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不安神経症






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不安神経症
「不安障害」
病的な不安状態

「不安」とは、対象のない恐れのことで、
「恐れ」は対象への集中がある。

 すなわち、
   などが起こる。

  • 心配症で競争的な性格の人は、ペットを飼う傾向がある






正常な不安
  • 理由は自分で分かっていることが多い。
  • 他人に説明できるし、理解してもらえる。
  • 長く続かない。
  • 苦痛があっても耐えられる。
  • 普通に生活でき、生活習慣の変化もない。
  • 消失すれば忘れてしまう






病的な不安
  • 理由はつかめないことが多い。
  • 他人に説明しにくく、理解されない。
  • 長く続く。
  • 苦痛が大きくて我慢できない。
  • 普通に生活できず、生活習慣が変化する。
  • また起こるのではという不安がある









不安障害の分類
(DSM-W=精神疾患の分類と診断の手引き)
  1. パニック障害
  2. 全般性不安障害
  3. 社会恐怖
  4. 単一恐怖:「日本では『特定恐怖』と呼んでいる」
  5. 強迫性障害
  6. 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  7. 非定型性不安障害






不安神経症の漢方薬
  1. 黄連解毒湯
  2. 加味逍遥散
  3. 甘麦大棗湯
  4. 桂枝加竜骨牡蛎湯
  5. 牛黄清心丸
  6. 五積散
  7. 柴胡加竜骨牡蛎湯
    1. 49歳女性。7、8年前から頭痛(頭頂痛)が常にあって、動悸がして不安が起こり、乗り物には恐ろしくて乗れず、音に敏感になって驚きやすく、疲れやすく、欠伸が多く、おっくうで仕事をする気にもならず、入浴するのも面倒でならない。今年に入ってから特にひどく、顔ばかりのぼせて足が冷え、足裏に氷をつけているように感じる。時々立ちくらみや不眠がある。
      以前はホルモン注射をすると一時楽になったが、この頃は効果が無いと言う。
      現症。体格中等、肉づきやや肥満型、体質は冷え症でのぼせ性、夏は肥って調子が良いという。
      精神症状の主なものは、不安、心気的訴え、不眠、精神作業能の減退などであり、また知覚異常その他より、自律神経症状も推定された。
      身体的には、血圧164-90mg/Hgでやや亢進しているほかには、理学的診断上著変を認めない。
      漢方的には、便秘、食欲不振、胸焼け、白苔、月経やや遅れ気味である。脈は沈でやや弦、腹部は筋肉の緊張がよく、左側胸部に自発痛及び圧痛があり、且つ左季肋下に軽度の抵抗を認め、心下部に抵抗、圧痛(心下痞硬)を認めた。
      治療及び経過。柴胡加竜骨牡蠣湯、(大黄1.5)を投与。1週間後、明らかに気分がよくなって、頭が軽くなったという。左側胸部の疼痛は、自他覚的で消失した。血圧144-86。
      2週間後、気分はよいが月経の際、頭痛が起こる。しかし以前ほど強くないという。血圧128-74。
      5週間後、手がむくまなくなった。墓参に行って来たが不安が起きなかった。動悸は時に起こることがあるが、対して気にならない。血圧に対して不安が無くなった。血圧136-84。約1ヶ月半後、結婚式に参列して、疲れたら震えが出た。
      約2ヶ月服薬を続け、患者は非常に気が楽になり、仕事も出来るようになったといって廃薬した。
      (山田光胤・日本東洋医学誌第12巻1号)
  8. 柴胡桂枝乾姜湯
  9. 柴朴湯
  10. 三黄瀉心湯
  11. 四逆散
  12. 四物湯
  13. 炙甘草湯
  14. 小柴胡湯香蘇散
  15. 天王補心丸
  16. 女神散
  17. 半夏厚朴湯
    1. 神経症の患者で、気鬱、不安感などの有る者によく用いられる《大塚敬節》
  18. 半夏瀉心湯
  19. 抑肝散加陳皮半夏湯








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