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| 種類 | ●インスリン受容体異常症の種類 (1)A型インスリン受容体異常症: 「A型は黒色表皮症、多毛、polycystic ovaryなど、高アンドロジェン血症による症状が認められることが多い。 (2)B型インスリン受容体異常症: 「B型はSjögen症候群、PSSなど自己免疫疾患を伴うことが多い。」 |
| [A型] |
診断基準[A型] (1987年、厚生省ホルモン受容体機構調査研究) <1>臨床症状: 1.若年層、とくに女子に多い。 2.耐糖能の低下 3.黒色表皮(acanthosis nigricans)を伴うことが多い。 4.多毛、原発性無月経、多嚢胞卵巣(polycystic ovary)を伴うことがある。 <2>検査所見: 1.ブドウ糖負荷試験における耐糖能の低下 2.血漿インスリンまたはCペプチドの高値 3.外因性インスリンに対する反応の低下 4.インスリン受容体抗体はない。 5.血液細胞、脂肪細胞において、インスリン結合能の低下が認められる。 6.培養細胞においても同様のインスリン結合能の低下を認める。 (培養細胞)=皮膚線維芽細胞やEBウイルスより形質転換したリンパ球。 <3>除外規定: 1.以下の疾患による2次的受容体異常。 (a)成長ホルモン過剰 (b)副腎皮質ホルモン過剰 (c)インスリン非依存性糖尿病 (d)単純性肥満 (e)肝疾患 2.原発性インスリン受容体異常を伴うもの。 (a)leorechaunism (b)Rabson-Mendenhall症候群 3.lipoatrophic diabetes Werner症候群 筋緊張性ジストロフィー 4.異常インスリン血症 家族性高プロインスリン血症 |
| [B型] |
診断基準[B型] (1987年、厚生省ホルモン受容体機構調査研究班) <1>臨床症状: 1.成人、女子に多い。 2.インスリン抵抗性糖尿病ないし軽度の耐糖能の低下。 3.但し、時には低血糖を主徴候とすることもある。 4.他に自己免疫疾患を伴うことが多い。 (a)Sjögen症候群 (b)PSS (c)SLE 5.黒色表皮症(acanthosis nigricans)を伴うことが多い。 <2>検査所見: 1.血糖:耐糖能の低下を認める。但し、低血糖を来す場合もある。 2.血漿インスリンor Cペプチドの高値 3.外因性インスリンに対する反応低下 4.患者血液細胞のインスリン受容体の結合能の低下を認める。 5.インスリン受容体抗体が証明できる。 6.血沈亢進、γ-グロブリンの増加、他の自己抗体が陽性 <3>除外規定: 1.以下の疾患による2次的受容体異常。 (a)成長ホルモン過剰 (b)副腎皮質ホルモン過剰 (c)インスリン非依存性糖尿病 (d)単純性肥満 (e)肝疾患 2.lipoatrophic diabetes Werner症候群 筋緊張性ジストロフィー 3.異常インスリン血症 家族性高プロインスリン血症 4.他の原因のよる低血糖: (a)インスリノーマ (b)インスリン自己免疫症候群 |
| CPR | =C-ペプチド ・インスリンと等モル分泌される。 ・血中C-ペプチド(CPR)濃度は、血中インスリン(IRI)とともに膵β細胞からのインスリン分泌の変動を示す ・C-ペプチドは、血中だけでなく、ほとんどあらゆる体液中に存在するが、特に尿中に著しい高濃度で排泄される。 |
| 関連情報 |
「無月経」 「体毛」 「皮膚の色」 「顔が黒い」 「SLE」 「Sjögen症候群」 「PSS」 「自己免疫疾患」 |