頸肩腕症候群の漢方薬
  葛根加朮附湯


桂枝加葛根湯   


荊防敗毒散


朮附湯


芍薬甘草湯


小活絡丹


小続命湯


疎経活血湯


当帰芍薬散


独活寄生湯   


二朮湯


防風湯


麻杏薏甘湯 (まきょうよっかんとう)
  1. 64歳男性。今度の病気は過労と飲酒のためだと、本人は言っているが、昨夕から突然に右の下腹部が痛くなり、頻々と嘔吐するようになった。虫垂炎らしい症状である。脈を診ると、遅弱で、口渇も舌苔もなく、舌は湿潤し、体温の上昇もない。疼痛は回盲部に限局し、少し抵抗があり、圧痛もある。昨夕からほとんど食事を摂っていないのに、腹部は比較的膨満している。
    私はこれに桂枝加芍薬湯を与えたが、2日分を飲んでも、腹痛や嘔吐も止まず、少しも眠れないと言う。再び往診。脈は沈遅で幅が減じ、腹証は依然として同じである。そこで解急蜀椒湯にあいたところ、1服で腹痛も嘔吐も止み、3日目には腹部にはほとんど異常を訴えなくなった。ところが、こんどは頸が回らなくなったから薬をくれと言う。
    診察をせずに項背の強急であろうと考えて葛根湯を与えたが、2日分を飲んだが、効がないから往診してくれと言う。
    脈を診ると、浮にして力があり、項部は全く動かせない。起臥にも、人手をかりる始末である。腹診上では、胸脇苦満も、心下痞硬もない。こんなら葛根湯で良い筈である。ところが、これで効が無いもは、何か訳があるに違いない。私はこの患者が1週間近くも、熱が無いのに氷枕に氷を入れて後頭部を冷やしていたことを思い出した。そこで《金匱要略》に“病人が、からだ中痛み、熱が出て、それが夕方になった湿という病気で、この病気は汗をかいた後で風にあたったり、永い間、冷たい目にあったりして起こる。これには麻杏薏甘湯が良い”とあるのを思い出し、この方を与えたところ、2日分で半ば治し、4日分で全治した。《大塚敬節》


薏苡仁湯




頸肩腕症候群
cervical syndrome(英)、
shoulder-arm-neck syndrome(米)

頸腕症候群。頸肩腕障害。

頸、肩、腕から手指に及ぶ疼痛・麻痺・循環障害など神経血管の症状。

主に頸部の椎間板障害、変形性脊椎症などから起こる。

頸肩腕症候群の範疇に含まれる疾患としては、
  • 変形性頸椎症、
  • 胸郭出口症候群、
  • 肩関節周囲炎、
  • 肩甲肋骨症候群、
  • 手根管症候群
などである(漢方診療医典)

MRIやレントゲン画像に写らないため、触診などで確認するしかない



自己チェックしましょう
  • ・頭髪をとくのがつらい
    ・電話の受話器を持ち続けられない。
    ・長電話で手がしびれる
    ・夜中に手がしびれて目が覚める
    ・タオルをかたくしぼれない。
    ・冷房の風があたるとつらい




RSI(反復性ストレス障害)
同じ姿勢を続け手や指を激しく動かすことで筋肉が緊張し、痛みやだるさを生じるものを米国では反復性ストレス障害としている。









    
ドクトルアウン・毒をとってあうんの呼吸で元気にキレイになりましょう 
    東洋医学の考え方

漢方薬の選び方
 ブログdraun
よく使う漢方薬
 ツムラ番号   漢方処方3000


 Copyright(C) 丸美屋和漢薬研究所 All Rights Reserved