情報TOP
naoru.com/なおるコム/ナオルコム/





足厥陰肝経
(LR)





針灸のツボ/ すべてのツボ/

ナオルコムTOP ブログ 食物から検索 病名・検索 漢方薬・検索 医薬品(50音順) 50音順(すべて)













<12>Liver Meridian(肝)

足の厥陰肝経は
  • の第1趾から起こり、足背、内くるぶしを経て陰のう部を通り、腹部へ行く。
    そこから体内に入り、胃・肝・胆うぃめぐり、ノド(咽)、鼻を通って頭部へ。
    目からの分枝は下行し口唇をめぐる。
    脇腹からの分枝は横隔膜を貫いて肺へ行き、また下行し、胃部で肺経に交わる

足の厥陰肝経は
  • 胆経の分かれが足の拇指のツメの根元にきて、ここから起こり、足の内面中央を上って、陰部に入り、下腹部を通り、肝に帰属して、胆をまとい、側胸部に散布して、気管、喉頭の後ろを通って眼球に達し、頭頂にデル。眼球から分かれたものは頬、唇をめぐる。もう1つの分かれは、肝より上って肺に入る。そしてさらに下って胃のあたりまで達する

肝足の厥陰の脈は、
  • 大指の叢毛(そうもう:三毛と同じ)の際に起こり、上り足の甲の上廉を循り、内踝(ないか)の傍ら一寸を過ぎ、踝(か)の八寸に上り、太陰脾経の後ろで交わり出て、膕(かく)の内廉を上り大腿の内側を循り、陰毛の中に入り、陰器(生殖器)を過ぎり.下腹部に抵(いた)り、胃を挟み肝に属し膽に連絡し、上り横隔膜を貫き脇肋(きょうろく)に散布し、喉頭の後を循り上り目系(視覚器及び視神経など)に連絡し上り額に出て督脈と巓で会合する。
     その支脈は、目系より頬裏(きょうり)に下り、唇の内を循る。
     その支脈は、再び肝より別れ横隔膜を貫き上り肺に注ぎ、ここから手の太陰肺経として再び出発するのである。

【経脈流注】
  • 肝経は、母指の爪甲の後の太敦(LR-1)より起こり、上って足Lの上廉なる行間(LR-2)・太衝((LR-3))の2穴を循り、内踝の前方の中封(ちゆうふう)((LR-4))を経て内踝の上に至り、三陰交(さんいんこう)(SP-6)を過ぎて脛骨内側の蠡溝(LR-5)・中都(LR-6)を過ぎ、内踝上8寸の処にて脾経と交叉してその後方に出て、膝膕窩(しつかくか)の内廉の膝関にゆき曲泉(LR-8)を経て、股の内側を循り陰包(いんぽう)(LR-9)・五里(LR-10)・陰廉(いんれん)(LR-11)の3穴を過ぎ、鼡径部を上行し、脾経の衝門(しようもん)(SP-12)・府舎(ふしや)(SP-13)2穴を経て再び下行して毛中に入り陰器を環遶して以て下腹部に抵(いた)る。即ち任脈の曲骨(CV-2)に会し中極(CV-3)・関元(CV-4)を経て上行し、季肋部の章門(LR-13)を経て胃を挟み、期門(LR-14)の部において肝に属し日月(GB-24)の部にて胆を洛う。
    更に期門(LR-14)より上って横隔膜を貫き、側胸の肋骨部に散布し、喉頭の後方を循(めぐ)って上って咽に入り上って目系に連なり、なお上って額に出て督脉と百会(GV-20)に会する。
    その枝別は、目系より出でて下って頬の裏を下り、唇の内側を環状にめぐる。
    その枝別の1つは、期門(LR-14)より別れて横隔膜を貫き、上って肺臓の中に注ぐ。而してこれより下行して中焦に至り、中ヘ(CV-12)のところにて肺経につながるのである。《代田文誌》





経穴名 適応する症状・病名



LR-1
(タイトン)
通経開竅の作用がある。
心臓痛、卒倒、テンカン、小児のケイレン性失神の救急に。
尿道疾患、遺尿症、下腹部痛
宮脱、疝痛崩漏
救急穴
鎮静/安神作用

肝経の井穴。
足の大指の端、爪甲を去ること韮葉のごとく、三毛に及ぶの中にあり。
井穴=経気が盛んで充実していて井戸のように尽きない状態。
肉が敦状になっているところにあるツボ。
「敦」=古代の太くてズッシリした黍稷を盛る器のことで、分厚い・肥厚していることを指す。
足の第1指爪甲根部外側、その角を去ること1分にとる。
斜刺0.1寸



LR-2
(コウカン)
Moving Between
舒筋理気・泄肝火・清熱鎮驚の作用。
逆上・上気を引き下げる。
足底痛、狭心症、不眠症。

頭痛、目眩、頭頂痛、青光眼、月経過多、小児驚風、肋間神経痛、盗汗

鎮静/止痛作用

肝経の栄穴。
足の大指の間、動脉手に応ずるに在り。
「行」は通過の意味。「間」は2つに挟まれた部分。
直刺0.5〜0.8寸



LR-3
(タイショウ)
Supreme Surge (Great Rush)
疏肝理気・通絡和血・清寒熱の作用。
肝臓疾患、深部腓骨神経痛、拇指麻痺、狭心症、下腹部ケイレン、腰痛、頭頂痛、目眩、高血圧、崩漏、閉経、乳腺炎

鎮静/止痛/降圧作用

肝経の原穴
「太」は大きい、「衝」は要衝のこと。
肝経の原穴で、旺盛な気血がめぐることから太衝と呼ばれる。
(取穴)
足の大指本節の後2寸に在り。

直刺0.5〜0.8寸



LR-4
(チュウホウ)
下腹部痛、尿閉、疝痛、遺精、陰茎痛

小便不利。
「中」は真ん中。「封」は封鎖の意味。長母指伸筋と前脛骨筋tとに挟まれた陥凹部の真ん中にあるので、中封と呼ばれる。
足の内踝の前、陥中に在り。足を仰向けてこれを取る。

直刺0.5〜0.8寸



LR-5
(レイコウ)
疝痛、小便不利、月経不順、小腿酸痛

陰部の虫が這うような痒みの特効穴。
睾丸の腫れと痛み
肝経の絡穴
内踝の上5寸に在り。
横刺0.5〜0.8寸



LR-6
(チュウト)
崩漏、疝痛、下肢関節痛

肝経のゲキ
内踝の上7寸、脛骨の中に在り。
「中」は中央、「都」はみやこで、集まる意味。また、下腿内側の中央にあるので「中都」と呼ばれる。
ゲキ穴=本経の気血がめぐりこのツボに集まる
横刺0.5〜0.8寸



LR-7
(シツカン)
膝関節痛

(取穴)
犢鼻穴(胃経)の下2寸陥中に在り。
曲泉の直下で、陰陵泉の後1寸にとる。
直刺1〜1.5寸



LR-8
(キョクセン)
膝の関節炎・リウマチ。
淋疾、尿道カタル、膀胱カタル、子宮内膜炎、腰腹神経痛、大腿内側の神経痛と麻痺、腹膜炎(骨盤性)
子宮脱、陽部痒痛小便不利、遺精
肝経の合水穴。
合水穴は水の源で泉に例えられることから、曲泉の名が付いた。
[縫工筋]=股関節及び膝関節の屈曲。股関節の外旋。ヒトの中で最も長い筋。大腿全面で最も浅い筋。
[薄筋]=股関節の内転、膝関節内旋、および屈曲の補助。大腿の最も内側で体表の直下にある。大腿を外転すると、この筋の起始が皮膚下にハッキリ見える。内転筋群で唯一の2関節筋。停止は、半腱様筋及び縫工筋とともに鵞足(ガソク)となって停止する。
[鵞足]=縫工筋、薄筋及び半腱様筋がつくる共通の腱。
「曲」は屈曲する。
「泉」は陥凹部で経気が盛んなところにある意味。
必ず膝を曲げて取穴する。
(取穴)
膝窩横紋内側上方、陰谷KI-10の内側の陥凹部にとる。
脛骨内側顆の後方で大腿骨内側裂隙で、縫工筋(ホウコウキン)と薄筋の間に取穴する

直刺1〜1.5寸



LR-9
(インポウ)
理気活血・通調下焦の作用。
「尿の出が悪いときのツボ」

腰痛、下腹部痛、遺尿、月経不順

「陰」=大腿部の内側。
「包」=包容または包蔵すること。
肝経に経気が両太腿の内側に深く潜行するので陰包の名がある。
膝の上4寸、股の内廉両筋の間に在り。

直刺1〜1.5寸




LR-10
(アシノゴリ)
理気和血・通調下焦の作用。

緑内障、網膜炎、脳動脈硬化症
腰・下肢の神経痛・麻痺。
陰嚢湿疹、尿閉、遺尿
、小腹部の脹れと痛み
「里」=居住地の意味。
脾経の箕門穴SP-11の上5寸にあるでの、五里と呼ぶ。

(取穴1)
気衝ST-30の下3寸、陰股の中の動脉に在り。
大腿動脈拍動部にとる
(取穴:中国)
気衝の直下3寸で、恥骨結合部の下方、長転筋の外縁にとる
直刺1〜1.5寸



LR-11
(インレン)
股痛(内側)、白帯、月経不順

気衝ST-30を去ること2寸、動脉の中にあり
直刺1〜1.5寸



LR-12
(キュウミャク)
疏肝止痛・理気導疝の作用。
脾臓と胃に関する主治穴。

陰茎痛、子宮脱、下腹部痛股痛(内側)

(取穴)
曲骨CR-2の外2寸5分にとる。
気衝ST-30の後下方、前正中線の外2寸5分、鼡径溝の動脈拍動部にとる。
直刺0.5〜0.8寸



LR-13
(ショウモン)
Camphorwood Gate (Bright Door)
疏肝調脾・清熱利湿・かっけつかおの作用、胃腸病、肝臓病、脾腫、腹膜炎、腹水、卵巣疾患、肋間神経痛。

「章」=明らかな意味。
この経穴は脾経の募穴で脾から栄養を受けているため、五臓の疾患はすべてこの経穴で治せるという。
効果がハッキリしているところから章門と名づけられた。
一曲が終了することを「一章」といい、12経脈の流注はまもなく終盤に入る。
脾経の募穴
(取穴)
第11肋骨前端の下際にとる。


斜刺0.5〜0.8寸



LR-14
(キモン)
Cycle Gate (Cycle Door)
疏肝調脾・理気活血の作用。

肝臓疾患、胆嚢疾患、消化不良、胸膜炎、肋間神経痛、肺炎、喘息、気管支炎で咳嗽頻発する者、出産後に悪露滞留するを治す。

腹痛、腹脹、腹鳴、下痢、胸脇苦満。
気胸の誤刺に注意
「期」=一週すること。
人体の気血は肺経の中府を出発して、諸経絡をめぐり、12経凡てをめぐり一周する。足の厥陰肝経が終点であるため、期門と名づけられた。
「期」とは、周期のことを意味する。1年12ヶ月365日を一周期とし、12経脈361穴の気血流注もここで終わり、新たに始まる。
肝経・脾経・陰維脈の交会穴。
肝経の募穴
横刺0.5〜0.8寸




足の厥陰肝経の穴歌
 足の厥陰、13穴。
 太敦に起こり、行間に接(まじ)はる。
 太衝、中封、蠡溝に注ぎ。
 中都、膝関、曲泉収まる。
 陰包、五里、陰簾に走り。
 章門、期門、啓(ひら)く。







TOPなおるナオル病院ランキング血液検査くすり情報針灸よく使う漢方薬