腎ガン
トップへ戻る病名・症状腎細胞ガン(腎腫瘍)
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ガンKidney (Renal Cell) Cancer 「樹状細胞

腎ガンの標準治療と化学療法
T期 手術(腫瘍径4cm以下で転移なしの場合は・・・部分切除も可)
U期 手術(根治的腎摘出)
V期
W期 手術+薬物療法、薬物療法
  • 薬物療法(サイトカイン療法)
    • インターフェロンα、インターロイキンU
  • 薬物療法(化学療法)
    1. スニチニブ
    2. ソラフェニブ
    3. エベロリムス
    4. テムシロリムス(承認申請中)


腎細胞ガン 腎細胞ガンは50〜60歳代に多いガンで、泌尿器科領域の悪性腫瘍では膀胱ガン前立腺ガンに次いで多い。
日本では年間約3000人死亡している
病態 腎尿細管から発生する腺ガン
大症状 「血尿」
・「腹部腫瘤」
・「腹痛」

が3大症状とされる
特徴 <1>手術後、5〜10年が経過しても転移が出現すること。
<2>発熱、赤沈亢進、CRT陽性などの炎症症状を示す。
<3>進行が早いこと。
<4>腎摘除術後に転移巣が消失することがある。
<5>免疫機構の関与を受けやすいガン
検査 超音波エコー・・・大小不同の点状エコー
CT
MRI・・・・腎静脈や下大静脈内の腫瘍塞栓の判定
CRP
赤沈
IAP(免疫抑制酸性蛋白)・・・・500µg/ml以上
α2-グロブリン・・・・・・・・10%以上
IL-6・・・・・・・・・・55pg/ml以上
エリスロポエチン
PTHrP
AST(GOT)
ALT(GPT)
(治療) <1>根治的腎摘除術を行う。
<2>転移を有する腎細胞ガンに、抗ガン剤は無効。
<3>インターフェロン・インターロイキン2(有効率15%)
<4>患者のリンパ球をインターロイキン2で培養し生体に戻す養子免疫療法(有効率20%)
[ネクサバール] 一般名(ソラフェニブ トシル酸塩)
腎細胞癌に有効な世界初の経口キナーゼ阻害薬
2008年1月25日、製造承認を取得した。
今回承認された適応は「根治切除不能または転移性の腎細胞癌」。
用法・用量は「成人1回400mgを1日2回経口投与」。
[スニチニブ] 日本ではイマチニブ抵抗性の消化管間質腫瘍(GIST)と
根治切除不能または転移性の腎細胞癌(RCC)
を適応症として2008年4月に承認された。

遺伝子治療
  • インターフェロンベータ
    • 2009年、京都府立医科大学の三木恒治教授らは、11/24、転移した腎臓ガン患者を対象に遺伝子治療の臨床研究を始めると発表。ガン細胞の増殖を抑える「インターフェロンベータ」を作る遺伝子を、ガンが転移した患部に局所注入し、腫瘍の縮小や生存期間の延長を目指す。
      対象は、腎臓ガンの大半を占める腎細胞ガン患者で、肺やリンパ節・肝臓などへ転移が見つかった5人が対象。
      いずれも分子標的治療薬や免疫療法を実施しても効果が無かった人が対象。

冷凍手術機を使った施術
  • ガンを冷凍して殺す
    • 2011年、日立メディコはガン腫瘍細胞を冷凍して死滅させる機器をイスラエルから輸入する。
    • 冷凍手術機はイスラエルのガリルメディカル社製。
    • 腫瘍に直接針を刺し、高圧ガスを使って急速冷凍することで腫瘍を壊死させる。
    • この手術機を使った施術が保険の対象になった。
    • 10月現在、
      • 国立がん研究センター中央病院
      • 東京慈恵会医科大学付属柏病院
      • KKR札幌医療センター斗南病院
      に納入している。
    • 保険の対象になるのは直径4ab以下の腎臓ガンだが、今後は骨腫瘍乳ガンなどへの適用も進む見込み。