血流が悪い  (血色不良)

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血液の流れ







(三尖弁)



(肺動脈弁)





(大動脈弁)



(僧帽弁)








  • 血液循環は大循環(心臓→全身の臓器や組織→心臓)と
           小循環(心臓→肺→心臓)に分けられる。
  • 全身から心臓の右心房に戻ってきた静脈血は、右心室から左右の肺に循環し、酸素を豊富にもった動脈血となって心臓の左心房にかえり、左心室から全身へ送り出される。
  • 血流速度は
    • 40〜50b/秒(大動脈)
    • 0.07ab/秒(毛細血管)
肺循環 心臓の右心室からでた血液は、肺動脈をへて肺胞にやってくる。
肺胞毛細血管網でガス交換が行われたあと、肺静脈に入って左心房へと還る。このルートが肺循環で、小循環とも呼ばれる。
大循環 大循環では、動脈血は酸素を運び、静脈血は炭酸ガスを運んでいる。
大循環での血圧は収縮期(100〜140mmHg)拡張期(50〜80mmHg)
小循環 小循環では肺動脈には炭酸ガスを含み、肺静脈が酸素をたくさん持っている。
肺動脈での血圧は、収縮期(18〜30mmHg)拡張期(6〜12mmHg)


心・血管系の容積分布  
64% 静脈
・・・体循環系のどの時点でも血液の大半は静脈中に存在している。そして右心へ
9%
8% 小動脈と細動脈
7% 大動脈、中動脈
拡張時の心臓
5% 毛細血管

血管抵抗の分布
47% 小動脈と細動脈
(血管抵抗は主に平滑筋をもつ小動脈や細動脈の状態に依存している)
27% 毛細血管
19% 大動脈、中動脈
7% 静脈

器官 血液量(Q)
心拍出量に対す%
酸素利用の相対的%
(安静時)(Vo2
13% 21%
冠状循環 4% 11%
肝臓と消化管系 24% 23%
骨格筋 21% 27%
腎臓 20% 7%
皮膚、その他器官 18% 11%

脳の重量は体重の約2%だが、心臓から送り出される全血液の約20%、毎分約750ccが脳に送られる。
  1. 正常では脳内の血液量は一定(自動調節)。
    しかし、各部分の活動によって局所的には脳の血流量は変化する。
  2. 脳血流量調節では・・・局所での代謝産物が重要。
  3. 血流量を増加させるものには 
    • [H]
      [CO2]
      [O2]
      [アデノシン]などがある。
自律神経系は脳血液調節にあまり関与していない。
冠状動脈 血流量は収縮期には減少する。
血流量を増加させるものに
   [アデノシン]
   [NO](一酸化窒素)
   [O2の低下]
自律神経系の影響は少ない。
換気との比率が血流量に影響する。
肺の局所での血流量には・・・[O2]が重要。
   [O2の減少]・・・血液量を減少させる
   [O2の増加]・・・血流量を増加させる
自律神経による調節はほとんど無い
肝臓/脾臓 消化活動で血流量は制御されている。
血流量を減少させるもの・・・交感神経活動。
血流量を増加させるもの。
   ・副交感神経活動
   ・消化管ホルモン(ガストリン/コレシストキニン/セクレチン)
   ・消化/吸収された物質
腎臓 血流量は通常、一定に保たれている(自動調節)
糸球体濾過は維持されている
血流量を減少させるもの
   ・交感神経活動
   ・ANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)
血流量を増加させるもの
   ・A-U(アンジオテンシンU)
   ・バソプレシン
骨格筋 総末梢抵抗に大きく寄与している。
血流量は運動に応じて調節されている。・・・運動で以下の代謝産物が放出されて血流量が増加する。
   [H]
   [乳酸]
   [CO2]
   [O2]
   [アデノシン]
血流量を増加させるホルモン・・・
   [ANP](心房性ナトリウム利尿ペプチド)
血流量を減少させるホルモン・・・
   ・A-U(アンジオテンシンU)
   ・バソプレシン
安静時の血流量は、交感神経で調節されている。
皮膚 血流量の変化で体温調節が行われる。
交感神経活動・・・血流量を減少させる(α受容体)
血流量を増加させるホルモン・・・・・・
   [ANP](心房性ナトリウム利尿ペプチド)
血流量を減少させるホルモン・・・・
   ・A-U(アンジオテンシンU)
   ・バソプレシン


血行不良 血行障害・血液の循環障害血色不良
安静時の心拍出量・・・約5g/分。
体重63kgの成人で90mmHgの平均血圧の状態で・・・・臓器の血流量は約5400ml/分。
おけつ
自己チェック
自分自身の舌の裏側を見てみましょう。
左右に2本ある血管の色はどうですか?
色が黒いほど血管の中がドロドロになって血流が悪くなっています。血液検査やCT、MRIで異常が無いと言われても、ここが黒い方は要注意です
それでは、正常な色はどんな色でしょう?。正常な色は赤ちゃんの舌の色がそうです。赤ちゃんが血流が悪くて具合が悪い、ということはありません


選手 バレー選手に手首の血行障害。
「調査方法は、0℃の冷水に10秒間手をつけ、10分後に手の表面温度がどの程度回復しているかを、サーモグラフィで測定。手の表面温度は、33.4℃が普通。36人中22人が中指・人さし指で元の温度に戻らなかった
放射線で 傷ついた組織を放射線で
放射線を利用して血流が途絶えて傷ついていた組織を再生することに東京大学医学研究所の服部浩一・助教授らと順天堂大学の共同研究チームが成功した。
動脈硬化による心筋梗塞や足の血管閉塞症などの新たな治療法につながる。
研究チームはまずネズミの太ももの血管を縛り、血液の供給を絶って脚の組織を壊死させた。ネズミの脚に致死量の1/4に当たる放射線を照射。2〜3週間後には患部で新たな血管ができ、組織が再生することを発見した。
遺伝子
P2X4
血管内には種々のホルモンや生理活性物質が流れている。血管の調節は、こうした化学的な作用ですべて起こるとこれまで考えられていた。ところが、
血管の内側にある細胞に、血液の流れの強さを感知して血管を広げる働きがあることを、東京大学の安藤穣二教授と山本希美子講師らのグループが発見、米医学誌ネイチャーネディシンの2005年12月号に掲載。
血流によって細胞をこする摩擦力が強まると、血管が広がり血圧を下げているのが分かった。
実験では、内皮細胞にある遺伝子『P2X4』の欠けたマウスを作った。
その結果、細胞が血流の刺激を感知しなくなり、血管を広げる働きを持つ一酸化窒素の量が減少し、血圧が上昇した。
P2X4は細胞内にカルシウムイオンを取り込むことで、血流からの刺激を細胞内部に伝えていた。
血管の内皮細胞に摩擦を起こすと一酸化窒素が増え、血栓が形成されるのを防ぐタンパク質が出来ることは分かっていたが、その詳しいメカニズムは不明だった。
安藤教授は「P2X4」の数や働きを高める薬剤ができれば、動脈硬化などの予防や改善に役立つ


血流を調べる
  • 携帯型の超音波診断装置
    1. 2002年、オリンパス光学工業は販売子会社オリンパスプロマーケティング(東京・千代田区)を通じ、携帯型超音波診断装置の新製品「SonoSite180PLUS」を2/4発売する。心臓や腹部など幅広い部位の検査に対応、心拍や血流を詳しく調べられる。米ソノサイト社から輸入販売する。
      価格は附属器具によって異なるが1台360〜450万円、重さ2.4kgで持ち運びが容易。診察室の外来患者だけでなく、入院病棟や往診、救急車などでも使える。
      心拍などの変化を時間経過に対応して表示したり、血流の速度や方向を波形表示したり出来るようにした。心筋梗塞や狭心症など心疾患の詳細な検査がしやすくなるという。
  • 指先大の血流センサー
    1. 2002年、NTTマイクロシステムインテグレーション研究所は、大きさが従来の1/20以下と手の指先大の血流センサーを開発した。半導体レーザーや受光素子を内蔵、指先を置くだけで、皮膚直下の血液の流速が測定できる。携帯情報端末と組み合わせて持ち歩けば健康管理に使える。2〜3年以内の実用化を目指す。
      開発したセンサーは心臓部が2mm×3mm×1.5mmの大きさ。波長1.3マイクロb(1マイクロ=1/100万)の半導体レーザーや受光素子をシリコン素子上にくっつけた。レーザー光を指先に放ち、毛細血管内部の赤血球に当たって反射する光をとらえ、血液の流れを調べる。
      実験では秒速1cmの血流を測定できた。人によって血流の速度が違っていることや、腕を押さえると血流が鈍る様子もとらえた。
    2. 2011年、九州大学の澤田廉士教授らのグループは、指先に装着するだけで正確に血流の速度を測定できる小型血流計を開発した。測定部の大きさは2mm×3mm×1mm。レーザー光を当てて、血中の赤血球などに当たり跳ね返った光と、血管の壁などで反射した光の干渉した具合を調べ、1分あたりの血流量(_g)を割り出す
  • 指先の動脈の流れ
    1. 2003年、セイコーインスツルメンツは、約1cm四方のセンサー部に人差し指を置いて、指先の動脈を流れる血液の状態を調べる。ドップラー効果で血流の速さを調べる。2個の超音波センサーと、光センサーなどを小型化・一体化した
  • 小型の近赤外線分光装置で脳の血流を調べる
    1. 2009年、日立製作所は脳の血流を計測できる小型の近赤外線分光装置を開発した。頭部につけるヘッドセットが約100g、信号処理ボックスと専用パソコンも合計2kgと軽量。
      屋外や家庭内で計測できる。価格は100万円以下を目指すという。
  • 血管の状態を血流音で解析
    1. 2012年、山梨大学の阪田治准教授と鈴木裕助教らは腕の血管を流れる血液の音を解析し、血管の状態を判断する装置を開発した。新装置を使えば血管が狭くなっているのが簡単に分かる。人工透析患者は、十分な血液量を確保するために、手術で静脈と動脈を縫い合わせて太くした「シャント」を手首につける。だが、長期間透析を続けると、血管が狭くなる狭窄が起こしやすくなる。開発した装置は腕の4カ所にマイクを取り付ける。血流が正常だと音はなだらなかに減衰するが、血管が狭くなくなっていると音の減衰が少なかったり局所的におとが上がったりすることを実験で確認。    従来は血管造影検査などの大がかりな機器が必要だった。

【色彩療法】 <1>赤色
針灸 東京都老人総合研究所は、針灸治療で脳の血流が改善する仕組みを動物実験で解明した。
同研究所の内田さえ主任研究員らは、ラットにハリや灸を施術し、脳の血流がどのように変化するかを調べた。
  • 鍼・・・ほおにハリを打ち1分後に調べたところ、脳の血流は1〜2割増えた。ハリを打つ部位を手や足に変えてもほぼ同様の結果になった。
    灸・・・灸をして30秒後に、脳の血流が約1〜2割改善した。
    脊髄につながる顔や手足の神経を途中で遮断したラットを使って、同じ実験をすると、血流の改善は見られなかった。
血流が増えたラットを調べたところ、大脳皮質から分泌される『アセチルコリン』が針や灸の刺激で約2倍に増えていた。アセチルコリンには血流を増やす働きがある。内田主任研究員は「手足や顔への刺激による興奮が神経を伝わって脳内の別の神経に伝わり、アセチルコリンの分泌を促した」と語る。
針灸治療では、脳卒中の伴う言語障害の症状が改善する事例も報告されるなど、脳の血流改善に効果があると言われている
宝石療法

血行不良の漢方薬
漢方薬あれこれ
  1. 桂枝茯苓丸
  2. 桂枝茯苓丸霊芝
  3. 桂枝茯苓丸紅参
  4. 桂枝茯苓丸+陳久散
  5. 牛黄清心丸
  6. 五積散
  7. 疎経活血湯
  8. 桃核承気湯
  9. 人参湯

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