ようこそ!!     ナオルコム へ     シッカリ食べて  ・・・  バリバリ働き  ・・・  グッスリ休んで ・・・ ドッサリうんちをする。     そんな私に・・・・・なりたい。    
情報TOP
naoru.com/なおるコム/ナオルコム/



不眠症(睡眠障害)



HOME ブログ 通 販 価格表 病名(症状) 漢方薬(50音順) 医薬品(一般名・商品名)




不眠の漢方薬



温清飲


温胆湯
  1. 箕輪亀山老候。
    かって、御奏者番を勤めている時、営中で眩冒(頭に何かかぶさっているようで、めまいがする)を訴えた。この眩冒は辞職の後も治らず、心下に動悸があり、夜間安眠する事が出来ない。その上、時々めまいがして卒倒しそうになる。
    辻元為春院がこれを数年治療したが、効がないのですててあるという。余はこれに《備急千金要方》の温胆湯黄連酸棗仁を与えた。眩冒の時は小烏沈散(烏薬・人参・沈香・甘草)を服せしめた。すると、数10日たって、夜は快眠出来るようになり、多年の持病を忘れ、亀山に移住した。《橘窓書影》
  2. 四谷荒木町の角、油舗、三河屋長九郎という者は、気分が沈んで鬱々として楽しまず、心下が虚痞し、飲食が進まない。その上終夜眠られないので、ひどく痩せ、衆医の治を経て寸効がないという。
    余はこれに《備急千金要方》の温胆湯黄連酸棗仁を与えたところ、睡眠がとれるようになった。ただ気分が欝塞してのびないので、加味寧癇湯を与え、全快した。《橘窓書影》


黄連解毒湯


乙字湯


加味帰脾湯
  1. 虚証タイプ
  2. 体力が衰え、疲れやすく、血色が悪い
  3. イライラする、もの忘れしやすい
  4. 43歳男性。
    腹膜炎に罹った事があり、元来、虚弱な体質であるが、4、5年前から朝・夕に頭痛があり、そのとき悪心を訴える。疲れると背が痛む。甘い菓子を好む。脈は弱く、腹力もなく、腹部で振水音を証明する。
    私はこれに半夏白朮天麻湯を与えた。これで、やや睡眠状態は良いようであったが、3週間ほど飲むと、また逆転して眠れなくなり、背が張るという。そこで枳縮二陳湯にしてみたが、これも効かない。桂枝加竜骨牡蛎湯、甘草瀉心湯、神効湯など、次々と用いたが、どれもあまり効かない。
    そこで、加味帰脾湯にした。のぼせ、頭痛、不眠、疲労感と胃腸虚弱な点を考慮して、この処方を選んだ。これを飲み始めてから、2週間ほどたつと安眠出来るようになり、血色もよくなった。《大塚敬節》   
  5. 54歳女性。
    数年前、胃潰瘍を病んだ。主訴は胃部膨満不快、肩背急痛、逼迫感、腰痛、神思鬱々として、いわゆる婦人更年期の訴えをことごとく備えていた。
    患者は今まで2回ほど狭心症の発作のように肩背強痛、心絞窄の苦悶を起こしたことがある。
    私は初診以来、当帰芍薬散、抑肝散、茯苓補心湯等といろいろ試みたが、結局、香砂六君子湯が最も良かった。患者はこの方を1日1貼ぐらい飲むと気持ちよく立働くことが可能となっていた。
    ところが、去る10/27、孫が急性肺炎で危機に瀕し、その看護に精魂を傾けたため、前症がにわかに拾頭し、心臓部苦悶、動悸、息切れ、食思まったく不振に陥った。
    本患者の病因はすなわち脾胃虚弱で、常に顔面蒼白、皮膚枯燥、貧血状態であった。脈は沈遅で力薄く、腹は虚軟で臍傍・臍中の動悸がたかぶっている。私は例に因って香砂六君子湯を与えたが、こんどは効かない。頑固な不眠症を起こし、ほとんど眠られないとのことであった。
    そこで思慮過度、心脾労傷の致すところとして、加味帰脾湯を与えると、これが非常な好結果で、不眠も食思不振も、心思鬱々も治り、顔色もまた今までになく良くなった。《矢数道明》


加味逍遥散
  1. 虚実中間証
  2. 背中が急に熱くなる。汗が出た後に熱くなる更年期障害。
  3. 種々の不定愁訴がある不眠。



加味逍遥散+四物湯


甘草瀉心湯
  1. 34歳男性。
    不眠、頭重、疲労感を訴え来院。診察すると、心下部やや膨満し、ガスが停滞している。夢が多くて熟睡しないためか、頭が重いという。油の多いものを食べると下痢する。
    私はこれに甘草瀉心湯を与え、夕食を軽くし、夕食後には、一切飲食をしないように指導したところ、頭痛がとれ安眠が出来るようになった。《大塚敬節》


甘麦大棗湯


桂枝加芍薬大黄湯
  1. 某、年20有餘。
    腹中拘急し、大便硬く、飲食常の如し、ただ眠らんと欲し、眠る能わず、来たって診を余に乞う。診にて曰く、子の眠る能わざるは心気の為す所に非ず。その病胃中に在り、経に曰く、胃不和なれば則ち臥安からずと、是なり。乃ち桂枝加芍薬大黄湯を与え、一剤にて知り、九剤にして癒える《先哲医話》
  2. 20歳余、
    腹筋が緊張して硬く、便秘し、食欲はいつもと変わりないが、眠ろうとして眠ることが出来ない。
    そこで不眠の原因が腹にあるとして、この方を与えたところ、1日分で効果があり、9日分で全治した。《荻野台州》


桂枝加竜骨牡蛎湯


桂枝茯苓丸   


柴胡加竜骨牡蛎湯
  1. 実証
  2. 脈や腹力が充実、口が苦い、
  3. みぞおちから右脇腹にかけて圧痛がある(胸脇苦満)。
  4. へその上に動悸(臍上悸)。
  5. イライラ、神経症状が強く、便秘がち



柴胡桂枝乾姜湯


三黄瀉心湯


酸棗仁湯
  1. 虚証タイプ
  2. 疲れているが眠れない
  3. 眠ろうとするほど眠れない。



滋陰降火湯


炙甘草湯


小建中湯


小柴胡湯



清暑益気湯


大建中湯



大柴胡湯


大承気湯


竹茹温胆湯


釣藤散


猪苓湯


猪苓湯四物湯


天王補心丸


当帰芍薬散


桃核承気湯



女神散


人参養栄湯


柏子養心丸


八味地黄丸


半夏厚朴湯



防風通聖散



抑肝散加陳皮半夏湯


六君子湯


竜胆瀉肝湯




不眠症の針灸ツボ
“みぎひだり床に睡れぬその時は身柱、肝兪、三里(足)、肩井”

「筋縮穴(第9椎の下)は不眠症の要穴。」


1患者、35〜36歳の男子。
  • 体格強健で血色もよく、何処が悪いのか疑われる位であった。さて、先生はその患者を坐らせてから背中を診ながら、
    “夜ねられなんで、昼間ねむたいでしょう。” という。
  • 患者はそれがよく的中したので、驚いたように頭を掻きかき、
    “実は半月位もよくねむれないのです。”と答える。
  • 先生は背中を撫でながら、
    “争われんものですな。是てこんなに腫れている。”
    と肝兪の所を指さす。よく見れば、先生の言われる通り肝兪あたりが腫れて高くなっている。肝兪の腫れている時は多く不眠症を伴うものである。
  • 先生は独り言のように言う。・・・・・
    “西洋の医者に見せれば神経衰弱だというでしょうが、神経衰弱という病気ほどつかまえどころのないものはありません。病気を診てよくわからんと神経衰弱だといって誤魔化すのです。いい加減なものです。わしも今から34年ほど前に神経衰弱で苦しんで、毎夜2時間ばかりしか眠れませんでした。そのために、神経衰弱の治し方を第一番に覚えたのです。
  • やっぱり自分で病んで見んとわかりませんな。
  • 夜眠れんのは肝臓の関係です。
  • 昼眠たいのは脾臓の関係です。
  • あなたは脾臓と肝臓とが悪いのです。それで夜は眠れず、昼間眠たいのです。(中略)すべて人間の眠る時と起きる時とには血液に差があって、眼を使う時には眼に血が集まり、耳を使うときには耳に血が集まり、何でも通処に血が集まるのです。そこで眠る時には血が収まらねばならぬ筈なのに、あなたのように何でも物をキチンとしておかねば気の済まぬような性質の人は床へ入ってからも肝臓の血が収まらず、肝臓へ充血して眠れんのです。肝は眼の経絡とまつわっているので、肝へ充血すれば眼がはっきりして来て、どうしても眠れんわけなのです。つまり肝を使いすぎるため肝臓へ充血して来て眠れんのです。
    “実に経絡というものは不可思議なものです。”
    こう言われた。先生は患者を診るに際し、殆ど望診と切診とで診断され、症状を問われるということはないのである。症状などクドクドと述べたてると却って迷惑がられた。実に先生は不問診の名人であった。その望診は妙を極め、その指頭の触診は神の如くであった。
    で、この患者には次の穴へ灸をされた。
    [身柱][肝兪][筋縮][脾兪][][][左陽池][孔最][足三里][太谿]
    なお先生は云う。・・・・・・
    “どうも経絡というものは有難いものです。腎と脾を治すと肝がおさまって来る。
  • つまり水と土を収めれば自ずから木も収まって来る筈です。このように太極から治してゆく時は、行き詰まるということはない。楽ですなあ。(中略)根本の病気より治してゆくのだから、もとが治れば他の雑病など治さずともなおるのです。”
    これと同類の症状で治療を受けに来た他の1人へは、次のように灸した。
    [身柱][肝兪][筋縮][脾兪][腎兪][志室][][膏肓][][左陽池][中極][曲池][足三里][太谿]
    この患者を扱いつつ言われた。
    “脾臓は糖分を主るところで、脾臓が弱ると糖分が尿中に排泄される。それが糖尿病です。
  • そしてタンパク尿は腎に属する。
  • なお腎は恐るとあって、いたづらに物事を恐れ、脾臓の悪いのと合わせて思案ばかりしているのです。これで、流石の神経衰弱も解決がついたのです。”
    先生はなほ言葉をついで言われる。
    “こういうように太極治療がわかって見ると、治療は実に楽なものです。これが分かるまでには容易なことではなかったです。どうしてここへ気が付かなかったかと思う位です。(中略)それに経穴の名が実に妙すな。あれなどでも、今の人のようなやくざな字の使い方は一つもしていない。用意周到なものです。経穴の名を見ただけで診断も治療も出来るようになってをるのです。
    という字は[あつまる]と読んで、胆の募と云えば胆の病のあつまる処という意味です。胆経に病気がある時には屹度胆の募の日月へ病気が聚ってチャンと出てくるのです《沢田流聞書鍼灸眞髄》




不眠症の芳香療法
  1. ラベンダー
  2. カミルレ
  3. ネロリ
  4. ベルガモット(抑鬱と結びついた不眠)
  5. クラリセージ(アルコールとの併用は不可)・・・悪夢を見る
  6. マージョラム
  7. サンダルウッド
  8. ジュニパー
  9. イランイラン





不眠の栄養療法
  1. ビタミンB12
  2. リンゴ




不眠の宝石療法
  1. アメシスト
  2. ガーネット
  3. トパーズ
    • 指輪にして、夜間寝ている時に指輪のついた方の腕を額近くに置く。
      指輪はトパーズが飛び出すように作り周りに他の石を付けない
        





不眠症 insomnia
不眠症とは?
睡眠障害 「不寐」

  • 「不眠の訴えが少なくとも週3日以上あり、しかも1ヶ月以上持続するもの」(WHOの国際疾病分類)
  • 中国語では「失眠症」
  • 眠れない病気というより、眠れないことが気になり、不安になる病気で、不眠だけが全面に出てくるノイローゼである。(寺師睦宗著「成人病の漢方療法」p205より)


不眠と睡眠不足とは違う。
  • 眠れるとからだの調子が良くなると考え、早く寝てたくさん寝ようとするが、いっそう眠れず、不眠症を悪化させることになります。
  • 体には生まれながら備わっている「体内時計」があり、その働きで、朝目覚め、夜眠くなる。体内時計がコントロールするのは目覚めや睡眠だけでなく、体温やホルモン、体の中の酵素の働きなども調節している





睡眠障害の分類
  1. 原因による分類
    • 機会性不眠 不安・恐怖・ストレス・ショック・不慣れな環境・時差などで
      いわゆる不眠症 不眠ノイローゼ
      老人性不眠
      精神疾患に伴う不眠
      • 統合失調症
      • 躁病
      • うつ病
      • 神経症などに伴う
      神経・身体疾患・薬物・アルコールによる不眠
      特殊な型 睡眠時無呼吸性不眠症候群
  2. 睡眠障害のタイプによる分類
    1. 入眠障害型
    2. 持続障害型
      • 中途覚醒
      • 早朝覚醒
    3. 混合型











あなたはどの不眠タイプ
入眠障害 フトンに入ってもなかなか寝つけないタイプ
すんなり眠れない
眠りつくまで30分〜1時間かかる
中途覚醒 夜中に何度も目が覚めたり、その後朝まで眠れないタイプ
翌朝起床するまでに何度も目が覚めてしまう。
早朝障害 朝、自分が望む時刻より2時間以上早く目覚め、まだ眠りたいのに、そのまま朝まで眠れないタイプ
早く目が覚める
熟眠障害 睡眠時間のわりには、朝起きたときにグッスリ眠った感じがしないタイプ。
を見ることもある
深く眠った感覚が得られない。







体温が約1度下がる
  • 人間は手先や足先から熱を逃がすシステムが作動すると、体内の温度が下がり始め、徐々に眠くなりだす。
  • ところが、冷え性で手先が冷たい人は、手先から熱が逃げにくく不眠になりやすい。
    なぜ効くのかよく分かっていない睡眠薬に頼らなくても、眠りと目覚めの習性を知れば、睡眠と覚醒を自主的に調整できる。

まず、どういう場合に眠くなるのか考えてみる。
  • 夜、遅くまで起きていた後、ポカポカと暖かい場所
  • 食事を摂った後
  • お酒を飲んだとき、暗くて静かな場所

  • これらの中に眠りのヒントがたくさん隠されている。
    最初の2つは、「眠らない時間が長くなると眠くなる」と考えると説明できる。科学的には「脳内の睡眠物質の量が覚醒時間に比例して多くなり、睡眠中に消えていく」ことで証明されている。従って朝遅くまで惰眠を楽しみ。たっぷり昼寝をすると、なかなか眠くならない。


  • 昼間にしっかり起きていることが上手に寝付くコツだ。
    暖かい場所・食後・お酒を飲んだ時に眠くなるのは体温調節との関係が深い。眠ると体温が下がるのは、体の活動が低下するだけではない。注意深く体温の変化を測ると、睡眠に入る前に体温が下がり始める。
  • 子供が眠くてぐずり出すと、手足が温かくなる。手足の血管が開いて熱を逃がし始めた証拠だ。その結果、体温が下がる。
    脳の中では体温が下がることと眠りに入ることは一連の反応としてプログラムされているらしい。だから、ポカポカした環境や、食事をして体温が上がると、血管が開いて放熱が盛んになり体温が下がり始め、眠くなる。


  • 体温が0.5℃ほど上がって下がり始めるときが最も眠くなる

  • お酒を飲んでいる間は眠くないのに、酔いが覚めだすと猛烈に眠くなる。
    お風呂に入っている間より出た後に眠くなる。
    これらの現象はすべて体温調節と睡眠調節の密接な関係を反映している。
    軽い体操や風呂を利用するのも、うまく寝付くコツである。
    「暗くて静かな場所」も「光」と「興奮」が睡眠をジャマすることと関係する。講義室で居眠りする学生も公園のベンチで居眠りをする人も本能的に光が目に入らないように顔を隠す。朝日が入り込む東向きの部屋で寝過ごすことは少ないが、雨や薄曇りの時、厚手のカーテンで朝日が入り込まない部屋では寝過ごすことが多い。
    興奮は光以上に睡眠を妨げる。興奮し気分が高揚しているときは暗くても決して眠くならない。逆に暗闇で、もっと頭がさえて考えがひらめく。気がつくと鶏が泣きだし、夜が明けてくる。
    だから、深夜までパソコンの明るいモニターを睨み続けて、会議の資料をまとめたり、ゲームやインターネットにふけっていた人が眠れないというのは異常でも何でもない。極めて正常な出来事である。(裏出良博・大阪バイオサイエンス研究所第二研究部長)

人体は眠りに入る過程で体温が約1℃低下する。
  • この体温変化の過程で深い眠りに入っていく。
    寝入りばなに手足が温かくなったり、額に汗をかいたりするのも、体が内部に溜まった熱を放出し、深い眠りに入ろうとするため。→発汗





日本の睡眠障害の実態について
  • 厚生省の委託で全国の大学医学部などが行った研究が、今春、報告書にまとめられた。
    盛り込まれた個別テーマの半数近くが、高齢者に焦点を絞ったものだ。

  • 「60歳以上で睡眠の問題で困っている人は20%を越え、80歳代の女性では43%」
  • (全国11総合病院の外来患者が対象)
  • 「不眠を自覚する70歳以上の人は47%」
    (福岡県久留米市で無作為抽出した高齢者が対象)





睡眠の満足度
  • 2012年、サノフィ・アベンティスが日米仏の調査で、睡眠の満足度は。
    • 日本・・・・・・・・・44.7%
      • 平均睡眠時間が8時間以上
      • で満足している・・・54.8%だった。
    • 米国・・・・・・・・・59.4%
    • フランス・・・・・・61.1%
    調査期間は2011年8/14〜8/24。3ヶ国で30歳以上、約7000人を対象。






加齢と睡眠障害
  • この問題に取り組む医師らに良く知られた研究がある。
    米国ガン学会などが米国人の睡眠時間と数年後の死亡率を調べたところ、
    50歳代までは睡眠時間の長短と死亡率とにあまり相関関係がなかったが、
    60歳代以上では睡眠時間が極端に短い人、極端に長い人は死亡率が高くなる傾向があった。






心配?・・・夜中に目が覚める
  • 多くの方が1日に6時間〜8時間まとまって睡眠にあてるのが健康的と思うかもしれないが、まとまって眠る習慣を獲得したのは産業革命以後のことのようです。
    バ-ジニア工科大学の歴史学者ロジャー・エカーク教授は、昔の人たちの睡眠スタイルを英国に残る歴史的文献から調べた。
    睡眠スタイルは産業革命の前後で変化していた
    産業革命以前の睡眠は、夜中に1〜2時間の「中途覚醒」をはさんで、3時間前後ずつ眠っていた





(副作用で不眠になる医薬品)
「アデカット」「アルマール」「インデラル」「ケルロング」「セレクトール」「セロケン」「タミフル」「テノーミン」「デパス」「ドラール」「ニューロタン」「バイロテンシン」「PL顆粒」「プレドニン」「ペルジピン」「ミケラン」「メイラックス」「メバロチン」「リピトール」「リポバス」「ルジオミール」「ロヒプノール」「ワイパックス」「ワンアルファ」







人はなぜ眠るのか?
この素朴な疑問への明確な答えを科学者はまだ持ち合わせていない。最近になって脳の中に「眠りの素」の物質が見つかり、ナゾを解き明かす手掛かりとされている。


「プロスタグランジンこそが睡眠を引き起こすカギ」と、大阪バイオサイエンス研究所の裏出良博部長は言う。

プロスタグランジンとは脳内の微量物質。この物質を注射すると、警戒心から通常は続けて10分間程度しか眠らない実験用のネズミが6時間も眠りこける。

アフリカに多い『眠り病』の患者の脳にはこの物質が普通の人の100倍以上もあることも分かっている。
残業や深夜勤務、夜遅くの塾通い、真夜中のネットサーフィン。大人も子供も現代人の多くが日常的に睡眠不足に陥り、なかには昼夜のリズムを壊して睡眠障害に苦しむ人も増えている。脳内の「眠りの素」の解明はこうした現代病に対応した睡眠薬や居眠り防止薬などの実現につながると考えられ、世界の製薬会社や研究機関はその解明を競っている。大阪市と産業界が設立した大阪バイオ研はその先端を走る。





いったいどれだけの睡眠をとればよいのか?
  • 1日7〜8時間というのが専門家のほぼ一致した声だ。
    ただ、これには個人差があり、休息に必要な睡眠時間は人によって異なる。
  • たっぷり8〜9時間は眠らないとダメな人がいる一方、5時間半くらいで十分と言う人もいる。
  • 睡眠時間がいつも5〜6時間の人は、9時間の睡眠をとっている人と同じように回復できると言われている。

  • 必要な睡眠時間は年齢によっても変わる。一般に、ちいさな子供の睡眠時間は長い。
    1. 新生児では16時間ほど眠るとされる。
    2. 小学生でも9〜10時間眠るのは珍しくない。
    逆に年をとると睡眠時間は短くなる。50歳を過ぎる頃から睡眠が少なくなり、朝早く目が覚めるということもよく起きるようになる。

  • 年齢が上がるとともに睡眠時間が短くなるのは、成長ホルモンの必要性と関係があるのではないかと考えられる


人の眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠とがある
  • さらに
  • ノンレム睡眠は眠りの深さによって第1〜第4の段階までに分かれる
    第1〜第4段階のノンレム睡眠とレム睡眠が合わさって1サイクルとなり、普通はこれが睡眠時間中に4〜5回繰り返される。
    ノンレム睡眠の中で眠りの程度がより深い第3〜4段階では、体はリラックスした状態にあり、このときに成長ホルモンも分泌される。
  • 過去の実験をみると、年齢が低いほどこの第3〜4段階の眠りの割合が多い。その分だけ、成長ホルモンが分泌される時間が長い。
    言い換えれば、それだけ成長ホルモンを必要としていることになるだろう。「寝る子は育つ」。
    年を取れば体の成長は必要ではなくなるから、成長ホルモンを出す機会が減るのかもしれない。
  • ただ成長ホルモンは体の成長だけではなく、細胞や組織の修復・再生にも関係する。






眠りすぎはよくない
米国在住♂1139人(糖尿病)
  • 16年間追跡調査、1日に7時間眠る習慣の人がもっともリスクが少なく、それ以上長くても短くてもリスクが高かった。

内山真・日本大学主任教授のグループ
  • 2003年の国民健康・栄養調査データを分析(高脂血症)
  • 高脂血症のリスクが低いのは6時間で、それより長くても短くてもリスクが高かった。






動物の睡眠時間
シマウマ・・・3時間、数分おきに覚醒する
イルカ
  • 眠りながら泳ぐ。モスクワ大学のムカメトフ教授がイルカの左右の脳に電極を付け脳波を測定して証明。右脳が眠っているときには左脳が起きていて、左脳の支配を受ける体の右半身で泳ぐ。
  • イルカは空気を吸うために海面に上がる必要がある。
    イルカに麻酔をかけて意識を失わせると呼吸不全になる




深い睡眠をもたらすタンパク質
2010年、自然科学研究機構・生理学研究所の山中章弘准教授らは、深い睡眠をもたらすタンパク質を突き止めた。
このタンパク質をマウスの脳に作用させると眠り続けることを確認した。

これまで機能が不明だった脳のタンパク質「ニューロペプチドB」に注目。

マウスの脳にニューロペプチドBを与えると、、通常は夜に起きて活動を始める筈のマウスが夜になっても眠り続けた。

脳波を測ると、脳が休んでいる深い睡眠である「ノンレム睡眠」を示す脳波が出ていた。
ニューロペプチドBは脳の中にある扁桃体に作用する。





体内時計が一時的に止まって見える現象
(シンギュラリティ現象)


真夜中に強い光を浴びると・・・

体内時計が一時的に止まって見える現象(シンギュラリティ現象)が起きるのは、個々の細胞のリズムがバラバラになるのが原因であることを、理化学研究所と近畿大・名古屋大のチームがマウス細胞を使った実験で判明。

1970年の米研究者がショウジョウバエで発見したあと、[カビ]や植物の[シロイヌナズナ][シマリス][ヒト]でも見つかった。

理研の発生・再生科学総合研究センターの上田泰己チームリーダーらは、原因を解明するするため、マウス胎児から採取して培養した特定の細胞に、光を感じるセンサー役のタンパク質『メラノプシン』を導入。細胞塊に様々なタイミングで光を照射し、人為的に各細胞のリズムを乱す実験を繰り返した。その結果、個々の細胞のリズムが止まるのではなく、バラバラになって同現象が起きることを突き止めた。





自宅で睡眠の状態を測れる睡眠計
2010年、睡眠計測ベンチャーのスリープウェルは、自宅で睡眠の状態を測れる睡眠計を開発した。
小型の脳波計を組み込んだ。
同社は財団法人・大阪バイオサイエンス研究所の研究者らが4月に設立した。
睡眠計は重さ50g、4,5cm×6.5cm×2.5cm。額と耳の横につけて眠ると、微弱な脳波の信号を計測できる。心電図センサーも2個つながっている








夜間に光を浴びると
覚醒作用がある ステロイドホルモンの一種・・・

7αヒドロキシロキシプレグネノロン

2011年、東京大学の深田吉孝教授らは、夜間に光を浴びると脳の中で覚醒作用がある新しいホルモンが分泌されることを発見した。ヒヨコを使った実験で確かめた。明るいところでの夜更かし(夜ふかし)が不眠の原因になっている恐れがある。
ヒヨコは光を頭頂分にある松果体という部分で感知、睡眠や覚醒に影響を与えている。

ヒヨコの脳の松果体という場所でステロイドホルモンの一種「7αヒドロキシロキシプレグネノロン」が出ていることを発見した。
  1. 日暮れ後、光があたらなくなってから、人工的な光をヒヨコの頭に当てると、松果体の中で増えていた。ヒヨコも歩行が活発になるなど活動量が上がったという。
  2. 光がない場所のヒヨコの頭に「7αヒドロキシロキシプレグネノロン」を投与すると、光を当てた場合と同じ程度に行動が活発になった。
これまで松果体は睡眠を促すメラトニンを作る器官として知られていた。
  • 松果体は、睡眠の促進と覚醒の両方のホルモンを作り出している”(深田教授)
  • 人にも同じホルモンを作る遺伝子がある。
  • 成果は米科学アカデミー紀要(電子版)に発表




オレキシンが眠りと目覚めのスイッチングに関わる物質
1998年、米テキサス大学の柳沢正史教授は食欲に関する脳内タンパク質『オレキシン』を調べていて大発見にぶつかった。

オレキシンが眠りと目覚めのスイッチングに関わる物質でもあることが分かった。

“遺伝子を操作してオレキシンを作れないようにした実験用マウスを育てたが、食欲に大きな変化が出ない”
“もっと激しい結果が出るような気がしていたので、こんなもんじゃないと、観察を続けたら、マウスが突然動きを止め、ひっくり返った。調べたら睡眠発作が起きていた”
“突然眠気に襲われる
ナルコレプシー と分かった。たった1つで睡眠障害を決定的に生じる遺伝子は初めて。これは面白い”
“オレキシンは睡眠と覚醒のスイッチ回路の一部らしい”


◇眠りはナゾですか?
断眠させたヒツジの脳脊髄液を別のヒツジに注射したら眠ったという報告があった。眠らないと強力な物質が出てくるとされたが、この実験は再現性が無く現在は支持されていない。眠りの仕組みに迫る突破口がなかった。

人間と同じような眠りは、比較的大きな大脳皮質を持つほ乳類や鳥類にしか無いとされるが、オレキシンは脊索動物やホヤ類あたりから登場してくる。オレキシンの元々の働きは摂食や攻撃などの『臨戦態勢』を動物にとらせることにあったのではと推測している。





オレキシンと糖尿病
味わって食べると血糖値の上昇をおさえる

脳の視床下部で働くホルモンであるオレキシンは、オレキシン神経が活性化されると分泌される。
オレキシンは1998年に、柳沢正史・テキサス大学教授が食欲をうながす作用を持つホルモンとして発見したものだ。


さらに、睡眠状態と覚醒作用を制御する作用を持つことでも知られている。

生理学研究所のグループは、マウスの視床下部にオレキシンを投与する実験を行った。すると、筋肉が血中の糖分を取り込んでエネルギー源として利用する効果が促進されることが分かった。

また、マウスの口から糖を摂取させて“味わう”ようにした場合と、腹部に注射器で糖を直接注入した場合とで、30分後の血糖値を比べた。その結果、口から摂取した場合の方が、血糖値が低く抑えられることが分かった。

一方、脳でもオレキシンの働きを阻害する薬を投与してから、同じ実験を行うと、血糖値を抑える効果がほとんど無かった。

オレキシン神経を活性化させることで、血糖値を抑えることができると考えられる。

又、エネルギー源にならない人工甘味料のサッカリンをマウスに飲ませたところ、オレキシン神経が活性化することが確かめられた。

このことは、オレキシン神経の活性化が味覚刺激によって起きることを裏付けている。

オレキシン神経の活性化は、数日間同じ時刻にサッカリンを与え続けることで顕著になった。サッカリン摂取への期待感が、オレキシン神経の活性化を促すと考えられるという。

血糖値を下げるホルモンとしては、膵臓で分泌されるインスリンが有名だ。ただし、インスリンは、筋肉だけでなく、脂肪組織への糖の取り込みも促す。箕越靖彦・生理学研究所教授によると、オレキシンには、筋肉におけるインスリンの働きを増強する効果がある。

そのため、オレキシン神経を活性化すると、脂肪組織への糖の取り込みを間接的に抑えられることができ、肥満の予防にもつながるという。
また、オレキシン神経は夜間、とくに睡眠中は活動が抑えられる。

そのため、夜中に何かを食べた後、すぐに寝てしまうと、オレキシンによる筋肉での糖分の利用促進が働かない。その結果、糖分が脂肪組織に蓄えられやすくなり、肥満の原因となってしまうという。
成果は、2009年12/2 Cell Metabolismに掲載。
箕越教授は「マウスでの実験では、甘味の刺激を使いましたが、オレキシン神経は強い動機をもって行動するときにも活性化すると考えられます。人では、甘味以外の味覚、さらにはおいしいと感じること自体もオレキシン神経の働きを促す可能性があります」と語る。






脳が覚醒状態を維持するときに働くメカニズム
2010年、自然科学研究機構・生理学研究所の山中章弘准教授らは、脳が覚醒状態を維持するときに働くメカニズムの一端をマウス実験で解明した。

オレキシンというタンパク質を作る脳の神経細胞が、互いに活性化し合うことで目覚めた状態を維持していた。

科学技術振興機構の成果で米国の神経学界に9/22発表
脳の中では、視床下部にある神経細胞から放出されるオレキシンというタンパク質が睡眠や覚醒を制御することが知られている。ただ、その詳しいメマニズムは不明だった。
研究グループは遺伝子改変マウスの脳を使って解析したところ、
オレキシンを放出する脳神経細胞は、周囲の神経細胞から放出されたオレキシンの刺激を受けとることで、より多くのオレキシンを放出するように作用が高められていることが分かった。
神経細胞移同士が相互に活性化しあって活動状態が高いレベルに維持され、覚醒状態が維持されるとみられる。
これまでオレキシンは別のタンパク質をつくる神経細胞に働きかけることはあっても、オレキシンを生産する細胞に作用することは無いと考えられてきた。

研究グループは、オレキシンを生産する神経細胞に、オレキシンの刺激を受けとる「オレキシン2受容体」というタンパク質が存在することを発見。

過眠症ではオレキシンを作りにくくなっている。

不眠症ではオレキシンンを作る細胞の活動が高まっている





不眠の臨床分類



機会性不眠:
   ・不安
   ・恐怖
   ・ストレス
   ・ショック
   ・不慣れな環境
   ・時差など
@ハルシオン1錠(就寝前)
Aアモバン1錠(就寝前)
Bマイスリー5〜10mg(就寝直前)
Cリスミー1錠(就寝前)
Dロラメット1〜2錠(就寝前)
Eレンドルミン1錠(就寝前)
Fネルボン1錠(就寝前)
Gブロバリン0.5g(就寝前)
Hイソミタール0.2g(就寝前)


その他:
レボトミン
レスリン
テトラミド
ヒベルナ
アタラックス
ベゲタミン
不眠ノイローゼ
(いわゆる不眠)
老人性不眠
精神性疾患に伴う不眠:
   ・統合失調症
   ・躁病
   ・うつ病
   ・神経症
神経・身体疾患、薬物・アルコールによる不眠
特殊なタイプ:
睡眠時無呼吸症候群など







入眠障害型
持続障害型:
    中途覚醒
    早朝覚醒
混合型





ラメルテオンはメラトニン受容体と結合し、体内時計を夜型にする
2010年4月に承認された「ラメルテオン」という成分を含んだ医薬品は、人間の体内時計を調節しているホルモンである「メラトニン」と同じ働きをすることで、睡眠を改善しようとするもの。
メラトニンは夕方以降に分泌され眠りをうながす役割を果たしている。
ラメルテオンはメラトニン受容体と結合し、体内時計を夜型にする。

ベルソラム

覚醒を維持するオレキシンという物質と脳との結合を阻害することで入眠の効果を発揮する。




不眠症の西洋薬
  1. 睡眠導入剤(,Hypnotic pills)は、
    不眠状態や睡眠が必要な状態に用いる薬物。睡眠時の緊張や不安を取り除き、寝付きを良くするなどの作用がある。「睡眠薬」とも呼ばれる。
    化学構造により
    ベンゾジアゼピン系 1.超短時間型:
    「トリアゼパム」
    2.短時間型:
    「エチゾラム」
    「ブロチゾラム」
    「リルマザホン」
    3.中時間型:
    「フルニトラゼパム」
    「エスタゾラム」
    「ニトラゼパム」
    4.長時間型:
    「フルラゼパム」
    「クアゼパム」
    「ハロキサゾラム」
    チエノジアゼピン系
    バルビツール酸系 「アモバルビタール」
    「フェノバルビタール」
    シクロピロロン系
    抗ヒスタミン薬
    • 作用時間により
      • 超短時間作用型、
      • 短時間作用型、
      • 中時間作用型、
      • 長時間作用型に分類される。
  2. ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は抗不安薬としても使われ、逆に抗不安薬(マイナートランキライザー)や抗精神病薬(メジャートランキライザー)を睡眠導入剤として利用することもある。参照→「安定剤
  3. その他:
    • 「ゾビクロン」
    • 「ゾルピデム」
    • 「ベゲタミン」
  4. 睡眠薬は飲んで約1時間で血中濃度がピークになり、その後は徐々に濃度が減っていきます。
    • 濃度がピーク時の半分になるまでの時間(半減期)によって超短時間型、短時間型、中時間型、長時間型の4タイプに分かれます。
    一方、睡眠障害には入眠困難、中途覚醒、熟眠困難の3種類があります。一般に入眠困難には超短時間型や短時間型、中途覚醒には中時間型、熟眠困難には長時間型を使います





ハルシオンとマイスリー
マイスリーは2000年12月に日本で発売、03年11月にはシェア1位になった。

中枢神経系には、催眠鎮静効果に関連する[オメガ1受容体]や、筋弛緩や抗不安効果に関与している[オメガ2受容体]がある。


マイスリーはオメガ1受容体にだけ作用するピュアな睡眠導入剤。ふらつきや転倒のリスクが少なく、反復使用しても依存性が形成されにくい。


ハルシオンはオメガ1以外の受容体にも作用する。オメガ2に働きかけると、不安を和らげる効果が得られる。また吸収・代謝が早いため入眠時間が短く、朝の目覚めも良い。





ラメルテオン
(ロゼレム錠8mg)

視交叉上核に存在するメラトニン受容体に作用する初めての睡眠薬として発売された。GABA受容体に作用するゾルピデム系などの睡眠薬とは異なり、習慣性や耐性を生じにくく、体内リズムを調整する作用を持つ。
2010年(平成22年)4月16日、厚生労働省の製造販売承認を取得した。適応は「不眠症における入眠困難の改善」であり、用法・用量は、成人に1回8mgを就寝前に投与となっている。






ルネスタ
(一般名:エスゾピクロン)

2012年4月にエーザイが発売。非ベンンゾジアゼピン系。
脳内の覚醒系の神経伝達の抑制を担うGABA(γ-アミノ酪酸)の効果を増強し、睡眠を誘発する。
米国では投与期間に関する制限がない初めての睡眠薬として2005年に承認された。





トリアゾラム
焼酎を飲んで帰宅しトリアゾラムを飲んだが、その後の記憶がない

「29歳男性。不眠症でトリアゾラムを服用。
焼酎を2、3杯飲んで帰宅しトリアゾラムを飲んだが、その後の記憶がない。
アルコールとこの薬に共通の分解酵素チトクロームを両者が取り合うためか、トリアゾラムの作用がアルコールにより脳内で強められるため、と見られる。





自殺できる?
小説などでよく自殺に使われ依存性もあると言われるなど睡眠薬への一般のイメージは良くありません。

「睡眠薬は大別すると20世紀初頭から使われてきたバルビツール酸系、35年ほど前に登場したベンゾジアゼピン系、その他(非ベンゾジアゼピン系)があります。その他の睡眠薬には最近市場に出てきたものがあります。臨床での主流はベンゾジアゼピン系とその類似化合物です」

「バルビツール酸系は延髄まで含めた脳全体を鎮静化する作用があるので、量が増えると呼吸中枢が抑えられます。このため自殺や犯罪に使われたこともありますし、今でも医師が『なるべく飲まない方がいいのだけれど・・・』と言いながら不眠症患者に薬を手渡すことも多い。こうしたことが睡眠薬のイメージを悪くしたのでしょう」






認知行動療法にアプリを使う
サスメドとDeSCヘルスケアは、スマートフォンを利用する不眠症の治療アプリの開発をめざす。

2016年9月から治験を始める。

患者は医師の処方でアプリをインストールし、ベッドに入る前の行動や不安に感じていることや、就寝時間などを記録する。

現在は、不眠症の認知行動療法には保険適応が無い。








不眠症対策・・・・体内時計(リズム)を利用する
起きる時間をあまり変えない。
  • 起床時が体内時計のスタート
  • 寝不足が続くときは・・・就寝時間を2〜3時間速めてみる。


起きるのがつらいとき
  • 太陽光線を午前中(起きたとき)に、タップリあびる。
  • 太陽光線は体内時計をリセットしてくれる。
  • 毎日、朝起きて太陽光線を浴びることで、スッキリ起きられるようになる。


昼寝は・・・体内時計に影響しない
  • 昼寝のメカニズムと夜間の睡眠とはメカニズムが違っている。
  • 昼寝は数分が理想だが、90分ぐらいまでは体内時計に影響しない


落ちついた照明
  • 夜間に強い光を浴びると体内時計を夜型にするメラトニンの分泌が抑えられる。
  • 夜の寝室は間接照明がおすすめ。


寝る前に軽い運動や入浴を
  • 就寝時に基礎体温が低下すると眠りに入りやすくなる






チェック
関連情報
睡眠覚醒リズム障害むずむず脚症候群全般性不安障害」「病気」「ウツ病」「ノイローゼ致死性家族性不眠症(FFI)高Ca血症」「不安神経症」「かなしばり」「安定剤の副作用」「男性更年期障害」「加齢男性性腺機能低下症候群」「慢性疲労症候群」「更年期障害」「ストレスおけつ真珠」「栄養補助食品」「線維筋痛症









TOPなおるナオル病院ランキング血液検査くすり情報針灸よく使う漢方薬