若年性関節リウマチ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 関連情報 |
「慢性関節リウマチ」「悪性関節リウマチ」「関節リウマチ」「ステロイド」 |
| (JRA) |
= 若年性関節リウマチ ⇒小児期に発症する関節リウマチ。 |
| 分類 | <1>急性発症型: 「全身症状が激しく関節炎は広範囲であり、Still病という。 弛張熱をきたす。 <2>多関節炎型: 「成人に見られるように、関節炎が初発症状であり、4関節以上が侵される。 <3>小関節炎型: 「関節炎が主症状であるが、罹患関節は3関節以内。 |
| 診断基準 |
(厚生省研究班、1980) <1>6週間以上続く多関節炎・・・・移動性でなく固定性。 <2>6週間未満の多関節炎(又は単関節炎、少関節炎)の場合には、次の1項目を伴うもの。 (a)虹彩炎: 虹彩毛様体炎は失明の危険がある。 (b)リウマトイド疹: 直径数mm〜1cmの鮮紅色の紅斑で、発熱とともに出現し、 下熱時に消退することもある。 (c)朝のこわばり (d)弛張熱: 「日差が3〜4℃で、下降時は平熱又はそれ以下となることがあり、1週間以上続くこと。」 (e)屈曲拘縮 (f)頸椎の疼痛またはX線異常。 (g)リウマトイド因子・・・陽性。 「RAテスト(リウマトイド因子)は肝疾患や自己免疫疾患でも陽性となることがある。」 <3>下記疾患と確定したものは除外し、鑑別不能の場合は「疑い」とする。
|
| 仕組み | 解明 2010年、京都大学の長田重一教授と中外製薬などは、子供に多いタイプの関節リウマチに似た症状が起きる仕組みをマウス実験で突き止めた。 成果は米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載。 白血球の一種であるマクロファージは、いらなくなった細胞を取り込んで、そのDNAを分解する。 遺伝子操作でDNAを分解できないマウスを作製すると、子供で発症するタイプの関節リウマチと似た症状が現れた。 このマウスでは、DNAがたまったマクロファージが異常に活性化していた。 TNF-αという炎症物質が出て、さらに別の炎症性物質も増えるという悪循環が見られた。 関節リウマチ治療に使う複数の薬をマウスに投与すると症状が改善した。 これらの薬は1つの炎症性物質を抑えるだけだが、他の炎症性物質も減少し、悪循環を止める効果もあったとみられる。 TNF-αは 免疫細胞が分泌するタンパク質で、細菌などに対する防御反応を担っている。クローン病や関節リウマチといった自己免疫疾患はTNFαが過剰になり、炎症を引き起こす。 これを抑えるのが「抗TNFα薬」。 抗TNFα薬には、[エンブレル][レミケード][ヒュミラ][シムジア]などがある。 |