|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 関連情報 |
「活性酸素」「酸素」「一酸化チッソ」「イオン」「脳梗塞」 |
| 遊離基 | ◎フリーラジカル・活性酸素・酸素ラジカル: 「水はHとOが104度の角度で、HとOからそれぞれ1個ずつ電子を供出しそれらがペア(対)となって安定した結合をしています。そこへ放射線を照射すると、O−H結合が切れます。そして対になっていた2個の電子は引き離されひとりぼっちの状態になります。 このように対を作る相手の無い電子を『不対電子』といい、不対電子を持った分子or原子を『フリーラジカル』といいます。」 (フリーラジカル=不対電子(・)がついている。) 水の放射線照射で[・H]と[・OH]という2つのフリーラジカルが生成します。[・H]は1個のプロトン[H+]と1個の不対電子[・]からなり、これは水素原子そのものです。水素原子はもともとフリーラジカルなのですが、慣習的に[・印]を付けないで単に[H]と書くことになっています。 一方、[・OH]はヒドロキシラジカルといって活性酸素の1つでもあります。 さらに、水に放射線が照射されると、O−Hの切断以外に、放射線によって水から電子が叩き出され、この叩き出された電子を近くにある酸素分子が受け入れて、スーパーオキシドアニオンラジカル[Oー2]になります。これも活性酸素の1つです。そして、この2つの活性酸素を、酸素に関係したフリーラジカルという意味で『酸素ラジカル』(酸素フリーラジカルの略)とも呼んでいます。 ○自然発生体内高反応性分子とも言われ、抗酸化物質が中和します。 |
| イオン 反応 |
イオン反応とフリーラジカル反応 「フリーラジカル生成は、電子の動きから見ると、1個の電子が移動する『一電子反応』です。 イオン反応では電子が2個ずつ対になって動くので、『二電子反応』であり、不対電子が出来ずに陽イオンか陰イオンが生成します。 フリーラジカル反応では対を作っている2の電子が1個ずつ別々に動くため、不対電子が生まれてフリーラジカルが出来るのです。」 |
| 脳保護剤 | 三菱化学子会社の三菱東京製薬は23日、脳保護剤「ラジカット注」を6/1から発売すると発表した。脳梗塞の急性期に使用する「フリーラジカルスカベンジャー」と呼ぶタイプの薬剤で、製品化は世界で初めて。脳梗塞患者などは脳に活性酸素が生じることによりフリーラジカルという分子が血管内に発生して血栓を作るが、この製品はフリーラジカルを除去する作用を持つ。 |
| 測定 | 2010年、東京大学の内山聖一助教らのチームは、「フリーラジカル」を測定する新しい手法を開発した。 ゴマ成分がフルーラジカルに接すると、蛍光を発することを発見、測定原理に応用した。 ゴマ成分の1つである「セサモール」は単独では蛍光を発しないが、ここに活性酸素に代表されるフリーラジカルが存在すると、セサモールダイマーと呼ぶ2つのセサモールがくっついた形になり、蛍光を発するようになる。 蛍光光度分光計を使って測定する。 人の血液の血漿中にセサモールを入れて測定した。その結果、いろいろなフリーラジカルを感度良く検出できた。 研究チームは“生体内で酸化ストレスなどを測る蛍光試薬として応用できるのではないか?”(内山助教)とみている。 |
| 有機物質 | 分解 2011年、東北大学の西山秀哉教授らは、オゾンなどを使う従来の手法では分解できない水中の有機物質を10数分で分解できる汚水処理技術を開発した。 水中で微細な気泡に放電し、エネルギー状態の高いラジカルと呼ぶ物質を作る。 開発したのは酸素や水酸基のラジカルを使って汚水を浄化する技術。直径0.5_の穴を多数開けた筒を水中に立て、その筒にアルゴンガスを吹き込むと、穴を通過したガスが直径約2_の気泡を形成。穴を出た直後の気泡に放電すると、気泡は瞬時にさらに細かい直径数マイクロbの気泡に分解。このときに気泡を包んでいた水が分解してラジカルが発生する。 |