ようこそ!!     ドクトルアウンの気になる健康情報 へ     シッカリ食べて  ・・・  バリバリ働き  ・・・  グッスリ休んで ・・・ ドッサリうんちをする。     そんな私に・・・・・なりたい。    
情報TOP




肝がん



HOME ブログ 通 販 通販カタログ 病名(症状) 漢方薬 医薬品(一般名・商品名)





広告




肝がん予防の漢方薬


  1. (水滞あり、陰証)

③黄蓍建中湯
  1. (水滞なし、陰証)

④加味逍遙散
  1. 虚証、発汗傾向、気力がない、陽証)

⑤九味檳榔湯
  1. (水滞あり、陰証)

⑥桂枝茯苓丸

⑦五苓散
  1. (水滞あり、陰証)

⑧柴胡加竜骨牡蛎湯
  1. 実証、陽証)

⑨柴胡桂枝湯
  1. 虚証、発汗傾向、気力がない、陽証)

⑩柴胡桂枝乾姜湯
  1. 虚証、発汗傾向、気力がない、陽証)

⑪四逆散
  1. 実証、陽証)

⑫十全大補湯
  1. (水滞なし、陰証)
  2. 霊芝スクアレン
  3. 霊芝紅参
  4. 霊芝サメ軟骨

⑬小建中湯
  1. (水滞なし、陰証)

⑭真武湯
  1. (水滞あり、陰証)

⑮大柴胡湯
  1. 実証、陽証)

⑯当帰芍薬散
  1. (水滞あり、陰証)

⑰人参湯
  1. (水滞なし、陰証)

⑱人参養栄湯
  1. (水滞なし、陰証)

⑲八味地黄丸
  1. (水滞あり、陰証)

⑳分消湯
  1. (水滞あり、陰証)

㉑補中益気湯
  1. 虚証、発汗傾向、気力がない、陽証)




肝ガン スーパードクター
藤堂 省
  • 北海道大学 (外科)
若林 剛
  • 岩手医科大学付属病院 (外科)
窪田敬一
  • 獨協医科大学病院  (外科)
宮崎 勝
  • 千葉大学医学部付属病院 (外科)
大西久仁彦
  • 大西内科(埼玉県) (内科)
高山忠利
  • 日本大学医学部付属板橋病院(外科)
小池幸宏
  • 関東中央病院 (内科)
今村雅俊
  • 国立医療センター(新宿区) (内科)
國土典宏
  • 東京大学医学部付属病院 (外科)
椎名秀一朗
  • 東京大学医学部付属病院 (内科)
幕内雅敏
  • 日本赤十字社医療センター (外科)
寺谷卓馬
  • NTT日足日本関東病院 (内科)
川崎誠治
  • 順天堂大学医学部付属順天堂医院(外科)
国分茂博
  • 順天堂大学医学部付属付属練馬病院  (内科)
山本雅一
  • 東京女子医科大学消化器病センター(外科)
斉藤明子
  • 東京女子医科大学消化器病センター(内科)
島津元秀
  • 東京医科大学八王子医療センター(外科)
森安史典
  • 東京医科大学 (内科)
島田和明
  • 国立がん研究センター中央病院 (外科)
池田健次
  • 虎の門病院 (内科)
泉 並木
  • 武蔵野赤十字病院 (内科)
山本順司
  • 防衛医科大学校病院 (外科)
有井滋樹
  • 浜松労災病院 (外科)
杉岡 篤
  • 藤田保険衛生大学病院 (外科)
野浪敏明
  • 愛知医科大学付属病院 (外科)
山下竜也
  • 金沢大学医学部付属病院 (内科)
永野浩昭
  • 大阪大学医学付属病院 (外科)
岡 博子
  • 大阪市立十三市民病院 (内科)
大崎征夫
  • 大阪赤十字病院 (内科)
今中和穂
  • 大阪府立成人病センター (内科)
佐々木 洋
  • 八尾市立病院 (外科)
関 寿人
  • 関西医科大学付属滝井病院 (内科)
工藤正俊
  • 近畿大学医学部付属病院 (内科)
春日井博志
  • 春日井クリニック(神戸市) (内科)
小林功幸
  • 岡山大学病院 (内科)
島田光生
  • 徳島大学病院 (外科)
山口裕樹
  • 山口大学医学部付属病院 (内科)
黒川典枝
  • 山口労災病院 (内科)
調 憲
  • 九州大学病院 (外科)
田中正俊
  • 久留米大学医療センター (内科)
奥田康司
  • 久留米大学病院 (外科)
江口 晋
  • 長崎大学病院 (外科)
  PRESIDENT 2012.9 より



肝がん


病院名 手術あり 肝切除 ラジオ波焼灼療法


札幌厚生病院 239 32 87
北海道大病院 228 62 48

鳴海病院 195 14

岩手医大病院 230 53

自治医大病院 204 22 36
独協医大病院 197 60 14

国立がん研究センター東病院 269 57 55
千葉大病院 196 33 61

東京大病院 779 83 489
東京女子医大病院 317 70 64
武蔵野赤十字病院 290 165
国立がん研究センター中央病院 263 51 38
虎の門病院 256 38 66
日本大板橋病院 248 82
日赤医療センター 242 74 41
順天堂大順天堂医院 212 41 51


虎の門病院分院 231 19 61
北里大東病院 224 12 59
横浜市大市民総合医療センター 185 13 90

金沢大病院 206 13 111

岐阜市民病院 176 100

県立静岡がんセンター 275 63 26
静岡県立総合病院 237 32 46

三重大病院 180 15 92

京都大病院 234 55 43

大阪赤十字病院 380 40 155
近畿大病院 332 29 138
大阪市大病院 300 61 73
大阪大病院 204 12 26
大阪府立成人病センター 203 17 74
関西医大滝井病院 202 13 45
関西医大枚方病院 176 21 20

姫路赤十字病院 256 41 87
兵庫医大病院 255 54 62
神戸大病院 242 43 16
明和病院 221 50 76

奈良県立医大病院 197 23 42


和歌山県立医大病院 251 23 112

岡山大病院 301 39 105
岡山済生会総合病院 238 38 114

広島大病院 295 46 14
市立広島市民病院 200 15 54
呉医療センター 189 11 26
福山市民病院 175 13 19

徳島大病院 181 14 76

香川県立中央病院 178 17 72

松山赤十字病院 234 134

高知医療センター 195 40
高知大病院 193 12 61

久留米大病院 308 56 102
九州医療センター 215 24 87
飯塚病院 178 32 49

熊本大病院 333 61 75
鹿

南風病院 187 39
2011.3.24 日本経済新聞より





肝がん
肝臓ガンには他の臓器から転移した転移性と、肝臓で癌が発生した原発性の2種類ある。

肝細胞ガンは原発性肝ガンの1つ
  • 2014年、肝細胞ガンを発症した日本人に特有の遺伝子変異がみつかった。日本人では「エクソン」と呼ぶ配列で塩基の「チミン」が「シトシン」に変わっていた。
  • 肝細胞ガンは肝臓ガンの90%を占める。





肝細胞ガン 転移性肝ガン
肝硬変
有無
あり(80%以上) 無し
肝腫瘤 比較的やわらかく、
圧痛著明
血管雑音(+)
比較的硬く、表面の凸凹が著しい。
圧痛は少ない
左鎖骨下
リンパ節転移
ほとんど無い しばしばある。
AL-P 上昇
(30K-AU以下が多い)
著しい上昇
(30K-AU以上もある)
LDH 上昇
(800U以下が多い)
上昇
(800U以上もある)
α-フェト
プロテイン
陽性(80%以上) 陰性
CEA 陰性 高値が多い
肝シンチ
グラム
肝硬変の中に単発の欠損像

脾影:(+)~(2+)
正常肝の輪郭中に多数の欠損像。

脾影:(-)~(+)





大腸ガンから肝ガンに転移
2010年、京都大学の武藤(タケトウ)誠教授らは、大腸ガンが肝臓に転移する仕組みを突き止めた。


肝臓に転移したガンが骨髄細胞をまわりに呼び寄せ、この細胞が「水先案内役」となって正常な組織を破壊し、ガンが増えていた。
呼び寄せを薬剤で妨害すると病巣の拡大を抑えられた。

大腸ガン
切除手術後の補助的治療法として実用化を目指す。
成果は米アカデミー紀要(電子版)に6/29発表。
水先案内薬を担っていたのが、血液中にある骨髄細胞の「未分化骨髄球」で、正常組織を壊す機能を持っている。

研究チームはすでに、
大腸ガン細胞が骨髄球に結合する物質「ケオカイン」を分泌し、骨髄球を近くに呼び寄せる仕組みを明らかにしている。
骨髄球とケモカインがくっつくのをジャマする薬剤を、ヒト大腸ガン細胞を植えたマウスに投与すると、肝臓に流れ着いたガンが増殖しなかった。





肝がんの自己診断
  • 以下の症状が2週間以上続く。
     (1)早期肝ガンに見られる症状:
    ○黒褐色の小便が出た。
    ○両目の白目が、黄色っぽくなってきた。
    ○みぞおちのあたりが痛む。
    最近、身体がだるい。
     (2)頻度は少ないが、要注意な症状:
    ○シャックリが続く。
    ○ヘソを中心に静脈が放射状に浮き上がって見える。
    ○手のひらが、妙に赤っぽい。
    ○最近、下半身がむくんでいる、むくんだ感じがする。
    ○胸の当たりに、クモの巣のような赤い模様 がある。
    ○最近、やたらと体がカユイ。
    ○右の肋骨の下にあたりにシコリがある。
    ○男性なのに、乳房が膨らんできた。
    ○お腹が張った感じがして、食欲がない。
     (3)進行ガンor他の疾患も考えられる症状:
    ○疲れていないのに、酒の量が減ってきた。
    ○かって肝臓が悪くなったことがある。
    ○過去に輸血を受けたことがある。
    ○下痢が続く。





メタボリックの人は注意
  • 2009年、厚生労働省研究班は。3/10、高血糖や肥満などメタボリック症候群の関連要因を抱えている人について、肝臓ガンにかかるリスクが2倍以上になると発表。肝ガンは肝炎ウイルスに感染して発症するのが大部分だが、生活習慣に気をつければ発症を回避できる可能性があるという
肝細胞ガンの再発抑制剤を承認申請
  • 2011年、興和は、肝細胞ガンの再発抑制剤「ペレチノイン(一般名)」の製造販売承認を1/18申請した。
    肝細胞の核内の受容体に結合して肝細胞の正常な分化を促す。
    C型肝炎ウイルス(HCV)の感染で発症した肝細胞ガンの再発を防ぐと期待されている。
    ペレチノインはビタミンAに似た構造を持つレチノイドの一種。
    レチノイドは肝細胞の核内で受容体と結びついて正常な分化をうながすとされる。
    HCVによる肝細胞ガンは治療後5年目の再発率が92%





肝細胞ガン(HCC)
肝細胞ガン(HCC)の病態
  • ・・・肝細胞から発生したガン(原発性ガンの1つ


肝細胞ガン(HCC)の検査
  1. AFP(α-フェトプロテイン)
  2. AFPクレチン分画・・・特異性が高い。
       AFP-L3分画は10~15%
  3. PIVKA-Ⅱ
    1. 40mAU/ml以上
    2. AFPと相補的にカバーする
    3. 特異性が高い
    4. 腫瘍が大きいと高値になる
  4. 腹部超音波
  5. CT
  6. MRI
  7. 肝動脈・門脈造影
  8. 腫瘍生検


肝臓の予備能検査
  1. 腹水が有るかどうか?
  2. 血清ビリルビン、
  3. ICG値(緑色の色素)
  4. プロトロンビン活性値


肝細胞ガン(HCC)の治療
  • 肝細胞ガンの治療は外科的切除やラジオ波で患部を焼く方法が中心。外科手術ができない患者(肝機能や心機能が低下した)向けに飲み薬が必要とされている。
    肝細胞ガンは5年以内に約7割が再発する




肝ガンの腫瘍マーカー
AFPアルファフェトプロテイン
  • 血液検査でガンを発見するのは現時点では難しいが、ガンが作る特有の物質を調べて診断がつくこともある。これを腫瘍マーカーと呼ぶ。その代表がアルファフェトプロテイン(AFP)だ。
     AFPは胎児の肝細胞が作るタンパク質でもある。妊娠5ヶ月ころの胎児で血清濃度は3~4mmg/100mmlもあるが、出生後は減少し、1歳以降ほとんど作られなくなる。
     ところが、肝臓ガンでは、ガン細胞がこのタンパク質を作り出す。ガン細部には無制限に増え続ける性質があり、増殖能という点では胎児の細胞に似ている。肝臓ガン患者の約80%がAFP値200ナノg/100mml(1ナノ=1/10億)以上を示し、1000ナノgを超えることすらある。
     慢性肝炎や肝硬変で、AFPが上昇し続けるようなら、肝臓ガンへの移行の可能性がある。肝臓病に人はAFPを定期的にチェックするのが無難だ。ただ、肝臓ガンでも高くなったり、逆に肝臓ガン以外の病気で高値になる場合がある。

       ex慢性肝炎
         肝硬変
         胃ガン
         膵臓ガン
         妊娠で高くなることもある。
    胎児のAFPが母体に移行するからだ


CEA=carcinoembryonic antigen(癌胎児性抗原)

ALP1・・・高分子ALP

PIVKA-Ⅱ
  • 余命にPIVKA
    2003年、国立国際医療センターは日本IBMなどと共同で、血液検査データなどをもとに肝臓ガン患者の余命期間を予測する手法を実用化した。気象条件から売れ筋商品を判別するときに使われている『データマイニング』という解析手法をはじめて医療分野に応用した。
    データマイニングは主観を交えず、手持ちの全データを使い互いの関係を調べる。従来は膨大な検査データから無作為にサンプルを抽出し、経験などに基づく仮説を立てて、統計解析でそれを検証する場合が多かった。データの選び方や仮説によっては正しい結果が得られなかった。
    今回の解析では、国立病院長崎医療センター治療研究部長らが集めた約77万件のデータを使った。1990年~2002年までに肝疾患で死亡した456例が対照。血液検査結果と病状などの詳細情報を電子化し、日本IBMのデータマイニング用ソフトで解析した。
    その結果、検査数値と肝臓ガン患者の余命期間との関係が分かった。たとえば『PIVKA』と呼ばれるタンパク質の異常を示す数値が一手以上だと9割り異常の確率で1年以内に死亡する傾向があった。PIVKAは肝臓ガンと関連が深いとされるが、余命との関係を明らかにしたのは初めて


糖鎖抗原
  • [CA-19-9]
    [CA-125]
    [CA50]
    [CA15-3]

自己抗体

2種有用
  • 「悪性腫瘍になると、そのガンの特徴的なタンパク質が体内に出現する。ガンの診断の補助や治療後の経過観察に使えるこの種のタンパクが腫瘍マーカーだ。
    肝臓の場合には、
    という2種類の腫瘍マーカーが有用だ。
    AFPのフェトというのは胎児という意味。肝臓の細胞が活発に分裂しているとき、胎児期と同じタンパクを作り出す。肝臓ガンであればAFPが増えてくることが多い。ただし、肝硬変の人で肝炎の程度が強ければAFPの数値が高めに出ることがある。
    PIVKAⅡはビタミンKの欠乏状態で出現する異常タンパク、黄疸がある時
    場合や、抗生物質を使用している時でも数値が高くなるが、それ以外の場合は肝臓ガンを疑ったほうがいい。
    AFPはガンの初期段階から異常値が出やすいが、偽陽性も多い。軽い異常値の場合、肝臓ガンである確率はAFPで20%足らず、PIVKAⅡだと50%程度、両方異常なら60%以上。また、正常から異常に変わったり、2回連続して数値が上昇した場合などにはさらに確率は高くなる。超音波エコーや造影のCTなどを駆使して早期発見につとめる必要がある







尿で簡単に検査
  • 2012年、東京農工大学の中村暢文准教授と大野弘幸教授らは、尿に含まれる成分から肝臓ガンを簡単に調べる技術を開発した。
    肝臓ガンがあると、健康な人に比べて糖の一種「L-フコース」の量が増える。
    腫瘍マーカーとして尿や血液中のフコースを調べれば、ガンの早期発見につながる。だが、現在の検査ではフコースだけをより分ける操作が必要で大型装置でも数日必要だった。
    研究チームは、菌類の一種からフコースとくっつくと電子を取りだして外に放出する特殊な酵素を見つけた。この酵素は炭素電極にも強く結合する性質があり、フコースがあると微弱な電気が流れるセンサーができた。
    ガン患者の尿を燃した液体でテストした。その場ですぐに判別できた。




線維化に伴い血小板数が減少しています
  • 正常な人では血液1マイクロリットル当たり18万個以上、F1では15~18万個ですが、F4では10万個以下になります」
    血小板数が1マイクロリットル当たり14万個以下であったなら該当すると診て良い。高危険度群の人は肝臓の生検(針で組織をとって調べる)や超音波検査、腫瘍マーカーという特殊なタンパク質の有無を調べることなどを年に3~4回受け、必要ならインターフェロンによる治療をすべきでしょう





肝炎から肝がんが発症する仕組み
  • 2014年、愛知県がんセンターの近藤豊部長と新城恵子主任研究員らは、B型肝炎やC型肝炎の感染から肝臓がんが発症する仕組みの一端を解明した。
  • 炎症によって過剰な免疫反応が起き、遺伝子の働きがかわる現象が異常に増えているのが原因だった。
  • 名古屋市立大学との共同研究、成果は米消化器病学会誌に掲載。
  • 研究チームはヒトの火災棒を移植したマウスに肝炎ウイルスを感染させて調べた。
  • 感染気管が長くなるほど幹細胞のDNAに「メチル化」という化学反応が起こる度合いが増えた。
  • がんを抑制する遺伝子「RASSF1A」にもメチル化が起きていた。
  • 肝炎ウイルスに感染して炎症が慢性化すると、免疫細胞がインターフェロンγという物質を盛んに分泌し、ウイルスを攻撃する。この結果、活性酸素が増えてDNAを傷つけ、その修復時にメチル化が起こるという。
  • 免疫細胞の働きを抑える薬を投与すると、メチル化が起こりにくくなった。




肝ガン・・・西高東低
  • このままでは住民が次々肝ガンで倒れてしまう」三重県の人口数千人町の保健担当者は焦りを隠さない。1997年までの5年間に、男性24人、女性7人が死亡した。肝ガンの死亡率は男性で全国平均の3倍、女性も2.5倍。
    この町では60年代、肝炎が大流行して騒然となった。同調では93年、住民約900人に初めてC型肝炎の検査をしたところ、3割が陽性だった。地区によっては79人中、7割の56人が陽性と判明した。
    感染集中地域に以前、診療所があった。「注射針の使い回しなどの医療行為が感染源となった疑いが強い」と指摘する関係者もいる。
    島根県のある町も自体は深刻だ。人工8000人のうち、97年までの5年間に47人が肝ガンで死亡。ここも70年代に肝炎が大流行した。同僚が98年、肝ガンが多い地域の住民220人にc型肝炎の検査を行ったところ、男女とも約4割が感染しており、50歳代では7割以上が感染者。特に50代の女性は8割が感染者だった。
    夫婦でC型肝炎に感染した60歳代の男性は、「診療所の医師は、注射針を変えずに予防接種や静脈注射などしていた」と、当時の様子を証言する。
    男性は「いつ肝ガンになるかもしれんと覚悟を決めているが、役所がもう少し早く対応していれば、ここまでならなかったのでは?」と無念の口調だ。
    肝ガンの都道府県別の死亡率(98年)は、人工10万人当たり30以上だったのは東日本では山梨県だけだが、西日本では大阪・和歌山・広島など17都道府県に及び、「西高東低」の傾向がくっきり浮かび上がっている。
男性、西日本に集中
  • 肝ガンは、ほかのがんと違い、地域格差が大きい。三浦宜彦・埼玉県立大教授らが作成した「肝ガン死亡者(男性)の地理的分布マップ」には、西高東低の傾向がくっきり示されている。
    1991~95年の5年間に、男性の肝ガン死亡者数が人口比で全国平均を2割以上上回る市町村を選び出した結果、大阪府など大阪湾沿岸、広島県など中国地方の瀬戸内海沿岸、福岡、佐賀両県など北九州地方と、特定地域に集中していた。女性は男性より肝ガンの死亡率が少ないため、地域差は目立っていない





肥満で肝がん
  • 2013年、がん研究会のチームが、肥満になると腸内で特定の細菌(腸内細菌)が増えて肝臓の細胞を老化させ、肝がんを発症させることをマウス実験で明らかにした。
  • 成果は6/27のネイチャー(電子版)に掲載。
  • 腸内で増えた細菌が胆汁の成分を、細胞を老化させる物質に変化させた。これが肝臓に取り込まれ、老化した細胞が発がんを促すタンパク質を周囲に分泌していた。
  • 研究チームは、肥満気味の肝がん患者では約3割で肝臓の細胞が老化していることから、人でも腸内細菌が肝がん発症に関わるとみている。
  • がん研究会の原英二がん生物部長は、「腸内細菌の種類を調べれば、肝がんのリスクを調べることが出来る。特定の細菌が増えないようにできれば、肥満による肝がんを予防できるかもしれない」としている


C型肝炎
  • アルコールを飲む人は、飲まない人よりも早く肝臓ガンになりやすい 1995.11.19《朝日新聞》より




D型肝炎ウイスルによって肝ガンが起きる仕組み
  • 東京工業大学の半田宏教授らは、協和発酵工業、米ロックフェラー大学と共同で、D型肝炎ウイスルによって肝ガンが起きる仕組みを突き止めた。D型肝炎ウイルスの抗原が遺伝子RNA(リボ核酸)を合成する酵素にくっついて酵素を異常に活性化させることにより、様々なタンパク質が必要以上に出来肝細胞がガン化する。肝ガンの発生を抑制する新たな抗ガン剤の開発に道が開ける。
    半田教授らはRNA合成酵素の活性にブレーキをかける「NELF」というヒトのタンパク質の構造がD型肝炎ウイルスの抗原と非常によく似ていることを突き止めた。その働きをしらべたところ、D型肝炎抗原はNELFの代わりにRNA合成酵素にくっついて、酵素活性を通常の数倍以上に高める事が分かった。RNAが無秩序に合成される結果、細胞のガン化が起きる」と半田教授は見ている。
    D型肝炎ウイルスはB型肝炎ウイルスと一緒に感染して体内で増殖するのが特徴。
    通常のB型肝炎の感染では肝硬変から肝ガンになる患者の割合は10~20%だが、D型肝炎が重なると80~90%の高率でガン化が起きる。
    肝炎の劇症化をもたらすことも知られている。

    「慢性肝炎から肝硬変、そして肝ガンに至る道筋は連続的です。
    肝臓組織の線維化(F)の進展を指標にしますが、F1(軽度の線維化)から段階を経てF4(肝硬変)になり、最終的に肝ガンを発症します。
    F4から肝ガンになる率は年間7~8%です。8年から10年で1段階上がりますので、ウイルス感染から30年ほど、長い場合は50年で肝ガンになります。患者も60歳代から増えてきます」





肝ガンの再発
肝ガンの再発パターン
  1. 転移
    • 他のガンと同様にガン細胞が血管やリンパ管に入り、その流れに乗って肝臓の他部位に転移して大きくなる。B型肝炎ウイルスが 関係した肝臓ガンに多いタイプ。
  2. 多中心性再発
    • ガン細胞が1カ所に発生するのではなく、多くの部位で一斉に蜂起するパターンで、肝臓ガンに特徴的である。C型肝炎ウイルスと関係が深い肝硬変の人に多い


肝ガンの再発にGPT値
  • 再発に「GPT値」が関連
    「GPTを抑えれば肝ガンになりにくいことが分かってきた

肝臓ガン再発抑制薬
  • 肝臓ガンの再発を防ぐ飲み薬を岐阜大医学部第一内科が開発、有効性を確認し、米フィラデルフィアで開催中の米国臨床ガン学会で21日発表した。
     肝臓ガンは最初の1つを手術などで完全に除去しても、前ガン状態の細胞が多い為、次々に新たなガンが発生しやすいことが知られている。
    この薬はビタミンAの誘導体で非環式レチノイドと呼ばれる化合物の一種の『合成ポリプレン酸』。武藤教授らは、レチノイドの発ガン阻止作用を研究中に発見した


肝ガンの再発を抑える?レチノイド
  • 2000年にM氏(開業医)は、肝がん摘出手術を受けた。
    手術は成功したが、80%の確率で再発するといわれた。
    再発の予防薬はないとのことだったが、偶然『レチノイド』という薬が副作用もなく再発予防に有効であることを知った。ただ、治験中で一般の患者には使えないという。
    1年後、予想通り肝ガンが再発。その後リンパ節遠隔転移も起こし、治療手段がないと告げられた。
    すべての肝ガン患者は、いつ再発するか?という不安におびえる毎日を送っており、再発治療を繰り返しながら死亡する患者数は年間3万人以上。
    もし、レチノイドをすべての肝ガン患者が服用すれば、年間1万人が救われる可能性がある。にもかかわらず、2005年も治験中である。





がん幹細胞
  • 理化学研究所などは、人の肝臓ガンで、ガン細胞を生み出す源になっている『がん幹細胞』を見つけた。
    理研のユニットリーダーの谷口英樹・横浜市立大学教授らが人の肝ガン4種類で調べた。そのうち2種類から活発に増殖し寿命も長い特殊ながん幹細胞を見つけた。1%以下の割合で含まれ、大多数のがん細胞を生み出す源となっていた。
    がん幹細胞だけを取りだしてネズミに移植すると、わずか1000個でもガン細胞とガン幹細胞が混じった腫瘍ができた。一方、ガン幹細胞ではないガン細胞は100万個移植しても腫瘍を作らなかった。
    これまでガンは均質な細胞の集まりだと考えられてきたが、研究グループはガンの中にあるガン幹細胞を治療の際に取りこぼすことが再発につながるとみている。
    体内にはもともと正常な幹細胞があり、異常が起きるとガン幹細胞に変わると考えられている





RNA干渉・・ガン細胞の増殖抑制
  • 信州大学のグループは、2本鎖のRNA(リボ核酸)が特定遺伝子の働きを抑える現象、RNA干渉を利用してガン細胞の増殖を抑える実験に成功した。副作用が少なく効果の高い治療法になると期待されているが、実際に抑制効果が確認できたのは初めてという。
    RNA干渉は、2本鎖RNAを細胞内に人為的に入れると、同じ塩基配列を持つRNAが分解され、タンパク質の合成の指令を断って遺伝子の働きを抑える現象。従来、線虫や植物の細胞内でのみ起きると考えられていたが、昨年にヒトなど哺乳類の細胞でも起きることが確認された。
    信州大医学部第二内科の青木雄次講師らは、この現象をガン治療にも応用できるとみて、ヒトの肝臓ガンと膵臓ガンの培養細胞で実験をした。培養細胞にルシフェラーゼという蛍光タンパク質の遺伝子を組み込んで、これをRNA干渉の標的にした。この場合、遺伝子の働きを最大で50~75%抑えることができた。ガン細胞で活発に働いている遺伝子(c-raf)を対象にした実験でも、同様の効果が得られたという。
    2本鎖RNAを細胞に導入するベクター(遺伝子の運び屋)には、ガン細胞に集積しやすい構造を持つペプチドを使った。さらにRNAが細胞内にきちんと入り込むのを促す高分子、ヒスチジルリジンを結合させ、導入効果を高めた。
    RNA干渉は21塩基と、短い2本鎖RNAで起きることが分かっている。




肝臓ガンを6タイプに分類
  • 遺伝子の違いで分ける
  • 2016年、日本人の肝臓ガンは遺伝子によって6つのタイプに分けられることを国立ガンセンター、理化学研究所、東京大学などが突き止めた。
  • ガンを抑制する遺伝子として知られる「53 遺伝子」に異常があるタイプは
    • 患者の1/5を占める。
    • 5年生存率は・・・20%
    ARID2という遺伝子に異常があるタイプは
    • 5年生存立は・・・0%
分子標的医薬




肝臓ガンの治療
  • 肝臓は[沈黙の臓器]と言われるとおり、その一部が障害を受けても無症状の場合が多い。
    肝臓ガンで症状が出るときには相当進行していることがある。
    「日本では毎年2万人強の肝臓ガンが発生しているが、
    • その約80%がC型ウイルス、
    • 約15%がB型ウイルスと関係した肝臓ガン
    • 残り5%がアルコール性肝障害
    である。


  • B型肝炎ウイルスは自分の遺伝子を人の肝ガン細胞の遺伝子に組み込ませており、B型肝炎の状態でガンが発生するため、B型ウイルス関連肝ガンは肝機能の良い若い人に発生しやすく、発見時すでに進行していることが多い。

  • 一方、C型肝炎の場合は、そのほとんどが肝硬変を経てガンに進む。C型ウイルス関連の肝ガンは高齢で、肝機能の悪い人に多く、検査で比較的小さな状態で発見されるのが特徴だ。
    肝臓ガンんは現在多くの治療法があるが、ガンの広がり具合と関連肝炎ウイルスとの関係をもて治療法を選択する。
  • B型関連肝ガンで大きいものはBさんの初回治療のように肝切除が一番である。一方C型関連肝ガンで小さい時期であればBさんの2回目、3回目の治療のように治療選択の幅が広い。
    なおC型関連肝ガンはB型に比べて再発し易いが、最近インターフェロンでウイルスの除去や肝炎の沈静化をはかり再発を抑える試みがなされ、好成績を収めつつある

治療薬
  • ネクサバール
    • 2008年に承認されたのが、「ネクサバール」(商品名)・・・ソラフェニブ(分子標的薬)


PEIT(アルコール注入法)
  • 3cm以下可能。出血する


TAE(塞栓療法)


部分切除
  • 「腹腔鏡下肝切除術」で高度先進医療に認定されている病院
    • 九州大学病院
      広島大学病院
      大分大学医学部附属病院
      大阪市立大学医学部附属病院
      鹿児島大学病院
      群馬大学医学部附属病院
      兵庫医科大学病院


マイクロ波凝固療法
  • 「肝臓ガンを、電子レンジなどに使われているマイクロ波で退治する治療が効果を上げている。ガン細胞にエチルアルコールを注入したり、手術で切除したりする従来の治療法には、大きなガンを治療出来なかったり、患者が体力を消耗、長期入院が必要に綯ったりする難点がそれぞれに有る。これに対してマイクロ波治療は、治療期間が短く、患者の負担も軽くなるという。治療の際の止血に問題を残しているが、保険医療の適用対象になったこともあり、肝臓ガンの治療法として今後、広く行われそうだ
     栃木県南河内町の自治医大消化器科では1993年から『腹腔鏡下マイクロ波凝固療法』を始めた。井戸健一助教授と川本智章講師によると、肝臓ガン患者の7割以上、71人にこの方法を用いているという。
     昨春、60歳の肝臓ガンの男性患者が転院してきた。ガンの直径は45mmと大きく、C型肝炎で肝硬変も併発していた。開腹してガンを切除すれば退院まで約1ヶ月かかるが、マイクロ波治療で8日間で退院。現在も再発は見られない。
     大阪府守口市、関西医大第三内科(井上恭一教授)の関寿人助教授は、腹腔鏡を使わない『経皮的マイクロ波凝固治療』を導入。皮膚の上から超音波を当てガンの位置を探り、針を刺してマイクロ波を照射する。腹腔鏡下の治療が腹に3つの穴を開けるのに対し、針を1本刺すだけだ。ただ、肝臓に直接超音波を当てる腹腔鏡下の治療に比べて小さいガンを見つけにくい


肝動脈塞栓療法
  • 2010年、エーザイは血管塞栓用ビーズを肝細胞ガン向けに製造・販売承認を申請した。
  • ガン細胞に栄養を供給する冠動脈をビーズで塞ぐことでガンを治療する。
  • 肝動脈化学塞栓療法は、抗ガン剤を用いた化学療法。
  • ガン細胞に栄養を送る肝動脈の血管に通したカテーテルから抗ガン剤を投与した後、血管を詰まらせて「兵糧責め」にする。


ラジオ波焼灼法
  • 急送に普及しつつある。東大病院消化器内科の導入が早かった。2005年9月、約8割のシェアを持つ機器(クールチップ)が保険適用を取り消された。3割負担だったのが、全額負担になり\136000必要になる


凍結融解壊死療法
  • 慶応大病院のみ。自費負担。高圧アルゴンガスを使う



陽子線でガン治療
  • 「日立製作所は放射線の一種である陽子線を使ったガン治療システムを2002年度中に製品化する。陽子線を病巣に照射し、腫瘍を破壊する装置で、原子力分野の陽子加速器を医療向けに改良し、検査装置などと組み合わせた。
    陽子線を使ったガン治療システムは住友重機械工業に次いで国内2社目。日立はすでにシステムの技術を開発済み。現在、筑波大学付属病院がこのシステムの医療機器としての安全性を確かめる臨床試験を肝臓ガンや脳腫瘍の患者6人を対象に実施している。
    システムは陽子を放出するための加速器と照射装置などで構成。医療用に開発した加速器が陽子を最大250メガ(1メガ=100万)電子ボルトまで加速、体内の30cmの深さにある腫瘍でも破壊できるという。」2001.11.27《日経産業新聞》
    『南東北病院』
    「総合南東北病院グループを運営する脳神経疾患研究所(福島県郡山市・渡辺一夫理事長)は、最先端のガン治療装置で患者の被爆量を最少に抑えられる陽子線治療装置を2008年に解説する。陽子線は患部で放射線量を最大にでき、副作用を最低限に抑え、より効果的にガン細胞を破壊する。人体を通過するX線と違い、標的の深さで止め、その先の放射線量をほぼゼロにできる。
    治療は、がんの大きさや転移の状況で異なるが、1回5分の照射を繰り返し、2週間程度の通院治療ですむ。治療費は300万円程度。
    X線やγ線は電磁波を使っているのに対し、陽子線は水素原子から電子を除いた重く大きい原子核を光速に近い速度まで加速して使う。
    陽子よりさらに重い炭素を使って、がん殺傷能力を高めた重粒子治療も国内2施設、海外1施設ある。

遺伝子治療
  • 扶桑薬品工業が東京慈恵会医科大学付属病院と協力して、肝臓ガンの遺伝子治療の臨床試験を始める。治療の対象は大腸ガンから転移した肝ガン。患者の体内で抗ガン物質を増強する働きを持つ酵素シトシンデアミナーゼ(CD)の遺伝子をベクター(遺伝子の運び役)に載せて、腫瘍に注射で直接注入する。患者には体内で抗ガン剤「5-FU」に変化する薬剤(5-FC)を飲んでもらう


自滅遺伝子を酵素で刺激
  • 「長崎大学医学部の研究グループは、肝臓ガンを対象にした新しい遺伝子技術を開発した。どんな細胞でも持っている『自滅遺伝子』を刺激、ガン細胞を殺して治療する。遺伝子を刺激するのに、普段は無害であるが条件が整った時だけ働く薬剤を使うのが特徴。この条件を作り出すのに別の遺伝子を入れる。副作用を小さく治療効果を高くできる期待がある。マウスを使った動物実験ではおよそ7割の肝臓ガンを死滅できた。臨床応用を目指すとともに、乳ガンや甲状腺ガンなど対象を拡大した研究も進めている。
    長崎大学医学部付属原爆後遺障害医療研究所の山下俊一教授らの成果。『ガンシクロビル』という抗ウイルス剤を体内で酵素(チミジンリン酸化酵素)の力を借りて「自滅遺伝子」を刺激する物質に変える。
    この酵素は通常、人体にはないため遺伝子を外部から導入して細胞に作らせる。酵素の遺伝子をウイルスのベクター(遺伝子の運び役)に組み込んで体に入れ、それからガンシクロビルを投与すると、酵素の働きでガンシクロビルがガン細胞の自滅遺伝子を刺激し、細胞が死ぬ。
    酵素の遺伝子がやたらに働かないよう、ガン細胞内の特殊なタンパク質に反応して働くような仕掛けを組み込んでおく。このため正常細胞とガン細胞の区別無く酵素の遺伝子を導入しても、正常細胞内では遺伝子が働かず、薬剤の副作用は最小限に抑えられる。
    また酵素の遺伝子には放射線の刺激で活性化する仕掛けも組み込んだ、刺激に必要な放射線量はガンの放射線療法で使う放射線量の1割以下でよ。
    免疫機能を欠いたヌードマウスと呼ぶ実験動物の背中に人間の肝臓ガンの細胞を移植し、このガン組織に対して遺伝子治療を試みた。その結果、薬剤と放射線の併用で約7割のガン組織が完全に消失したという


ガン細胞に遺伝子と化学物質を入れて正常な細胞に戻す
  • 2009年、米ハーバード大学の森口尚史研究員らは、ガン細胞に遺伝子と化学物質を入れて正常な細胞に戻す動物実験に成功した。
    京都大学の山中伸弥教授らが開発した新型万能細胞(iPS細胞)の作り方と同じ手法で、細胞の性質を変える。
    ガン細胞は、遺伝子の働きが変わって細胞が異常に増殖した状態。森口教授らはマウスの胎内にヒトの肝臓ガンを移植。そこへ正常な肝臓で働く『HNF4α』という遺伝子と2種類の化学物質をガン細胞に入れた。すると、85~90%のガン細胞が正常な細胞に戻り、生き続けた

標準薬

「ソラフェニブ」2017年現在の標準薬。

「レンビマ」
  • 2017/01/26
  • エーザイがレンビマの適応を肝細胞ガンに広げる第3相試験に成功した。
  • 手術ができない患者で、化学療法前につかえる薬として申請。
  • レンビマはすでに以下の適応を持っている
    • 「腎細胞ガンの併用療法」
    • 「切除不能の甲状腺ガン」
    今後、肺がん・子宮内膜ガンでも治験を進める。





治療薬の効果を高める化合物を新たに発見
  • 2016年、新潟大学と東京都医学総合研究所のグループは、肝細胞がんの治療薬の効果を高める新規化合物を発見した。
  • 事前に化合物(K67)を与えてから抗ガン剤を投与すると、ガン細胞が死滅する割合が4割ほど高くなった。
  • 同定したのは
  • 生体防御に関わるいろいろな遺伝子を制御しているNrf2の働きを抑制する新規化合物「K67」。
  • p62というタンパク質がリン酸化されると、Nrf2の働きが高まってガン細胞が増殖することを突き止め、15万5000種類の化合物の中からk67を同定した。





進行性の肝臓ガンに
を除去
  • 2011年、山口大学の阪井田功教授らは、抗ガン剤が効かなくなった進行性の肝臓ガンに対して、鉄の除去剤が治療効果があることを確認した。
  • 10人のうち2人で改善効果がみられ1年後にも生存できた。
  • 阪井田教授らは体内に過剰に鉄が蓄積する病気の治療薬「デフェロキサミン」(一般名)が肝硬変を抑えることに注目。
  • 1人の患者に1週間に3回ずつ24時間連続で平均27回を、薬を肝臓の動脈から直接注入した。
  • 10人中2人で改善が見られた。


体内の鉄分を減らす治験
  • 2014年、岡山大学の大原利章医師らは、体内の鉄分を除去する手法で、医師主導の臨床試験を3月から始める
  • ガン細胞は生体内の栄養素で増える。
  • 鉄分が不足すると増殖スピードが著しく落ちる。
  • 研究チームはヒトのガン細胞を移植したマウスの鉄分を除去した食事を与えると、ガン細胞の増殖スピードが半分以下になることを突き止めた。
  • 治験では抗がん剤が効かなくなったり手術で切除が難しい患者10人を選んで、鉄分を減らす鉄キレート剤を投与する。





血管の中に気泡を入れて、ガン細胞を死滅させる
新生血管
  • 米ミシガン大学の研究グループは、血管の中に気泡を入れて、ガン細胞を死滅させる治療技術を開発した。
    まず液状のフッ素化合物を血管の中に入れてガン細胞の近く誘導する。ついで、ガン細胞に近づいた時に超音波を照射すると、フッ素化合物が気泡となって膨張し、ガン細胞に生じる新生血管をふさぐ。
    従来にも新生血管を塞ぐ手法はあったが、正常な細胞も傷つける可能性があった


肝細胞からシートを作り・・・癒着を防ぐ
  • 2013年、東京大学の宮島篤教授と国土典宏教授、稲垣奈都子特任研究員らの研究チームは肝臓から取り出した細胞をうすいシート状に作る技術を開発した。手術で切除した後の肝臓表面に貼り付けると、肝臓周辺にある脂肪組織との癒着を防ぎ、肝細胞自体の増殖も促す。
  • 肝がんの一部を切り取ると、数日で切断面近くの脂肪組織と癒着しやすい。
  • 開発したシートは肝臓表面を覆っている中皮細胞を使った。
  • マウス胎児の中皮細胞を取り出し培養した。それを切除した別のマウスの肝臓表面に貼り付けたところ、30日後でも脂肪組織と癒着していなかった。中皮細胞にあるムチン(タンパク質の一種)が癒着を防いでいた。
  • さらに、シートから肝細胞の増殖を促す働きがあるプレイオトロフィンやミッドカインなどのタンパク質が作られていた。






抗がん剤の効果を超音波で判定
  • 014年、肝臓がん患者に投与した抗がん剤が効いているかどうかを超音波を使って調べるシステムを、兵庫医科大学超音波センターと東芝メディカルシステムズが開発した。
  • 造影剤を毛チュに投与した、超音波を当てて観察。
  • 造影剤がガンの表面に達してから内部に流れ込む時間で判定
コーヒー
  • 国立がんセンターの調べでは、ブラジルのサンパウロ在住日系1世の肝ガン死亡率は、日本の半分以下である。ブラジルはコーヒー消費大国。
  • レギュラーコーヒーがALT値を下げる。
  • コーヒーをほぼ毎日飲む人は、男女と共に肝臓がんのリスクが50%ダウン。
  • 1日の摂取量が冷えるほどリスクが低下し、1日5杯以上飲む人では肝がんの発生率は1/4まで低下した。




チェック
関連情報
肝がんの病院ランキング
肝がん予防の漢方薬
ガン






TOPなおるナオル病院ランキング血液検査副作用針灸漢方薬