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| 関連情報 |
「ガン」「病院ランキング」 |
| 日本ホスピス・在宅ケア研究会 www.hospice.jp |
神戸市 | 在宅医リスト公開 |
| 在宅ケアを支える診療所ネットワーク www.home-care.ne.jp |
東京都 千代区 |
診療所を紹介 |
| 勇美記念財団 www.zaitakuiryou-yuumizaidan.com |
東京都 千代区 |
在宅医リスト公開 |
| ほほえみネットワーク www.hohoemi-network.org |
東京都 新宿区 |
講習会、一泊旅行 |
| どんぐりの会 dongurinokai.jp |
東京都 日野市 |
患者会 |
| 末期ガンの在宅ケアデータベース www.homehospice.jp/db/db.php |
全国の診療所リスト |
| 緩和治療 | 欧米では、治癒できないガンをもつ患者さん、痛みなどの症状を持つ患者さんの、全人的な苦しみを和らげることを主眼として、緩和医療あるいはホスピスケアの考え方が確立している。これは、中世ヨーロッパにおいて、キリスト教の精神から、巡礼者、病人、貧窮者を救済したhospitium(ホテル、ホスピタルの語源)に起源を持つ。 こうした国々に比べ、わが国の緩和医療は大きく遅れている。 ガンの痛みを和らげることは、緩和医療の最も重要な役割だが、その中心はモルヒネあるいは類似薬物を飲む方法である。 モルヒネには中毒など、悪いイメージが残っているが、適量を口から飲む分には、安全だ。 にもかっかわらず、国内のモルヒネ使用量は、カナダ、オーストラリアの約1/7、アメリカ、フランスの約1/4と、先進国の中で最低レベル。 激しい痛みを耐えている患者さんが少なくないのである (中川恵一・東大病院放射線科助教授) |
| 26%が誤解 「緩和医療への関心は高いが、薬剤への理解は不十分」。ヤンセンファーマ(東京千代田区)が、がん治療医を対象にした緩和医療に関する意識調査でがん患者にとって苦痛が大きい痛みを抑えられている医師は4人に1人であることが分かった。 がん患者の終末医療について、患者の苦痛を出来るだけ和らげる緩和医療や緩和ケアに関心があるかを医師にたずねたところ、全体の97.3%で関心があった。だが、実際に担当している患者のがんの疼痛を抑えられていると回答した医師は24.4%にとどまった。 さらにガンの痛みに対して医療用麻薬を使用することによる精神依存がどれくらいの割合で起こるかと考えるか?との質問には、26.8%の医師が10%以上の割合で精神依存が起こると考えていた。 がんの強い痛みに対してはモルヒネなど医療用麻薬が使われるが、WHO(世界保健機関)では「鎮痛目的に医療用麻薬を適切に用いることで精神依存は起こらない」としている。 これによれば今回の調査では医療用麻薬が精神依存を引き起こす・・・・・・という誤った認識が医師側にあることも明らかになった。 調査は2005年1/25〜1/31までインターネットで調査し、全国のがん治療医295人から回答を得た。2005.4.22《日経産業新聞》 |
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| ホ ス ピ ス |
「ガン患者の44人のグループ「ゆずりは」のSさん(62)は5年前に乳ガンの手術を受け、5月の連休明けに再発が分かった。転移の可能性は高い。「あと1〜2年しかないから、人生のピッチを上げなくちゃ」と思う。肺転移なら苦しい呼吸困難が待ち構えるし、骨転移ならいずれ全身が絶え間なく痛むだろう。 医師は抗ガン剤による化学療法を勧めたが、以前から悪い肝臓と腎臓に負担がかかると考えて断った。こんな状況でも、Sさんは「別に怖くないですよ」と穏やかに笑うのだ。 以前、尿管結石の激痛をモルヒネは嘘みたいにすっきりさせてくれた。薬が効かない呼吸困難も、意識レベルを下げて無感状態にする「鎮静」という奥の手があると知ってから不安がない。 「今の緩和医療の水準なら、苦痛抜きで寿命を全う出来る。それを知らない人が多い」医療の専門化が進み、全分野でベストの治療が出来る医師は恐らく居ないだろう。苦痛の緩和を専門とするホスピス(緩和ケア病棟)は、全国で非公認を含めて35ヶ所しかない。「ガンの『根治』を目指す一般病棟の医師から『治らない』場合に必要な情報が得られない。死を前にした人が求める情報を伝えたい」。体調不良をおし、Sさんは神戸市長田区の事務所で電話対応に追われる。 ガン患者の中には、告知を受けていない人もたくさんいる。大阪市東淀川区の淀川キリスト教病院ホスピスで2年前、妻を看取った50代の男性が見た感じでは、当時の入院患者の多くは現実を知らずに転院してきたようだったという。周囲の様子で状況が見えてくると、本人も家族も苦しみを感じるようになる。「そんな時は、若いボランティアとの会話が救いだった」 個人的な話題には立ち入らない。お菓子をつまんで、たわいないおしゃべりをするだけで、沈みがちな雰囲気のホスピス病棟が明るくなった。 「一日でも長く生きて欲しいと手術を勧めたけれど、妻は苦痛のない時を延ばしたい考えだった。最後の苦しみは薬だけでは癒されない。人との温かい会話と薬の両方が、妻の安らかな最後を可能にしたと思います」 神戸アドバンチスト病院の山形堅二副院長は、人間とは強いなあと思う。ホスピスに来たときの患者は肉体的・精神的苦痛で絶望の極みにある。しかし、苦痛が除かれると、死と向かい合う事実は変わらないのに一変する。小さな「良かったこと」に希望を見出し、「もっと生きたいのに」という悲哀が「苦しくなくなって良かった」に変わるのだ。「人間の命を医師の独断で左右出来るのでしょうか。『治してあげる』という自信がある医師ほど、命をコントロール出来ると思いやすいのです」 |
| 緩和 ケア 病棟 |
末期ガン患者らを心身両面からケアするホスピス(緩和ケア病棟)が国内で急増、130施設を超えた。 ●不安・苦痛を緩和 養父が余命3ヶ月と診断されたとき思い出したのは、一般病棟で経験した実父との別れだった。体中に管をつながれて手を握ることさえもできず、「水がほしい」という願いにもこたえられない。苦しみ続ける姿に、「早く楽になってほしい」とさえ思った。 そんなAさんの目には、東京都小金井市の聖ヨハネ会桜町病院のホスピスは新鮮に映った。寝具や湯飲みなど身の回りの品の持ち込みも、面会時間も自由。鎮痛剤で痛みがほとんど消えた義父は夫婦げんかをするほど元気に。孫たちにも見守られて穏やかな最後だった。「思い残すことはない」。1か月半、ともに過ごした義母もそういった。 ホスピスは、治癒を目指して様々な治療をする一般病棟と違い、疼痛・呼吸困難といった身体的苦痛や、不安などの心の痛みを和らげることに主眼を置く。そのため、看護師の配置基準は「患者1.5人に1人以上」と手厚い。 東京都清瀬市の信愛病院。緩和ケア病棟の談話スペースにフォークソングの歌声が響く。毎週土曜日に開かれるミニ音楽会だ。こうした行事の主体はボランティアで、車いすを押したり、庭の草花の手入れなども担う。 |
| 在宅診療 | ホスピスは増えているが、それでも癌患者の増加で、ケアを受けられる患者は今も3〜4%にとどまる。そのため新たな取り組みも広がっている。 住み慣れた自宅で、人生最後の時間を家族やペットとともに過ごす「在宅ホスピス」。東京都墨田区の「ホームケアクリニック川越」は、その支援組織を地域のボランティアとともに運営している。2003年には末期ガン患者104人を在宅で診療、うち74人をみとった。喫煙や入浴なども自宅では自由だ。川越厚院長は医療機器の小型化などで「病院や施設ホスピスとほど同レベルの医療を提供できるようになった」と強調する。こうした在宅ケアを手がける診療所は全国で500以上ある。 一般病棟でも「緩和ケアチーム」が活動し始めている。身体・精神症状の緩和を担う専門医2人と、経験豊かな看護師による専従チーム。2002年度からは診療報酬の加算が求められ、現在20以上の医療機関が置いている。2004.8.8《日本経済新聞》 |
| 在 宅 ホ ス ピ ス |
末期ガン患者が、人生の最後を家族と自宅で過ごす『在宅ホスピス』。年間30万人を超すガン死亡者のうち、自宅で亡くなるのはわずか約6%。経験豊かな医師に巡り会えず、在宅での介護をあきらめる家族も目立つ。 ★往診医選び 医師選びで最も重要なのが、「往診する医師が24時間365自治往診できる体制を整えているかどうか」と語るのはNPO法人「在宅ケアを支える診療所。市民全国ネットワーク」の太田秀樹副会長。体調の急変に迅速に対応する体制がなければ、患者の苦痛が増し、再入院する可能性が高まるからだ。そのほか、 @モルヒネなどによる疼痛緩和ケアをしているか? A容体が急変した場合、入院できる病院との連携があるか? B治療方針などをかんじゃ、家族に十分説明できるか? などが重要なチェックポイント。 ★費用 医師や看護師が週4日以上訪問して治療を行う「在宅末期医療総合診療料」が設定されている。診療報酬は月額50万円。 このうち患者が老人医療対象者なら、自己負担額は上限の\12000ですむ。 老人以外の患者でも高額療養費精度が適用され、自己負担は一般に月\75000程度だ。「ただし、この制度は償還払いで、健康保険の場合は医療費の3割負担分(約15万円)を診療所にいったん支払わなければならない」と東京保険医協会の栗林令子事務局次長。「償還されるまで約3ヵ月かかるため、ある程度の資金を確保する必要がある」 ★心の準備 在宅ホスピスは通常、数週間〜2ヵ月に及ぶ。「患者だけでなく、家族が在宅での介護に納得しているかが重要。家族の支えこそ介護力の根幹。介護疲れを防ぐためにも、患者が65歳以上なら介護保険の要介護認定を早めに受けるべきだ。電動式ベッドのレンタルなどを利用すれば、患者の床ずれを防ぎ、家族の負担も減らせる。2004.11.14《日本経済新聞》 |