粳米

サツマイモ

イネ

スポーツで結果が出ない

遺伝子組み換え



遺伝子組み換えイネ
アミノ酸の含有量
  • 農薬専業大手の北興化学工業は遺伝子組み換え技術を使い、重要な栄養素であるアミノ酸の含有量が従来種比べ飛躍的に多いイネの作製に初めて成功した。
    新種のイネは農水省農業研究センターと共同で開発した。
  • リジンとトリプトファンの合成に関わる主要酵素ジヒドロジピコリネートシンターゼとアントラニル酸シンターゼの遺伝子をイネから分離した。その後、同遺伝子のDNA配列の一部をアミノ酸合成が強化されるように改変し、再びイネに遺伝し導入したところ、
    1. トリプトファン含有量が対照のイネの約90倍、
    2. リジンの含有量が約10倍
    に向上したという。」
  • トリプトファンは動物が体内で合成できない必須アミノ酸の一種で重要な栄養素だが、穀類にはほとんど含まれていない。
  • JTと欧シンジェンダ(旧アストラゼネカ)グループの合弁会社、オリノバ(静岡県豊田町)はコメに含まれるグルテリンというタンパク質を減らした遺伝子組み換えイネの開発に取り組んでいる。尿にタンパクが出る慢性腎不全 患者の食事に使えるという。



食味調節可能
  • 秋田県立大学の中村保典教授らの研究グループは、コメの粘性などに関わるデンプン成分の特徴を解明した。研究グループは、コメの主成分であるデンプンに注目。イネの2大亜種であるジャポニカ米とインディカ米、あわせて129品種を比較して、デンプン成分の特徴と粘り気などとのかかわりを調べた。
    1. デンプンの75〜80%を占める『アミロペクチン』の側鎖と呼ぶ部分が長く、二重螺旋など複雑な構造も持つ場合、バサバサしたコメになりやすいことが分かった。インディカ米の多くがこの構造だった。
    2. 一方、アミロペクチンの側鎖が短く単純な構造をしているとコメが水分を取り込み粘り気が高まりやすいことが分かった。日本人になじみのある温帯ジャポニカのイネ47種類はすべてこのタイプだった。
    側鎖を長く伸ばす遺伝子も発見済み。この遺伝子はインディカ米では正常だが、ジャポニカ米では変異があることも分かった。正常遺伝子をジャポニカ米に組み込むと、インディカ米のように、デンプンアミロペクチンの側鎖が長く伸びることも確かめた。

βカロチン
  • バイオ大手のアストゼネカは遺伝子組み替え(GM)技術をツカってイネにビタミンAの前駆体であるβカロチンを含ませた「ゴールデン・ライス」の商品化に乗り出した

グリシン
  • 将来、スーパー健康ライスが出来るかも知れない」農水省農業生物資源研究所でイネの改良に取り組む高岩文雄・遺伝子操作研究室主任研究官はこう話す。
    同研究室は京都大学食糧科学研究所と共同で、大豆の主要なタンパク質で、血中のコレステロール値を下げる働きのあるグリシンをイネに導入することに成功した。グリシンを作る大豆の遺伝子をイネの遺伝子に入れた。これまでコメの貯蔵タンパク質の約10%をグリシンにすることが出来た。今後、普通に食べながら効果が期待できるレベルの20%程度まで量を増やすことを目指して改良する。

鉄分
  • 「1999年1月、鉄分を増やしたコメも登場している。電力中央研究所と農水省生物資源研は、鉄分を貯め込むフェリチンと呼ばれるタンパク質を作るダイズの遺伝子をイネに導入した。改良したコメを1日に茶碗1杯食べると、成人の鉄分の必要摂取量の3〜4割を補えるという。
    「グリシン以外にも、血圧降下作用のあるオボキニンと呼ばれる成分を作る遺伝子も一緒に組み込んでコメの中に両成分の結合分子ができるようにした
  • 2010年、東京大学の西沢直子特任教授らは、鉄分を多く含む遺伝子組み換えイネを開発した。貧血のマウスに食べさえたところ、貧血が改善した。
    成果は米科学アカデミー紀要に掲載。

下痢を予防
  • 2010年、東京大学医科学研究所の清野宏教授と徳原大介研究員らは、細菌性の下痢を予防できる遺伝子組み換えコメを開発した。
  • 常温で長期保存ができ、注射しないで投与できる「飲むワクチン」として実用化できる可能性がある。
    成果は米科学アカデミー紀要(電子版)に発表。
    開発したのはコレラ菌と毒素原性大腸菌に対するワクチンが入ったコメ。
    コレラ菌の毒素を作る遺伝子をコメに組み込み、実験室で栽培して作った。
    粉末にしてネズミに飲ませたところ、コレラ菌や毒性原性大腸菌に感染させても下痢せずにすんだ。
  • 細菌が出す毒素に対する抗体を腸管の細胞が分泌し、毒素の作用を止めていることを確認した。
    3年間常温保存しても効果があるという。
    毒素原性大腸菌は旅行者がかかる下痢の原因菌として知られているが、ワクチンはまだ開発されていない。






ラクトフェリン
  • イネでは全農が、母乳の成分であるラクトフェリンという糖タンパク質を多く含む品種を開発中。
  • ラクトフェリンには免疫を高める働きがあり、常食すれば肝炎など感染症に罹りにくくなる。
痕跡が残らない遺伝子組み換え技術
  • 2014年、農業生物資源研究所は。イネなどの植物に外部から有用な遺伝子を導入する新しい技術を開発した。
  • 遺伝子を組み換えた痕跡が全く残らないのが特徴。
  • 研究グループは、ゲノムの中を自由に動く遺伝子を利用し、兎黄帝の除草剤に耐性を示す「ALS」という遺伝子をイネの培養細胞に導入した。動く遺伝子には、除草剤耐性を持つALS遺伝子がイネの細胞に入ったかどうか見分ける目印となる遺伝子が含まれている。
  • 遺伝子導入後、酵素で動く遺伝子ごと目印を除去した。
  • 新技術は、目印が完全に除去されるため遺伝子組み換えの痕跡が全く残らない。




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