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広場恐怖症


定義
DSM-W
A:不意の、または状況に関連性があるパニック発作、あるいはパニック発作に類似した症状が起きたとき、逃げ出すことが困難か助けを求めることが出来ないと考えられる状況にいることの不安。
広場恐怖症の恐怖は、自宅の外にいる、人混みの中で1人で立つ、橋を渡る、バス・列車・車で旅行するといった得量ある一連の状況に関係している。もし、忌避行動が1つ又は2、3の特別な状況に限られるならば「特定恐怖症」の診断を、また忌避行動が社会的状況に限られるならば「社会恐怖症」の診断を考える。
B:このような状況を避けたり(例:旅行範囲を制限する)、さもなければ、パニック発作やパニック発作の類似症状が出現するのではないかと心配して著名な苦痛を感じたり、誰かに同伴を頼む。
C:これら不安や恐怖による忌避行動が、その他の精神障害、たとえば社会恐怖(例:恥を恐れ社会的状況のみを避ける)、特定恐怖(例:エレベーターのようなただ1つの状況を避ける)、強迫性障害(例:汚されるという強迫観念をもつ人が汚いものを避ける)、および分離不安障害(例:自宅や身内から離れることを避ける)では説明しにくい。
パニック障害の
病歴のない
広場恐怖症
診断基準:DSM-W
A:パニック発作に類似した症状が出現するおそれのある広場恐怖症の存在。
B:パニッック障害の診断基準を満たさない。
C:物質による生理的作用(例:薬物乱用・服薬)や内科的疾患によるものでもない。
D:何らかの内科疾患があるならば、A項に示された広場恐怖症は、その病気で普通にみられる恐怖よりも激しい
予期不安

パニック
の予感
から
パニック障害の患者さんは予期不安があるため、その7〜8割は、広場恐怖症になります。パニック発作がいつ起こるか分からないことから、発作が起きたとき逃れることが困難な場所や、すぐに助けを求められない状況に1人でいることに強い恐怖感をもち、そのような場所に行くことを意識的に避けるようになります。
広場恐怖の患者さんが恐れる場所や状況とは、電車やバスなどの交通機関、トンネルやエレベーター、地下道、窓のない部屋などの狭い閉鎖空間、屋上やテレビ塔といった高所、自動車の運転、特に高速道路や渋滞に巻き込まれたとき、あるいは会議に出席する、自宅に1人でいるといったことで、そのすべてを挙げることは出来ませんが、特定恐怖や社会恐怖の原因と同じです。」
(貝谷久宣著「脳内不安物質」講談社p35〜)
関連情報
恐怖症
パニック障害
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