狗(いぬ)
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イヌ =脊索動物門哺乳類綱ネコ目イヌ科イヌ属。
イヌはネコの一種なのです。
販売 韓国ソウル市は伝統的な食文化である犬肉の販売を認める規則改定を検討中。1984年、オリンピック開催のために飲食店での提供を禁止したが、市内では今も500店以上が犬肉を扱っている。
食用 長い間、タンパク源として食されてきた。
たとえば、チャウチャウも本来は食用犬として中国で改良されてきた犬種。
犬肉を食べる習慣のあるベトナムでは、犬肉の専門店ではエサにマチンの種子を混ぜて犬に与えて殺していた。
マチン(ホミカともいう)が保有する毒の成分はストリキニーネ、ブルシン。実の中にある種子に含まれている。ストリキニーネは無色無臭、昔から毒殺に使われてきた。
【参考】 中国の朝鮮族は、東北地方だけでなく北京にもいる。
北京でも名物料理の1つにイヌ肉料理がある。
韓国・朝鮮においても、イヌが好まれた。『補身湯(ポシンタン)』がそれである。
それは李朝の崇儒主義によって盛んになったという。
孔子もイヌを食べた
忠犬ハチ公 (ガン)
2011年、東京大学の中山祐之教授らは、東大で76年間保管されてきた肺と心臓の標本をもとに、こんな分析結果を発表した。
これまでは解剖記録から寄生虫の感染によるフィラリア症が死因だと考えられてきた。
忠犬ハチ公は1935年3月に死後、東大で解剖され、肺、心臓、脾臓がホルマリン液に入れられて保管されてきた。
研究チームは臓器の内部を磁気共鳴装置(MRI)や顕微鏡で観察した。
  1. 肺は多くの細胞が紡錘形に変形し、ガンの一種の「がん肉腫」となっていた。
  2. 心臓は正常な細胞の中に、肺のがん肉腫が転移したとみられる組織が広がっていた。
中山教授も“フィラリア症も重度で致命的だが、悪性腫瘍も広範囲に見られ、死因だったかもしれない”と指摘。
ハチ公は秋田県で生まれ、東大農学部教授だった上野英三郎博士の手に渡った。博士の死後も東京・渋谷駅で飼い主を待ち続ける姿が感動を呼び、渋谷駅前に銅像が建てられた。


民間療法
下痢と臍腹痛を治す 狗肝を細切りにして米1升に入れ、粥を作り、葱・椒・塩・醤油で味付けする
腎の補強と精力減退を治す 狗陰茎を末・丸剤で服用
目を良くする。眼中の眼水を治す 6月上伏目に胆を取って酒に混ぜて食べる。
目がかゆく赤く渋いときは、胆汁を点眼する
五臓に良い 五味にあえて食べる
黒狗の血を飲むと、虚労・吐血に良い
陰痿を強くして子供を生ます 牝狗の陰茎を乾燥し、作末して酒に混ぜて飲む


イヌの起源
  • オオカミ?
    • イヌの起源は、最近のDNA分析でイヌとオオカミのDNAがほとんど一緒と分かった。
      イヌの祖先は東アジアのチュウゴクオオカミで、家畜化されたのは2万ぐらい前。
  • DNA解析
    • 2010年、世界各地で飼われている犬の大半が、東アジアではなく。中東のオオカミに起源があるとする報告を、米カリフォリニア大学などのチームがまとめネイチャー(電子版)に発表した。
      遺伝情報の本体である細胞核のDNAについて、過去最大規模の解析と比較を行った成果。
      ただし、日本の秋田犬や中国のチャウチャウは、中国のオオカミに近く、従来のアジア起源説が正しいという。
      オオカミから犬への進化は、2002年に発表された論文では、約1万5000年前に東アジアで起きた可能性が高いとされていた。
      一方、ネコは、約13万1000年前に中東に出現したリビアヤマネコが祖先で、約1万年前に家畜化されたとの論文が2007年に発表されている。
      人類と縁の深い犬猫の起源は、社会や文明の発達過程を解明する手掛かりにもなるとみられる。
      研究チームは、85犬種計912匹と、世界11カ所に生息するハイイロオオカミ計225匹について、細胞核DNAの約4万8000カ所を比較した。
      犬種の大半は中東のオオカミに起源があり、脚が長く、速く走ることができるバセンジーが最古級の犬と判明した。