨髄移植(造血幹細胞移植)を行った。Rちゃんは1歳5ヶ月の現在。元気である。
健康なドナーからの骨髄移植は、難治性の白血病の他にも、再生不良性貧血、免疫不全症、一部の代謝異常症などの治療法として大きな成果を上げている。
当初は、HLA型が完全に一致した兄弟姉妹(同胞)こ骨髄を用いて造血幹細胞移植が行われてきた。しかし、近年、少子化が進んだわが国ではHLA型の一致した同胞ドナーが得られるほうが稀になった。
一方で、免疫抑制剤を含めた移植技術の進歩によって同胞以外のドナーからの移植が可能になった。今回のような
  • HLA型の一部不一致を含めた血縁者の骨髄
    末梢血中の造血幹細胞、
    非血縁ボランティアの骨髄
    赤ちゃんのへその緒と胎盤から得られる臍帯血、
などである。
この中で臍帯血移植はドナーの負担がないこと、凍結された臍帯血は必要なときにいつでも使える特徴がある。すでに世界で1000例を超える臍帯血移植が行われており、わが国でも昨年健康保険の適用になった 






造血幹細胞
2010年、バイオベンチャーのリプセルと日産化学工業は共同で、血液の元となる造血幹細胞を効率的に増殖する技術を開発した。

開発したのは造血幹細胞にくっついて活発な増殖を促す低分子化合物「NR-101」、この化合物は体内の存在する「トロンボポエチン」と同じように、造血幹細胞表面のタンパク質に結合し増殖を促す。

NR-101は臍帯血に添加して体外で1週間かけて造血幹細胞を増やす。その後、増えた造血幹細胞に混じっている化合物を洗浄し白血病患者に移植する。
この技術を使えば臍帯血でも有効活用できる。 




抗体医薬
白血病などで骨髄移植をする場合、白血球の型(HLA)を一致させることが不可欠。
ただ、兄弟や親子以外ではHLAを一致させても、まれに免疫異常が起きる、その割合は約10%。『移植片対宿主病(GVHD)』と呼ばれ、免疫細胞の一種であるT細胞が皮膚や肝臓などを破壊し、重症の場合は死に至る。

東京大学医科学研究所の森本幾夫教授とバイオベンチャーは、抗体医薬を開発し動物実験で有効性を確認した。
グループはT細胞やガン細胞の表面にある『CD26』という分子に着目。遺伝子組み換え技術を使って、T細胞の機能を抑える「ヒト化CD26抗体」を開発した。
免絵異常を起こさせた実験マウスに投与して、その効果を調べた。免絵異常マウスは九週目で全身の毛が抜けて痩せ、関節に炎症が起きたが、CD26抗体を投与したマウスではこのような症状は出なかった。
現在、。サルを使って腎臓や肝臓への毒性試験を行っている




HLA・・・・血液中にある白血球の型
血液中にある白血球の型を表すもので、指紋のように1人ひとり異なった型をもっている。
移植は正常な血液が作られなくなった患者の異常血液を壊してからドナーの正常な造血細胞と入れ替える。この際にHLAが一致しないと移植した免疫細胞が、患者の体を攻撃し、拒絶反応が起きる。

2007年、神田善伸・東京大学講師らは、白血病患者に対する新たな移植治療を開発した。抗ガン剤を活用してHLAが完全に一致していなくても拒絶反応が起きにくくした。欧米で白血病治療に使用している抗ガン剤「アレムツズマブ」を免疫細胞の活動を抑える薬として使用。抗原の不一致が2個以上になっても移植できるようになった 







HLAの型を簡単に調べる
2014年、
東京医科歯科大学の岡田髄象テニュアトラック講師らは、「一塩基多型」(SNP)を解析することで、9割の精度でHLAの型を特定できた。





電磁波
1999年から当時の科学技術庁が3年計画で始めた、電磁波と小児白血病の関係を調べる国内初の全国規模の疫学調査で、高圧電線や一部の家電製品から出る超低周波電磁波が多い環境で暮らす子供は、白血病の発症率が2倍以上になることが、国立環境研究所と国立がんセンターなどが実施した全国調査の中間解析で明らかになった。

調査対象は15歳以下の子供で、健康な約700人と白血病患者約350人の子供部屋の電磁波を1週間測定。さらに家電製品の使用状況、部屋から屋外の送電線までの距離、家庭全体の電磁波の強さの平均値などを加え統計処理した。

その結果、低周波電磁波が日常生活の平均値0.1マイクロ(マイクロ=1/100万)テスラ以下を上回る0.4マイクロテスラ以上になると、発症率が倍増する事が分かった。

電磁波には高圧送電線やパソコンンなどの家電製品から出る超低周波と、携帯電話や電子レンジなどから出る高周波がある。 








超低周波電磁波
1999年から当時の科学技術庁が3年計画で始めた、電磁波と小児白血病の関係を調べる国内初の全国規模の疫学調査で、高圧電線や一部の家電製品から出る超低周波電磁波が多い環境で暮らす子供は、白血病の発症率が2倍以上になることが、国立環境研究所と国立がんセンターなどが実施した全国調査の中間解析で明らかになった。
調査対象は15歳以下の子供で、健康な約700人と白血病患者約350人の子供部屋の電磁波を1週間測定。さらに家電製品の使用状況、部屋から屋外の送電線までの距離、、家庭全体の電磁波の強さの平均値などを加え統計処理した。


その結果、低周波電磁波が日常生活の平均値0.1マイクロ(マイクロ=1/100万)テスラ以下を上回る0.4マイクロテスラ以上になると、発症率が倍増する事が分かった。
電磁波には高圧送電線やパソコンンなどの家電製品から出る超低周波と、携帯電話や電子レンジなどから出る高周波がある。
また、子供の脳腫瘍との関連も解析中です。




チェルノブイリ事故・・・ギリシャに影響
  • 1986.4月のチェルノブイリ原発事故で大量の放射性降下物が降ったギリシャでは、母親の胎内で被爆した子供の生後1年未満の白血病発病率が通常の2.6倍になっており、事故の影響と考えられるとの調査結果を、米ハーバードがん予防センターのD・トリコポウロス葉長谷らの研究グループが25日発表の英科学誌ネイチャーに発表した

チェルノブイリ・・・低線量でも白血病リスク
  • 2012年、チェルノブイリ原発事故などに関わって低線量の放射線を浴びた作業員約11万人を20年間にわたって追跡調査した結果、血液ガンの一種である白血病の発症リスクが高まることを確かめたと、米国立がん研究所や米カリフォルニア大サンフランシスコ校のチームが米専門誌に発表。
  • 実際の発症者の多くは進行が緩やかな慢性リンパ性白血病であったが、なかには急性白血病の人もいた。
  • 被爆線量は積算で100㍉シーベルト未満の人がほとんど。
  • 高い放射線量で急性白血病の発症リスクが高まることは知られていたが、低線量による影響が蒸しできないことを示した。→放射能汚染
  • CTなど、医療機器による被爆影響を評価するにも役役立つ成果。






被爆2世
2012年、広島原爆で被爆した親を持つ「被爆2世」のうち、原爆投下後10年以内に生まれ、35才までに白血病を発症したケースで、
  1. 両親とも被爆した2世・・・・26人
  2. 父親のみ被爆した2世・・・・6人
  3. 母親のみ被爆した2世・・・17人
6月の原子爆弾後障害研究会で広島大学の鎌田七男名誉教授が報告した。




染色体異常
血液疾患の染色体異常は主に相互転座による。

相互転座にはfusionタイプとnon-fusionタイプがある。

fusionタイプは転座により新たなキメラ遺伝子が形成され、その最終産物のDNA結合タンパク質や転写因子が異常な機能をするもの。
non-fusionタイプは切断点知覚のガン遺伝子が転写調節部位に変異を生じさせて特定遺伝子の発現が増殖するもの。
急性骨髄性白血病にみられる遺伝子異常は主にfusionタイプで、リンパ腫の腫瘍はnon-fusionタイプ型が多い。

1999年に発表されたWHO分類
  • t(9:12)→慢性骨髄性白血病
  • t(8:21)→成熟蛍光を有した急性骨髄性白血病
  • t(15:17)→急性前骨髄性白血病
  • inv(16)→異常な好酸球増多を伴った急性骨髄性白血病






造血幹細胞がたった1個残っていれば
赤血球や白血球などを作る骨髄の造血幹細胞がたった1個残っていれば、やがて体全体の血液を賄えるまで細胞が増えることを示す実験に筑波大学の中内啓光教授らの研究グループが成功した。12日発行の米科学誌「サイエンス」で発表する。

白血病などの治療に必要な骨髄移植を実施しやすくする可能性を秘めた実験結果として注目される。研究グループはネズミから造血幹細胞を1個だけ取り出し、放射線照射残りの骨髄細胞をすべて殺した後に注射で戻した。その結果、41匹中9匹で骨髄が回復、注射しなければ2週間で死亡するとこを1年以上生存しているという。
骨髄移植は提供者不足が深刻な問題だが、胎盤などの中に含まれるわずかな数の造血幹細胞を保存、必要に応じて増やすことが出来れば白血病などの患者への骨髄移植がより容易になることも期待出来る 





被爆後の白血病・・・原因遺伝子発見
2013年、広島大学原爆放射線医科学研究所の稲葉俊哉教授と本田浩章教授らのチームは、放射線を被曝した後に発症する白血病などお原因遺伝子を突き止めた。 

成果はキャンサーセル(電子版)に掲載。 

広島や長崎の原爆被害者や放射線治療後に白血病などを発症した患者に共通する7番染色体の異常に約木した。詳しく調べたところ、「Samd9L」の欠損が、白血病や造血障害を引き起こす骨髄異形成症候群(MDS)と関係が深いことが分かった。 

この遺伝子を欠損したマウスを作製し、25ヶ月観察。欠損マウスは12ヶ月目以降、急速に生存率が低下した。このマウスの死因のほとんどがMDSなどの骨髄球性白血病だった。 

正常なマウスが骨髄球性白血病で死亡する確率は7%程度だった、




白血病のガン幹細胞
2009年、国立がんセンター研究所の北林一生無聊らが発見し構造を解明したのは急性骨髄性白血病のガン幹細胞。この幹細胞を白血病マウスから取り除き、ガン細胞も死滅させることに成功した。このガン幹細胞には表面に『M-CSFR』というタンパク質がある。
正常なマウスでも、M-CSFRができた細胞が体内で増えたマウスはすべて白血病になった。
研究チームは協和発酵キリンが開発したM-CSFRの働きをジャマする化合物を白血病マウスに注射した。その結果、ガン幹細胞が死滅し、ガン細胞も無くなった。
現在治療に使われている抗ガン剤を与えたマウスに比べて生存期間は3倍に延びた。
 


2013年、理化学研究所はリン酸化酵素(キナーゼ)「HCK」を標的に選び、HCKの酵素活性を最も強く阻害する低分子化合物として、数万の化合物の中から「RK-20449」を同定しました。試験管内の実験では、 RK-20449はごく低濃度から効果を発揮し、濃度が高くなるのに応じて患者由来の白血病幹細胞を死滅させました。




血中のガンを光らせて集める
2014年(平成26年)、岡山大学の藤原俊義教授と重安邦俊医師らは、血液中を流れるガン細胞を光らせて集める技術を開発した。 

ガンは他の臓器に転移するときに細胞が形や性質を変えて動き回り、血液に混ざりやすくなる。従来の技術では、血液中のガン細胞は見つけにくかった。 

研究チームは多くのガンで活発に働いている「テロメアーゼ」(酵素の一種)に着目。 

テロメアーゼを合成するときに同時に光るタンパク質を作り出す遺伝子を設計し、ウイルスに組み込んで血液に入れた。



CAR-T(カーティー)
白血病治療でCAR-Tの治療を受けた米国の少女(エミリー)は有名人。
エミリーは白血病のなかでも難治性で、7歳の時にCAR-Tを受けた。
治療したのは米ペンシルベニア大学のジューン教授のチーム。
米国のCAR-T関連のベンチャー企業の「カイト・ファーマ社」が有名。

「キムリア」
2017年8月、ノバルティスは新型のがん免疫薬が世界で初めて承認を受けた。
承認薬は「キムリア」で、キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T、カーティー)と呼ばれる新しいカテゴリーの薬。
ヒトの免疫細胞の一種であるT細胞に遺伝子操作を加え、効果を高めた。
がん細胞に結合すると攻撃してガンを治す。
今回の承認は小児・若年者の急性リンパ性白血病が対象。
薬価は治療1回あたり47万5千㌦と設定された。





関連情報 急性白血病」「ヒトT細胞白血病
慢性骨髄性白血病






解説TOP通販TOP広告TOP病院ランキング血液検査