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覚醒剤中毒



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覚醒剤中毒
ミス・ワカナという漫才師がいた。
  • 玉松一郎とのコンビで昭和初期に一世を風靡したが、不規則で多忙な生活などがたたって覚醒剤を使い、昭和21年、彼女はその急性中毒と思われる症状で36年の生涯を閉じた。
    日本で覚醒剤は昭和15、6年に発売された。
  • 軍隊で疲労回復などに使われ、戦後市場に出た。その恐ろしさは今でこそよく知られているが、当時は中学生でも薬局で買え、今のドリンク剤のような感覚だった。軍が情報を握っていたせいもあり、医学・薬学の研究者も覚醒剤の有害な作用に気付かなかった。
    日本の覚醒剤研究史を丹念に追跡した熊本大学の佐藤哲彦氏によると、覚醒剤に対する研究者の考えが大きく転換したしたのは昭和21〜22年にかけて。ミズ・ワカナの死もキッカケだったようだ。
    その後の研究は色々な点でそれ以前とは異なっている。特に「疲れがとれたような気がします」といったたぐいの被験者の報告をデータにしなくなったことと、化学構造から効果を演繹的に推測することを止めたことが大きな違いだと、佐藤氏は言う。
  • 興味深いことに、一見科学的な「お話」作りは転換前の方が盛んだった。
    研究者が覚醒剤の危険性に気付いた後も、人がなぜその中毒に陥りやすいのかがすぐ明らかになった訳ではない。むしろ特定の職業や社会階層の人々だけが覚醒剤に依存すると思われた。
    その考えが大きく変わったのは1960年代。米国で薬物の自己投与という動物実験が行われるようになってからだ。これはカテーテルを入れたサルがスイッチを押すと、少量の薬液が体内に入るように仕掛けた実験で、フルブライト留学生だった柳田知司博士(現東京慈恵会医科大学客員教授)らが開発した。
    この実験からヒトに乱用される薬物の多くは、サルにも好まれることが分かった。
  • 薬物が脳の報酬系に作用するからだ。そうなると薬物が乱用される第1の原因は、化学物質の側にあって人間の側には無いことになる。

  • 報酬系の活動の痕跡は記憶となって脳のあちこちに蓄えられる。
  • それはだんだん強固になり、わずかなキッカケで活性化される。
  • これが「またあの薬を手に入れたい」という欲求につながる。
  • それは、食物や水(ミズ)に対する欲求に匹敵するほど強いという。
  • 専門家はこれを「渇望」と呼ぶ。

  • 報酬系はもともと生存や種族維持のために働いている。
  • その一連の過程は全く正常で、私たちが生きていくためには無くてはならない。
  • 生活必需品を運ぶ幹線道路に例えてもよいが、この道路は暴走車をも丁寧に終着駅まで運んでくれる。正常なシステムが正常に働くからこそ、依存という困った状態になるといえる。

ヒロポン
  • 「もやもやする心の逃げ場になったのが、『ヒロポン』という覚醒剤だった。
    といっても1947、8年当時、この薬は疲労回復薬として、どこの薬局でも売っていたし、芸能人や受験生が気軽に注射していた。人が打つのを見て怖がっていた私も、始めてしまうとあっという間に深入りしてしまった。1日40本もうち、そのせいで眠れないと、睡眠薬にも手を出した。
    こうなると、舌はもつれ、いつも酔っ払ったようにフラフラしている。(中略)、その間にも症状は悪くなっていった。
    • ・ちょっとした音にもビックリするし、
    • ・電車の中でも道路でも、泡を吹いてひっくり返る。
    • ・時には舌をかんで血の泡を吹く。
      ・ついに体重は30kgぐらいに減ってしまい、
    人の話す声も、自動車の走る音も、風で木の葉がそよぐ音も、みんな私の悪口に聞こえるようになってきた。見るもの聞くものすべてが恐ろしくて変になりそうだった。
  • いや、もう心はばらばらになり、おかしくなっていたようだ。
    父はやせ細っている私に何とか食事をさせようと、ある日、小さい子にするようにご飯を口に入れかけた。ところが私は、「父が世間体が悪いから毒を入れて殺そうとしている」と思い込み、そこにあった木のお盆で思いっきり殴ったしまった。

禁断症状、眠れない夜
  • 「『ヒロポン』という覚醒剤の依存症で精神病院に入院した。その夜から禁断症状が襲ってきた。
  • 薬が欲しくてたまらない。
  • 眠れないし、胸苦しくて吐き気もする。
  • 入院したての患者は禁断症状で暴れるらしいが、私は必死になって我慢した。芸人としての誇りからだった。良くなって再び舞台に立った時、だれかに「あいつが暴れていた」などと言われては困ると考えた。
    病院からは眠るようにと、睡眠薬をもらって飲んでいたが、どうも胃腸薬のようなものだったらしい。それまでご飯もろくに食べられなかったのが急にお腹がすいてきて、朝ご飯が待ちきれなくなってきた。
    今でこそ笑って話せるが、入院中の私は、1日でも早く退院したい一心だった。もう治ったことを見せようと、回診のお医者さんにやたらと笑顔を振りまいたり、ヘラヘラ笑っていると治っていないと思われるからと、黙りこくってみたりした。そのうちお医者さんが、「そんなに苦労せんかて、こっちは商売や、治ってるかどうかはわかってる」と言ってくれた。
    つらい思いもした。
  • 病院の隣は刑務所で、窓から農作業をする服役囚が見える。鉄格子の窓からその姿を見ていたら、服役囚たちが私を指さし、「かわいそうに、あの娘、頭がおかしいんや。人間あないなったら終わりやで」と言ってみんなで笑う。
    腹が立った。確かにお互い監視付きで鉄格子の中にいるけれども、私は病気を治しているのであって、悪いことをしたのではない。無性に悔しくなり、大声で「バカ野郎」と怒鳴ってしまった。服役囚たちはどっと笑って、「えらい重症の患者やな」と聞こえよがしに言った。




脳障害にミノサイクリン
千葉大学と浜松ホトニクスの研究チームは、感染症治療に使う抗生物質『ミノサイクリン』に、覚醒剤の使用で起きる脳機能障害を回復させる効果があることを突き止めた。

覚醒剤を使うと脳が傷つき、使用を止めても幻覚妄想が起きる。
  • これまで対症療法しかなかったが、研究チームは症状の改善や社会復帰を助ける可能性があるとみている。

覚醒剤は脳内で神経伝達物質ドーパミンを過剰に放出した状態に保ち快感を生み出すが、一方で、神経細胞を傷つけ、薬物依存などを引き起こす。
損傷を治す薬は無く、幻覚などを一時的に抑える治療しかない。


橋本謙二教授らは覚醒剤を与えたサル10匹でミノサイクリンの効果を調べた。浜松ホトニクスのサル用PET装置で脳細胞の活動を測定したところ、覚醒剤を投与したサルでは脳の機能が40%まで低下したが、ミノサイクリンを投与すると78%まで回復した。
ミノサイクリンは、パーキンソン病 など神経変性疾患で改善効果が報告されている。橋本教授らは米エール大学と共同で米国の中毒患者を対象に臨床試験を実施する。」2006.7/7《日本経済新聞》






分析時間を短縮
大阪府警科学捜査研究所の研究員、志摩典明氏が、覚醒剤の分析時間を短縮する手法を開発したことで、富山大学の薬学博士号を取得。新たな代謝経路を発見したことが理由。

これまでは容疑者などの尿を検査する際に[酵素]などを使う必要があった。そのため、公判で被告が“覚醒剤は検査の段階で入り込んだ”と言い張るケースがあった。

今回開発された分析手法では、直接代謝物を、1時間で検査できるので、言い逃れができなくなる





治療プログラム(スマープ)
SMARP
  • 国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師が責任者となって米国の治療モデルを参考に2006年に考案。
  • 違法薬物経験者は、動物の「条件反射」と同じように特定の刺激で欲求が生じるという。
    • ・以前、一緒に使用した人
    • ・そのとき聴いた音楽
    などに出会うと「引き金」になる。
  • 断薬には本人だけの決意だけでは不十分。
  • 引き金を自覚し、避ける行動を身につける必要がある。



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