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| イチゴ状 血管腫 |
生後10日ほどで、鼻の下が赤くなり始め、鼻から唇にかけて腫れが広がりました。『イチゴ血管腫』と診断されましたが、半年ごとの経過観察以外、特に治療はしていません。その後、徐々に赤みは取れましたが、口ビルの腫れが残り、右半分が下がっています。●イチゴ状血管腫とは? 毛細血管が異常増殖して起きる赤アザの一種です。赤く隆起して、切ったイチゴを肌の上にのせたように見えるのが特徴です。原因は分かっていません。皮膚の表面や もう少し深い皮下組織に生じるタイプもあります。出来る場所や大きさは様々です。 ●いつ頃現れるのでしょう? もう1つの代表的な赤アザである『単純性血管腫』が、生まれたときからあるのに対し、イチゴ状血管腫の場合、生まれた直後にはありません。生後2週間〜1ヶ月ぐらいたってから、赤い斑点が現れて広がり、盛り上がってきます。生後半年〜1年ほどで勢いが弱まり、その後は徐々に縮退して、5、6歳くらいまでに無くなります。後には、ちりめん状のシワが残ることもあります。 ●治療の方針は? 小学校に入る頃までには自然に消えるので、目の周りに出来て視界を遮るなどの妨げがなければ、そのまま放っておいて構わない、というのが従来の考え方でした。しかし、最近になり、症状が出始めた段階で積極的に治療すれば、あざの広がりや盛り上がりを抑えられ、短期間できれいに治すことが出来ることが分かってきました。 ●どのくらいで治るのですか? 例えば、放置すれば6歳まで消えないアザが1、2歳でなくなることもあります。早い段階で治療を始めるほど効果的です。出来れば隆起が始まる前が望ましいのですが、この段階では、ほかの赤アザとの識別が難しいので注意が必要です。 ●どんな治療法がありますか? パルス色素レーザーを患部に照射して、異常な毛細血管を破壊する方法があります。費用がかかるのが難点でしたが、1996年に保険適用対象になってから、治療手段の1つとして使われる要になりました。 ●具体的に説明してください 直径2〜10mmのレーザー光を患部に敷き詰めるように照射します。その際、輪ゴムでパチンとはじかれるよな痛みがあります。患部の大きさにもよりますが、だいたい数分で終わり、出血もありません。赤黒い跡が出来ますが、1、2週間で消えます。これを1、2ヶ月の間隔を開けて、数回繰り返すうちに、徐々に白っぽい部分が増えて、色が薄くなってきます。1回の照射で、すぐに消える訳ではありません。 ●レーザーが難しいケースは? 目のそばに血管腫がある場合と、皮下にあるものには不適です。 ●他にどんな治療法がありますか? ステロイドの投与や、ドライアイスで患部を凍らせる方法などがあります。」 |
| 関連情報 |
「血管腫」 「アザ」 |