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意識障害






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傾眠症 

中枢神経の疾患
 

GCS 

意識レベル
 

昏睡








disturbance of consciousness
◎意識障害の程度を4段階に分ける。 (南山堂ー医学大辞典)
  <1>無関心
  <2>傾眠(sopor)   
  <3>昏迷(stupor)
  <4>昏睡(coma)




(副作用で意識障害を起こす医薬品)
  • 「アキネトン」「ガスター」「カルスロット」「カルデナリン」「クラビット」「グルコバイ」「コントール」「ジプレキサ」「セレネース」「セルタ」「タガメット」「ディオバン」「テグレトール」「デタントール」「デパケン」「ドラール」「トレドミン」「ニューレプチル」「ニューロタン」「パナルジン」「ブリプラチン」「ブロプレス」「ベイスン」「ベゲタミン」「ミニプレス」「リーマス」「リウマトレックス」「ロキソニン」「ロヒプノール」
意識レベル





意識が一過性に短時間失われる状態=「失神
  • 昏睡」状態においては
    • ・角膜反射消失
    • ・瞳孔対光反射消失
    • ・括約筋弛緩し、刺激に応答を示さず、
    • 口中に入れた液体を嚥下しない

意識が完全に消失した状態
=「昏睡
  • 昏睡においては「失神」と異なって脳循環を良くするような処置(安静・仰臥・血圧を保つ為の強心剤など)をしても簡単には意識の回復を示さない。
  • (金芳堂ー内科診断学p202)





意識
脳の活動
  • 2011年、東京大学の渡辺正峰准教授は理化学研究所などを共同で、特殊な模様で視覚に刺激を与えても文字などほかの視覚情報に意識が向いていると、脳の活動が活発にならないことを解明した。

  • 人間の脳の意識が脳全体の神経活動によって担われているという定説が覆る内容。

  • 4人の被験者で実験、
  • 被験者の利き目にドーナツ状の模様と縞模様を、1秒間に30回の速さで繰り返し切り替えて見せた。その後、被験者の注意をそらすために模様の近くに文字を表示させてテストした。
  • その結果、文字で注意をそらした場合は模様を示しても、脳の第一次視覚野と呼ばれる部位を流れる血流の還元ヘモグロビンの濃度がほとんど変化しなかった。
  • 文字を表示せず、模様に注意が集中する場合は濃度が上昇した、
  • このことから、見えているものに意識が集中していない場合には第一次視覚野の活動が活発化していないと判断した。




Adams-Stokes症候群
アダムスストークス症候群
  • 心疾患時に、心房と心室間の刺激伝導が不完全ブロックから完全ブロックへ移行する際に、下位自動能が開始するまでに時間を要し、心拍出量が著明に減少するために発作的に起こる意識障害。
  • その他の原因
    1. 一過性の心停止
    2. 心室細動
    3. 洞不全症候群





意識障害の漢方薬
大承気湯
  1. うわごと
  2. 傷寒9日以来、口言う能わず、目視る能わず、体動かす能わず、四肢倶に冷え、6脉皆無く、手を以て腹を按ずれば両手にて之を護り、眉に皺楚(クルシム)を作し、趺陽の脉大にして力あるを治す。乃ち腹に燥屎あるを知るなり。遂に之を下し、燥屎を得ること67枚にて口能く言い、躰能く動く。《医宗必読》


桃核承気湯

  • 全く意識の混濁しているような場合にも用いる《大塚敬節》
  • 熱のある病人で血のある者は、よく食べる。精神はもうろうとして狂人のようで、唇は少し黒味を帯び、脈は結滞したり、沈メになる、おおくは桃核承気湯を用いる目標である。
  • 28歳女性。淋を患い、排尿後疼痛がひどく、時に血尿がある。大便は秘結し、からだは痩せ、熱の出入りがあり、咳が出て盗汗がある。脈は細数で肺結核状になった。
    医者が治療したが、日に日に悪くなり、余が招かれた。
    診ると、患者は罵詈雑言し、或いは激怒し、或いは笑い、或いは泣き、親疎を弁でず、まったく狂人と同じである。
    そこで甘麦大棗湯を与えたところ、諸症状がますます悪化したので、これはきっと血のせいであろうと考え、桃核承気湯を与えた。3日ほど呑むと、大便が2、3行あり、狂状が急に衰えた。そこでさらに2日与えたら、累々として豆粒のような生臭く汚い血がたくさん下り、近寄れないほどであった。次いで桂枝茯苓丸を与えると、諸症状が去り、数句で全治した。(阿部桂・和漢医林新誌第131号)
  • 患者は4日前に某病院で分娩したが、その後、脳膜炎らしい病気を起こして、医師より絶望の宣告を受けたという。
    病室に通されたが、患者は全く意識が混濁していて、いっさいの問診は不可能である。脈を診る事もできないほどに力を入れて乱暴する。腹診を試みても、しきりに腹に手の触れるのを嫌がって、落ち着いて診察も出来ないが、下腹部には圧痛があるらしく、左下腹部の腸骨獅フところは、軽く指頭でこすっても、顔をしかめて、私の手をはねのけようとする。項部の強直はない。
    体温は38℃から39℃の間を往来している。大便は分娩後1回もない。小便はカテーテルで導尿している。水や重湯は少しずつ呑む。なるほど意識は混濁しているが、脳膜炎らしいところはない。私は血の上衝によるものと考え、おそらく治るであろうことを告げて、桃核承気湯を与えた。
    これを2回呑むと、4、5回の下痢があり、体温が39、8℃に上った。驚いたのは付き添いの看護婦である。産後の下痢は恐ろしいものだと聞かされているのに、あの漢方医の野郎は、そんなことにおかまいなく下剤を使用した。けしからん奴だと考えたのであろう。呑み残したあとの1回分は看護婦がどこかへ隠してしまったという電話である。ところが、その翌日は、体温が37℃に下がって、意識が明瞭になった。これには周囲の者も驚いたらしい。いま一度診てくれという。
    そこで再び往診したが、患者の意識が常態に復し、小便も自然に出るようになり、食欲も出てきた。まだ体温は37、5℃ある。そこで更に1剤の桃核承気湯を投じて、十分に瀉下させめたところ、体温も平常になった。
    25日には、使いの者がきて、ほとんど良くなったという。そこで桂枝茯苓丸を2日分与える。それから2、3日たって、膀胱炎を起こして排尿時に不快感があて、尿の出が悪いから、薬をくれという。診察はしなかったが、意識が混濁していた間、カテーテルで導尿したために起こったのであろうと考え、八味丸を与えたところ、数日でよくなった。《大塚敬節》







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