肥満 (体脂肪率)
(6の5)
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エネルギー源
炭水化物 炭水化物(1g)を燃やすには・・・・・酸素800ml必要で、4kcalのエネルギーを出す。
ガソリンのように燃えやすく、完全燃焼して炭酸ガスと水になる。
激しい運動の直前にはご飯・うどん・パン・イモなどの炭水化物性食物が勧められる。
脂肪 脂肪(1g)は酸素2000mlを消費して、9kcalのエネルギーを出す。
(火付き)が悪く、完全燃焼させるには炭水化物よりも多量の酸素が必要だ。いったん火がつくと、灯油のように長く燃え続ける。
持久性や耐寒性が要求される時は脂っこい食事が望ましい
タンパク質 タンパク質(1g)は酸素900mlを消費して、4kcalのエネルギーを出す。
ただし、完全燃焼せず尿素という燃えカスが出る。本来、タンパク質の働きは筋肉や臓器をつくるための建設資材だ。質が悪かったり、過剰だったりすると薪(まき)として燃やされる分が増える。
タンパク食品に頼ると“煙”や“スス”で体内環境が汚染される
アルコール もう1つのエネルギー源として無視出来ないのがアルコール。
アルコール(1g])は7kcalで、日本酒銚子なら4本、ビール大ビンなら3本で1日のエネルギーの1/3が賄える勘定だ。しかし、総エネルギーを一定にして、食事の一部を酒類で置き換えると体重が減る。一方、食事量は同じで酒類の分だけ上乗せしても体重増ははっきりしない。どうやら酒類のエネルギー転換効率は非常に悪いらしい。だから、アルコールは肥満とは結びつかない。そのかわり、肝臓での脂肪合成が盛んになって、[脂肪肝]になりやすくなる

また、アルコールを先に分解するために肝臓が働くため、脂肪の分解が遅れ、結果的に肥満につながる
エネルギー源になる栄養素には炭水化物(糖質)、脂肪、タンパク質がある。
燃料としてはそれぞれガソリン・灯油・薪(まき)にたとえられる
関連情報
肥満の情報
ダイエット」「メタボリックシンドローム」「仮面うつ病」「肺塞栓症」「睡眠時無呼吸症候群」「心筋梗塞」「ダウン症」「Laurence-Moon-Biedl症候群痛風」「多嚢胞性卵巣症候群」「体温が低い」「乳ガン」「大腸ガン」「Prader-Wailli症候群」「尿もれ」「更年期障害」「冠状動脈硬化症「SNP」「長寿」「T型糖尿病」「橋本病」「逆流性食道炎」「栄養補助食品」「コンドロイチン
体脂肪率

判断

標準体重
の計算法として、(身長(cm)-100)×0.9=体重(kg)を求める方法が普及した。だがこの方法は身長が低い人には厳しく、高い人に甘いという欠点があった専門医らで作る日本肥満学会が肥満の判定基準としているのが
BMI(ボディ・マス・インデックス)という指標だ。
体重(kg)を身長(m)の2乗で割る
例えば、70kgで170cmの人は、70÷1.7÷1.7=24になる。
BMI“22”を標準として、それより20%以上、つまり26.4以上が一応、肥満と判定される。但し、体脂肪率や体格などを参考に総合的に判定する。
体脂肪率にはまだ標準値がない。東京慈恵会医科大講師の大野誠さんは、約2000人の献金結果をもとに体脂肪率が高い上位約15%の範囲になるところで線を引き、男性で体脂肪率25%、女性で同30%以上を肥満の目安にしている。
大野さんは、あるエステサロンの減量コースに参加を希望した若い女性の体脂肪率を測って驚いた。平均年齢22才の25人をBMIで見ると平均22.5と「肥満」ではなかった。しかし体脂肪率では平均32%で「肥満」領域に入っていた。「これは隠れ肥満です。自己流ダイエットを繰り返した結果、筋肉が落ちて脂肪が増えた。つまり体重の割に脂肪が多い体になってしまった」という。
 ◆インピーダンス法
<1>インピーダンスは交流電流の通りにくさを示す。直流での抵抗にあたる。体に弱い交流電流を流すと、脂肪分は電気を通しにくいが水分は通しやすいので、インピーダンスから体の水分量を推定できる。
<2>筋肉や骨などに相当する重さは水分量に比例すると想定し、体重からこれらを引いて脂肪の量を計算する。
<3>ただし、直接脂肪を測っているわけではないので、汗をたくさんかいた後や、ビールを飲み過ぎた後は表示される数値が変わる。脂肪が増減し た訳ではなく、体の水分が変動した為だ。
<4>インピーダンス法は、運動の効果などを見るために個人の脂肪率の変化を継続して追うには有効だ。しかし、機器を変えると同じ人でも値が変わるので要注意

体脂肪計では皮下脂肪しか分からない
脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。内蔵脂肪は腸管の周辺に脂肪が蓄積したもので、糖尿病や高血圧症・高脂血症・心筋梗塞・脳梗塞が発症しやすい。生活習慣病の多くが内臓脂肪からくるものが多い。
女性は男性より皮下脂肪が10%ぐらい多い。体脂肪計ではかれるのは皮下脂肪で、しかもその数値は朝と夕方では変動する。
内臓脂肪は男性の場合、加齢とともに増えるが、女性は更年期まではほとんどたまらない。更年期を過ぎると急激に貯まりやすい。運動しても皮下脂肪は減りにくいが、内臓脂肪は運動で減っていく
内臓
脂肪
2002.10。大阪大学の松沢裕次教授らは、糖尿病など生活習慣病の引き金となる内臓脂肪量を簡単に測定できる装置を開発した
措置は腹部と腰に電極をつけて弱い電流を流し、内臓脂肪を通過した後の電圧の変化を脇腹に付けた測定電極で検出する。内臓脂肪と脇腹の電圧がほぼ同じなのを利用した。
計測された脂肪の量はコンピューター断層撮影装置(CT)で調べた結果とほぼ一致した。
CTは正確に内臓脂肪を測れる反面、大型で高額、さらに維持管理の負担も大きく診療所など小規模施設での導入は難しかった。一方、家庭に普及し始めた体脂肪計は水分量を測定して、そこから脂肪量を類推するため、皮下脂肪の測定はある程度可能だが、内臓脂肪を正確に測ることは難しい
皮下脂肪ではなく内臓脂肪が危険
胃や腸などの内蔵を覆う腹膜に付着する脂肪組織が内臓脂肪で、加齢によって増える傾向にある。皮下脂肪に比べてエネルギーとして燃焼しやすいが、血液中に容易に溶け出す。内臓脂肪は以下のような方が溜まりやすい。
・食事を、満腹になるまでたくさん食べる。
・夜食をする
・晩酌をする
★内臓脂肪が増えると、胴回りが腰回りよりも太い『リンゴ型』の体形になってくる。一般にウエストが男性で85cm、女性で90cm以上の方は内臓脂肪が溜まり過ぎている可能性がある。正確に内臓脂肪を測定するにはCT(コンピューター断層撮影装置)が必要

■脂肪吸引
脂肪吸引手術でおなかの脂肪を大幅に減らしても糖尿病や心臓病の危険は減少しない・・・・こんな研究成果を米ワシントン大学のグループが米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オボ・メディシン」に2004年6/15、発表した。
米国では成人の半数以上が太りすぎで、年間約40万件(推計)の脂肪吸引手術が行われている。腹部の脂肪の量は糖尿病などと関連があるとされ、まとまった量の脂肪を除去すれば病気の予防に役立つのでは?、との指摘もあったが、「地道に減量する以外にない」との結論。
グループは、体重100kg前後で高度の肥満と診断された女性15人(うち糖尿病患者7人)の腹部から5.4kg〜13.8kgの皮下脂肪脂肪を吸引する手術を実施。その後インスリンに対する血糖値の反応や、コレステロール値、血圧などの検査を行ったが、手術前と比較して改善効果はみられなかった。




「肥満の一部にウイルス感染症だ、という説がある。肥満がウイルス感染によるのであれば、遺伝子の変異や環境の変化などとは無関係に、近年肥満者が急増した理由を説明できるかもしれない。
 1996年、ウィスコンシン大のグループが、動物に肥満を引き起こすアデノウイルスの一種についてヒトの感染状況を調べたところ、肥満者の15%で感染が確認できたと言う。非肥満者では感染は無かった。

 
アデノウイルスには多くの種類が知られており、ヒトに感染するものだけでも50種類以上ある。そして、鳥類に感染するアデノウイルスの中には、ニワトリに肥満を引き起こすものがる。たとえば「36型」と呼ぶアデノウイルスは感染させると肥満を引き起こす。
 ウィスコンシン大のグループはアデノウイルス36型について、肥満者154人と非肥満者45人の血清中の抗体価を調べた。すると15%の肥満者では抗体陽性、つまり感染が確認されたのである

 さ
らに1997年には、別のアデノウイルス「SMAM-1」がヒトの肥満に関連していると報告された
 動
物においてウイルス感染が肥満を引き起こすことが最初に証明されたのは、1982年のことだ。米国ロックフェラー大学の研究グループが、ウイルス感染によって生じることを科学誌「サイエンス」に報告した。その研究では、犬システンバーウイルスをマウスに摂取すると、数ヶ月ほどで肥満になることが示された。その肥満の程度は、視床下部の満腹中枢を破壊して肥満になったマウスに匹敵するという。
 では、感染したウイルスは、どのようにして動物に肥満を引き起こすのだろうか?
現在、次のようなメカニズムが考えられている。肥満を起こすウイルスに感染した直後にその動物の脳を調べると、ウイルスが視床下部に存在していることが分かった。視床下部には食欲中枢やエネルギー消費の中枢が存在する。したがって、ウイルスが視床下部の食欲・体重調節機構を阻害した結果、肥満が生じるのだと推測できる。
 医学界の反応:
<1>肥満者は感染から身を守るための免疫機構が低下しており、その結果として特定のウイルスにかかりやすくなった。
<2>肥満を生じる遺伝素因や環境の中には、それらのウイルスに感染しやすくなる状態が存在する。
 ウイルス感染が抗体の存在によって証明されたとしても、ヒトの場合、それが肥満の原因なのか、それとも肥満の結果としての合併症なのか、まだ明らかではない。
 ペットの犬が肥満であれば、有意に高い確率で飼い主も肥満であるという報告がある。仮に肥満を引き起こすウイルスがヒトと動物の両方に感染するなら、肥満という病気の一部は、人畜共通感染症の結果であるのかもしれない
セロトニン ダイエットをすると太る
「“美容や健康のためにダイエットをすると、逆に食べ過ぎて太ってしまうことがあるが、その原因は脳内の神経伝達物質にある”という研究結果を、英国オックスフォード大リトルモア病院の研究グループが科学誌『ネイチャー』に発表した。
ダイエットによって血中のトリプトファンが減って、神経間で情報を伝えるセロトニンがあまり作られなくなり、セロトニン受容体の活性が下がる結果、過食・体重増加を招くのではないかと説明している。
薬物
食欲が増大する薬物
アルコール
インスリン
ステロイド
甲状腺ホルモン
スルホニル尿素
向精神薬の一部
抗ヒスタミン剤
理想
体重
「理想体重」追うと骨老化?
「運動をあまりしない若い女性が「理想の体重」を追い求めると、骨密度が40歳前後のレベルにまで下がる危険があることが、武蔵丘短大の文谷知明・健康生活科講師の研究で分かった。「骨密度はふつう、体重が減るほど下がる。スタイルを良くしたいなら、まず体を動かして脂肪を落とすこと」と文谷さんは話している。
体育を専攻していない女子短大生499人(平均身長158.5cm、平均体重53.0kg)に「理想体重」を尋ねたところ、平均で47.6kgだった。そこで短大生の身長・体重と骨密度との関係を調べ、理想の体重になった場合の骨密度を算出。年齢別の平均値に当てはめると、30歳代後半から40歳代前半という結果になった
。」
18
歳頃より体重増加に要注意
「岡山大学保健管理センターの戸部和夫教授、松浦一陽香vらが卒業生を調べたところ、今の体重が「普通以下」でも、大学入学時より5kg以上太った人は、体形が変わらない人より病気に罹っている率が高かった。
調査では1955〜90年の5年おきの新入生検診記録と、その人たちの今を比べた。郵送での質問に有効回答をくれた3675人で、BMIという肥満度の指数の変化と、高血圧・高脂血症・糖尿病など肥満関連病との関係を見た。
BMIは体重(Kg)を身長(m)の二乗で割る。BMI23未満を普通体重以下、BMI25以上を肥満とした。
肥満関連病が見られる割合は、入学時も今も普通体重以下の人では13.7%だったが、普通体重以下でも入学時より5kg以上太った人では28.3%、入学時より太り気味で現在肥満の人では36.8%だった。
松浦さんは「BMIが22前後が、一番病気が少ない理想体重とされているが、それよりも痩せていても、18歳頃の体重を維持した方が病気が防げるのではないか」と話す
タバコ タバコをやめても太らない
「タバコをやめると太るから」と、禁煙に踏み切れない人がいる。京都第一赤十字病院検診部の中沢敦子医師らが、同病院で禁煙指導を受けた人のうち、禁煙した人と出来なかった人を比べた。その結果から中沢医師は「禁煙によって成人病につながるような太り方をする可能性は小さく、喫煙の害のほうがずっと大きい」と話している。
1991年に禁煙指導を受けた50代の前後の男性のうち、禁煙した人と喫煙を続けた人それぞれ29人を調べた。95年までの最大の体重を指導時の体重と比べた結果、禁煙者の体重増は平均4.3%、喫煙者は平均2.4%で、統計学的な有意差はなかった。動脈硬化などの成人病につながるコレステロールや血糖値では大きな変化はなく、糖尿病につながるヘモグロビンの増え方は、むしろ喫煙者の方が大きかった
10億人 2005年9/22、WHO(世界保健機関)は全世界で10億人が太りすぎで、現在の傾向が続けば2015年には15億人に達するという報告書を発表。
先進国だけでなく発展途上国でも、過剰なカロリー摂取・運動不足から、毎年1700万人が死亡し、死因のトップになっている心臓血管の障害による死者がさらに増加するだろうと警告。
▼30才以上の男性の70%が肥満状態にある国・・・・[英国][ドイツ][クウェート][アルゼンチン]
▼30才以上の女性の70%が肥満状態にある国・・・・[米国][エジプト][南アフリカ共和国][メキシコ]





●やせ薬で心肺機能に障害
「米国で『フェンフェン』の名称で広く使われているやせ薬の使用で、心臓や肺に重い障害を起こす恐れがあると、米食品医薬品局(FDA)とメイヨークリニックが警告した。同クリニックの研究者によると、24人の女性が体重減少後に心臓弁が不調となり、このうち8人は肺高血圧症になった。5人は心臓手術を受けている。
フェンフェンは、食欲抑制薬のフェンフルラミンとフェンテルミンを組み合わせたもの。2剤は別々に処方されることのなっているが、2剤の組み合わせは減量に有効と信じられ、昨年1年間で1800万人が処方を受けた。
「FDAが回収を求めた肥満治療薬は『フェンフェン』と『デクスフェンフルラミン』の2種類。この薬は脳の中枢を刺激し、食欲抑制作用のある「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質を増やして体重を減らしていく。筋肉に作用して糖分の取り込みを活発にする働きもあるとされる。双方とも世界で数千万人に処方されていると見られている。
副作用としてこれまでに不眠や医長の不快感、抑鬱などの副作用が報告されていたが、FDAがこれらの治療薬と、体の代謝を促進する別の肥満症治療薬『フェンタミン』などを併用した291人の患者の心電図を調べた所、32%に当たる92人に心臓弁の異常が発見され、大きな社会問題になった
外科 「重症肥満の外科治療法」で高度先進医療の認定を受けた病院・・・・・千葉大学医学部附属病院
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