CINNAMOMI CORTEX
桂皮(けいひ)

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関連情報
桂枝」「シナモン」「ニッケイ(肉桂)」「桂心

【基原】 クスノキ科(Lauraceae)ケイCinnamomum cassia Blume.の樹皮を乾燥
別名 陽旦。
【性味】 味は甘辛、性は大熱、小毒
使用部位 樹皮
性状 菅状〜半菅状の皮片。
灰褐色〜赤褐色
選品 辛味強く、甘味あり、渋味の少ないものが良質。
良質のものはツメでこすると油がにじむ。
【効能・効果】 <1>温め経脈を通す。
<2>肝肺の気を良くする。
<3>霍乱の転筋を治す。
<4>胎を下す。

○腹内の冷痛。「煎・末服。」
○体表の陽気を補い血行を良くするので、発汗・解熱・のぼせを抑える効果がある。
○中枢神経の興奮を鎮静し、水分代謝を調整し、体表の毒を去り、これを和解する作用があるから、頭痛・発熱・のぼせ・感冒・身体疼痛などに応用される
【成分】 C. cassia Blume.
<1>精油:1.0〜3.4%
 イ)cinnamaldehyde(=cinnamic aldehyde):75〜90%
 ロ)cinnamyl acetate。
 ハ)phenylorooyl acetate。
 ニ)cinnamic acid。
 ホ)salicyl aldehyde。
<2>ジテルペノイド
 イ)cinnzeylanine
 ロ)cinnzeylanol
【参考】 桂葉は《本草綱目》に「つき砕いて水に浸し、髪を洗えばアカを去り、風を除く」とあるが、現在では、桂皮油を抽出するのみ。
桂皮油には、発ガン性のある成分[サフロール]を含有(→ガン
ギリシャ本草にも掲載
(桂葉柄)
薬用に耐えない
粉末にして桂皮末に混入する恐れがある

広南桂皮
(東興桂皮)
C. cassia Blume.が原植物。「Cassia bark」
「官桂」:5〜6年の幼樹の樹皮。=(桂通)
「企辺桂」:10年の樹幹皮。=(清化桂)
桂心」「板桂」:官桂を整形したもの。
「桂砕」:官桂の塊片。
ベトナム桂皮 C.obtussifolium Nees.が原植物
セイロン桂皮 C.verum J.S.Presl(=C. zylanicum Nees)の幹皮でコルク層を除いたもの。

芳香療法 精油(桂皮油):
抗菌作用があり、大腸菌、ブドウ球菌、アルビカンス菌の発育を抑える
以下の精油類は、毒性・皮膚刺激などで、芳香療法に使用すべきでないとされる。(国際芳香療法家連盟)
  1. Cinnamomum cassia(カシア)=セイロンニッケイ
  2. Cinnamomum zylanicum (シナモン皮)シナモン


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