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不随運動が起こる






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チック
あくび
ジスキネジア







不随運動が起こる
不随運動とは
  • 一般には大脳基底核を中心とする錐体外路系の疾患で起きる、正常な運動意志によらない自発的運動。






不随運動の種類
  1. 振顫(振戦)tremor
  2. 舞踏病様運動
  3. ハンチントン病
    1. 慢性進行性舞踏病舞踏病の一種。
    2. 痴呆に終わる精神的荒廃を特徴とする
  4. アテトーゼ athetosis
    1. 主として手の指または足の指に出現する緩慢な一種独特の異常運動
    2. 錐体外路性不随運動の1つ
    3. 主として手の指または足の指に出現する緩慢な一種独特の異常運動で、捻転、屈曲、進展など、様々な運動を見るもので、筋緊張は絶えず変化している。
      重症にあっては四肢だけでなく、V幹・顔面・頸筋にも波及する。
    4. 先天性または小児期に発病する特発性アテトーシス(Vogt病)
  5. ヘミバリスムス
  6. ジストニア dystonia
    1. 筋緊張異常
    2. 筋緊張の変調から生じる持続性の異常姿勢及び進行中動作の中断
      • 進行性筋ジストニア
      • レンズ核性ジストニア
      • 変形性筋ジストニア
      • 口顎筋ジストニア
      • 遅発性筋ジストニア
      • 捻転ジストニア
    3. 2008年、自然科学研究機構・生理学研究所の南部篤教授らのグループは、筋肉が勝手に収縮して体が思うように動かなくなるジストニアという神経難病が起こる仕組みを解明した。
      運動を調整する脳深部の大脳基底核に異常が生じていることが分かった。
      日本に2万人の患者がいると推定されている。
  7. ミオクローヌス myoclonus
    1. 筋間代
    2. 単一の筋(筋郡)に生ずる短時間の稲妻のような収縮
  8. チック
    1. 単純チック
      • 小児期以降に神経症のクセとして。
    2. 複雑チック
    3. トゥレット症候群
      • 小児期に始まる遺伝性多発性チック疾患
  9. Meige's症候群
    • (腹水・胸水を伴う卵巣線維腫or他の骨盤腫瘍)








トゥレット症候群
ヒスタミンの生産量低下が一因?
  • エール大学の神経遺伝学のチームは、父親とその子供8人の全員がトゥレット症候群の家族を調べた。この家族は脳でのヒスタミンの生産に関与している遺伝子が通常よりも短く、生産量も少なかった。
  • ヒスタミンは炎症反応に必要な物質。研究チームはヒスタミン濃度が低いためにチックが生じると考えている。
  • この家族とヒスタミン欠乏マウスに類似点が見つかった。
  • トゥレット症候群患者の多くが「プレパルス抑制」が弱く、平均的な人よりも驚いたり取り乱したりしやすい。
  • 2011年の米国生物学的精神医学会でエール大学のピッテンジャーはトゥレット症候群の家族とヒスタミン遺伝子欠損マウスのどちらもプレパルス抑制が弱く、チックを起こしたと報告。
  • 別の実験では、ヒスタミン増加薬によってマウスのチック様行動が減ることが分かった。
  • ヒスタミンは
    1. アレルギー反応の一因となる。
    2. 夜には眠れなくする働きがある。
    3. トゥレット症候群に関連する脳領域を含め、脳の全域に存在する神経伝達物質でもある。
    向精神薬はドーパミンを遮断することによってチックを和らげる。
  • ドーパミン濃度が下がるとヒスタミン濃度が下がる。
  • ヒスタミンは脳の全域の存在する神経伝達物質でもある。


副作用で不随運動を起こす医薬品
  • 「アナフラニール」「アモキサン」「アルドメット」「アレビアチン」「インプロメン」「エビリファイ」「ジェイゾロフト」「セレネース」「タキソール」「テグレトール」「デジレル」「デプロメール」「トフラニール」「トリプタノール」「リスバダール」「ルボックス」




医薬品による不随意運動
医薬品の副作用としては、以下のように多くの種類の不随意運動が出現する。
振戦 ほぼ規則的に、伸展屈曲などを繰り返すような動き
バリズム 近位筋優位な運動で、大きな速い動きを示し、手や足を放り出す様な動きである。多くの場合、視床下核の病変により、対側の半身に症状がでる。ヘミバリスムスという。
ジストニア 持続的に筋肉が収縮する運動であり、ある特定の肢位を維持し続ける様になる。
チック 落ち着きがなく見える様な動きで、顔や手足を素早く動かしている。しばらく止める事が出来るが、いらいらしてきて動くと安心する。
ミオクローヌス 一番素早いピクッとする動きで、時間的にも出現する部位も不規則である。
アカシジア じっとしていられず、いつも動きたくなる。動くと安心する。落ち着きがないという感じである。
ジスキネジア (遅発性ジスキネジア等)
びっくり反射 大きな音を聞いた時にびっくりする様な動きである。
  • これらに加えて、頻度の高い薬剤性パーキンソ二ズムに伴う振戦も重要であるが、これに関しては、他のマニュアルを参考にしていただきたい(「薬剤性パーキンソニズム」平成18年11月)。これらの中で、頻度が高く重要と思われるものがジスキネジアである。また急を要して重要と思われるのが、
    • 急性薬剤性ジストニア(acute drug induced dystonia)と
    • 急性薬剤性アカシジア(acute drug induced akathisia)
    である。紙面の都合ですべてを述べる事が出来ないので、パーキンソ二ズムの次に頻度の高いジスキネジアに関してまとめる。

ジスキネジアは、大脳基底核の障害で出現すると考えられる、おかしな動きの総称である。
  • 歴史的には、ジスキネジアはもともといわゆる口唇ジスキネジア(oro-buccal-lingual dyskinesia)を意味して使われていた。その後この病態に伴い多くの動きを合併することが報告され、多くの動きを包括する命名として使われるようになった。従って使っている人により、その意味する内容に少しずつ違いがあるが、ここでは広い意味で口唇ジスキネジアを含む多くの不随意運動を総称してこう呼ぶ事とする。
    これらの動きを詳しく分析すると、要素としてはミオクローヌス・ジストニア・舞踏運動・アテトーゼなどが含まれているが、様々な動きが混合し次々と現れる事もあり、1種類の動きに限定出来ず、簡単にいうとおかしな動きの総称と考えてもよいであろう。
  • 薬剤との関連でこの病状を呈する病態には大きく分けて2 種類あり、
    • 遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia)と
    • 一般的なジスキネジアである
  • 呈する症状は、運動の種類としては同じようであるが、原因・治療などにおいて両者で全く異なるため、以下2 種類を分けて記述する。前者はほとんど抗精神病薬使用後に出現し、後者の多くは抗パーキンソン病薬などのドパミン関連薬剤使用時に出現する。




チェック
チック」「あくび」「ジスキネジア







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