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| 尋常性乾癬 |
=「鱗屑癬」<1>対側性に肘頭に、半米粒大の紅斑を生じ(膝蓋に好発する)、 <2>のち銀白色の鱗屑固着し、強いて剥がすと鮮紅色の紅斑面に点状出血がみられ(アウスピッツ現象)、 <3>外傷掻破などの刺激により同様の皮疹を生じる(ケブネル現象)。 |
| 症状 | 1.病巣は湿潤せず、ほとんど自覚症・全身症状を欠き、慢性に経過して軽快・増悪を繰り返す。 2.一般に四肢伸側・肩甲間・躯幹・被髪頭部に生じる。 (南山堂ー医学大辞典) |
| 【西洋薬】 | <1>ドボネックス軟膏:藤沢薬品が2000.613発売。 |
| 【臨床例】 | ☆11歳、女子。 「頸すじと背中に乾癬が出来て始終かゆいと言い、昭和41.5.10に来院。 病歴は、小学1年生の秋、サバを食べて背中に“イボ”みたいな発疹が出来た。尋常性乾癬との診断で、日本医科大学皮膚科に3ヶ月間、順天堂大学皮膚科に3カ年間通った。通院中、昭和39.3月、関東逓信病院で全国の皮膚科専門医たちに供覧され、フルコートクリームを塗ることに結論が出たとのこと。フルコートを塗っているときは良いが、止めるとまた乾癬が出来て くる。そのうち塗っている部分の皮膚の色が変わってきた。3年間、大学病院へ通院しても治らない。しまいには太陽によく当たれとか、タワシでこすれとか、言われたので中止したという。 乾癬をみると、頸すじと背中に“イボ”みたいな発疹が出来ていて、ちょっとみると毛虫が這っている感じで気味が悪い。発疹は赤味を呈し、乾燥していて、始終かゆい。そこで柱の角に背中をくっつけて、ごしごしすると言う。 患者は顔色の青白い、痩せ型の少女。大変お茶が好きで、寝る前に茶碗で4〜5杯飲むと言う。野菜類より肉類を多く摂り、チョコレートが好きだとの事。怒りっぽくて、冷え症で、走ったり、駆けたりすると左の脇腹が痛くなるという。便通は1日1回あるが、固い。小水はお茶を多く飲む割合には少ないという。 腹診すると、鳩尾から両脇にかけて抵抗と圧痛があり、ヘソの両側の筋肉が棒のように突っ張っており、下腹部も緊張していて押さえると痛がる。そして非常にくすぐったがる。 この腹診の結果と、その他の自他覚的所見とを総合して、次の4つの処方を考えた。 <1>温清飲、 <2>白虎加桂枝湯、 <3>小柴胡湯+桂枝茯苓丸、 <4>十味敗毒湯。 この4つの処方の中で、胸脇苦満の症状、腹直筋の緊張、下腹部の緊張と圧痛から、はじめは小柴胡湯+桂枝茯苓丸を用いようかと考えたが、患者の冷え症タイプ、お茶好きまどを考慮すると、これではちょっと強すぎると思い、温清飲を用いることにした。しかし、温清飲だけでは弱すぎると思い、柴胡・ ・荊芥・ ・紅花・大黄などを加えて投薬した。本方を飲み始めると、まず便が快通して、それにつれて胸脇苦満と腹直筋の緊張がしだいに緩和され、くすぐったがるのが取れてきた。それから、下腹部の緊張と圧痛もしだいに緩和されてきた。これは乾癬の原因の1つと思われる 3ヶ月間飲むと、発疹が薄くなってきれいになり、1年6ヶ月の服用で発疹はすっかり消え、今まで憂鬱であった患者が朗らかになった。」《寺師睦宗》 |
| 【芳香療法】 | <1>ベルガモット <2>メマツヨイグサ油 |
| 【栄養療法】 | <1>亜鉛の摂取(15mg/1日)が効果的です。 <2>ビタミンC、B群、E |
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![]() 温経湯 温清飲 消風散 調胃承気湯 当帰飲子 当帰飲子+バヤラッカル 当帰飲子+クマイ笹 当帰飲子+霊芝 当帰飲子+温清飲 当帰飲子+荊芥連翹湯 当帰飲子 八味地黄丸 白虎加人参湯 六味丸 |
| 関連情報 |
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