縦隔腫瘍 |
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| 関連情報 |
「せき」「大動脈瘤」「肺性心」「呼吸困難」 |
| 比較 | 縦隔腫瘍 | 大動脈瘤 |
|---|---|---|
| 症状 | <1>呼吸困難。 | |
| <2>嚥下障害。 | ||
| <3>循環障害(チアノーゼ・静脈怒張・水腫) | ||
| <4>神経痛・嗄声・瞳孔不同。 | ||
| 打診 | 第1〜3肋間、胸骨右or左に濁音界を認める | |
| 原因 | ○胸腺腫、奇形腫、 ○胸郭内甲状腺腫 ○気管支嚢胞、心膜性嚢胞 ○神経性腫瘍、 ○他疾患に由来する縦隔リンパ節腫張:(サルコイドーシス・白血病・悪性リンパ腫・肺ガン) |
○外傷 ○大動脈炎、 ○動脈硬化、 ○梅毒 |
| 自覚症状 | セキ、呼吸困難、 疼痛(圧迫性) |
激烈かつ拍動性の疼痛。 (胸骨下・肩胛骨間に放散する) |
| 視診 聴診 |
<1>初期変化無し。のち胸壁にびまん性or一部膨隆。 | 胸骨右縁、喉頭部の拍動 |
| <2>静脈怒張 | ||
| <3>末期に、鎖骨上獅ノ腫瘤 | ||
| <4>肋骨の破壊 | Oliver-Cardarelli徴候 | |
| <5>チアノーゼ(顔・頚部・上肢) | 胸壁膨隆 | |
| 診断 | 胸部断層撮影。胸部CT。 リンパ節試験切除。 血液検査。 喉頭鏡。痰(腫瘍細胞)。 拍動性(一方向) |
X線検査 (4方向撮影、キモグラフィー) 大動脈造影、 Wassermann反応 |
| その他 | 頚部・腋窩のリンパ節腫張 | 脈拍の左右不等。 血圧の左右差 |
| 体腔 | |||
|---|---|---|---|
| 内部に器官を含み、それを保護し、隔離し、支持している体内の腔所を体腔という。 | |||
| 背側体腔 | 頭蓋腔 | 頭蓋骨によって形成され、脳とそれをカバーするものを入れている | |
| 脊柱管 | 脊柱によって形成され、脊髄と、脊髄神経起始部を入れている | ||
| 腹側体腔 | 胸腔 | 腹腔とは横隔膜で分けられる | |
| 胸腹腔 (左右) |
pleural cavities(pleur-=胸膜) 肺を取り囲み、少量の液体を入れる |
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| 心膜腔 | pericardial cavity(peri-=めぐる;-cardial=心臓) 心臓を入れる |
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| 縦膈 | 胸骨から背骨までの両肺の間の部分で、心臓・胸腺・食道・気管・気管支・多くの太い血管とリンパ管を入れる | ||
| 腹・骨盤腔 | 腹腔 | 胃・脾臓・肝臓・胆嚢・小腸・大腸の大部分を入れる | |
| 骨盤腔 | 膀胱・大腸の一部、男性及び女性の内部生殖器をいれる | ||
| 縦膈 | =mediastinum (media=中;-stinum=パーティション) 胸腔内の中央にあり、左右の肺胸膜にはさまれた領域。 体腔のなかで腹側にある胸膜腔のあいだの組織の固まりをいう。 縦膈には肺自身を除く胸郭の内臓がすべて含まれていて、心臓・食道・気管、それにいくつかの大きな血管が含まれる。 [上縦膈] [前縦膈] [中縦膈] [後縦膈]に分かれる。 |
| 縦膈腫瘍 | ◎初期は ・倦怠感 ・食欲不振 ・胸骨下の圧迫感ぐらいだが、 ◎次第に ・乾咳 ・百日咳様(犬吠え様)咳嗽 ・喘鳴 ・呼吸困難となる。 ◎さらに、 ・嗄声(左反回神経麻痺) ・胸痛 ・脈拍数の増加又は減少(迷走神経の圧迫) ・Horner症候群(頸部交感神経の圧迫) ・嚥下困難を認め、 また上半身の皮下静脈の怒脹(上大静脈の圧迫症状) ・さらに顔面の鬱血性浮腫 ・チアノーゼを呈する。 ◎ときには左右脈拍に相違を認め、又胸骨付近に膨隆をみることがある |
| 病態 | 鑑別診断では腫瘍の好発部位が重要。 前縦隔では、[奇形腫][胸腺腫][甲状腺腫]が多い。 中縦隔では、[気管支嚢胞][心膜性嚢胞] 後縦隔では、[神経原性腫瘍][消化管嚢胞]が多い。 リンパ腫は、中縦隔・前縦隔の上部・後縦隔の上部に多発する |
| 検査 | ●胸部X線 ●胸部CT ●血算・生化学検査・・・一般検査で異常は出ないことが多い。 「α-フェトプロテイン」 「HCG-β」 「可溶性IL-2受容体」 ●腫瘍生検 ●67Gaスキャン・・・腫瘍の悪性度 |
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