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欠勤症
自尊心傷つき無気力に
  • 23歳のA氏はある会社の新入社員。入社して半年ほどは、特に支障もなく仕事に励んでいたが、その年の9月頃から、訳もなく断続的に欠勤するようになり、他科からの紹介で精神科を受診した。
    A氏は、好青年といった印象で、話も要領を得ていた。欠勤の理由を尋ねると「吐き気がしたもで」「頭が痛かったから」と体の不調を訴える。ところが、身体的な検査をそても問題はない。それなのに会社を休んでいることについては、「体の具合が悪い」と訴えることに終始して、それ以上に話が深まらない。

  • 最近、A氏のように入社して早い時期に欠勤しがちになる青年が増えている。彼らには、スチューデント・アパシー と呼ばれている学生の無力症と同様の心性がみられる。

  • 完全主義的で、几帳面であると同時に、どことなく弱々しいところがある。
  • 現実を避けようとする傾向が強く、しばしば自分だけの世界にこもってしまう。
  • また、欠勤が続いても、周囲の困惑をよそに、本人はそれほど悩んでいるようには見えないことが多い。

  • 彼らの心の奥には、自身のなさが垣間見られる。彼らの多くは、学業に秀でることや、周囲が期待しているような「良い子」として振る舞うことによって、不安定な自分を支えてきた。ところが、社会という現実に直面すると、そうした支えがそれほど薬に立たないことに気付かざるを得ない。そこで、一挙に自信をなくし、現実から身を引いてしまうのである。

  • 問題の核心は、自尊心の傷つきにある、一見、尊大に見えるその振る舞いも、 自尊心の傷つきの裏返しと考えられる。

  • ここでいう自尊心とは「何はともあれ自分で良いのだ、それだけで尊いのだ」とおのずから感じられる心のありさまである。
  • これは健康な自己愛と言ってもよい。

  • 精神分析では、こうした健康な自己愛は乳幼児期にはぐくまれると言われる。

  •  そのような彼らに対しての最もまずい対応は、自信のなさを非難することである。そんなことをしたら、かろうじて保たれている自尊心が一挙に損なわれてしまうだろう。職場の事情もあろうが、まずは休養させて、次ぎに適切な医療機関、相談機関に応援を求めて欲しい。
      精神分析を応用した精神療法を通して、A氏の心の葛藤が明らかになってきた。
  • 幼少期の父親の不在と母親への密着が主な原因だった。
  • 薬物療法も併用し、半年ほどで出社可能となったが、治療を終えるには約2年を要した



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