乾姜(かんきょう) |
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| 関連情報 |
「ショウガ」「生姜」 |
| 【処方名】 | 乾姜][干姜][三河乾姜] | ||||||
| 【基原】 | 各地に栽培される多年草、ショウガ科ショウガの根茎。 ショウガ科Zingiberaceae 姜Zingiber officinale Posc.(ショウガ)の根茎を乾燥。
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| 【性味】 | 味は大辛、性は大熱。 Q温補燥升散R | ||||||
| 【帰経】 | 心・肺・脾・胃・腎経。 | ||||||
| 【分類】 | 温裏去寒薬。 | ||||||
| 【薬性歌】 | “乾姜味辛解風寒 炮苦逐冷虚熱安” “乾姜、味辛。風寒を表解す。炮すれば苦だ冷を逐う。虚熱に尤も堪えたり”《万病回春》 “乾生姜は辛、炮じたものは苦、陽である。生は寒邪を逐い表を発し、炮は胃冷を除き中を守る”《李杲》 |
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| 効能 ・ 効果 |
(興奮・強壮・鎮痛・健胃) <1>吐瀉腹痛 <2>脈微肢冷 <3>寒飲喘嗽 <4>炮姜は陽虚の出血を治す。 「生姜」:発汗して外寒を発散する。 「乾姜」:温中して裏寒を除き、胃腸に作用し、効果は持続的で強力。 「附子」:全身に作用し、速効だが、持続性がない。 “附子は走りて守らず、乾姜は能く走り能く守る” |
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| 【品質】 | “乾姜に二品あり。乾生姜と曰い、三河乾姜と曰う。余は乾生姜なる者を用い、水洗しtに用う”《重校薬徴》 |
| 乾姜の薬能 | ||
| 《神農本草経》 | ||
| 胸満、ゥ逆上気を主り、中を温め、血を止め、汗を出す | ||
| 風湿の痺、腸ヤ下痢を逐し。生は特に良い。久しく服し、臭気を去る。神明に通ず | ||
| 《古方薬品考》 | ||
| 乾姜は宣通、寒を逐い、中を温む | ||
| 《重校薬徴》 | ||
| 結滞水毒を主治す | ||
| 故に乾嘔、吐下、厥冷、煩躁、腹痛、胸痛、小便不利、小便自利、咳唾涎沫を治す | ||
| 其の乾嘔する者、厥冷する者、胸腹痛する者、吐下する者、咳満する者、身重冷痛する者、小便不利自利する者は、皆結滞の水なり。 | ||
| 孫思b曰く、生姜無くば、即ち乾姜を以て之に代うと、余は仲景氏の方を参考するに、生姜はヲを主治するなり。乾姜は結滞の水を主治するなり。混同すべからず、苓姜朮甘湯は是れ苓桂朮甘湯の桂に代うるに姜を以てするものなり。而して其の主治する所大いに異なる。苓桂朮甘湯は心下に痰飲あり、胸脇支満、上衝、頭眩、ロ動、小便不利する者を主治し、苓姜朮甘湯は身体重く腰中冷ゆること水中に坐する如く小便自利し及び腰重く、腰以下冷痛するものを主治す。特り其の邪の湊(あつま)る所異るにあらず、其の病症の自ら上逆、下滞の別有るなり。” “本草は乾姜を以て大熱となす。是に於いて世医皆四逆湯方中の姜附を熱薬と謂い、故に能く厥冷を温むと謂う。非なり、按ずるに厥冷は毒の急迫なり、故に甘草を以て君薬となし、姜附を以て左薬となし、其の姜附を用うるは唯だ水と気を逐うと為すのみ、何んぞ之れ熱薬たらんや。 京師の二条路白山街に嘉兵衛と云う者あり、近江舗と号す、其の男、年甫めて十有三、一朝遽に下利し日午に至り、其の行数を知ることなし、是に於て、神気困冒し人事を省みず、医独参湯を作り之に与う、日時に至り手足厥冷す、医大いに懼れ、更に姜附の剤を用う、而して厥冷益々甚だし、衆医皆以て不治となす、余為に之を診するに、百体に温なく、手足地に(かが)み、煩躁叫号し腹痛の状あるが如く、当に臍に動あり、手を近くべからず、余曰く是れ毒なり、薬以て治すべくも、其の死生の如きは則ち我之を知らず、然して今治すと雖も亦死す、治せざるも亦死す、等しく死す、死治せべけんやと親戚許諾す、乃ち大承気湯(一貼の重さ十二銭)を与う。一服して知らず、復た与うれば、厥冷変じて熱となる、三服にして神色反って正しくなり、下利半を源す、服すること十日許りにして、諸症尽く退く、是に由って之を観れば、医の事に於ける、此の薬の此の毒を解すかを知るに在るのみ、毒の解すや、厥冷は温まり、大熱は涼す、若し厥冷を常に復するに熱薬を以てする時は則ち大黄芒硝も亦熱薬となすか、薬物の寒熱温涼、其の論ずべからざる、斯れを以て知るべきのみ |
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