皮膚炎  Dermatitis
風呂が原因の皮膚感染
  • 鳥型結核菌と呼ばれる抗酸菌の一種に、家族内の幼児2人が皮膚感染して発疹などが現れた。2人が入浴していた、いわゆる「24時間風呂」のお湯が原因らしいことが久留米大医学部皮膚科(橋本隆教授)の研究で分かった。東京で開かれている日本皮膚学会で10日までに発表された。
  • 鳥型結核菌は、環境中の水の中に広く存在し、40℃前後で良く繁殖する。鶏やハトなどの鳥類に主に感染するが、人でも抵抗力の弱い高齢者らが感染すると、肺の病気などに至ることがある。
    研究グループは、一定の温度を維持する24時間風呂のお湯からも同菌を分離した。
    2人とも症状は皮膚に限られ、肺から感染した形跡はなかったことから、風呂が原因の皮膚感染と判断された。
    24時間風呂は約3年前に、肺炎の原因となるレジオネラ菌の繁殖を促すとの指摘があった


(副作用で皮膚炎になる医薬品)
  • 「アダラート」「テグレトール」「ニトログリセリン」「ニトロダームTTS」「バイミカード」「バクシダール」「PL顆粒」「レニベース」「ワーファリン」


タンパク質が悪化させる
  • 2011年、資生堂と岡山大学は皮膚の炎症を悪化させるタンパク質を突き止めた。
    「S100A8/A9タンパク質」と呼ぶタンパク質の複合体に着目。
    人の皮膚の表皮細胞を培養して、このタンパク質を加えたところ炎症を悪化させる物質として知られる「炎症性サイトカイン」などが2〜3倍に増えた。
    人の皮膚の内部でこのタンパク質が増加すると、皮膚から水分が蒸発する量が増えていた。


ケブネル現象(Koebner's phenomenon)
  • ある種の皮膚疾患、乾癬・扁平苔癬・感染性湿疹様皮膚炎などに診られる皮膚反応で、本来病変のなかった皮膚部分の外傷部位、瘢痕部や衣類の加圧部(ベルトなど)に典型的皮膚疾患が現れる現象



 スキンテア(皮膚裂傷)
 80〜90代で増加。
ちょっとしたはずみで、高齢者の皮膚が破れたり出血するのが、スキンテア(皮膚裂傷)

スキンテアは皮膚の表面だけがはがれる。
一度発生すると再発しやすい。

治療や介助のために手足を軽くつかんだつもりで生じる。
  • 手足の皮膚がめくれて、血だらけになっている。
  • 手足に出血したあとのような大きなアザができている。
ばんそうこうをはがすだけで、皮膚がめくれて血だらけになる

皮膚が乾燥すると起きやすい。
  • 1日2回の保湿剤(ローションタイプがよい)で半減する。





ランゲルハンス細胞
  • 1868年、パウル・ランゲルハンスによって発見された。
  • 翌年、彼は膵臓のランゲルハンス島を発見する。
    ランゲルハンス細胞が注目されるのは1960年以降。

1970年代に入って、ニューヨーク大学皮膚科教室のスルバーバークは塩化水銀を皮膚に塗布して皮膚炎を起こした部位で、ランゲルハンス細胞とリンパ球の接触が起こっていることを発見。

ここからアレルギー性接触性皮膚炎におけるランゲルハンス細胞の役割がクローズアップされた。


ランゲルハンス細胞は
  1. 上皮細胞のわずかに2〜5%に過ぎないが、長い突起を何本も伸ばして、表皮内にアンテナを張り巡らしている。
  2. 抗原物質が表皮の表層から深部に侵入してくると、ランゲルハンス細胞の突起がこれを捕まえて取り込む。
  3. そして、表皮を抜け出し、真皮のリンパ管の中に入り込み、近くのリンパ節に流れ着くと、そこに待機するTリンパ球に抗原提示をおこなう。


ランゲルハンス細胞は皮膚という生体防御の最前線でパトロールしている監視員。

歯肉炎にもランゲルハンス細胞が反応する。



ランゲルハンス細胞は、乾燥や紫外線、心的ストレスなどが原因で炎症を引き起こす物質が増えると、その働きを抑える酵素「CD39」を分泌する。







アレルギー性皮膚炎が悪化するメカニズム
2015年、慶應義塾大学の永尾圭介・元専任講師らが解明。

皮膚の毛穴の細胞が作るタンパク質が免疫細胞を呼びよせていた。

免疫細胞は血中より皮膚の方が2倍多く存在していることが知られている。

研究グループが見つけたのは、
  • 毛穴で作られる「インターロイキン7」(IL-7)と
  • 「IL-15」という2種類のタンパク質。


免疫細胞の一種、T細胞を呼びよせていた。

T細胞はアレルギー性皮膚炎などを発症した時に炎症を悪化させる。

また、T細胞自体がリンパ腫に変異することもある
(皮膚リンパ腫)。







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