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| 関連情報 |
「HbA1c」「Hb」「皮膚の色」「鉄欠乏性貧血」「多血症」「ビリルビン」「血液」 |
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| ヘモグロビン | ギリシャ語の“血液”+ラテン語の“球”=ヘモグロビン。 |
| Hb | =血色素量。 鉄剤投与時の効果チェックに有効です。 |
| 血色素 | ◎ヘモグロビン(血色素) 「ヘモグロビンは、骨髄の赤芽球においてヘム(鉄とポルフィリンの複合体)とグロビンの合成によってつくられます。赤血球中のヘモグロビンは肺において酸素と炭酸ガスのガス交換を行い、生体内の各組織に酸素(O2)を供給し、血液pHを維持するという大切な働きをしています。このガス交換で酸素と直接結合するのはヘムなのですが、ヘム単独ではその機能は発揮できず、グロビンと一緒になって初めて可能になります。 ヘモグロビン量が減少する状態を『貧血』といいます。」 「普通は、赤血球数が減少すればヘモグロビンの量も減少するのですが、赤血球数が正常なのにヘモグロビン量が著しく減少することがあり、その1つに『鉄欠乏性貧血』があります。また逆にヘモグロビンが増加する場合の病態に『赤血球増加症(多血症)』があります。 |
| 構造 |
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| 働き |
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| 分解 |
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| 酸素 |
を運ぶ方法
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| 酸素飽和度 | (画像化) 2011年、富士フイルムと国立がんセンターは、内視鏡を使って体内組織の酸素飽和度を画像化する技術の臨床研究に着手した。 血液中のヘモグロビンは酸化していないと青色に見える性質を利用。 高精度レーザー光を照射することにより、対象組織の酸素飽和度を検出する。 酸素飽和度が可視化できれば、従来と異なる基準による診断が可能になる。 ガンなどの腫瘍は通常、血管からの酸素供給が不十分で、正常な組織に比べて酸素飽和度が低い。 |
| 硫化水素 | 深海にすむ、消化器のない生物[ハオリムシ](体長2m)では栄養体と呼ばれる体の後半部に、バクテリアが共生し、宿主から硫化水素と酸素、そして二酸化炭素の供給を受け、化学的無機独立栄養代謝によってエネルギーを獲得して有機物を合成していた。宿主はこの共栄バクテリアの有機物の一部を“家賃”として受け取ることにより、その体を維持していた。 これらの宿主は濃厚なヘモグロビンで真っ赤な血液を持っていた。熱水噴出水からの硫化水素と、海水からの酸素を体内の共生細菌に届けるためだ。しかし、これまでの常識では、硫化水素は普通の生物のヘモグロビンと結合すると酸素運搬能力を失わせてしまい、細胞内呼吸で最も重要な酸素の活性を阻害する猛毒物質とされていた。 ところが、ハオリムシのヘモグロビンには酸素と硫化水素のそれぞれに特異的な結合部位が見つかり、硫化水素をタンパク質の中に閉じこめて運び、体内での毒性が発揮されますことを防いでいたのである。 |
| 赤血球を 活性化 |
慶応大学の末松教授と富田勝教授らは、酸素を運ぶ役目を果たしている赤血球中のヘモグロビンに、赤血球自体の機能低下を防ぐ作用もあることを突き止めた。 細胞に酸素を届け、その代わりに二酸化炭素を受け取った赤血球が低酸素状態になると、ヘモグロビンが働いてATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー源を増やすという。 ヘモグロビンが酸素を放出すると構造が微妙に変化し、これが引き金となってブドウ糖をエネルギーのATPに変える仕組みを加速するスイッチとして働くことが分かった |
| 酸素運搬 | 末松誠・慶応義塾大学教授らは、赤血球に一酸化窒素(NO)を付加することで、血液の酸素運搬能力を約2倍まで引き揚げることに成功。 開発したのは献血で集めた赤血球製剤の能力を高める技術。 赤血球にNO処理すると、酸素を運ぶヘモグロビンのタンパク質構造が変化することが分かった。NOがくっついたヘモグロビンは、静脈など酸素量の少ない組織でも、通常のヘモグロビンに比べて酸素放出量が2.6倍だった。 血管を拡張する作用があるアデノシン三リン酸(ATP)と呼ぶ物質が放出され、血液が流れやすくなる効果も確認された。この結果、毛細血管内の酸素運搬能力が通常よりも1.5〜2倍になった。 虚血障害を起こさせたラットを使い実験。NOで処理した血液を輸血したラットでは、肝機能の状態を示す胆汁分泌が何もしなかったラットに比べて2倍に改善、通常の血液を輸血した場合と比べても25%良かった。 |
| ワニ | ワニは体の組織に酸素をたくさん供給できるヘモグロビンを持っている。そのようなヘモグロビンを作れる遺伝子が備わっているからだ。人間中にもワニの遺伝子と似た遺伝子を持っている人がいる。それは特殊な変異ヘモグロビン血症の人だ。 その身体的特徴は、血液を調べると貧血の数値を示すが、本人は何ともなく、病的な症状など無い。病院にも行かないので、日本国内に何人ぐらいいるのかも分からない。 Aさんと父親、祖母が同じ遺伝子変異で、姉のBさんは普通のヘモグロビンだった。2人に吸入マスクをしてもらい、酸素濃度の薄い空気を吸入した場合の呼吸数を調べた。Aさんは酸素が薄くなっても呼吸数はあまり変わらなかったが、Bさんは息がしづらくで呼吸数が増えた。Aさんは坂道を登るようにペダルを力一杯こぐ運動負荷検査でも呼吸は全く乱れなかった。 2人のヘモグロビン遺伝子は、それを構成する塩基が1個違うだけ。わずかな違いがこれほどのパフォーマンスの違いを生み出す。 心不全でも歩ける 「重症の心不全患者でも、手足の筋肉に酸素が十分に行き渡れば歩ける可能性がある可能性を、大阪大学と順天堂大学のチームがワニの生態から研究した。 大津欣也・阪大准教授と白澤卓二・順天大教授の共同チームの成果で2008年8.26の米心臓学会誌に掲載。 ヘモグロビンは血流によって酸素を脳や手足などに運ぶ。水中に長時間潜っていられるワニは、手足などでヘモグロビンから酸素が放出されやすい特徴を持っている。実験では、心不全を起こしたマウスに、ワニと同様のヘモグロビンを持ったマウスの骨髄を移植すると、新機能は回復しないが、正常なマウス並みに走れるようになった。 さらに、ヘモグロビンから酸素を放出しやすくする薬剤『RSR13』を探し当てた。[RSR13]を心不全を起こしたマウスに投与したところ、同様に走れるようになった。」 |