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橋本病(慢性甲状腺炎) |
| 関連情報 |
「コレステロール値が高い」「甲状腺腫」「甲状腺機能低下」「自己免疫疾患」 |
| コレステロール | 甲状腺の働きがにぶくなるのが橋本病。約3割の患者で甲状腺ホルモンが少なくなり、無気力・むくみ・記憶力の低下。体重増加などの症状が出る。 医師に診てもらっても[うつ病]や[認知症][更年期障害]と間違えられやすい。 代謝が悪くなるためにコレステロール値が高くなる。 “コレステロールが高くて治療を受けている人の中に、橋本病の人がいる可能性がある”(佐藤幹二・東京医科大学教授) 橋本病の7割の方は、甲状腺ホルモン量は正常で、自覚症状は全くない。 |
| 橋本病 | =「慢性甲状腺炎」 (病態)自己免疫性甲状腺疾患 ◎日本人に多い。 ◎40〜50歳の女性に多い。 「体を守る免疫機構が、自分の甲状腺を攻撃して起きる甲状腺の機能異常が橋本病とバセドウ病だ。良く耳にする病気だが、実像があまり知られていない。薬で日常生活が支障無く送れるようになる。 盛岡市にある栗原甲状腺クリニックの栗原英夫名誉院長は「橋本病と診断される人のうち、実際に甲状腺ホルモンが不足する人はわずか。仮に不足した場合でも、1粒10円、患者負担にすれば1粒2〜3円の薬を1日1〜2錠飲んでいれば何と云うことはない。それなのに必要以上に難病視されて、苦しむ人もいる」と話す。 橋本病では甲状腺の組織に慢性の炎症が起き、一部の人にホルモンの不足が起きる・むくみや寒がり、気力の低下、便秘などが主な症状だ。 1912年に九州大の橋本策博士が報告したことから、この名が付いた。慢性甲状腺炎とも呼ばれる。 ホルモンが正常な場合について、岡村さんは「甲状腺の腫れが大きい人、超音波で見て炎症が強い人、ホルモン不足を起こしやすい高齢者は年1回、それ以外の人は数年に1回検査を受ければよい」という。あとは甲状腺が急激に、しかも周りから見て分かるほど腫れてきたときに、病院へ行けばすむという。 ●機能低下はなくても、橋本病と分かったら、どんな注意が必要ですか? 年に1回程度、念のため経過を調べることと、ヨードの摂りすぎに注意することです。コンブなど海草類を大量にとると、甲状腺の機能を抑えます。ヨードの入ったうがい薬を毎食後使って、機能低下を起こした例もあります。これらは止めれば元に戻ります。普通に食べている限り、問題はありません。 「甲状腺ホルモンが不足している場合はどうしたらいいのか?そもそも不足は一時的に起こることもある。橋本病の人がヨードを含む海藻を大量に取り続けた場合などだ。 「これは健康食品などで、根コンブを大量に食べ続けた場合で、それを止めるだけで、まず治ってしまう。通常の食事の範囲の海藻を控える必要はない」と神戸市にある甲状腺専門病院、隈病院の深田修治・内科部長は話す。 甲状腺の炎症が強まってホルモンが貯蔵庫から漏れ出し、その後一時的な低下が起きることもある。これは産後に多い。貯蔵庫から漏れているときにはホルモンが過剰になるため、間違ってバセドウ病の薬が出され、ホルモンを一層不足させることもある。 ●若い女性の場合、妊娠や出産への影響を心配する人も多いようですが? 甲状腺機能が低下すると、妊娠しにくく流産しやすくなりますので、機能低下が分かったら、すぐに治療することが大切です。治療さえすれば、出産、授乳も心配ありません。 |
| 検査 | 遊離T4(FT4)・・・機能低下例では減少 TSH・・・・・機能低下例では増加 抗サイログロブリン抗体 抗ミクロソーム抗体(抗TPO抗体)・・・軽度〜高度陽性 遊離T3(FT3) γ-グロブリン濃度 ZTT |
| 診断 | ・抗サイログロブリン抗体or抗ミクロソーム抗体が陽性であれば橋本病と診断できる。 ・甲状腺腫大が著しくない例もある ・関節リウマチと合併することあり(30%) |
| 治療 | 甲状腺ホルモン剤を、少量より必要量まで徐々に増やしていく代償療法 |
| 症状 | <1>甲状腺が硬く腫れる。 <2>以下の甲状腺機能低下症の症状が現れる。 <3>更年期障害として見過ごされることもある。 <4>コレステロール値が上昇する・・・・・コレステロール合成阻害剤を服用しても低下しにくい。 |
| 自己抗体 | 橋本病になると [抗サイログロブリン抗体] [抗ミクロソーム抗体] [抗甲状腺オエルオキシダーゼ抗体] など、甲状腺の成分に対する自己抗体がしばしば陽性になります。甲状腺ホルモンの分泌が低下している場合に、自己抗体が陽性の時に橋本病と診断されます。 |
| 亜急性甲状腺炎 | |
| (病態) | 甲状腺の炎症性破壊それに伴う甲状腺中毒症。 |
| (検査) | 遊離T4(FT4)・・・・3ng/dl以上 遊離T3(FT3)・・・・7pg/ml以上 TSH・・・・・・・・・0.02〜0.1mU/l CRP・・・・・・・・陽性 赤沈・・・・・・・・1時間値40mm以上 血中サイログロブリン・・・基準値以上 白血球・・・・増加 |
| (診断) | 甲状腺の圧痛が著明 疼痛部位が移動することが多い。 |