- BCG比色法
- 色素bromcresol greenをpH4.2で結合させ、630nmで測定する。
- 血清アルブミンなどで使う。
- CF法
- 補体結合反応(Comlement Fixation Test:補体結合試験)、
- 補体が抗原抗体複合体に結合し、溶血素と協同して溶血反応を起こす性質を利用したウイルス抗体価の測定法である。
- 補体下で献体中の抗体に抗原を作用させると抗原抗体複合体ができ、補体はこれに結合する。続いて溶血素を結合させた赤血球(感作赤血球)を加えても、補体はすでに消費されているので溶血は起こらない。一方、検体中に抗体がない場合、抗原と補体を反応させても抗原抗体複合体は生成されず、補体は消費されないので、感作赤血球を加えると溶血が起こる事になる。したがって、溶血反応を指標にして検体中の抗体を検出することができる。
- CLEIA法
- 化学発光酵素免疫測定法
- 抗原抗体反応を利用し、標識物質として酵素を使い、その活性測定に化学発光反応を用いる方法。
- 原理的にはEIA法と同様であるが、最終段階の酵素反応が呈色反応ではなく化学発光反応である点が異なる。
- CLIA法
- 化学発光免疫測定法
- 抗原抗体反応を利用し、標識物質として化学発光性化合物を用いるが、原理的にはRIA法と同様。
- 標識物質が放射性同位元素ではなく化学発光性化合物である点が異なる。
- ECLIA法
- 電気化学発光免疫測定法。
- 抗原抗体反応を利用し、標識物質としてルテニウム錯体を用い、このルテニウム錯体を電気化学反応により発光させ測定する方法。
- 原理的にはRIA法と同様であるが、、標識物質が放射性同位元素ではなくルテニウム錯体である点が異なる。
- EIA法
- 酵素免疫測定法
- 抗原抗体反応を利用し、酵素を標識物質として主に呈色反応の吸光度により微量物質の濃度を測定する方法。
- 原理的には競合反応を用いるもの(狭い意味でのEIA法)、サンドイッチ法をもちいるもの(ELISA法)などがある。
- 競合反応では、一定量の抗体に対して一定量の酵素標識抗原と道検体中の非標識物質を競合反応させたあと、抗原抗体結合物の酵素活性を測り、既知濃度の標準抗原を用いて得られた標準曲線から未知検体の濃度を求める。
- サンドイッチ法では、固相化抗体に未知検体中の抗原を結合させ、さらに酵素標識抗体を結合させてその酵素活性を測定して、既知濃度の抗原により求めた標準曲線から未知検体の濃度を測定する。
- FA法
- 蛍光抗体法
- 目的とする抗原を検出するために、蛍光色素で標識した特異抗体を反応させ、蛍光顕微鏡下で生じる得意蛍光を観察する。
- また、特定の抗原に対する特異抗体を検出するための間接蛍光抗体法(IFA法)を指す場合がある。
- FPIA法
- 蛍光偏光免疫測定法
- 比較的分子量の小さい物質の想定に用いられ、主に血中薬物分析に利用される。蛍光物質を標識した目的物質(トレーサー)は溶液中で活発に回転運動をしており、そのため偏光励起をあてても生ずる蛍光は偏光性を持たない。一方、トレーサーが抗体のような大きな物質と結合していると回転運動が抑制されるため、偏光励起光をあてると偏光性の蛍光を発生する。一定量のトレーサーと検体中の目的物質との間で抗体と競合反応させた結果、検体中の目的物質の量に応じた偏光度の蛍光が得られる。
- 既知濃度の目的物質で蛍光の偏光度の標準曲線を得られれば、未知検体の濃度を測定することができる。
- GC法
- ガスククロマトグラフィー法
- 移動相に気体を用いるクロマトグラフィーの一種である。
- 固定相を充填したカラムを用意し、これに移動相(キャリアーガス)を一定速度で連続的に流入させておき、試料をカラム入り口から瞬間的に導入し気化させる。すると、試料はキャリアーガスによってカラムの中を運ばれ、その間に試料中の各成分がそれぞれ固有の濃度比で吸着/分配されて固定相との間に濃度平衡を繰り返していく。その結果、各成分のカラム中の移動速度に差ができ、カラム出口では各成分が分離して溶出してくるので、その濃度を刻々検出・記録し成分分析を行う。
- HI法
- 赤血球凝集抑制反応
- ある種のウイルスなどは赤血球凝集能を有しているが、検体中にそれぞれのウイルスに対する抗体があれば、凝集反応が特異的に抑制されることを応用したウイルス抗体価測定法である。
- CF法より感度は高いが、赤血球凝集能を有するウイルスしか検査できない。
- HPLC法
- 高速液体クロマトグラフィー法。
- 移動相に液体をを用いるクロマトグラフィーの一種で、それまでのカラム液体クロマトグラフィー法では長時間かかっていた成分分離を、高速、高性能にできるように改良したもの。
- 測定対象としては、気化しにくい物質や熱に不安定な物質、また低分子〜高分子のものまで測定可能であり、得られたクロマトグラムからピーク高やピーク面積により測定する。
- 臨床検査に広く利用されている。
- KIMS法
- 抗原または抗体を結合させたマイクロパーティクルを用い抗原抗体反応を起こさせて、その凝集の濁度を光の透過率から測定する方法
- MLPA法
- Multiplex Ligation-dependent Probe Amolifcation法の略
- 1反応で最大約40種類までの遺伝子領域のコピー数変化(欠失・重複)をマルチプレックスに解析する方法
- NT法
- 中和反応。
- 生物学的に活性のある抗原に特異抗体が結合すると、その生物学的活性<病原性>が消失ないし低下する反応をいい、ウイルス抗体価測定に用いられる。
- 検体中の対応する抗体をウイルスに作用させたものを培養細胞などに添加し、細胞変性の有無などから病原性を中和できたかどうかを調べる。特異性が高い。
- NT(neutralization test)
ウイルス粒子に抗体が付着すると、そのウイルス粒子の感染性が失われる (中和される)ことを利用した測定法である。
- PA法
- 粒子凝集反応。
- ゼラチン粒子に病位減退の抗原を結合させ、これと患者血清を反応させる。患者血清中に対応する抗体があれば凝集反応が起きる。
- Particle agglutination method (ゼラチン粒子凝集法)
- PCR法
- PCR=polymerase chain reaction=ポリメラーゼ連鎖反応
- 1本鎖DNAを鋳型にして、それと相補的なDNA鎖を合成するDNAポリメラーゼを利用したDNA増幅法で、目的とする特定のDNAを指数関数的に増幅させることができる。
- RIA法
- 放射免疫測定法。
- 抗原抗体反応を利用し、RI(放射性同位元素)を標識物質として微量物質の濃度を測定する方法である。
- 原理的には競合反応を用いるもの(狭い意味でのRIA)と、サンドイッチ法を用いる(IRMA法)ものなどがある。
- 競合反応では、一定量の抗体に対して一定量のRI標識抗原と未知検体中の非標識抗原を競合反応させたあと、抗原抗体結合物の放射活性を測り、既知濃度の標準抗原を用いて得られた標準曲線から未知検体の濃度を求める。
- サンドイッチ法では、固相化抗体に未知検体中の抗原を結合させ、さらにRI標識抗体を結合させてその放射活性を測定して、既知濃度の抗原により求めた標準曲線から未知検体の濃度を測定する。
- RTーPCR法
- RNAを鋳型として、逆転写酵素(RT)により相補的なDNAを合成し、PCR反応を行うことで目的とする特定のRNAを間接的に増幅、検出する方法。
- TaqManPCR法
- PCRを基本とした測定原理を利用し、TaqManプローブを用いて目的とする特定の拡散の増幅と測定をリアルタイムを行う方法。
- PCRサイクルの進行に伴い蛍光物質で修飾されたTaqManプローブが分解され、その際に発するシグナルをリアルタイムに件酢湯津することにより、目的とする特定の核酸の検出及び定量を行う。
- TMA法
- 2種類のプライマーと逆転写酵素により合成される二本鎖DNAを鋳型として、RNAポリメラーゼによるRNAの合成を繰り返すことにより、目的とする渡航亭のRNAを増幅させる方法。
- インベーダー法
- DNAの三重鎖構造を特異的に認識して切断する酵素を利用した、二段階の等温反応からなる遺伝子多型を解析する方法。
- 電気泳動法
- 溶液中で荷電したコロイド粒子に直流電圧を加えると、正に荷電した粒子は陰極に、負に荷電した粒子は陽極へ移動する。この現象を利用して物質の分離精製を行うのが電気泳動法である。
- 荷電した粒子の移動速度(易動度)は、
- 粒子の荷電の強弱
- 粒子の大きさは形状
- 溶媒中の電解質の種類
- イオン強度
- DH
- 電圧
など多くの因子に左右される。
- 検体中の各成分がこれらの因子にしたがって異なる易動度を示すので、成分分析が可能となる。
- 電極法
- 特定のイオンに選択的に感応するイオン選択性電極と比較電極を試料中に挿入して、両電極間に生ずる電位差により目的のイオンの濃度を測定する。
- オクタロニー法
- 平板内二十免疫拡散法と呼ばれるゲル内沈降反応の一種。
- 寒天内の2点にそれぞれ抗原と抗体を添加すると抗原と抗体が拡散していき、抗原抗体反応の結果、両者の最適比の場所に沈降線を形成するが、そのでき方により定性分析ができる。
- 原子吸光分析法
- 原子の吸光現象を利用した測定法。
- 試料を加熱し、分子間の結合や原子間の結合を切断し、遊離原子のガス状にする。これに可視光線や紫外線を通過させると、元素固有の波長の光を吸収する。これを利用して、吸光度から目的とする元素の濃度を測定する。
- 酵素法
- 酵素反応を利用して目的とする物質を定量する方法。
- 終末点測定法(end poit assay)と初速度測定法(rate assay)とがある。
- 終末点測定法は酵素反応が平衡状態に達した時点での最終生成物を測定する方法
- 初速度測定法は、反応速度、つまり単位時間あたりの基質の減少または生成物の増加を測定する方法。
- 細菌凝集反応
- 細菌と患者血清を反応させ凝集の有無を調べる。
- 患者血清内に細菌に対応する抗体(凝集素)があれば凝集する
- ダイレクトシークエンシング法
- PCR産物からDNAシークエンサーを用いて塩基配列を確認する方法
- 遺伝子変異解析のゴールドスタンダードである
- ネフェロメトリー法
- 比朧法とも呼ばれる
- 抗原抗体反応溶液に光を入射させ、入射光と異なる一定角度の方向から沈降物によって散乱された光の強さを測定する方法。
- 一般に検体に目的物質が多いほど、散乱光速度が増加するので、既知濃度の標準物質で標準曲線を得れば、未知検体の濃度を測定できる。
- 比色法
- 測定しようとする物質、あるいは反応生成物を着色物質に変化させ、溶液の色の濃さを標準液の色の濃さと比較して溶液の濃度を求める方法
- 色の濃さの測定には光電光度計が利用される
- フローサイトメトリー法
- モノクロナール抗体や蛍光物質を特異的に細胞に結合させ、これらをフローサイトメーターをもちいて測定する方法
- フローサイトメーター=シース流の中を流れる細胞に光をあてて、その細胞の形態的特徴や蛍光強度から得られる情報を分析する機器
- 細胞膜表面抗原の解析や血液細胞の分析などに用いられる
- ラテックス凝集法
- ラテックス粒子の表面に抗原(または抗体)を吸着させ、検体中の抗体(または抗原)と抗原抗体反応を大古させて、その生成物による濃度を吸光度としてとらえ、既知濃度の標準物質から得た標準曲線から未知検体の濃度を測定する方法
- リアルタイムPCR法
- PCRの測定原理に基づいた核酸増幅法の一種。DNAを倍々に増やすポリメラーゼ連鎖反応(PCR)装置の1つで、試験サンプルの中にどれくらいのDNAが入っているかを正確に調べられる。
- 目的の核酸に特異的なオリゴヌクレオチドに蛍光色素を結合させたプローブを用い、PCRサイクルごとに発する蛍光シグナルをリアルタイムに検出することにより、目的とする特定の核酸の検出および定量を行う方法
- リアルタイムPCR法には
- TaqManPCR法
- 一本鎖リニアプローブ法
などがある
- リアルタイムPCRを使うとガン細胞で高い頻度で発現している遺伝子に薬剤候補を振りかけることで、発現が減ったかどうかを調べられる。
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