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胃炎






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胃炎に用いる漢方薬
腹部膨満感
胃潰瘍
胃ガン
慢性胃炎
慢性胃腸病
胃腸薬の成分




胃炎
胃炎
  1. 胃炎は、胃の内側の粘膜に炎症が起きる病気で、急性タイプと慢性タイプがあります。
  2. 急性胃炎
    • 病態・・・種々の外因ストレスによる胃粘膜の急性炎症。

感染性胃腸炎
  • 2010年、千葉県横芝光町の病院で入院患者6人と職員6人が、嘔吐や下痢などの症状を訴え、そのうち80代の男性患者が1/23に死亡した。
    亡くなった男性を含む患者3人からノロウイルスが検出された。






胃炎の西洋医学
  1. 「Tagamet 4T+Marzulene-S 2.0g」分4。
    • Tagametの代わりに、
      Gaster 2T 分2(or3T 分3)。or
      Zantac 2T 分2。or
      Marzulene-Sの代わりに
      Meuer 600mg 分3。or
      Gefanil 300mg 分3。or
      Solon 300mg 分3。
  2. 胸やけ・吐き気が強い:(追加する)
    • Primperan 3〜6T 分3。or Nauzelin 30mg 分3。or Maalox 30cc 分3。
  3. 腹痛の頓服:
    • Buscopan 2T 頓用。







ピロリ菌と胃炎
  • 62歳の女性。10月に胃カメラの検査で胃炎があると診断され、そのおりに“ピロリ菌を殺す抗生物質を飲んでおいたら胃炎・胃潰瘍・胃ガンの予防になる”と聞きました。自覚症状がなくても検査で菌があれば殺す必要があるのでしょうか?
    ◇病気との関係は?
    青山信郎・神戸大助手は「はっきししているのは、ピロリ菌は胃の粘膜を荒らすことです。菌を飲む実験で胃炎が出来ました。オーストラリアの研究では、十二指腸潰瘍320例中の94%、胃潰瘍で115例中の62%の人にピロリ菌がいました。
    菌がいないのは痛み止めを飲んでいたのが原因で胃潰瘍になった人で、それ以外はほぼ100%です。潰瘍が治っても薬を止めると再発していた人が、ピロリ菌を除菌すると再発を非常によく抑えられました。早期の小さいガンを取った後、約5年で約1割の人に2個目のガンが見つかるのが、除菌すると見つからないとう報告もあります」

  • ◇本当に予防になりますか?
    (青山助手)「ピロリ菌がいると必ず潰瘍になると誤解して恐れる人がいますが、ならない人の方が多いんです。100人の感染者で潰瘍になる人は3人、胃ガンは0.5人。その人たちは予防になりますが、残りの96〜97人は除菌しなくてもなりません」

  • ◇感染者は多いんですか?
    (青山助手)「日本人は10代で約20%、20代で約30%、30代で約40%と増え、40歳以上では約75%前後の高率になることが、北海道大の浅香正博教授による約400人の調査で分かっています」
    ◇どんな検査法がありますか?
    (青山助手)「血液に菌の抗体があるかを見る方法、胃の組織を採って菌を培養する方法などがあります。抗体検査は感度が高いので、出なければいないことがはっきりしますが、擬陽性の場合があります。逆に培養法は感度が悪く、陽性なら100%いますが、陰性の診断が難しい。複数の検査を組み合わせる必要があります」

  • ◇除菌すべき人は?
    (青山助手)「大方の意見が一致しているのは、潰瘍になった人です。ピロリ菌がいても、そのまま何もなければ、ほっておいてもいい。相談者の場合、これまで潰瘍になっていないので、あえて積極的に除菌する対象ではありません。それでも、ガン予防などのために除菌したい人はいるでしょう」
    ◇除菌はどうやって?
    (青山助手)「プロトンポンプ阻害剤という、胃酸の分泌を抑える薬と、抗生剤を組み合わせ、通常の治療の2倍量を1週間〜2週間飲みます。抗生剤は2剤又は1剤。抗生剤2剤で除菌率85〜90%の良好な効果が得られています。

  • ◇副作用はあるのでしょうか?
    (青山助手)「一番多いのは下痢などの消化器症状です。報告は5%〜70%とバラツキがあります。飲み始めて3、4日後から2、3日という場合が多い。ひどいときは出血性腸炎が起きますが、私たちのところでは300例で1人も出ていません。また、抗生剤の一方はペニシリン系で、アレルギーの問題があります。300例中で3人がアレルギーの発疹が出ましたが、薬を飲み終えた後でした」
    ◇費用は?
    (青山助手)「私たちは研究費を使って無料でしていますが、自己負担のところもあります。きっちりした判定と治療をすれば、検査も含めて5〜6万円ぐらいです。
    欧米では胃潰瘍が多いが、日本人は胃炎が多いなど傾向の違いがあって、欧米の報告が必ずしも当てはまらない為、日本人のデータを確認中です。データが集まれば保険が認められる可能性は高いでしょう

ピロリ菌が胃ガンの原因の1つ
  • ピロリ菌は大きさが数ミリ/1000程度で、83年にオーストラリアの研究者が胃炎患者の胃から見つけた。強烈な胃酸にも耐え、胃や十二指腸の粘膜に住み着いて『ウレアーゼ』と言う酵素を分泌する。この酵素は食物などに含まれる尿素をアンモニアに換え、胃酸を中和してピロリ菌が住み易い環境にする。と同時に、このアンモニアが粘膜を痛めると考えられている。
    ピロリ菌に感染している日本人は10歳で10%、20歳で20%、30歳で30%程度と年齢と共に増加、40歳以上では急増し。70%以上の人の胃に住み着いていると見られている。欧米では平均で20%前後で、先進国の中で日本の感染率は際だって高い。発展途上国での感染率は70%ぐらいと考えられている。
    感染経路はよく分かっていないが、唾液の中からも検出され、経口感染が多いと考えられている。40歳以上の感染率が高いのは、子供の頃の衛生環境が影響しているらしい。
    胃炎患者の80%以上、胃潰瘍患者の95%以上がピロリ菌に感染していたと言う調査報告もあり、サルにピロリ菌を飲ませると胃潰瘍になることも確かめられた。逆に、抗生物質で胃の中のピロリ菌を殺してしまえば難治性胃潰瘍が治りやすくなる。再発は1/10に減った。
    94年6月、世界保健機構(WHO)の国際ガン研究機関(IARC)はピロリ菌が胃ガンの原因の1つだとする報告を発表した




胃炎(急性胃炎)の漢方薬
<1>安中散
  1. 虚証
  2. 腹部の筋肉が軟らかい
  3. やせ型・栄養不良
  4. 神経性胃炎
  5. 急性・慢性胃炎で痛みがある。
  6. 腹部軟弱・腹部大動脈拍動亢進・心窩部拍水音

<2>安中散芍薬甘草湯

<3>安中散五苓散

<4>胃苓湯
  1. 虚実中間証
  2. 水様性の下痢、嘔吐、口の渇き、腹痛、食欲不振、むくみ、
  3. 尿量減少、急性胃炎、食あたり


黄連解毒湯
  1. 体質普通〜比較的体力ある人。胃が張って激痛を訴えたりする《山田光胤》

<5>黄連湯
  1. 体質体格中等度以上
  2. 心窩部の痛み<軽>
  3. 胃もたれ・重苦しい・胸やけ・悪心
  4. 胃痛、胃部の圧重感、食欲不振、悪心、嘔吐を訴え、舌に厚い白苔を生じ、口臭のある者に用いる、腹診するに、腹部全体が緊張し、特に上腹部に抵抗が強くて、この部に圧痛があるものを目標とする(漢方診療医典)

<6>香蘇散

<7>五積散
  1. 寒冷堅硬の飲食によって発した急性胃炎《矢数道明》

<8>呉茱萸湯

<9>五苓散

<10>柴胡桂枝湯
  1. 虚実中間証
  2. みぞおちのあたりが重苦しい、食欲不振、腹痛
  3. 体質体格中等度以上
  4. ストレスで悪化傾向。
  5. 胸脇苦満・腹直筋上部緊張
  6. 上腹部痛・胸やけ・不快感
  7. ストレス性胃炎・胃十二指腸潰瘍・胆石症・胆嚢ジスキネジー・慢性膵炎・過敏性腸症候群

柴苓湯
  1. 虚実中間証
  2. 吐き気、食欲不振、ノドの渇き、
  3. 尿の出が少ない、むくみ、タンポク尿
  4. 二日酔いなどの急性胃炎


<11>三黄瀉心湯
  1. 平素丈夫な17歳の女子。クラブの合宿で暴飲暴食し、家に帰ってから急に腹痛を訴えた。寒けも訴えたので三黄瀉心湯を与えた《山田光胤》

<12>四逆散

<13>四君子湯
  1. 胃腸虚弱
  2. 体力・気力が低下
  3. 血色不良・るいそう・栄養状態不良
  4. 長期の服用で改善

<14>生姜瀉心湯     
  1. 半夏瀉心湯証に似ていて、食べたもんおの臭気をおびた噫気の出るものを目標とする(漢方診療医典)

<15>小建中湯
  1. 虚証
  2. 疲れやすい、顔色が良くない、腹痛、下痢、
  3. 手足のほてり、頻尿・多尿、神経過敏、ねあせ


<16>小柴胡湯

<17>小半夏加茯苓湯

<18>参蘇飲

<19>清胃散

<20>大柴胡湯
  1. 平素頑丈な人が、暴飲暴食、アルコールの過飲などによって、悪心、嘔吐、腹痛を起こし、胸脇苦満、上腹部の膨満、便秘を訴えるものに用いる。舌には乾燥した、褐色の苔をつくることが多い(漢方診療医典)

<21>丹参飲

<22>当帰湯

<23>二陳湯

<24>人参湯
  1. 虚証
  2. 手足が冷えて眠れない
  3. 尿量が多い、食欲不振、胃もたれ、腹部の張り、
  4. 下痢、腹痛、貧血
  5. 胃腸虚弱
  6. 消化吸収機能が低下
  7. 新陳代謝が衰え、冷えが著しい
  8. 顔色悪い・手足冷・低体温・低血圧
  9. 脈が触れにくい、薄いツバが口に溜まる。
  10. 胃腸の弱い人が、腹を冷やしたり、冷たいものを飲んだりして、下痢する者によい。腹痛、嘔吐を伴う者によい。脈は沈遅または遅弱のものが多く、冷え症で、口渇はなく、舌は湿っている。下痢しても裏急後重は無い。乳幼児に多くみられる(漢方診療医典)

<25>人参湯五苓散

<26>半夏瀉心湯
  1. 虚実中間証
  2. みぞおちから脇腹にかけてつかえ感、白苔
  3. 体質体格中等度以上
  4. 胃のもたれ・重苦しい・つかえる
  5. 心窩部の筋緊張がある
  6. ゲップ・胸やけ・腸がゴロゴロ
  7. 胃炎・十二指腸潰瘍・過敏性腸症候群・口内炎・不眠症。
  8. 急性胃炎or慢性胃炎の急性増悪期の上腹部不定愁訴の有効率は77%(多施設照影集積研究)

<27>半夏瀉心湯五苓散

<28>不換金正気散
  1. 平素から胃腸が弱くて、食あたりを起こしやすい人が、過食したり、不消化物をたべたために、胃部の不快感、悪心、嘔吐を訴えるものに用いる。心下部には抵抗が少なく、膨満の傾向のあるものを目標とする(漢方診療医典)

<29>茯苓飲
  1. 虚実中間証
  2. 胃部のつかえ感・膨満感、吐き気、嘔吐、食欲不振、
  3. 胃のあたりに振水音
  4. 胸やけ、尿量の減少を伴う胃炎
  5. 体質体格中等度以上
  6. ゲップ・悪心・胸やけ・上腹部の膨満感
  7. 胃が張って苦しい・胃にガスが多い。
  8. 胃内停水

<30>茯苓沢瀉湯

<31>附子粳米湯

<32>平胃散
  1. 虚実中間証
  2. 胃もたれ、下痢しやすい、消化不良
  3. 体質体格中等度以上
  4. 上腹部不快感・腹部膨満感・不消化感
  5. 過食による胃炎
  6. 腹部は全体にガスが多い。
  7. 軽症のものに用いる。食物が胃に停滞し、食欲がなく、腹がはり、食後に腹が鳴って下痢するものによい。(漢方診療医典)

<33>防風通聖散

<34>六君子湯
  1. 虚証
  2. 体質体格やや虚弱
  3. 消化管の機能が低下している者
  4. 機能性ディスペプシア(FD)のファーストチョイス
  5. 食慾不振・膨満感・胃が重い・心窩部がつかえる
  6. 食後に眠くなる人に。
  7. 色白・皮膚筋肉軟弱・手足がだるい・
  8. カゼを引きやすい

<35>苓桂朮甘湯
  1. 胃内停水
  2. 胃下垂





萎縮性胃炎
慢性胃炎の1つで、
  • 胃腺の破壊、消失をその本態とする。
    中高年にみられる
  • 胃炎の中で最も頻度が高い。
    《金芳堂ー内科診断学》


萎縮性胃炎の漢方薬
  1. 益胃湯
  2. 沙参麦門冬湯
  3. 麦門冬湯 スクアレン紅参





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胃潰瘍
胃ガン
慢性胃炎
慢性胃腸病
胃腸薬の成分





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