大動脈瘤 
大動脈解離
動脈瘤」 
大動脈弁狭窄症
腹痛」 
胸痛」 
顔色悪い」 
高血圧



解離の画像

解離性大動脈瘤
多くは内膜の亀裂により、劇的に大動脈中膜に解離性血腫が起こり、突然の激烈な前胸部痛があり、背部に放散する。→「動脈瘤 

心臓の左室から大動脈が分かれるが、大動脈壁は、内側から「内膜」「中膜」「外膜」の3層からなっています。 


この中膜が剥離して、その間隙に血液が充満、コブを作るのが剥離性動脈瘤で、大動脈の起始部〜弓部にかけて発生することが多い。 

大動脈解離 


起始部は心臓と接しているので、これが破裂すると心嚢内に血液が流れ込み、心嚢血腫(心嚢タンポナーデ)をきたして急死する 


【心タンポナーデ】 とは? 

心臓と心臓を覆う心外膜の間に液体が大量に貯留することによって心臓の拍動が阻害された状態





(事例1)
  • 13歳中学生、180cm、87kg。
  • いつも頭痛を訴えていた。
  • ある日帰宅後嘔吐が6回あった。
  • 往診した医師は原因不明という。
  • 翌日、ノドが痛いというので診療所へ。
  • 帰宅後、自宅で寝ている。気分が悪いと母親に訴える。翌日の未明に死亡。
  • 解剖の結果、心臓の起始部より弓部にわたって25cmの剥離性大動脈瘤があり、そこで破裂、心嚢内に血液が充満、心嚢タンポナーデをきたして死亡した。
  • 心臓の重量は400gで、左心室の肥大があった。
  • 日頃の頭痛は、くも膜が脳底部で肥厚し、脳に癒着していた。


(事例2)
  • 41歳男性。
  • 駅の構内で倒れ、救急車で病院へ。
  • 検査入院するも診断不明で、帰宅中に、駅の中で激しい腹痛を起し、救急病院へ。
  • 痛み止めや肝臓のための注射で、疼痛は緩解したが、昏睡状態になり、死亡。
  • 解剖の結果。
  • 大動脈起始部より弓部、胸部を経て腹部まで剥離、血腫を形成していた。心臓重量は590g、身長172cm、体重72kg。

  • (越永重四郎著「監察医の事件簿」から)




解離性大動脈瘤の特徴
  1. 血圧に左右差がある。
  2. 片麻痺
  3. 心雑音(AR)が発生





解離性大動脈瘤を発症しやすい者
  1. コントロール不良の高血圧症患者
  2. 妊婦
  3. 大動脈狭窄症
  4. Marfan症候群









解離性大動脈瘤の診断基準
(1979年、NYHA)
  • (1)と(2)のいずれか、又は両者を満足すること。
    (1)特徴的な胸痛の他に、
      1.大動脈弁閉鎖不全
      2.胸部大動脈の拡大
      3.脈拍の非対称的な減弱。
    の所見のうち1つ以上を持つこと。
    (2)大動脈造影により偽腔の検出、または、剥離内膜によって分けられる2つ以上の腔を検出すること


解離性大動脈瘤の病態
  • 大動脈内膜に亀裂が生じ、大動脈壁内に血流が入り込み血腫が形成され、中膜が内外の2層に解離した状態。





解離性大動脈瘤の症状
  1. 顔面蒼白、発汗などのショック症状を呈し
  2. .胸部から肩への放散痛や頸部から肩胛骨間に強い痛みを覚え
  3. .初期には血圧は低下せず、むしろ高血圧を示すことが多い


解離性大動脈瘤の分類
  • 大動脈内膜の亀裂の部位、解離の方向により病型が分類される


検査
  1. 白血球・・・・基準値以上
  2. CRP・・・・・基準値以上
  3. 赤沈・・・・・・基準値以上
  4. 心電図
  5. 胸・腹部X線
  6. 超音波
  7. CT
  8. MRI
  9. 血管造影












    
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