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不眠の漢方薬






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不眠の漢方薬



温清飲


温胆湯
  1. 箕輪亀山老候。
    かって、御奏者番を勤めている時、営中で眩冒(頭に何かかぶさっているようで、めまいがする)を訴えた。この眩冒は辞職の後も治らず、心下に動悸があり、夜間安眠する事が出来ない。その上、時々めまいがして卒倒しそうになる。
    辻元為春院がこれを数年治療したが、効がないのですててあるという。余はこれに《備急千金要方》の温胆湯黄連酸棗仁を与えた。眩冒の時は小烏沈散(烏薬・人参・沈香・甘草)を服せしめた。すると、数10日たって、夜は快眠出来るようになり、多年の持病を忘れ、亀山に移住した。《橘窓書影》
  2. 四谷荒木町の角、油舗、三河屋長九郎という者は、気分が沈んで鬱々として楽しまず、心下が虚痞し、飲食が進まない。その上終夜眠られないので、ひどく痩せ、衆医の治を経て寸効がないという。
    余はこれに《備急千金要方》の温胆湯黄連酸棗仁を与えたところ、睡眠がとれるようになった。ただ気分が欝塞してのびないので、加味寧癇湯を与え、全快した。《橘窓書影》


黄連解毒湯


乙字湯


加味帰脾湯
  1. 43歳男性。
    腹膜炎に罹った事があり、元来、虚弱な体質であるが、4、5年前から朝・夕に頭痛があり、そのとき悪心を訴える。疲れると背が痛む。甘い菓子を好む。脈は弱く、腹力もなく、腹部で振水音を証明する。
    私はこれに半夏白朮天麻湯を与えた。これで、やや睡眠状態は良いようであったが、3週間ほど飲むと、また逆転して眠れなくなり、背が張るという。そこで枳縮二陳湯にしてみたが、これも効かない。桂枝加竜骨牡蛎湯、甘草瀉心湯、神効湯など、次々と用いたが、どれもあまり効かない。
    そこで、加味帰脾湯にした。のぼせ、頭痛、不眠、疲労感と胃腸虚弱な点を考慮して、この処方を選んだ。これを飲み始めてから、2週間ほどたつと安眠出来るようになり、血色もよくなった。《大塚敬節》   
  2. 54歳女性。
    数年前、胃潰瘍を病んだ。主訴は胃部膨満不快、肩背急痛、逼迫感、腰痛、神思鬱々として、いわゆる婦人更年期の訴えをことごとく備えていた。
    患者は今まで2回ほど狭心症の発作のように肩背強痛、心絞窄の苦悶を起こしたことがある。
    私は初診以来、当帰芍薬散、抑肝散、茯苓補心湯等といろいろ試みたが、結局、香砂六君子湯が最も良かった。患者はこの方を1日1貼ぐらい飲むと気持ちよく立働くことが可能となっていた。
    ところが、去る10/27、孫が急性肺炎で危機に瀕し、その看護に精魂を傾けたため、前症がにわかに拾頭し、心臓部苦悶、動悸、息切れ、食思まったく不振に陥った。
    本患者の病因はすなわち脾胃虚弱で、常に顔面蒼白、皮膚枯燥、貧血状態であった。脈は沈遅で力薄く、腹は虚軟で臍傍・臍中の動悸がたかぶっている。私は例に因って香砂六君子湯を与えたが、こんどは効かない。頑固な不眠症を起こし、ほとんど眠られないとのことであった。
    そこで思慮過度、心脾労傷の致すところとして、加味帰脾湯を与えると、これが非常な好結果で、不眠も食思不振も、心思鬱々も治り、顔色もまたいままでになく良くなった。《矢数道明》


加味逍遥散


加味逍遥散+四物湯


甘草瀉心湯
  1. 34歳男性。
    不眠、頭重、疲労感を訴え来院。診察すると、心下部やや膨満し、ガスが停滞している。夢が多くて熟睡しないためか、頭が重いという。油の多いものを食べると下痢する。
    私はこれに甘草瀉心湯を与え、夕食を軽くし、夕食後には、一切飲食をしないように指導したところ、頭痛がとれ安眠が出来るようになった。《大塚敬節》


甘麦大棗湯


桂枝加芍薬大黄湯
  1. 某、年20有餘。
    腹中拘急し、大便硬く、飲食常の如し、ただ眠らんと欲し、眠る能わず、来たって診を余に乞う。診にて曰く、子の眠る能わざるは心気の為す所に非ず。その病胃中に在り、経に曰く、胃不和なれば則ち臥安からずと、是なり。乃ち桂枝加芍薬大黄湯を与え、一剤にて知り、九剤にして癒える《先哲医話》
  2. 20歳余、
    腹筋が緊張して硬く、便秘し、食欲はいつもと変わりないが、眠ろうとして眠ることが出来ない。
    そこで不眠の原因が腹にあるとして、この方を与えたところ、1日分で効果があり、9日分で全治した。《荻野台州》


桂枝加竜骨牡蛎湯


桂枝茯苓丸   


柴胡加竜骨牡蛎湯


柴胡桂枝乾姜湯


三黄瀉心湯


酸棗仁湯


滋陰降火湯


炙甘草湯


小建中湯


小柴胡湯



清暑益気湯


大建中湯



大柴胡湯


大承気湯


竹茹温胆湯


釣藤散


猪苓湯


猪苓湯四物湯


天王補心丸


当帰芍薬散


桃核承気湯



女神散


人参養栄湯


柏子養心丸


八味地黄丸


半夏厚朴湯



防風通聖散



抑肝散加陳皮半夏湯


六君子湯


竜胆瀉肝湯





  • 不眠症の主薬 《万病回春》
    1. 不眠には、竹茹・枳実を主薬とすべし。
    2. 鼻乾き眠るを得ざるには、葛根・芍薬を主薬とすべし
    3. 寐ねざるには、酸棗仁を主薬とすべし







不眠症対策・・・・体内時計(リズム)を利用する
  1. 起きる時間をあまり変えない。
    • 起床時が体内時計のスタート
    • 寝不足が続くときは・・・就寝時間を2〜3時間速めてみる。
  2. 起きるのがつらいとき
    • 太陽光線を午前中(起きたとき)に、タップリあびる。太陽光線は体内時計をリセットしてくれる。
    • 毎日、朝起きて太陽光線を浴びることで、スッキリ起きられるようになる。
  3. 昼寝は・・・体内時計に影響しない
    • 昼寝のメカニズムと夜間の睡眠とはメカニズムが違っている。
    • 昼寝は数分が理想だが、90分ぐらいまでは体内時計に影響しない
  4. 落ちついた照明
    • 夜間に強い光を浴びると体内時計を夜型にするメラトニンの分泌が抑えられる。
    • 夜の寝室は間接照明がおすすめ。
  5. 寝る前に軽い運動や入浴を
    • 就寝時に基礎体温が低下すると眠りに入りやすくなる

不眠症の芳香療法
  1. ラベンダー
  2. カミルレ
  3. ネロリ
  4. ベルガモット(抑鬱と結びついた不眠)
  5. クラリセージ(アルコールとの併用は不可)・・・悪夢を見る
  6. マージョラム
  7. サンダルウッド
  8. ジュニパー
  9. イランイラン

不眠の宝石療法
  1. アメシスト
  2. ガーネット
  3. トパーズ
    • 指輪にして、夜間寝ている時に指輪のついた方の腕を額近くに置く。
      指輪はトパーズが飛び出すように作り周りに他の石を付けない

        

不眠の栄養療法
  1. ビタミンB12





不眠症の針灸ツボ
  1. みぎひだり床に睡れぬその時は身柱、肝兪、三里(足)、肩井
  2. 「筋縮穴(第9椎の下)は不眠症の要穴。」
  3. 「1患者、35〜36歳の男子。体格強健で血色もよく、何処が悪いのか疑われる位であった。さて、先生はその患者を坐らせてから背中を診ながら、
    “夜ねられなんで、昼間ねむたいでしょう。” という。患者はそれがよく的中したので、驚いたように頭を掻きかき、
    “実は半月位もよくねむれないのです。”と答える。先生は背中を撫でながら、
    “争われんものですな。是てこんなに腫れている。”
    と肝兪の所を指さす。よく見れば、先生の言われる通り肝兪あたりが腫れて高くなっている。肝兪の腫れている時は多く不眠症を伴うものである。先生は独り言のように言う。・・・・・
    “西洋の医者に見せれば神経衰弱だというでしょうが、神経衰弱という病気ほどつかまえどころのないものはありません。病気を診てよくわからんと神経衰弱だといって誤魔化すのです。いい加減なものです。わしも今から34年ほど前に神経衰弱で苦しんで、毎夜2時間ばかりしか眠れませんでした。そのために、神経衰弱の治し方を第一番に覚えたのです。やっぱり自分で病んで見んとわかるませんな。夜眠れんのは肝臓の関係です。昼眠たいのは脾臓の関係です。あなたは脾臓と肝臓とが悪いのです。それで夜は眠れず、昼間眠たいのです。(中略)すべて人間の眠る時と起きる時とには血液に差があって、眼を使う時には眼に血が集まり、耳を使うときには耳に血が集まり、何でも通処に血が集まるのです。そこで眠る時にには血が収まらねばならぬ筈なのに、あなたのように何でも物をキチンとしておかねば気の済まぬような性質の人は床へ入ってからも肝臓の血が収まらず、肝臓へ充血して眠れんのです。肝は眼の経絡とまつわっているので、肝へ充血すれば眼がはっきりして来て、どうしても眠れんわけなのです。つまり肝を使いすぎるため肝臓へ充血して来て眠れんのです。
    “実に経絡というものは不可思議なものです。”
    こう言われた。先生は患者を診るに際し、殆ど望診と切診とで診断され、症状を問われるということはないのである。症状などクドクドと述べたてると却って迷惑がられた。実に先生は不問診の名人であった。その望診は妙を極め、その指頭の触診は神の如くであった
    で、この患者には次の穴へ灸をされた。
    [身柱][肝兪][筋縮][脾兪][][][左陽池][孔最][足三里][太谿]
    なお先生は云う。・・・・・・
    “どうも経絡というものは有難いものです。腎と脾を治すと肝がおさまって来る。つまり水と土を収めれば自ずから木も収まって来る筈です。このように太極から治してゆく時は、行き詰まるということはない。楽ですなあ。(中略)根本の病気より治してゆくのだから、もとが治れば他の雑病など治さずともなおるのです。”
    これと同類の症状で治療を受けに来た他に1人へは、次のように灸した。
    [身柱][肝兪][筋縮][脾兪][腎兪][志室][][膏肓][][左陽池][中極][曲池][足三里][太谿]
    この患者を扱いつつ言われた。
    “脾臓は糖分を主るところで、脾臓が弱ると糖分が尿中に排泄される。それが糖尿病です。そしてタンパク尿は腎に属する。なお腎は恐るとあって、いたづらに物事を恐れ、脾臓の悪いのと合わせて思案ばかりしているのです。これで、流石の神経衰弱も解決がついたのです。”
    先生はなほ言葉をついで言われる。
    “こういうように太極治療がわかって見ると、治療は実に楽なものです。これが分かるまでには容易なことではなかったです。どうしてここへ気が付かなかったかと思う位です。(中略)それに経穴の名が実に妙すな。あれなどでも、今の人のようなやくざな字の使い方は一つもしていない。用意周到なものです。経穴の名を見ただけで診断も治療も出来るようになってをるのです。
    という字は[あつまる]と読んで、胆の募と云えば胆の病のあつまる処という意味です。胆経に病気がある時には屹度胆の募の日月へ病気が聚ってチャンと出てくるのです《沢田流聞書鍼灸眞髄》



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