- とは
- ・顆粒は酸性色素にも塩基性色素にも染まらないので、この名がある。
・すべての白血球の約65%を占めている。
・直径0.5µmの顆粒が充満している。
・古くなるにつれ、核にくびれができて、6葉まで分葉することがある。
・骨髄で生まれた後、血管内に入り込み、血流に乗ってパトロールする。やがて、毛細血管の壁をすり抜けて、組織間質に出てくる。
・細菌などと遭遇すると、好中球は細菌に食らいつき、顆粒に含まれる分解酵素を使って殺菌する。(山科正平著「細胞を読む」講談社p120)
- アドレナリンやエンドトキシンなどの作用で貯留プールや停滞プールから動員される。
好中球は成熟してから骨髄に止まるプールがあり、それを貯留プールという。
- 好中球のことを多形核白血球ともいう。棒状球が増えたり、分葉球の平均分葉核数が減ることを核の左方推移といい、増えることを核の右方推移という。
- 好中球は透過性の亢進した血管壁に粘着し、通過し、走化性因子の濃度勾配に逆らって炎症部位まで遊走する。
- 走化性因子は補体成分の他、細菌・好中球などに由来する。
- 異物、とくに補体成分(オプソニン)や抗体と結合した細菌に接触し、貪食する。
貪食胞は好中球の顆粒と癒合し、顆粒内容物を放出させる。
顆粒内水解酵素、ラクトフェリン、ペルオキシダーゼなどの作用で殺菌する。
膜で生じる活性酸素(スーパーオキサイド・水酸基ラジカル・一重項酸素)やハロゲンが共同して殺菌にあずかる。
- 好中球自体も死滅し膿となる。
放出されたタンパク分解酵素による組織破壊が進展しないように血漿α1-アンチトリプシンが働く
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