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腎臓病



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腎臓病の漢方薬
温腎丸

加減八味丸

滋陰降火湯

八味地黄丸

補腎丸

麻子仁丸
  1. 腎硬化症:(汗が出て、皮膚が湿っている)

鹿茸大補湯

六味丸



漢方療法


<1>腎が乾いて苦しいとき:
  • 急いで辛い薬を飲んで潤すこと。

  1.そうりを開いて津液をつくって気を通させる。
  2.腎が乾いたとき:「知母」「黄柏」を使い、
  3.丈夫にするには:
   (ア)「知母」が良い。
   (イ)「黄柏」で補い「沢瀉」で瀉す。
  4.腎弱には:「熟地黄」を使う。


<2>黄黍・鶏肉・桃・葱の辛を食する。


<3>左腎は水に属するので、水が不足すると陰は弱まる。
   処方:
  • 「補腎丸」
  • 「六味地黄丸」
  • 「滋陰降火湯」



<4>右腎は火に属するので、火が不足すると陽が弱くなる。
   処方:
  • 「八味地黄丸」
  • 「加減八味丸」
  • 「温腎散」




腎を温める薬物 「沈香」「菟絲子」「附子」「肉桂」
「破故紙」「柏子仁」「烏薬」「巴戟」
腎を冷やす薬物 「知母」「黄柏」「牡丹皮」「地骨皮」
「玄参」「生地黄」
腎を補う薬物 「熟地黄」「枸杞子」「鹿茸」「亀板」
「五味子」「にくじゅよう」「牛膝」「杜仲」
腎を瀉す薬物 「沢瀉」「茯苓」「猪苓」「琥珀」「木通」





芳香療法
<1>精油は腎臓に深甚な影響がある。
  • 「精油類は血流に入って体を循環し、体内のすべての血液は1時間に2回、腎臓を通過するからです
  • 精油を経口的に摂取する危険な習慣はもとより、皮膚に過量の精油を摘要することも、精油は皮膚を通ってきわめて迅速に血流の中に吸収されます、腎臓に過度の負担をかけ、腎臓に傷害を与えます。

<2>
腎臓を強壮する精油
       カミルレ
       シダーウッド
       ジュニパー

<3>
利尿作用がある精油;長時間の使用不可
  • 人為的に尿量を増やすと、体液のバランスが崩れ、カリウム/ナトリウムのバランスが崩れて危険です。

       サイプレス
       ユーカリ
       乳香
       ゼラニウム
       ローズマリ







民間療法
アキノキリンソウ・アケビ・アマチャ・イノモトソウ・オオバコ・カキドウシ・キササゲ・クリ・ダイコンソウ・ナスビのヘタ・ニワトコ・ノキシノブ

タンパク質の含有量が少ない「低グルテリン米」を千葉県が開発




針灸のツボ
「太谿は腎臓の要穴。
太谿穴は足の内踝の前下5分位の処。内踝の下部と舟状骨結節の下部とを連結する線の中央部で、沢田先生の独創穴。」
《沢田流聞書鍼灸眞髄》


(腹)「水分」「気海」「肓兪」
(腰)「腎兪」「三焦兪」「京門(沢田流)」






検査 検査項目 正常値 検査の目的
尿 尿タンパク 陰性 腎障害の有無
尿潜血反応 陰性
尿沈渣 ・赤血球数(1視野ごと4個以下)
・白血球数(1視野ごと4個以下)
・扁平上皮細胞(全視野で少数)
・硝子円柱(全視野で少数)
・赤血球円柱(なし)
・白血球円柱(なし)
・結晶(少数)
尿アルブミン 27mg/g・Cr以下
(30mg/l以下)
糖尿病性腎障害
β2-ミクログロブリン 0.03~0.10mg/24時間 尿細管の再吸収機能
NAG
(β-N-アセチル-D-グルコサミニダーゼ)
2.0~5.0U/l 尿細管の障害
フィッシュバーグ濃縮試験 比重1.022以上 尿濃縮機能
尿細菌検査 グラム陰性桿菌10万個以下/ml 急性膀胱炎との区別
尿細胞診 なし がんの有無

クレアチニン ・0.5~1.2mg/dl(男性)
・0.4~0.9mg/dl(女性)
腎臓の排泄機能
尿素:
尿素窒素(BUN)
8~20mg/dl
カリウム 3.5~5.9mEq/l 尿細管機能
ナトリウム 135~147mEq/l
無機リン ・2.5~4.5mg/dl(成人)
・4.5~6.5mg/dl(小児)
クレアチニンクリアランス 70~130ml/分 腎血流量
PSP排泄試験 15分値:25~50%
血清タンパク 6.5~8.2g/dl 腎臓病の病態
血圧 収縮期:140mmHg未満
拡張期:90mmHg未満
腎性高血圧






腎機能検査
クリアランス試験


糸球体濾過値(GFR)
  • ・24時間内因性クレアチニンクリアランス(Ccr).
  • ・チオ硫酸ナトリウム・クリアランス(Cthio)

腎血漿流量(RPF)
 腎血流量(RBF)


糸球体濾過率(FF)


近位尿細管検査
  1. 尿細管分泌極量(Tmpah)
  2. 尿細管ブドウ糖再吸収極量(Tmg)
  3. .PSP試験
  4. 尿β2ミクログロビン排泄値
  5. NAG:正常値  (♂)1.9~8.7u/日、
               (♀)1.3~4.5u/日。
  6. 重炭酸塩負荷試験

遠位尿細管・集合管検査







血液生化学検査

BUN(血清尿素窒素)
  • この値は
    • ・タンパク摂取量、
    • ・タンパク異化、
    • ・消化管出血の際の血液吸収、
    • ・肝における尿素の合成能
    などの影響を受ける

Scr(血清クレアチニン)
  • 正常値は0.6~1.2mg/dl

BUNとScrの比
  • ・通常10:1
  • 上昇 ・異化亢進
    ・高タンパク摂取
    ・脱水
    ・消化管出血
    ・副腎皮質ホルモン薬の服用
  • 低下 ・飢餓
    ・低タンパク食摂取
    ・肝不全
    ・筋融解



血清クレアチニン分の1(1/Scr)
  • =血清クレアチニンの逆数。
    慢性腎不全の進行度合いが分かる。

血清尿酸(UA)
  • ・正常値
    • (♂)3.5~7.0mg/dl、
    • (♀)2.6~6.0mg/dl。
      
  • ・腎障害がなくても、
    • ・痛風
    • ・悪性腫瘍
    • ・白血病
    • ・肥満
    • ・アルコール摂取
    • ・サイアザイド系利用剤の内服
    で上昇する

血清β2ミクログロビン
  • 分子量が小さく糸球体で濾過されるが、近位尿細管で99.9%再吸収される。

血清電解質
  • 血清のNa・K・Cl・Ca・Piなどを調べる

免疫血清学的検査
  • 抗ストレプトリジン
  • 抗ストレプトキナーゼ
  • 血清補体価(CH50)
  • 抗核抗体
  • 抗DNA抗体
  • LE細胞






eGFR(糸球体ろ過量)
=腎臓のろ過能力早見表( 愛腎協.)




血清Cr=血清クレアチニン










クレアチニン(cr
クレアチニンは筋肉中のクレアチンが非酵素的脱水を受けて生成される。


窒素を含む物質の終末代謝産物である。

血液中のクレアチニンは腎糸球体で濾過され、尿細管で再吸収や分泌をほとんど受けないため、血清クレアチニン値(Scr)あるいはクレアチニン・クリアランス(Ccr)は、糸球体濾過量(GFR)の評価によく使われる。

クレアチニンおよび尿素の血漿濃度は、糸球体濾過機能にほぼ依存する。

そのため、糸球体濾過量が減少するにつれて、非直線的に上昇し始める。

クレアチニンおよび尿素の濃度は初期に最小値を示す。

糸球体濾過量が6ml/分/m2以下に下がると、濃度は急上昇し、それに伴い、全身性症状(尿毒症)が発現する





尿素窒素
BUN・・・腎機能の目安に

「腎臓は血液から尿素や尿酸など、人体に有害な窒素化合物を取り除き、体外に出すための「濾過装置」の役割を果たしている。1日に流れ込む血液は約150リットル。そこから窒素化合物を余分な水分などを濾して、尿として排泄している。この為腎臓の働きが悪くなると、血液に窒素酸化物が溜まります。


血液中の窒素の約6割は尿素の形で含まれているので、この尿素窒素 (BUN)の濃度が腎臓の働きを知る重要な目安になる。
BUNは成人で血液100ml中7~18mg程度在るのが普通。上限を越えていれば腎炎などを起こしている可能性がある。50mgを越えるようだったら腎不全状態。場合によっては人工透析が必要になる。
 ただ、尿中タンパク質が体内で分解されて出来た「もえがら」なので、食事で摂りすぎた時などにも高めに出る。だから病院では腎機能を調べるのに、『クレアチニン』という別の窒素化合物の濃度もあわせて調べている。

腎臓の働き具合を知るだけならクレアチニンの方が正確。

だが、BUNには他にも大切な情報が含まれています”と奈良先端技術大学院大学保健管理センター所長の上田尚彦教授(腎臓内科)。


ガンなどの病気にかかったり、体を強く打ったりした時にも、体内のタンパク質が壊されてBUNの値が上がるからだ。


阪神大震災では倒壊した家屋や家具の下敷きになり筋肉が壊死する『クラッシュ症候群』が多発したが、こうした人も正常値の上限を大きく越えていた。
 
クレアチニンの値が正常なのに尿素窒素の濃度が正常値を越えていたら、腎臓以外の病気を疑ってみた方がいい。

BUNが
高値となる薬物
利尿剤 サイアザイド系
ループ利尿薬
抗生物質 テトラサイクリン系
アムホテリシンB







急性腎不全を早期に診断(アクアポリン-1 )
  • 宮崎大学の池田正浩準教授らは、急性腎不全を早期に診断できる技術を開発した。
    開発した技術は尿中に含まれるタンパクプ質『アクアポリン-1 』の量を調べて診断する。
    アクアポリン-1 は、腎臓の近位尿細管と呼ばれる部分に多く存在するタンパク質。
  • 近位尿細管は急性腎不全によって障害を受けやすい。
    池田準教授らは急性腎不全にかかったラットの尿中に含まれるアクアポリン-1を調べた。その結果、急性腎不全に罹ってから6時間後にはアクアポリン-1の含有量は半分になり、4日後には30%にまで減少することが分かった。
    新技術を使うことで、動物で6時間、ヒトでも1日程度で診断できる。
    急性腎不全は入院患者の5%、集中治療室(ICU)で治療を受ける患者の30~50%に見られ、死亡率は4割を超える。
    発症率や死亡率は30年あまり変化がない。
    迅速診断技術が無いことが死亡率の高い原因の1つだった。
    これまではクレアチニンで調べていたが、急性腎不全を発症し腎臓の機能が50%以上低下しないと検出できなかった






抗生物質・鎮痛消炎剤で腎臓障害。
  • 痛み止めとして使われる非ステロイド系鎮痛消炎剤や、抗生物質の副作用で腎臓障害が起きていることが、厚生省の進行性腎障害調査研究班(班長:黒川清東大教授)の調べで分かった。
    腎障害は高齢者に起きる比率が高く、高血圧など腎障害を起こしやすい持病が多い為とみられる。
    原因となった薬の種類を見ると、
  • 65歳以上では抗生物質24.8%、非ステロイド系鎮痛消炎剤と抗ガン剤がそれぞれ21.7%で全体の2/3を占めた。
  • 50歳未満では抗生物質12.8%。非ステロイド系鎮痛消炎剤16%、抗ガン剤14.9%だった→「ロヒプノール






腹腔鏡手術模擬装置・・・患者の臓器特徴を反映
  • 2009年、横浜市立大学と三菱プレシジョン、理化学研究所のグループは、患者に特有の臓器の特徴を反映させられる腹腔鏡手術向けの模擬装置を開発した。
    開発したのは、腎臓の手術用の模擬装置。2本の小型アームで両手で持ちながら操作すると、コンピュータ画面上で、電気メスや内臓などを傷つけずにつかんだり、ひっぱたりする鉗子が動く。器具が腎動脈などをつかむと、つかんだ感覚がアームを通じて手元に振動として伝わる。
    画面には、手術を予定している患者自身の体内を模した3次元映像が流れる。CTやMRIによる画像をもとに、腎臓や腎臓の腫瘍、腎臓の動脈や静脈、筋肉や脂肪などの様子を細かく再現する。





L型脂肪酸結合たんぱくの診断薬「レナプロ」

尿中L型脂肪酸結合蛋白
(Liver-Type Fatty Acid Binding Protein:
L-FABP

  • 医薬品開発支援のシミックの診断方法は、病気の進行に伴い尿への排出量が増える特殊なタンパク質「L型脂肪酸結合たんぱく」を尿から測定する。
  • 慢性腎臓病の早い時期から尿中に排出されるとみられている。
  • 2011年保険適用になった。
  • 現在の検査は、糸球体のろ過機能の低下が原因で排出されるタンパク質「アルブミン」の有無を調べるが、症状が進まないと判別できないことが多い。ろ過機能の低下の前に尿細管の血流の流れが停滞することを菅谷部長らが見つけ、尿中のL-FABPの量が増加することを突きとめた。糖尿病患者のL-FABPとアルブミンの測定データを組み合わせることで透析リスクを判別できるようになった。





腎臓病を悪化させる細胞の8割が
もとは正常細胞だった
  • 2013年、東北大学の山本雅之教授と相馬友和研究員らは、腎臓病を悪化させる悪玉細胞の8割が、もともとは赤血球を作る正常な細胞だったことを突き止めた。
  • 研究グループは尿管を縛って腎臓病にしたマウスで実験した。
  • 尿管の縛りを解いて炎症を抑える薬を投与すると、悪玉細胞はすばやく回復して正常な細胞に戻った。
    • 炎症などの様々なストレスが正常な細胞を悪玉細胞に変えていた。
    • ストレスをのぞくと悪玉細胞が正常な細胞に戻ることも分かった。
  • 糖尿病や高血圧が原因で腎臓病になると、コラーゲンを作る悪玉細胞が現れ、腎臓を硬くして機能を損なう。
  • これまでも赤血球を作る細胞が悪玉になる減少は知られていたが、悪玉細胞のほとんどがこのような変化で生まれていた。
  • 成果は米腎臓病学会誌(電子版)に発表。





iPS細胞から腎臓組織
  • 2013年、熊本大学の西中村隆一教授らは、iPS細胞から複雑な立体構造の腎臓組織を作ることにはじめて成功した。
  • 老廃物を濾し取る「糸球体」と、栄養分や水分を吸収する「尿細管」が再現できた。





腎臓病の漢方薬
腎臓
腎炎
腎不全
水腎症

デント病
多発性囊胞腎
慢性腎不全
慢性腎臓病
腎臓結石
人工透析
検査









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