不安
(不安感)
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関連情報
病気」「不安神経症」「パニック障害」「ストレス」「ドキドキ」「恐怖症」「ウツ病」「カフェイン中毒」「社会恐怖症」「気疲れ」「更年期障害」「怒りっぽい」「精神病」「精神不安」「全般性不安障害」「肝機能障害」「精神安定剤」「環境ホルモン」「シックハウス症候群コウジンバレリアン」「ムチ打ち症

不安 不安感恐がり。不安な気持ち。
(副作用で不安感を招く)
正常な
不安
正常な不安
「いくつかの環境のもとで不安になるのは、全く正常で健全な反応です。例えば、人にインタビューを求めたり受験を申し込んだりする前に軽い不安を覚えるのは正常なことですし、又、この不安は有用でもあります。それは私たちに準備や復習を完全にするように促すからです。
  • 子供が外出して帰るが遅い時に親が不安になるのは正常ですが、子供が見えなくなるたびに不安を感じるのは正常ではありません。
ノルアドレナリンが問題
「大脳の下にある脳幹は間脳・中脳・橋・延髄から成り立っています。橋の部分に呼吸困難、心臓がドキドキする、冷や汗が出る、めまいなどの自律神経発作を起こす中枢である『青斑核』という神経核(神経細胞の集まり)が左右一対あります。その青斑核の神経細胞からノルアドレナリン(興奮性の神経伝達物質)で作動する神経線維が出て視床下部〜大脳辺縁系、大脳皮質の隅々まで達する『青斑核ノルアドレナリン系』と呼ばれる神経経路を構成しています。
その役割は様々な感覚情報を脳内で統合処理し、生存に必要なものを取捨選択することです。生存にとって有害な情報を察知すると、警報を発するシステムでもあります。
動物実験では青斑核を電気刺激すると不安・恐怖状態になり、その自律神経症状は人間のパニック発作時に診られるものとそっくりです。
また、ネコを自由に行動できようにしておいて、大きな音や犬で脅すと、ネコの青斑核神経細胞が興奮して電気的活動が活発になるという実験結果もあります。反対に、青斑核を破壊したネコを脅しても、それほど不安・恐怖反応を示さなくなります。」(貝谷久宣著「脳内不安物質」p56)
女性ホルモン (恐がり)
通常の状態を大きく上回る大量の女性ホルモンが不安を高める作用を持つらしい、ことが東京農業大学の研究グループの動物実験でわかった。
女性ホルモンに構造が似ている内分泌攪乱物質(環境ホルモン)にさらされることで、精神的影響を受ける可能性を示唆する結果だ。
東京農大の喜田聡講師らは、大人のマウスに通常量の約10倍に相当する女性ホルモンを注射して行動を調べた。
  • 高い場所に設けた狭い通路にマウスを置く実験で、女性ホルモンを投与したマウスは落下防止の壁のない部分にいる時間が通常のマウスより3割〜4割少なく「こわがり」の傾向があることが分かった。
また子供のマウスに対する関心や、動きの活発さも通常より乏しい傾向がある。
逆に女性ホルモンと結合する受容体(タンパク質)の働きを抑える物質を与え、ホルモンの働きを弱めると、普通のマウスより活発になる例もあった。
ほどほど の不安は必要
不安障害は、不安のために毎日の生活に支障が出てくる状態の総称で、脳科学からは扁桃体が敏感になりすぎた状態だということが分かっている。
警報機に例えてみれば、警報機が鳴り続けている状態だ。
京都大学の村井俊哉教授が書いた「社会化した脳」という本に、実験的に扁桃体が働かなくなったサルは、危険なことを平気でするようになるという話が載っている。
  1. サルはヘビが苦手で、普通なら近づかない。
    ところが、扁桃体が働かないサルは、平気でヘビに近づいて、手でつかんで食べようとすることもあるという。
  2. (サルは群れ社会で行動する)他のサルの群れに入れられても、平気で他のサルに近づいて行く。
    襲われるかもしれないという警戒心が全くなくなってしまうのだ。
同じような現象は、人間でも起きてくる。
脳炎などで扁桃体が働かなくなった人は、誰にでも親しく近づいていくようになる。
誰とでも仲良くできるのはよいことのように思えるが、これも、時と場合によっては危険な目にあう可能性がある。(大野裕・慶應義塾大学保健管理センター教授)


不安によって起こす身体症状
心臓・血管系
動悸
脈がはやくなる(頻脈)
胸の痛みを感じる
顔が青くなる
チアノーゼが出る
冷や汗が出る
血圧低下
体温低下
消化器系
口の渇き
食欲不振
飲み下し困難(嚥下困難
吐き気(嘔気)
嘔吐
下痢
腹痛
みぞおちの痛み
腹部膨満感
呼吸器系
ため息
息切れ
呼吸困難
胸を締め付けられる感じ
神経系
頭痛頭が重い
めまい
ふるえ
性欲低下
泌尿器系
インポテンス
頻尿
排尿困難
その他
肩こり
筋肉のケイレン
全身各所の痛み


抗ケイレン剤
  • ケイレンは脳の神経が異常に興奮することで起きる。
    • その興奮を鎮めてケイレンを止めるのが抗ケイレン剤である。
      抗不安剤のジアゼパムは、極少量を飲み薬として服用すると、不安を抑える作用があり、量を増やすと、鎮静作用があり、睡眠剤にもなり。痙攣を起こした人の静脈に比較的大量に注射すると、ケイレンを止め、筋肉の緊張の和らぐ。さらに急速に大量投与すると、全身麻酔剤としても使える。
      このようにある種の抗不安剤は鎮静剤や睡眠剤・筋弛緩剤・抗ケイレン剤・全身麻酔剤としてマルチタレントとして使用できる。
  • アルコールとよく似た性質を持つので、アルコール類似物質とも呼ばれる。
    • 徐々に効き目が薄れて、中止するとイライラ・ケイレンが増す点もアルコールと同じだ。
  • 大量かつ長期間にわたって使用している人が中断すると、ケイレンなど重大な離脱症状を起こす
  • 熱性ケイレンの場合には症状が激しい時に限って使う
  • テンカンのように一時的で無い場合は、長く飲み続ける必要があることが多い。
    こうしたケースでも中には抗ケイレン剤を中止できる人もいる
  • 長期間発作を起こさず脳波にも異常が認められなくなった人は、主治医とよく相談して徐々に減量し中止に持っていけることもある。しかし自分で判断して中止するのは危険。


抗不安薬
ベンゾジアゼピン系
  • ベンゾジアゼピン誘導体は、ギャバによる抑制性シグナルを強めることで脳の異常な興奮を抑え、不安・あせり・緊張などの症状を改善する薬物で、以下のものがあります
  • エチゾラム<デパス(吉富)>
    オキサゼパム<ハイロング(萬有)>
    オキサゾラム<セレナール(三共)>
    クロチアゼパム<リーゼ(吉富)>
    ジアゼパム<セルシン(武田)>
    プラゼパム<セダプラン(興和)>
    フルジアゼパム<エリスパン(スミトモ)>
    プロマゼパム<レキソタン(ロシュ)>
    ロフラゼブ酸エステル<イラックス>
    ロラゼパム<ワイパックス(ワイス)>
ヒドロキシジン系


抗不安薬を飲んでいるときの注意
  • アルコール
    • アルコールと一緒に服用すると、血液中のベンゾジアゼピン誘導体の濃度が急に高くなり、効き目が強くなる。
      さらに、アルコールとベンゾジアゼピン誘導体の双方から中枢を抑制するので、運動障害が起きたり、呼吸が抑制され死亡の危険がある
  • コーヒー
    • 脳の異常な興奮をベンゾジアゼピン誘導体で抑えようとしているのに、コーヒーに含まれるカフェインが脳のアセチルコリン神経を刺激し大脳皮質を興奮させるので、薬の効果が半減する
  • タバコ
    • コーヒーと同じような結果になる
    • ニコチンは今でも農業用の殺虫剤として利用されている猛毒物質です。
      そこで、タバコを吸うと肝臓のシトクロムP-450がニコチンを酸化し水溶性に変えて尿と一緒に体外へ排泄するのだが、普段からタバコを吸っている人はシトクロムP-450が増えているため、ニコチン以外の必要な薬物でも、素早く分解し体外へ捨ててしまう。そのため、抗不安薬の効き目も悪くなる


[コウジン(紅参)][セントジョンズワート][カルシウム]
[胎盤エキス][SOD][ローヤルゼリー][イソフラボン][真珠]
針灸のつぼ 「行間」「チ中」
【芳香療法】 ◎以下の精油が利用可能です。
[安息香][ベルガモット][カミルレ]
[シダーウッド][クラリセージ][サイプレス]
[乳香][ゼラニウム][ヒソップ]
[ジャスミン][ジュニパー][ラベンダー][マージョラム]
[メリッサ][ネロリ][パチュリー][バラ]
[サンダルウッド][レモンバーベナ]
[イランイラン]

不安感があるときの漢方薬
不安に用いる漢方薬あれこれ
  1. 黄連解毒湯
  2. 加味逍遥散
  3. 甘麦大棗湯
  4. 桂枝加竜骨牡蛎湯
  5. 五積散
  6. 柴胡加竜骨牡蛎湯
  7. 柴胡桂枝乾姜湯
  8. 柴朴湯
  9. 三黄瀉心湯
  10. 四逆散
  11. 四物湯
  12. 炙甘草湯
  13. 小柴胡湯香蘇散
  14. 天王補心丸
  15. 女神散
  16. 半夏厚朴湯
  17. 半夏瀉心湯
  18. 抑肝散加陳皮半夏湯