ジゴキシン



ジギタリス
  • ゴマノハグサ科ジギタリス属の多年草。
  • 間違えやすい山菜:・・・・コンフリー

【学名】Digitalis purpurea L

【英名】Common Fox-glove

【和名】きつねのてぶくろ

【科名】ゴマノハグサ科

【原産地】西欧及び南欧

【使用部位】

【成分】
  • 強心配糖体:
    @心筋に直接作用する
    A生体に対して局所的な興奮・溶血作用を持っている。

        ジギトキシン:半数致死量(12mg/kg)

        ギトキシン

        ギタロキシン
【効能・効果】心臓疾患







ジギタリス中毒

中毒症状

(急性中毒)
  1. 悪心、頭痛、嘔吐、下痢、
  2. 視覚異常、
  3. 錯乱
  4. 不整脈
  5. 中枢神経麻痺

(慢性中毒)
  1. 鬱血性心不全の治療薬として用いられるが、蓄積作用があり、適量でも連続投与で急性中毒と同様の症状が現れる
  2. 不整脈が現れて心停止に至ることもある





ジギトキシン
ジギトキシン
  • 1869年、Digitalis purpureaからステロイド配糖体[ジギトキシン]が分離された。 (講談社「天然毒」p22〜23)
    ジギタリス製剤は毒性であり、生体に蓄積する性質を持っている


ジギトキシン中毒
  • ○治療有効濃度範囲:トラフ値・・・10〜25ng/ml
    ○中毒症状:
      [食欲不振]
      [悪心]
      [嘔吐]
      [下痢]
      [視覚異常]
      [不整脈]
      [頭痛]
      [めまい]





ジギタリス製剤
(一般名) (商品名) (参考)
ジゴキシン
(digoxin)
[ジゴキシン]
[ジゴシン]
(効果)
  • 強心配糖体と呼ばれる
  • 軽症〜重症まで
  • 心拍数を増加させないで心拍出量を増加できる
(作用機序)
  • 心悸の細胞膜に作用して心悸の収縮力を増強し、自律神経系に作用して脈拍数を減らす
ジギトキシン
(digitoxin)
[ジギトキシン]
メチルジゴキシン
(metildigoxin)
[ラニラピッド](錠)
[デスラノシン]
デスラノシド
(deslanoside)
[ジゴラノゲン](注)





ケジギタリス(D.lanata)
  • 今日では、薬効が高くて副作用の少ない近縁種「ケジギタリス(D.lanata)」が用いられる。
    「バルカン産ジギタリス(Digitalis lanata)は、日当たりの良い、石の多い高地(ウ゛ィトシャ・リラ・ロドヒ・スタラプラニナ)に多く見られる。茎には分岐がなく、花は密集し、毛で覆われており、淡黄色で、紫色の葉脈を持っている。葉の毒性が特に強く、葉には有益な強心グルコシドである、ラナトシドA・B・Cなどの他、ステロイドサポニン、コリン、アセチルコリンなどが含まれている」(毒のはなしp156)
    「バルカン産ジギタリスの他に、
    キツネノテブクロ(Digitalis purpurea)や、
    オオバマジギタリス(Digitalis ambigua)がある」

水腫の治療
  • 1785年、イギリスの医師W.Witheringは水腫の治療にジギタリスの葉の浸出液が有効であることを述べた本を出版。
  • ジギタリスは心臓病のために顔色が青く、むくみが激しく、息切れする患者の症状を著しく軽減するのに役立つ事を教えた。
  • ジギタリス葉の浸出液は毒性も強く、過剰の投与は激しいむかつき、下痢、嘔吐を伴う中毒症状を引き起こしたが、Witheringの方法に従って、少量ずつを毎日服用することによって、むくみは去り、心臓の調子も取り戻せることが分かった










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