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海水

チェック
深層水」「水(みず)」「温泉」「大腸ガンの検査で



有毒 生命は海から生まれた。
体内に海水(濃い塩水)が今でも残っている。
体液や血液のイオン組成などは海水と似ている。
しかし、中性(pH7.4前後)に最適化されたデリケートな体液は、少量の酸やアルカリが混入しただけでpHが大きく変化しダメージが大きい。
体液が単なる塩水と異なるのは、pHの変動を抑える緩衝液が含まれている点で異なる。
血液や体液の緩衝液・・・炭酸(H2CO3)
細胞の内部の緩衝液・・・リン酸(H3PO4)
酸と塩基の二面性を持ち合わせているのが緩衝液の特徴。酸が過剰になると自らは塩基に、塩基が過剰になると自らは酸となってpHの変動を抑えてバランスをとる。
海水の塩分は、平均して鉱泉水の約10倍も多い。
海水を飲んではいけない理由の1つがここにある。
海水に含まれる鉱物塩の量は、致命的に作用する。とりわけ強く作用するのが重金属類(微量元素及び超微量元素の大部分)の塩である。
塩の種類も多いので、毒作用も複合的に作用し、相乗的にor拮抗的に働く。例えば、亜鉛と銅のイオンを組み合わせると、それぞれの合計の5倍の毒性を発揮し、亜鉛・鉛・水銀のイオンを組み合わせても相乗作用が見られる。→「海洋深層水
漂流 漂流1ヶ月
「長崎県崎戸町の崎戸港を出たまま、行方不明となり、約1ヶ月間の漂流の末、救助された小型漁船「繁栄丸」の武智三繁船長(50)が28日、入院先の神奈川県伊勢崎市の東海大学病院で記者会見し、「極限下で、とにかく出来ることをしようとしたことが、結果として良かった」と振り返った。
実家が漁師の武智さんだが、漁を始めたのは約2年前から。エンジンが故障した際は、「携帯電話で業者と連絡をとっていたが、道具や部品が無くどうすることも出来なかった」。最初は陸地が見え、携帯電話も届いたので、「そのうち、船やヘリコプターが通るだろうと釣りに夢中になってしまった」という。2週間ぐらいで、積んでいた約40リットルの水や、食糧が底をつき、その後はサワラやカツオを釣って食べた。雨を集めても容器の塩分がついて飲めず、海水を沸かしてふたについた水滴などでノドを湿らせた。
一番つらかったのは水が切れた時。唇が乾燥して口の開け閉めが出来なくなっった。あまりの空腹に「リンゴやスイカが流れてこないかなあと思ったりした」と言い、「人間というのは極限になるといい加減なことを考えるものだ」と述べた。
最後に武智さんは「魚は食べ過ぎたのであまり食べたくない」と語った。」
「「(生きることに)執着せず、力を抜いたのが良かったのかもしれない」「ガスボンベを使って雨水や海水をヤカンで沸かし、ふたについた水滴をなめた」



50年周期で水温変動
  • 「太平洋の海面水温が50年程度の周期で上下していることを、米国やメキシコなどの国際共同チームが突き止めた。成果は2003年1月10日付けの米科学誌サイエンスに掲載。
    米モンテレー湾水族館研究所のチャベス博士らは20世紀の太平洋の水温変化を追跡調査。その結果、海水が比較的温かくなる期間と冷たくなる期間が25年程度の間隔で交互に生じることが判明。1990年代末からは冷温期間に入っている。
    研究グループによると、海水が冷たい期間は、太平洋東部で海流の動きが強まり、栄養分供給が増加し、アンチョビやサケなどが増えるが、海水が温かい期間にはイワシが大繁殖する傾向があるという。
    太平洋の海水温の周期変動としては、3〜7年ごとに異常気象を引き起こすエルニーニョ(スペイン語で「神の子」)とラニーニャ(スペイン語で「女の子」)が有名。
    エルニーニョは太平洋東部海域の海面水温が上昇する現象。世界的に異常気象となる日本に冷夏、暖冬をもたらすとされる。反対にラニーニャ同海域の海面水温が冷たくなる。
    新たに見つかった変動現象はこれらよりはるかに周期が長い

深海の細菌
  • 海洋科学技術センターは、水深1000〜1万bの海底に生息する様々な細菌から人工甘味料や化粧品材料などを生成するのに役立つ新種の酵素を発見した。人工甘味料トレハロースの生成に使える酵素は相模湾沖の海底約1200mで採取した細菌から見つけた。酵素は2種類でトレハロースの新製法を開発。酵素を水飴に加え50℃で加熱すると数時間でトレハロースができる。従来法では1週間かかっていた。
     相模湾沖で採取した別の細菌から見つけた酵素は、高級化粧品に応用されているアガロオリゴ糖を作ることが出来る。この酵素をカンテンに振りかけるだけで、アガロオリゴ糖ができる。
     鹿児島県沖で採取した細菌からは、コンニャクを分解する酵素を発見した。コンニャクを分解して整腸作用や血圧を下げる効果のあるマンノオリゴ糖ができた。
     海洋センターではすでに各酵素を合成する細菌の遺伝子配列を明らかにしている。これらの遺伝子を納豆菌の一種である枯草菌に組み込むだけで、各酵素を大量生産できる

深海の海流・・・南極→赤道
  • 2010年、北海道大学などは、南極から赤道に向かって深海を流れる冷たい海水を観測し、1秒間に東京ドーム約10杯分の水が流れていることをみつけた。
    世界の海水循環において、南極からの流れが重要な役割を果たしていることを示している。このような流れは地球全体の気候にも重要な役割を果たしている。
    北大低温科学研究所の深町康。助教と豪州連邦科学産業研究機構が共同で調べた。
    地球上の海水は北半球のグリーンランド近辺と南極大陸付近で、大気によって生み出された冷たい海水が深海に沈み込んで低緯度方向へと広がっている、逆に、海の表層では低緯度から高緯度に向かって温かい海水が動き、この循環によって海洋全体に熱や物質が輸送されている。
    そこでオーストラリア南西約3000`の海底に広がる「ケルゲレン海台」を調査。
    深さ1000〜4500bで幅約175`bの範囲で流速計や水温計/塩分計をそれぞれ30台設置した。
    2003年2月から2年間観測し、平均して毎秒20cmの強い流れが赤道に向かっていることを突き止めた。

南極底層水
  • 南極底層水は塩分を多く含む冷たい海水。
  • 水に比べて重く、海底に沈んでいく。
  • 南極の海底にたまった海水は、全世界の海に広がり、全海水の30〜40%を占める。
  • 南極ではこれまで3カ所で確認されている。
  • 2013年、北海道大学の大島慶一郎教授らは、南極停層水を新たに南極昭和基地の東側で見つけた。
  • 研究チームの調査では、南極昭和基地の東1200`bのケープダンレー沖で南極底層水ができていた。
  • 計測器を直接ケープダンレー沖に沈め、水温や塩分、流速などを1年間測った。
  • ケープダンレー沖では1秒ごとに東京ドーム1杯分に当たる平均65万〜150uが生まれていた。
  • 100年〜数百年先の気候変動をより精密に予測できる可能性が出てきた。「ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)」(オンライン版、2月24日)に掲載された。

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  • 淡水化
    • 2009年、社団法人・民間活力開発機構などの産官学組織は経済産業省と、トラックに乗せて運べる移動式の飲料水製造装置を開発した。
      車体の屋根に搭載した太陽電池や風力発電装置を動力源として海水などを淡水化する。
      1日当たり3600人分の飲料水を作れる。
      干ばつや災害で水が不足した地域や、水道が未整備の発展途上国、離島などでの利用を見込んでいる。
      海水や河川水を納豆菌を元に作った凝集剤や砂で濾過し、逆浸透膜で淡水化、塩素殺菌する。トラックのコンテナに装置を載せて移動する。海外で使う際はコンテナだけ輸送できる。
      価格は5千万円前後の予定。
  • 陸上自衛隊に海水浄水装置
    • 2014年、NECファシリティーズは海水や川の水を浄化して飲み水にできる車載型の浄水装置を陸上自衛隊に納入した。
    • 車両を含めて、縦7b40ab、横2b50ab、高さ3b50ab、重さ3.5d。
    • 海水では1日あたり30d。淡水では70d。




  • ラニーニャ
    • 南米沖の東部太平洋赤道域の海水温が平年に比べ低くなる現象。
      西武太平洋のインドネシアやオーストラリア付近の海水温は逆に平年より高く、海水面からの蒸発が盛んになって降水量が増える。
      海水温の傾向がラニーニャと逆の場合はエルニーニョ現象と呼ばれる。
      異状気象の要因となる。
      2011年のタイの洪水もラニーニャの影響。
      • (長期間続いたラニーニャ)
        • 1954年4月〜1956年2月  (23ヶ月)
        • 1970年5月〜1971年12月 (20ヶ月)
        • 1998年8月〜2000年4月  (21ヶ月)
        • 2010年7月〜


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