イオンion
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関連情報
フリーラジカルエネルギー」「電解質」「イオン反応体液

血清中のイオン
陽イオン 陰イオン
Na (ナトリウムイオン) 142 mEq/L CI(塩素イオン) 103 mEq/L
(カリウムイオン) 5mEq/L HCO(炭酸水素イオン) 26 mEq/L
Ca2+(カルシウムイオン) 5mEq/L タンパク 16 mEq/L
Mg2+(マグネシウムイオン) 2mEq/L 有機酸 6 mEq/L
合計 154mEq/L HPO2ー(リン酸イオン) 2 mEq/L
◎ mEq(ミリ当量):電解質の量を表示する単位。
           1/1000当量のこと。
◎ 1 mEqのNa=1原子量/原子価=23/1
         =23mgのNaのこと。
SO2ー (硫酸イオン ) 1 mEq/L
合計 154mEq/L

イオン濃度
イオン 血漿
(細胞外液)
間質液
(細胞外液)
細胞内液
Na+  (ナトリウムイオン) 142mEq/L 145mEq/L 10mEq/L
  (カリウムイオン) 4mEq/L 4mEq/L 140mEq/L
Ca2+(カルシウムイオン) 5mEq/L 3mEq/L 0.2mEq/L
Mg2+(マグネシウムイオン) 2mEq/L 2mEq/L 35mEq/L
CI (塩素イオン) 100mEq/L 117mEq/L 3mEq/L
HCO (炭酸水素イオン) 24mEq/L 27mEq/L 15mEq/L
HPO2ー(リン酸イオン) 2mEq/L 2mEq/L 100mEq/L
SO2ー (硫酸イオン ) 1mEq/L 1mEq/L 20mEq/L
タンパク陰イオン 20mEq/L 2mEq/L 50mEq/L


イオン =電荷を持った原子、もしくは分子の集団のこと。
★イオンは原子が1つ以上の価電子を得たり失ったりしてできる。
たとえば、ナトリウムの原子番号は11(=陽子の数が11個)で一番外側の電子殻(valence shell)に1つの価電子(valence electrons)がある。もしナトリウム原子が電子を1つ失えば2番目の電子殻には8個の電子になり安定する(8個が一番安定する)。そして、陽子の数(11個)が電子数(10)を上回る結果、ナトリウム原子は正に帯電したイオンである陽イオンとなる。ナトリウムイオンの価数は1であり、Na+と書く。
★『価電子』・・・原子の一番外側の電子が化学反応をする役割を担っているので、その電子を価電子と呼ぶ。
身体にはイオン結合したものが骨や歯などにみられ、組織の強度を保っている。
体内におけるほとんどのイオンは体液中に溶解している。
イオン化合物は溶解した時に陽イオン(プラスイオン)と陰イオン(マイナスイオン)に分解し、その溶液が電気を通すことから、これを電解質という
陽イオン プラスに荷電したものが『陽(cation)イオン』。
原子や分子から電子が奪い取られた結果として生じる
陰イオン マイナスに荷電したものが『陰(anion)イオン』と呼ばれる。
原子や分子に電子が付加して生じる
チャネル ◇からだの中の電気信号
脳の信号はすべて「電気」が担当している。
電気といっても、この実態は「イオン」だ。
細胞膜にあるタンパク質を「チャネル」といい、チャネルは細胞の膜を貫通する穴、いわば「筒」みたいな構造をしている。その筒には開閉ドアがついている。
ドアが開くと、筒の中をイオンが通る。だから電流が生まれる。
チャネル(細胞膜の穴)にはいろいろな種類があるが、一般に、チャネルはある特定のイオンしか通さない。
チャネルが開いたり閉じたりすることによって、イオンの流れという電気信号が生まれる。
チャネルは細胞膜上にタンパク質が集まってできている。
熱さを感じるチャネルはトウガラシのカプサイシン(辛み成分)から見つかった、
冷たさを感じるチャネルはミントの成分であるメントールから見つかった。
しかも熱いチャネルと冷たいチャネルは似通った構造をしていた。アミノ酸が配列がそっくりだった。
イオン
の効果
『イオン』とは、電気を帯びた原子のことで、空気中にプラスとマイナスの状態で漂っており、森の中など自然界ではバランス良く存在している。だが、家庭内などで増えている電子機器類がプラスイオンを発し、バランスが崩れてきたため、体調を崩す原因になるという説もある。このため、「マイナスイオンを補って空気の質を向上させよう」と狙った製品が、ここ数年急速に増えてきた。
最も多いのが、空気清浄機。ファンによって室内の空気を吸い込んでファイルターで濾過する従来のタイプに、マイナスイオンを放出する装置を付けた製品を売り出している。
だが、イオンについてはまだ研究段階の要素も多く、効果も目に見えにくい。
<自然の中のイオン量>:
森林・・・・・・・・プラスイオン(4000/cc前後)
         マイナスイオン(4000/cc前後)
一般家庭内・・・プラスイオン(500/cc前後)
         マイナスイオン(100/cc前後)
イオン化 イオン化(ionization)=電離
(イオン化)=イオンを生成するプロセスのこと。
イオンとはプラスとマイナスの電荷が等しくない原子または分子のことをさします。負の電荷は電子、正の電荷は核の中の陽子によってもたらされます。塩化ナトリウム (NaCl)を例にとると、これは水に溶解するとナトリウムと塩素に別れて2種類のイオン、すなわちNa+とCl-を形成します。これはナトリウムが電子を1個失い、塩素が電子を1個獲得するために起こります。なぜこのような現象が起こるのでしょうか。それはナトリウム原子は一番外側の電子軌道に電子を1個しか持っていないのですが、それを失うとナトリウム原子はとても安定化するのです。同様に塩素原子は電子の最外軌道に電子を7個持っていますが、電子を1個獲得すればその軌道が8個の電子で満たされてとても安定化します。このように普通のイオン生成には決まった電子のやり取りがかかわっています。
放射線被ばく後、放射線エネルギーはそれを吸収する物質の中に放出され、それにより励起(原子中の電子を軌道の高いレベルに押し上げる)または電離(原子から電子を放出させる)が生じます。上に述べた通常のイオン生成とは対照的に、放射線はでたらめにいろいろな電子を原子から失わせるため、遊離基(ラジカル)と呼ばれる極度に不安定なイオンを生成します。遊離基の多くは近隣の原子または分子とほとんど瞬時に反応します(1秒の1000分の1以下)

人体の70% は水分で構成されています。放射線はH2Oを分解し、遺伝情報を持つDNAなど種々の生体分子に対して極めて攻撃性の高いことで知られる遊離基OHを生成します。放射線はまた、直接DNAに作用して遊離基を生成しDNA鎖を切断することもできます

ガンマ線や中性子など放射線の種類によって、電離の空間分布は異なります。ガンマ線照射は細胞内において均一に電離をもたらしますが、中性子照射は一部に集中的に電離を引き起こし、細胞により深刻な傷害をもたらすと考えられます。
(パターン)
  1. ある種の化合物は、溶液内でイオンに分かれます
    1. 酸は水に溶かすと、水素イオンと陰イオンに分かれます。
            HX→H+X-
    2. 酸が水素イオンを生じる反応
            H2SO→2H+SO2-
    3. 溶液の中でのイオン化の推進力となるのは、生成するイオンの溶媒和です。
      例えばHは水和してH3(ヒドロニウムイオンorオキソニウムイオン)となる
  2. 電子の放出でイオンが生じる
    1. 金属ナトリウムと塩素との反応では、ナトリウムの価電子が塩素へと移動し、その結果塩素ナトリウムが出来る。ここで生じるのはイオンの集合体であるNaCl-です
    2. 電離性放射線の作用でもイオンは生成する。だから、加速粒子やフォトンなどが、分子を破壊したり、電子を原子から奪い取るほどのエネルギーを持ったものを用いると、イオンが生じます
            
      A→A+e-
  3. 電子の獲得でイオンが生じます
    • A+e-→A-
金属
◎金属のイオン化傾向・・・
単体の金属原子が、水または水溶液中で陽イオン(水和イオン)になる性質

◎金属のイオン化列・・・
いろいろな金属について、イオン化傾向の大きなものから順に並べたもの。
Ka>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni
Sn>Pb>(H)>Cu>Ag>Pt>Au
イオン液体
Ionic Liquids
=イオン性液体
イオン液体は液体でありながら、食塩のように陽イオンと陰イオンだけで出来ている不思議な液体。

陽イオン
  • 光が当たると陽イオンを細胞内に取り込む仕組み
    • 2012年、東京大学の濡木理教授らのチームは、緑藻の一種「クラミドモナス」を使い解明した、
    • 成果は1/23日付けのネイチャー(電子版)に掲載。
    • 解明したのは細胞膜にあるチャネルロドプシンと呼ばれる色素。陽イオンの通路で、イオンの出し入れを通じて細胞を興奮させるなどしている。成体にとって欠かせない物質。
    • 青い光の刺激を受けると陽イオンが流入することは知られていたが、立体構造をとらえたのは今回が初めて。
    • 特殊な結晶化技術とSPring-8の解析技術を用いて調べた。
    • タンパク質の一部の構造が光刺激で変化し、イオンが細胞内に流れ込むことを確認。光刺激でイオンの流入を調整できるという。