皮膚の
トップへ戻る病名・症状皮膚の色/色素沈着/目の下のクマ
会員サービス
関連情報
しわ」「あざ」「インスリン受容体異常症」「肝硬変」「急性膵炎」「粘液水腫」「糖尿病」「黄疸」慢性関節リウマチ」「肝斑」「末端巨大症」「甲状腺機能亢進症」「ヘモクロマトーシス」「甲状腺機能低下症」「ヘモグロビン」「更年期障害」「ステロイドホルモンの副作用プレドニン

皮膚の色素沈着
全身性 皮膚の皺、外界に面した所、衣服の当たる場所に多い
黄色 粘液水腫
悪性貧血
糖尿病
黄疸
特殊な薬物摂取
黄褐色〜褐色
〜黒に近い
Addison病(口唇・口腔粘膜が黒くなる)
ヘモクロマトーシス
慢性マラリア
先端巨大症
肝硬変
癌悪液質
スプルー(褐色)
やや黒ぽい 甲状腺機能亢進
限局性 閉経期の婦人 顔面・手などの褐色の非炎症性の着色(肝斑)が現れる。
慢性関節リウマチ 四肢にしばしば暗黒色の部位が現れる
肝硬変 手背、前腕、頸部に暗褐色の部分が現れる。症状の進行と共に着色が強くなる

ヘモグロビンの種類 皮膚の色 症状
一酸化炭素ヘモグロビン 桜桃色 CO中毒(死斑色)
還元ヘモグロビン 青色から青紫色 チアノーゼ
酸化ヘモグロビン 赤色 潮紅、紅斑、炎症、動脈拡張
シアンヘモグロビン 鮮紅色 青酸中毒(死斑色)
硝酸ヘモグロビン 鮮紅色 窒素化合物の中毒
スルフヘモグロビン 鉛色 チアノーゼ
ヘモグロビンの増量 赤みがかった青色 赤血球増加症を伴うチアノーゼ
メトヘモグロビン チョコレート青色 チアノーゼ

皮膚の色 =皮膚色素異常(abnormal pigmentation)
皮膚の色調は色素によって決定される。
1>その色素には
 @メラニン
 A酸化or還元ヘモグロビン
 Bカロチン
 Cビリルビンがある。
「これらの色素はそれぞれ黒・赤・黄などの固有色を呈しているが、皮膚は半透明であるため、日光が透過、散乱して色が変わって見える。」
2>多量の色素が皮内にあるときは何色であっても
<青色>に見える。
3>人種・性・年齢・ホルモン・外的環境で、色調は変化する。
4>同一人でも身体各部で異なる。
(色調が濃い部分):乳頭・乳暈・臍部・腋窩・陰部・肛囲。
(色調が薄い部分):手掌・足底。

美肌白髪
色素沈着 茶色っぽいクマの原因となるメラニンの色素沈着。
メラニンは通常は皮膚の表皮にのみ存在するが、最新の研究から表皮の下の真皮層でメラニンの色素沈着が起きているケースもあることが分かってきた。
帝京大学医学部の渡辺晋一教授(皮膚科)が目の下のクマに悩む患者(10数名)の皮膚を調べたところ、“全員に真皮層にメラノサイトがあった”
メラノサイトとはメラニンを生成する細胞で、通常は表皮の基底層にある。
“真皮のメラノサイトが原因の疾患には顔の青あざの『太田母斑』などがある。目の下のクマもこうした『あざ』と近いものなのでは?”
表皮のメラニンは肌の新陳代謝によって剥がれ落ちるが、真皮のメラニンは“自然に消えることはまず無い”
塗り薬や美白剤などは表皮のメラニンしか効かないので、真皮にできたクマを薄くしたい場合は、レーザー治療が必要だという。
以下の薬物で引き起こされる。→「手足症候群
・ジドブジン
・シクロホスファミド
・ダウノルビシン
・ドキソルビシン
・ニトロソ尿素類
・ヒドロキシ尿素
フルオロウラシル
・ブレオマイシン
・メクロレタミン
・メルファラン
目の下のクマ クマとは何か?
クマの原因は目のまわりの毛細血管のうっ血と色素沈着が原因とされている。
うっ血とは?
  • 毛細血管の中で血液が渋滞している状態を指す。血液は毛細血管を流れる間に運んできた酸素をまわりの細胞組織に送り込む。
    血流がスムーズだと酸素を持つ血液が常に流れ込んでくるが、とどこおっている間に酸素を使い果たしてしまう。酸素を手放した後の血液は「鮮やかな赤色」から「暗い赤」に変化するため、血流が停滞していると皮膚の色が暗く見えてしまう。
もう1つの原因に
皮膚に蓄積したメラニン色素の沈着で、茶色がかったクマになる。
  • 20代ではクマの有無とメラニンの量には関連が薄いが、年齢を重ねるとメラニンが原因のクマが増える。
    うっ血と色素沈着に加えて、目のまわりの皮膚の薄さも要因の1つ。
    目のまわりの皮膚は0.6〜1mmとほおの皮膚の1/2〜1/3の薄さ。そのため、うっ血や色素沈着など、肌の内側の状態が表面に現れやすい。
うっ血によるクマは青みがかった血管の色が透けているために、青いクマになる。このタイプのヒ人には血流改善が効果的。
  • 血流改善にはマッサージが効果的。目のまわりだけでなく顔面・首筋など静脈全体の流れをよくすることがポイント。
    顔面で大切なのが「顔面静脈」。目と鼻の間から鼻と口の横を通り、アゴの付け根に向かう静脈で、目のまわりや顔面の静脈を多く集めている。
    マッサージといっても、ごしごしこするのではなく、指先で軽く“押しては離す”をくり返す。
    首筋にも太い静脈が2本流れている
    手のひらで温めながらソフトにマッサージする。
メラニン (Rab27A-GAP)
2006年10/14、理化学研究所と東北大学は、メラニン色素の細胞内での移動を妨げる酵素を突き止めた。この酵素を制御できれば、肌の白さの維持や白髪発生を抑える新薬開発につながる。
メラニン色素は、メラノサイトと呼ぶ皮膚内の細胞で作られ、メラノソームという袋に溜まる。この袋がメラノサイト内を移動して、肌や髪をつくる細胞にメラニン色素を渡すと、肌や髪の毛が黒くなる。
マウス実験で発見したのは、メラノソームの移動に欠かせないタンパク質の働きを抑える酵素『Rab27A-GAP』。この酵素は人の皮膚でも機能している可能性が高いとみている
角化細胞 2007年11/15、○○は肌の色の違いを決めている新たな要因を突き止めた。
皮膚表面の大部分を構成する『角化細胞』が、肌の色の元になるメラニン色素の生産量に関係していることが分かった。
メラニンを作り出す「メラノサイト」の影響だけでは無いことが分かった。
マウスを使っって2つの皮膚細胞を混ぜる「キメラ皮膚」という技術を使って角化細胞の働きを調べた。褐色肌の角化細胞は、メラノサイトのメラニン合成を活性化することが分かった。

死斑の色が変わる
  • 3色
    • ヒトが死ぬと体に赤黒い死斑が現れる。だが、その後に体は青くなり、次に赤くなっていく。
    • ヒトは死ぬと心臓が止まるので、当然血流の循環が止まる。生きているときは血液が流れているので、重力に逆らうことができるが、死んで血液の流れが止まると、血管内の血液は体の低いところに集まり、その血液が皮膚から透けて見える赤黒い血液の色を死斑という。
    • 仰向けになって死ねば、血液は全部背中のほうに集まるので、そこに死斑が出現し、赤黒くなる。逆に、上になっているほうは血の気が引いて蒼白な色となる。うつ伏せになって死ねば、死斑は腹に出るというわけだ。
    • しかし、死斑は圧迫されているところ、たとえば仰向け状態にいるときの床面と密着している背中の中央やお尻には現れない。圧迫されている箇所は、静脈がつぶされて血液が流れてこないからだ。押されて血液が逃げてしまうのである。そのため圧力のかかっていない腰や首に血液が沈下して集まってくる。
    • この死斑は、死後1〜2時間してから徐々に現れ、血液の沈下は約20時間で終了する。
    • その後、死斑が青くなる。死斑が青くなるのは、腐敗が始まり、血液が硫化水素に変化するからだ。赤血球のヘモグロビン(血色素)が、血液中のタンパク質の分解によって発生した硫化水素と結合して、青色の硫化水素ヘモグロビンになるためである。そのために、体が青く変色するのである。
    • そのとき、まずは腹から青くなり始める。というのも、生きているときは、消化液には胃腸の内容物だけを消化するが、死んでしまうと消化液は胃腸そのものも消化してしまう。これに腐敗細菌などが加わり有機物の分解が起こるので、一番最初に腐敗が始まるのが消化器系なのである。
    • そして、徐々に全身に波及していくのである。
    • 次に、赤血球のヘモグロビンが周囲にしみ出し、さらには筋肉の色がそのまま出てくる。筋肉の色は赤いので、当然赤みが強くなる。そして臓器の色までもが見えてくることで、赤くなるというわけだ。(上野正彦著「ヒトはこんなことで死んでしまうのか」p132〜)


Albright
症候群
⇒女性に多く、原因不明。
◎症状:(3主徴)
  1. 皮膚の褐色色素斑
  2. 性早熟
  3. 多骨性線維性骨異形成症(polyostic fibrous dysplasia)
◎血清Ca・P・Al-Pase:正常
PA =Protection Grade of UV-A
  1. UVーA波をカットする効果を現す表示で、[+][++][+++]の3段階で表示します。
  2. UVーA波は、メラニンの生成を促し、黒くなります
温清飲(黄褐色〜黒褐色)
荊芥連翹湯(浅黒い)
柴胡清肝湯(浅黒い)
当帰芍薬散(白色)
防已黄蓍湯(白色)
竜胆瀉肝湯(浅黒い)