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桂枝






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桂皮

ニッケイ(肉桂)

桂心








【基原】 クスノキ科(Lauraceae)ケイCinnamomum cassia Blume.の若枝。
★《神農本草経》上品に「箘桂キンケイ」「牡桂」で収載。
【性味】 味は辛甘、性は温。温・補・燥・中・散
【帰経】 心・肺・膀胱経。


“桂枝小梗行手臂 止汗舒筋手足痺” 《万病回春》




解表・鎮痛・健胃・通絡
・発汗、解肌、温めて経絡を通す。
・陽を通す。
・汗を止める。「秋と冬にだけ煎服。」



  1. 抗菌作用
  2. 抗ウイルス作用
  3. 利尿作用
<1>解熱作用
<2>抗アレルギー作用
<3>中枢抑制作用
<4>心臓抑制作用

古方では・・・上衝を去って気を静める目的で使用。
後世派では・・血液の流れや気の流れを良くして、冷えや鎮痛に用いる

李東垣は気味の厚薄をもって、桂枝と肉桂に分かち、ついに上行下行の説を構ふ。これ憶測なり。したがふべからず(薬徴)
桂枝や肉桂や桂心や、一物にして三名なり。桂心の説は陳蔵器、李時珍これを得たり。(薬徴)
桂心というのは、表面のガサガサして凸凹のある味のないところを削り去ったものだと陳蔵器は述べている。

◎煩乱に用いるべからず《済陰綱目》





桂枝の薬能
《神農本草経》
  • 上気逆、結気、喉痺、吐吸を主り、関節を利し、中を補い血を増す

《薬性提要》
  • 経を温め、脈を通じ、汗を発し、肌を解し、陽を益し、陰を消し、百薬を宣導する

《古方薬品考》
  • 桂枝は前鋒発表の宰宗。肉桂は中を温め、百効を宣導す

《重校薬徴》
  1. 上衝を主治す
    “故に奔豚、頭痛、冒悸を治す”
    “発熱、悪風、自汗、身体疼煩、骨節疼痛、経水の変を兼治する”
  2. 范成大、桂海志に、凡そ木葉の心は皆一縦理あり、独り桂は両道ありて、圭形の如し、故に字は之に従うと云う。陸佃埠雅に桂は猶お圭なりと、宜しく百薬を導いて之が先聘通便を為すこと執圭の便の如きなりと云う。為則按ずるに字を制するの説は、范は之を得るとなす。蓋し其の見る所を以て之を言うなり。陸は則ち失ず。蓋し臆を以て之を測りて、説を強いて作るなる従うべからず。
  3. 《傷寒論》に、桂枝は本解肌と為すと曰う。此れ仲景氏の意にあらず。取らず。蓋し注語の誤りて本文に入るなり。冠宗は、漢の張仲景は桂枝湯を以て傷寒の表虚を治すと曰う。是れ善く《傷寒論》を読ませるの過なり。《傷寒論》中に間々表裏虚実を説く。然して絶えて仲景の口気に似ず。疑うらくは後人の入する所なり。凡そ仲景の桂枝を用うるは専ら上衝を治すを以てなり。桂枝湯の条に上衝するものは桂枝湯を与うべし。若し上衝せざるものは之を与うべからずと曰う。桂枝加桂湯の条に気小腹より心に上衝すと曰う。苓桂朮甘湯の証に曰く、気胸に上衝しと、以て見るべし。按ずるに苓姜朮甘湯、桂枝附子去桂加朮湯の二方は、共に曰く、小便自利と、是に由て之を観るに、上衝は則ち桂を用い、下降は則ち否らず、斯に徴するに余の言を以てすべし、蓋し虚実の説は仲景の言う所、古訓を失せず、后人の入する所は、則ち古訓に合せず、宗は善く書を読まず、入の説を挙げて、以て仲景の直訣を為し、妄りに之の説を為すは過なり
  4. 桂枝は東京桂枝と称する者を良と為す。交趾桂枝と称する者之に次ぐ。
    辛辣にして甘味ある者上品なり。
    李景は気味の厚薄を以て、桂枝と肉桂とに分ち、遂に上行く、下行の説を講く。是れ臆測なり。従うべからず。桂枝と(肉桂)桂心は一物にして、之の名称を立つのみ。宜しく桂枝と称する者を用うべし。
  5. 「奔豚」=《金匱要略》に“奔豚の病は小腹より起り、上がって咽喉を衝き、発作死せんと欲し、復還り止む、皆驚恐よりこれを得”とあって、ヒステリーや神経症のはげしい心悸亢進の発作をいう。

《古方薬議》
  • 上行して気血を発泄透達す。故に肌表の邪気を発解するなり

《中薬大辞典》
  1. (桂枝)
    発汗解肌し、経を温め、脈を通ず
    風寒の表証、肩背肢節の酸痛胸痺痰飲、経閉を治す
  2. 肉桂
    元陽をを補い、脾胃を温め、積冷を除き、血脈を通ず。命門の火衰え、肢冷え、脈微、陽を亡し、虚脱し、腹痛泄瀉し、寒疝奔豚、腰膝の冷痛、経閉癥、陰疸、流注、および陽虚浮越、上熱下寒するを治す







薬対
桂枝黄蓍 利湿作用。
表虚による自汗を治す。

→「防已黄蓍湯
桂枝甘草
桂枝枳実
桂枝呉茱萸
桂枝地黄 強壮作用。
全身倦怠感に

→「十全大補湯
桂枝芍薬 鎮痛作用。
筋および内臓痛を治す。
桂枝生姜 表虚自汗の者の発表作用
興奮させ、血行を良くして、身体を温める。
諸臓器の機能を強化する。
→「桂枝湯
桂枝大棗
桂枝丹参
桂枝桃仁 くおけつ作用。
おけつで生じる生理不順・冷え症・生理痛・血行不良を治す

→「桂枝茯苓丸
桂枝人参
桂枝白朮 利湿作用。
表湿による痛みをとる。

→「桂枝加朮附湯
桂枝茯苓 鎮静作用。
気の上衝による頭痛・めまい・不安感を治す

→「苓桂朮甘湯
桂枝附子 鎮痛作用。
寒湿による痛みに。

温陽・除湿・気化
→「桂枝附子湯」
桂枝牡蛎 鎮静作用。
気の上衝や不調和からくる煩躁・動悸・不眠に用いる。

→「桂枝加竜骨牡蛎湯
桂枝麻黄 表実無汗の者に発表作用
→「麻黄湯 」「葛根湯







茵五苓散
烏梅丸
温経湯
黄連湯
葛根湯
甘草附子湯
桂枝加葛根湯
桂枝加桂湯
桂枝加厚朴杏仁湯
桂枝加芍薬湯
桂枝加芍薬大黄湯
桂枝加竜骨牡蛎湯
桂枝甘草湯
桂枝生姜枳実湯《金匱要略》
桂枝人参湯
桂枝湯
桂枝茯苓丸
桂枝附子湯
桂芍知母湯
五苓散
柴胡加竜骨牡蛎湯
柴胡桂枝乾姜湯
柴胡桂枝湯
炙甘草湯
小青竜湯
小柴胡湯
小建中湯
続命湯
桃核承気湯
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
八味地黄丸
麻黄湯
木防已湯
苓桂朮甘湯








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