腎盂炎  会員登録
トップへ戻る病名・症状>腎盂炎 Pyelitis

腎盂腎炎 突然、寒気とふるえが起こり、38〜40℃の高熱が出て、腎臓部(左右あばら骨の下あたり)に鈍痛を訴え、尿が濁ってタンパクが出る。2〜数日で熱は次第に下がるが、適当に治療しないと、また発熱を繰り返すという状態にある。
 急性の腎盂炎がはかばかしく治らないと、腎盂に入った細菌が腎臓の内部にまで入り込んで病変を起こし、主に尿細管に障害を起こし、慢性の腎盂腎炎に移行する。
 又、尿管や腎盂の結石、前立腺肥大、常習性便秘のため尿の流れが停滞して、無症状のうちに慢性の腎盂腎炎になる場合もある。(寺師睦宗著「成人病の漢方療法」p149より
●尿を遠心分離して沈んだ物質を調べる尿沈渣で、チェックし尿に炎症を起こしているときに見られる多数の白血球と雑菌さらに特徴的な円柱を認めかつ午後に発熱があったことから腎盂腎炎です
病態 下部尿路系から上行性に引き起こされた腎盂および腎実質の細菌性炎症。
尿細管間質性腎炎の1つ。
症状 悪寒戦慄、発熱、腰痛、排尿痛があり、尿に膿が混じり、細菌を検出す。
白血球も増加する。
<1>グラム陰性桿菌(主に、E.coli)が大部分。
<2>上行性感染が多い。
<3>急性:高熱・頻尿・排尿痛。
<4>慢性:症状がないことが多い
検査 体温・・・急性期には40℃以上
血圧・・・・まれに敗血性ショック
尿検査
・尿タンパク・・陽性
・潜血・・・・・・・陽性
・沈渣・・・・白血球と円柱
血算・・・・急性期に白血球増多
CRP・・・・高値
24時間Ccr・・・・急性期に腎機能低下
BUN・・・・・・腎機能のルーチン検査
Cr・・・・・・・・・腎機能のルーチン検査
尿酸・・・・・・・腎機能のルーチン検査
中間尿培養
・起因菌同定
・感受性検査
発熱

特色
結石に注意
膀胱炎と腎盂腎炎との違いは炎症が起こっている部分の違いである。膀胱炎では発熱が見られないが、腎盂腎炎で午後から夜にかけて39℃近い熱が出て、翌朝には一旦下がるが、発熱が続くことである。
膀胱炎及び腎盂腎炎は女性に多く見られ、性行為が盛んになる20歳代にピークがある。その後次第に減少する傾向がみられ、50歳代で再び多くなる。腎盂腎炎は雑菌が腎臓から出た尿を集めて膀胱へ送る腎盂で炎症を起こすことにより発症する。このほか、尿管腫瘍や膀胱腫瘍など腫瘍性の病変や結石によって腎盂がふさがれることで起こる場合もある。小学校の頃から腎盂腎炎を繰り返している患者さんは、膀胱内の尿が尿管へ逆流する膀胱尿管逆流現象がみられる人も多く、検査が必要である。
排尿時に尿は膀胱より上方に逆流しないのが一般である。
また腎盂腎炎を繰り返す患者さんでは腎結石、特に珊瑚状結石が見られる人も多く、結石のチェックも必要である
【芳香療法】 ◎以下の精油でソフトにマッサージ。
   <1>カミルレ
   <2>シダーウッド
   <3>ジュニパー
   <4>タイム
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