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腹痛の漢方薬



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関連情報 腹痛



腹痛の漢方治療
  1. 安中散
    1. 上腹部痛
    2. 痛みが激しい:芍薬甘草湯
    3. 生理痛もある便秘なし、色白の人:当帰芍薬散
    4. 生理痛もある:桂枝茯苓丸
    5. 腹直筋攣急する:芍薬甘草湯
    6. 遠年、腹痛を患う者:姜黄《先哲医話》
    7. 原因不明の腹痛にも応用
    8. 腹で動悸する部分が痛いというのは、安中散を用いる目標である《木村長久》
  2. 黄連解毒湯
  3. 黄連湯
    1. 腹痛・胸中有熱・胃中有寒・舌苔<白~黄>
    2. 心下痛・胸中煩熱・嘔吐
    3. 霍乱吐瀉止まず、心腹煩痛する者を治す《先哲医話》
    4. この方は心下痞硬よりも腹痛を目標にして用いる。もし心下痞硬が著明であれば半夏瀉心湯などの瀉心湯類を用い、それで痛の止まない時にこの方を用いる。《大塚敬節》
    5. この方の腹痛は、みずおちと臍の中間あたりから起こるものに良い。《大塚敬節》
    6. 嘔吐は無くても良い。《大塚敬節》
    7. 食傷や急性の胃炎などの腹痛に用いることもある。この際には舌に白苔が厚くかかることが多い。《大塚敬節》
  4. 甘草湯
    1. 急性の激しい痛みに《山田光胤》
  5. 甘草粉蜜湯
    1. 26歳男性。
      11月下旬から下腹痛を訴えるようになり、それが日増しにひどくなった。その痛みの模様は、始め右下腹から起こり、臍下一面から脇下まで及び、発作時には手を近づけることも出来ないほどである。そこで某医に治を乞うたところ、水薬、散薬、下剤などをくれ、痛みのひどい時には白色の粉末をくれた。これはモルヒネらしく、一時疼痛が緩解した。しかしすぐまた元通りに痛み、一昼夜に4、5回も発作があって、ちっとも安眠出来ない。母や妻は徹夜して看護していたが、そのうなり声を聞くにしのびないという。こんな風で12/7になって余に来診を求めた。
      往診してみると、脈は沈んで渋るような状で、少し緊を帯び、微熱がある。顔には血の気が無く、口舌は乾燥している。食事は小さい茶碗に1杯食べるだけで、腹は軟弱にして、大便は出にくく、小便も少ない。そこで寒疝と診断して、解急蜀椒湯を与えたが、更に効がない。よっていろいろと考えた末に、甘草粉蜜湯の項に、心痛、発作時あり、毒薬にて止まずとあるのを思いだし、試みにこの方を1回呑ましめたところ、服後、疼痛軽減し、2、3日で全快した。(和漢医林新誌第197号・竹中玄撮)
  6. 甘麦大棗湯
    1. <ケイレン性>
  7. 桂枝加芍薬湯
    1. <自発痛・圧痛>
    2. 消化不良に因する腹痛等。《奥田謙蔵》
    3. 43歳女性。
      いままで大病に罹ったことはない。1/21の夕刻。突然激しい腹痛を覚えたので、近くの胃腸専門の医師を招いて注射をしてもらった。医師は軽い虫垂炎だから盲腸の部を冷罨法するように指示した。ところが、この夜また腹痛に堪えられなくなり医師を呼んで注射をして もらった。その翌日も2回。其の次の日は3回も鎮痛剤の注射をうけた。そして駆虫剤を飲まされた。
      其の次の日、発病5日目に、私に往診を依頼してきた。初診時の症状は次のようであった。患者は腹痛のため、苦悶の状態であるが、4日間ほとんど眠らず、飲食物もほとんど摂っていないのに、あまり衰弱して いない。顔色は比較的よい。脈は大きくて緩である。体温は37℃。悪寒も発汗もない。足は冷たくはないが、湯たんぽを入れている。唾液が無いため言葉が出にくい。腹部は膨満していて、どこを圧しても痛む。特に回盲部の圧痛が強い訳でもない。
      虫垂炎という診断はおかしい。腸捻転にしては、脈がよすぎるし、一般状態もよすぎる。大した病気でもないものを、誤字によって、こんなことにしてしまったのではないかと考える。
      病名の判断はつかなくも、漢方では治療方針がたつ。
      この患者には、腹満、腹痛、便秘、口乾があるが、便秘は医師が続けてやった鎮痛剤のために、腸管の運動が制限せられた結果であろうし、口乾もまたロートエキス内服剤が入っているためであろう。腹満の甚だ しいのは、5日間便秘していることも原因であろう。そう考えてみると、腹満、便秘があっても、うっかり大承気湯のようなもので下すのは危険である。その証拠が脈に現れている。大にして緩という脈は、下剤を用いる脈ではない。ただここで注意しなければならないのは、《金匱要略》に“腹満があって、これを按じて痛む者は実であり痛まない者は虚である”という条文があり、この患者は按圧しても痛むから実証ではないかという疑問が生まれる。実証であれば下剤の入ったもので下さなければならない。ところで、私の経験では、結核性腹膜炎などは、腹満もあり、按圧すれば痛みもあるが、実証として下剤を用いて良い場合は、ほとんど無い。してみれば、この条文も無条件で参考にしてはならない。
      さて、こんな風に考えて、私はこの患者に桂枝加芍薬湯を与えることにした。この薬方は《傷寒論》の太陰病篇に出ていて、腹満、腹痛があり、嘔吐や下痢のある場合に用いることになっているが、嘔吐や下痢がなくても消化機能が衰えておれば用いて良い。
      私はこの患者は大黄の入った下剤で下すような裏実の証ではなく、裏虚の証と診断したから、桂枝加芍薬湯を用いたのである。もし手足が冷たく、脈が弱く、腹満がなければ真武湯を用いてかもしれないが、この患者は手足は冷えないし、脈は大で緩であったから真武湯を否定した。緩脈はゆっくりした落ち着いた脈で、病気が重篤でないことを示している。
      患者はこれを飲むと3時間ほどで、次から次ぎと放屁が出て、腹痛は大いに軽快した。翌日も引き続き腹痛はときどき起こったが、非常に軽くなった。其の夜、8時頃、黒褐色の軟便がたくさん出た。気持がよくなった。其の夜はよく眠れた。
      翌日は食欲も出て、毎日自然便があるようになり、腹満も去り、みずおちに少し圧痛が残り、少しつかえる気味だという。そこで半夏瀉心湯に転方した。これを5日分飲むと、胃のつかえは良くなったが、便秘するようになり、下腹が張るという。そこでまた桂枝加芍薬湯とし、これを7日間飲んで患者は病気を忘れた。《大塚敬節》
  8. 桂枝茯苓丸
    1. 、下腹部の抵抗/圧痛、月経障害)
    2. 産後悪露尽きず、腹痛、大便燥なる者:大黄《本朝経験》
    3. 蓄血に因り腹大脹満する者は血蠱となる。その証、発作時有り、或いは夜に至って腫れ、旦(あした)に至れば則ち減ずるの類なり。《先哲医話》
    4. 月経困難症、卵管炎、卵巣炎などの子宮付属器炎からくる腹痛、虫垂炎、尿管結石などからくる腹痛に用いられる。《大塚敬節》
  9. 香蘇散
    1. (気鬱、気滞、腹部膨満感、ゲップ、ガスが出る)
    2. (神経性・迷走性)
    3. 腹痛、灸刺諸薬効無きを治す:木香《本朝経験》
    4. 大小柴胡剤、建中湯、瀉心湯等で応じない腹痛(胃痙攣)に奏効することがある。《矢数道明》
  10. 呉茱萸湯
    1. (気虚、冷え、腹痛、易疲労、食欲不振)
  11. 五苓散
    1. (水毒、悪心、嘔吐、グル音、浮腫、胃部振水音)
  12. 柴胡桂枝湯
    1. 腹痛・胸脇苦満・心下急・心下支結。
  13. 三黄瀉心湯
    1. 心下卒然として痛み、尋常の腹痛の諸薬を用いて効なき者《梧竹楼方函口訣》
  14. 四逆散
    1. (気鬱、気滞、腹部膨満感、ゲップ、ガスが出る)
  15. 芍薬甘草湯
    1. 腹直筋の攣急:腹中攣急して痛む者を治す。《類聚方広義》
    2. 臍腹痛:激しい腹痛発作に頓服として用いる。その目標は腹直筋の拘急にあり、疼痛が手、足にまで及んで、ひきつれる者《大塚敬節》
    3. 子宮内膜炎性腹痛等には、証により膠飴を加味す。《奥田謙蔵》
    4. 腹直筋の攣急を目標にして、急迫性の激しい腹痛に用いる。その際、疼痛の手足にまで及ぶことがある。又、腹痛を訴えずに、手or足にだけ疼痛が来ることがある。《大塚敬節》
  16. 小建中湯
    1. (ケイレン性・鈍痛が続く)
    2. 腹痛・虚証・脈腹虚軟
    3. (気虚、冷え、腹痛、易疲労、食欲不振)
    4. 虚弱な子どもの習慣的な腹痛に《山田光胤》
    5. 「腹中急痛あるいは拘攣するものは正証なり、もし外閉の証あれば則ちこの湯の主治するところには非ざるなり」《方機》
    6. 「柴胡鼈甲湯」「延年半夏湯」「解労散」などの如く腹中に痃癖ありて引っ張り痛むと異にして、ただ血の乾き、にわかに腹皮の拘急する者にて、強く按ぜば底に力無く、例えば琴の糸を上より按ずるが如きなり。《勿誤薬室方函口訣》
    7. 積聚腹痛などの症に、すべて建中湯は血を潤し急迫の気を緩むるの意を以て考ふべし。《勿誤薬室方函口訣》
    8. 慢性腹膜炎、腸狭窄、胃ガン、胃潰瘍、胃下垂症などで腹痛する者に用いる《大塚敬節》
    9. 大黄やセンナで腹痛を起こす者に適応する。
  17. 小柴胡湯
    1. 腹痛・胸脇苦満・心下急・心下支結。
    2. 胸腹痛み拘急するに「小建中湯」を与えて癒えざるに此方を用いる。
    3. 積気ありて風邪に感じ、熱裏に閉じて発せざれば、必ず心腹痛あり。これ時積なりとて、その鍼薬を施して治せざる者、此方にて速やかに癒ゆ。《勿誤薬室方函口訣》
    4. 熱候なく、腹痛刺すが如く、嘔、渇ありて心煩し、脈沈なる証《奥田謙蔵》
    5. 腹中痛む者:黄芩、芍薬3.0g《龍野》
    6. 胸腹に邪気留滞し、時に嘔せんとし、或いは腹痛し、小便不利なる者:黄連茯苓
  18. 真武湯
    1. (水毒、悪心、嘔吐、グル音、浮腫、胃部振水音)
  19. 大黄牡丹皮湯
    1. 、下腹部の抵抗/圧痛、月経障害)
  20. 大黄附子湯
  21. 大建中湯
    1. <激しい腹痛>
    2. 陰虚証
    3. (気虚、冷え、腹痛、易疲労、食欲不振)
    4. 寒気の腹痛を治する、此方に如くはなし。けだし、大腹痛にして胸にかかり嘔あるか、腹中塊の如く凝結するが目的なり。《勿誤薬室方函口訣》
    5. 諸積痛の甚だしくして、下から上へムクムクと持ち上げる如き者に用いて妙効あり。《大塚敬節》
    6. 激烈なる腹痛等にして、殊に陽虚証に属する者《奥田謙蔵》
    7. 腹痛が下から上に突き上げる。そこで腸の逆蠕動が診られる《大塚敬節》
    8. 腸の蠕動不安を起こして、腸管の動くのが腹壁から見えても、それだけで大建中湯証だと片づけてはならない。小建中湯にも、人参湯にも、真武湯にも、旋覆代赭湯にも、こんな腹証が現れる事がある。《大塚敬節》
  22. 大柴胡湯
    1. 腹痛・胸脇苦満
    2. 心下急・心下支結。
  23. 大承気湯
    1. (圧痛)
    2. 京都富街の商人で堺屋治兵衛という人の細君が、積を患って5年、初めの症状は腹痛だったのですが、そのうちいろいろな症候が出てきて、どれが主訴か分からない状態となりました。
      【積】=積聚(せきしゅう)の略。
      腹内に結塊があって、腫れや痛みをともなう病証。
      その親族の者に医者がおりまして治療に当たっていましたが、何の効果も現れません。最後には腹が張って普段の2倍の大きさにふくれあがって来ました。その医者は必ず死ぬであろうと言って、ことわって帰って行きました。
      そこで、吉益東洞に診察を求めたのでした。東洞先生は、大承気湯を作りまして、これを与えて帰りました。まだ服用しないうちに、以前の医者が来まして「どんな処方か?」を聞き、大承気湯であることを知ります。そこで治兵衛に言います。
      「こんなものを服ませたら、死を早めるだけだ。承気湯は極めてきびしい薬で、たとえて言えば腹の中に火銃を入れて発火させるよいうなものだ。恐れなくてはならぬ」と。
      治兵衛はその医者に長期間治療をして貰いながら少しも効果を上げなかったので、医者のいうことを聞きません。医者は帰っていきました。
      数剤を、連続して服用させますと、便所に行くと胸腹がスッキリと気持ちよくなってきます。しかし喘満のような症状が感じられます。東洞先生は、今度は控涎丹(甘遂・大戟・白芥子)という処方をつくって与えました。
       まだ服しないうちに又以前の医者がやってきて、治兵衛に申します。「承気湯でさえも、体力に勝つことがあれば害があると恐れられているのに、まして今度の薬は猛烈きわまる薬であるから絶対に服用させてはならぬ」と、言いつけてねんごろに害を説いて帰りました。 治兵衛は聞き入れずに、その夜に服用させます。その次の朝、器をひっくりかえすように吐き、下しを致しました。胸腹はとても気持ちよくなって来ました。
      医者がまた来て、この様子を見て、感服して帰って行った。
      それから数日、全く治ってしまった。
  24. 腸癰湯
    1. 、下腹部の抵抗/圧痛、月経障害)
  25. 桃核承気湯
    1. 本朝経験、経毎に腰腹疼痛忍ぶべからず、劇しきは譫語、人事不省の者、此湯を与う23貼にして、下り、疼痛失する如し。来月経期後に此の法を用い、その間「逐丸」を服するを佳と為す。およそ45月善く此の法を行えば則ち数年の滞患全治を得。《雑病翼方
    2. 《参黄子》曰く、初めまま下を失し、反って固渋の薬を用い、以て邪熱内蓄を致し、血行ぐるを得ず、腹痛し、死せんとする者、急に此方を以て之を主ると。
    3. 脈少しく浮にして熱候あり、時に譫語を発し、下腹部急結し、尿利異常なき証《奥田謙蔵》
    4. 産後、腹痛を発し、或いは下腹部より心下部に上衝し、或いは眩暈を発する証《奥田謙蔵》
  26. 当帰建中湯
  27. 当帰芍薬散
    1. 、下腹部の抵抗/圧痛、月経障害)
    2. 胎動腹痛に当帰芍薬散は痛とあり、帰膠湯にはただ腹痛とありて軽きに似たれども、しからず。当帰芍薬散は痛甚だしくして大腹にあるなり、「」は小腹にあって腰にかかる故、早く治せざれば将に堕胎の兆となるなり。《勿誤薬室方函口訣》
    3. 男子の腹痛等にして、腹筋攣急し、四肢に冷感有り、尿利頻数、或いは尿量減少する証《奥田謙蔵》
  28. 当帰四逆加呉茱萸生姜湯
    1. (気虚、冷え、腹痛、易疲労、食欲不振)
    2. ケイレン痛
    3. 寒冷で増悪する腹痛
    4. 婦人、臍腹部冷痛し、脈細沈の証。《奥田謙蔵》
    5. 原因不明の腹痛があって、しかも患者が冷え症で、多年にわたって病苦を訴えているにも拘わらず、栄養も衰えず、、血色もさほど悪くない者があったら、疝として、この方を用いてみるが良い。意外に著効を奏することがある。病気が下腹にあって、それが上にも現れるというのが目標である。更に言えば、肝経・腎経に沿って、病気が上って行くというのが特徴である。《大塚敬節》
  29. 当帰湯
    1. (気鬱、気滞、腹部膨満感、ゲップ 、ガスが出る)
  30. 二陳湯
    1. (水毒、悪心、嘔吐、グル音、浮腫、胃部振水音)
  31. 人参湯
    1. (気虚、冷え、腹痛、易疲労、食欲不振)
    2. 腹痛、下痢し、或いは上衝、吐逆し、或いは身体に微痛等を覚える証《奥田謙蔵》
    3. 冷えると増悪し、温めたり押さえると軽減する。《中医処方解説》
    4. 上腹部から胸部にかけて痛むことが多く、下腹部に疼痛のくる場合は稀である《大塚敬節》
  32. 排膿散及湯
    1. 西村氏の妾が、ある夜、にわかに腹痛を発した。その勢が左の脇の下を衝き上げるようであった。
      ある医者は血刺痛(血の道)であるといって、当帰建中湯を与えること30日であったが、痛みは少しも止まなかった。そこでさらに医者を替えて診させたところ、その医者は水毒であるといって、大建中湯や大黄附子湯などを与えた。また30日ほどを経過したが、少しも軽快せず、その痛みは、鳩尾の部分に移った。
      余《尾台榕堂》がこれを診ると、その脈は数急で、心下部がひきつれて痛み、少しも動くことが出来なかった。舌上は黒胎で、飲食は少しも進まず精神も大いに衰えていた。
      そこで余は言った。これは内癰である。若しこのままにしておいて病毒が胃の腑や肝脾に進入すると、生命にもかわる大事である。速やかに針を刺して膿を摂らねばならぬと。
      然るに、病人は針をすることを極度におそれて、どうしても肯わなかった。百方これを説諭したが、何としても聞き入れないので、仕方なく、心下のところに破敵膏を貼って帰った。
      翌日の早朝に使者が来て、昨夜は大いに痛んで、少しも眠れなかったから、早速、御来診を願いたいというので、余が速やかに往ってみると、心下のところが微かに腫れて、少し赤くなっていた。しかし、なおも病人は針を刺すことを肯じなかったので、余は1人の外科医を延いてこれを診せしめた。
      その医者がいうに、針を刺しても既に時期が遅れている。若しこのままでは、四辺に蔓延して、その変は測ることが出来ぬと言ったので、病人も大いに驚いて、ようやく決心して、針を刺すことになった。
      そこで針を刺してみると、臭い膿汁が23合も迸り出でて、苦痛が立ちどころに減少して、自由に身体が動かせるようになった。よって、排膿散及湯+大黄を与え、伯州散を兼用した。
      それからは諸症が次第に退き、食欲も日々に進んで、精神も盛んになった。毎日膏薬を貼り替えること3回づつ、膿が出ること約60余日で、全く平癒することが出来た。」《井觀醫言》《荒木正胤》
  33. 半夏瀉心湯
    1. 腹痛<軽>・心下痞硬・下痢・腹鳴。
    2. (気鬱、気滞、腹部膨満感、ゲップ、ガスが出る)
  34. 茯苓飲
    1. (水毒、悪心、嘔吐、グル音、浮腫、胃部振水音)
  35. 平胃散
    1. 大便後に痛みが軽減する者
    2. 心腹痛:呉茱萸《方読便覧》
    3. 腹部の気痛:小茴香2.5g《龍野ー漢方処方集》
    1. 、下腹部の抵抗/圧痛、月経障害)
  36. 六君子湯
    1. (気鬱、気滞、腹部膨満感、ゲップ、ガスが出る、気虚、冷え、腹痛、易疲労、食欲不振)



漢方薬


「温胃湯」
「厚朴温中湯」
「桂香散」
「沈香磨脾散」
「酒煮当帰丸」
「代灸塗臍膏」
「王抱肚法」
「五積散呉茱萸・葱白」

☆腹痛虚寒なる者は腹満せず、手摩を喜ぶ。《傷寒集注》


「調胃承気湯」
「四順清涼飲」

☆熱気が小腸に溜まって、小腸が痛み、渇くと堅く、乾燥して痛み 閉塞して不通になる



「四物湯地黄桃仁・大黄・紅花」
「桃核承気湯当帰・蘇木・紅花」
「失笑散」
「万霊散」

☆いつも同じ所が痛む。(=死血腹痛)



「加味二陳湯で調養し、木香檳榔湯・利気丸」で下す。    
「瓜蒂散」
「丁香檳榔丸」

☆食べ過ぎで腹痛。脈がゆるい




「控涎丹」

☆湿痰で気道で塞ぎ痛む。消痰が痛んで胸腹が鳴る





痛む場所/漢方薬/参考
(1)臍の上(大腹痛)
  • 漢方薬
    • 「理中湯」
      「加味小建中湯」
  • 参考
    • 太陰に属する。
      の疼痛。
      食積と外邪が多い


(2)
臍の横(臍腹痛)
  • 漢方薬
    • 「四逆湯」
      「薑附湯」
      「五積散呉茱萸」
  • 参考
    • 少陰に属する。
      積熱と痰火が多い


(3)
臍の下(小腹痛)
  • 漢方薬
    • 「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」
  • 参考
    • 厥陰に属する。
      痰と小便の出が悪いことが多い






腹痛の主薬 《万病回春》
  1. 婦人の腹痛には、呉茱萸・香附子を主薬とすべし
  2. 腹痛には、芍薬・甘草を主薬とすべし
  3. 腹冷痛には、呉茱萸・良姜を主薬とすべし


腹痛症の種類
  1. 疝気腹痛
  2. 痢疾腹痛
  3. 積聚腹痛
  4. 霍乱腹痛
  5. 腸癰腹痛

キウツウ】(きうつう/こうつう)
  • =腹中急痛のこと。

【児枕痛】(じちんつう)
  1. =後陣痛。あとばらのいたみ。
  2. 《浅田宗伯》は、児陣痛は後陣痛と異なり、血が下ってしまってから、なお腹痛を訴えるものを児陣痛と呼ぶべきとした。

【積聚】(しゃくじゅ/せきじゅ)
  1. =漢方の病証名
  2. 《金匱要略》では、積と聚と穀気(こっき)とを、次のように区別している。“問うて曰く、病に積あり、聚あり、穀気あり。何の謂ぞや。師の曰く、積は蔵病なり、終に移らず、聚は府病なり、発作時あり、展転して痛移る。治す可しとなす。穀気は脇下痛み、之を按ずれは則ち癒え、また発するを穀気となす”《漢方診療医典》
  3. 腹内の癒着、腹中の腫瘤を指す。

【疝】(せん)
  • =元来は腹の痛む病気のこと。金匱要略にも、腹満、寒疝、宿食篇があるが、後世になって、疝にいろいろな意味を持たせるようになった。《漢方診療医典》

疝気 】(せんき)
  • =《諸病源候論》に疝は痛なりとある。主として下腹痛

腹痛の針灸ツボ
  1. “びいびいと腹下りて痛むには水分、機会、梁丘、天枢”
  2. (脾陽虚の腹痛)・・
    • 「脾兪」「」「足三里」「胃兪」「章門」「気海」
  3. (肝鬱の腹痛)・・・
    • 「章門」「太衝」「内関」「」「気海」「陽陵泉」





関連情報 疝痛おなら腹痛







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