薬剤性貧血
溶血性貧血
鉄欠乏性貧血
鉄芽球性貧血
巨赤芽球貧血
再生不良性貧血
悪性貧血






腎性貧血
  • 腎臓の機能が低下し、赤血球を作る働きを持つエリスロポエチン(ホルモンの一種)が分泌されずに起きる貧血。
  • 症状:
      @疲れやすい
      A息切れどうき
      Bめまい




エリスロポエチン・・・化学合成
  • 2009年、大阪大学の梶原康宏教授らは、実用水準に近い、バイオ医薬品を化学合成することに初めて成功した。
    腎性貧血の治療薬であるエリスロポエチンで、薬効に関する物質の構造を人工的に作り出す手法を考案した。
    エリスロポエチンは主に腎臓で作られる糖タンパク質で、糖がいくつも連なった鎖状の「糖鎖」が結合している。
    エリスロポエチンは、骨髄に働きかけて赤血球を増やす。
    (糖鎖)
    ・・・ブドウ糖などさまざまな糖が鎖のように連なった構造を持つ物質。
    タンパク質や脂質と一緒に細胞の表面に張りだして、他の細胞や毒素、ホルモンなどとくっついて情報のやりとりをしている。
    生体の機能を支えている。
    インフルエンザウイルスなどが細胞に感染する際にも、糖鎖が関与している。
    血液のABO型も細胞表面の糖鎖構造の違いから分類されたもの。

エリスロポエチンをiPS細胞から
  • 2013年、香川大学と京都大学のチームは、ヒトのiPS細胞から、骨髄で赤血球が作られるのを促進するホルモン「エリスロポエチン」を生む出す細胞を作製することに世界で初めて成功した。
  • エリスロポエチンは主に腎臓で生成される。
  • 慢性の腎臓病になるとエリスロポエチンがS十分に作られなくなり赤血球も産生されず、重い貧血になる。
  • すでに、研究チームは、作った細胞から生み出されたエリスロポエチンを腎不全のマウスに約4週間投与し、貧血を改善させることにも成功している。
  • 香川大学医学部の人見浩史助教らはiPS細胞に数種類の化合物やタンパク質を加え、エリスロポエチンを生み出す細胞を作り出した。




腎性貧血のマウスを作製
  • 2013年、東北大学の山本雅之教授らは、慢性の腎臓病で併発する腎性貧血状態のマウスを遺伝子組み換え技術で作製した。
  • 腎性貧血は腎臓の機能が低下し、赤血球を作るホルモン「エリスロポエチン(EPO)」が体内で十分に作れなくなる重度の貧血症状。
  • 研究チームは遺伝子組み換えで腎臓でのみEPOを分泌できないマウスを作製した。
  • マウスは出生後から徐々に赤血球数が低下し、正常マウスと比べて4割近く赤血球が少ない重度の貧血状態なった。既存のEPO製剤を投与すると貧血症状が改善した。
  • さらに腎臓の中の細胞を調べると、腎臓中の繊維芽細胞の多くにEPOを作り出す能力があった。しかし、実際にはごく一部の細胞だけがEPOを作っていた。





医薬品
  • (腎性貧血薬)「オモンティス」
    • 2012年、武田薬品工業は腎性貧血の治療薬「オモンティス」を米国で発売する。4週間に1回の注射で効果を発揮する。

  • 医薬品・・・ネスプ
    1. 協和発酵キリンの腎臓病薬
    2. 持続型赤血球造血刺激因子製剤で、腎性貧血を改善する。
    3. 腎機能が低下すると、赤血球の産生に必要なエリスロポエチンの分泌が減り、赤血球が足りなくなり貧血になる。ネスプは体内でエリスロポエチンの役割を果たす。
    4. 腹膜透析などを受けている患者では症状が落ち着いている場合、2週〜4週に1回の投薬ですむ。
    5. 2013年、小児への適用が承認された。

チェック
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