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| 関連情報 |
「赤血球」」「白血球」「白血球百分率」「血小板」「好中球」「好酸球」「好塩基球」「単球」「リンパ球」「顆粒球減少」「無顆粒球減少症」 |
| 血液の性質 |
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| 血液の働き |
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| 血清 serum |
・血液から血餅を除いた、透明で黄みがかった上澄み液。 ・血液を凝固させた後の[凝固因子]や[フィブリノーゲン]が消費されたもの。 ・凝固過程で血小板から[カリウム][乳酸]や各種の酵素が漏れ出るうえに、グルコースも消費される。 |
| 血漿 plasma |
・血液の液体成分で[凝固因子]や[フィブリノーゲン]を含むもの。 ・90%以上が水。8〜9%が血漿タンパク質、そのほかに、[糖][脂質]または[老廃物]からなる。種々の電解質が溶けている。 ・血液検査のとき、血漿は、血液に抗凝固剤を加え、遠心分離して細胞成分を除いて得られる。 ・測定時間が短時間ですみ、生体内の状態をより反映するが、抗凝固剤の影響がある。 |
| 血餅 (blood)clot |
・凝固した血液で、ゼリーのように軟らかく不溶性のかたまり。採血した血液は放置すると、自然に凝固いて血餅が生じる。 |
(赤血球)
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(白血球)
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(血小板)
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| 血液に含まれるもの | |||
|---|---|---|---|
| 血球 成分 (約50%) |
赤血球 (red blood cell)・・・1種類のみ。
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| 白血球 | 好中球(neutrophill): 桿状核球(stab n.) 分節核球(segmented n.) (機能)細菌に対する防御作用 |
顆粒球 (granulocyte) =顆粒をもつ白血球 |
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| 好酸球(eosinophill) (機能)免疫反応の制限 |
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| 好塩基球(basophill) (機能)ヘパリンの産生 |
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| 単球(monocyte)(単核球) (機能)細菌に対する防御作用 |
無顆粒球 (agranulocyte) =顆粒のない白血球 |
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| リンパ球(lymphocyle) | |||
血小板 (platelet)
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| バッフィーコウト(buffy coat) ・・・血液凝固がゆっくり進行して赤血球が沈降するだけの時間があった場合や血液を遠心分離器にかけた場合に生じるもので、凝固血球層の上に白い膜のような層が見られる。これをbuffy coatという。主に、白血球・血小板から成る。 |
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| 血漿 成分 (約50%) |
血清 serum |
水分 (血漿成分の約90%) | |
| ブドウ糖 | |||
| 血清蛋白 (約7%のタンパク質) |
アルブミン グロブリン: α1-グロブリン α2-グロブリン β-グロブリン γ-グロブリン |
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| 脂質 | |||
| 無機塩 | (Na、Cl、Kなど) | ||
| その他 | 非蛋白窒素 ホルモン ガス類 など |
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| フィブリノゲン (fibrinogen) | |||
| 血液像(血液組成) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 正常値 | (↑)増加する | (↓)減少する | ||
| 好中球 NEUTRO |
好中球は白血球の70%近くを占める。遊走性があり、食作用を持つ。異種細胞や細菌を融解させる。 | |||
| 桿状核球 | 7.5% (2〜13) |
細菌感染症 ウイルス感染症 リウマチ熱 白血病 急性中毒疾患 喫煙 |
チフス インフルエンザ 肝炎 顆粒球減少症 非白血性白血病 バンチ症候群 抗がん剤投与 |
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| 分節核球 | 47.5% (38.0〜58.9) |
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| リンパ球 LYMPHO |
骨髄由来のものをB細胞、胸腺由来のものをT細胞という。 | |||
| 36.5%(26.0〜46.6) | 伝染性単核症 急性感染症の回復期 リンパ腫 リンパ性白血病 |
免疫不全症候群 ホジキン病 腎不全 抗がん剤投与 放射線照射後 |
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| 単球 MOC |
濃青色に染まる大きな球形の核を持つ。マクロファージの前駆細胞。 | |||
| 5.0%(2.3〜7.7) | 感染症の回復期 単球性白血病 |
悪性貧血 | ||
| 好酸球 EOSINO |
寄生虫に対する防御。ゼンソクや薬物アレルギーなどのアレルギー反応に関係する。 | |||
| 3.0%(0.2〜6.8) | アレルギー疾患 白血病 寄生虫症 |
急性感染症の初期 クッシング症候群 |
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| 好塩基球 BASO |
塩基性色素で染まる顆粒を持つ。アレルギー反応に関係。寄生虫に対する防御も行う。 | |||
| 0.5%(0〜1.0) | 白血病 甲状腺疾患 |
ー | ||
| 異型リンパ球 ALYM |
伝染性単核球 ウイルス感染症 |
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| 形質細胞 PLASMA |
プラズマ細胞ともいう。Bリンパ球が分化したもので、免疫グロブリン(抗体)を多量に産生する。 | |||
| 形質細胞性白血病 多発性骨髄腫 麻疹 風疹 水痘 |
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| 血液学的検査 | |
|---|---|
| 比重 specific gravity |
全血(♂)1.055〜1.063 全血(♀)1.052〜1.060 血漿:1.024〜1.029 |
| 全血・血漿の比重測定から・・・血漿蛋白濃度・Hb(血色素量)・Ht(ヘマトクリット)をノモグラムから求めることができる 各種病態のスクリーニングとして使われる。 |
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| RBC red blood cell (赤血球数) |
(♂)410〜530×104/mm3 (♀)380〜480×104/mm3 |
| (↑):多血症 (↓):貧血 |
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| 赤血球数は以下の3種類の要因によって蹴ってされる。 @骨髄における赤芽球造血 A末梢血における破壊亢進 B体内または体外への出血 |
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| RBCの減少は貧血のスクリーニングに利用されるが、HbやHtも併せて検査する | |
| Hb hemoglobin (血色素量) |
(♂)13.5〜17.6g/dl (♀)11.3〜15.2g/dl |
| (↑):多血症 ・エリスロポエチン過剰投与 |
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| (↓):貧血 ・肝硬変 ・白血病 ・悪性腫瘍 ・慢性関節リウマチ ・腎不全 |
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| Hbはヘム(鉄とポルフィリンの複合体)とグロビンの合成により生成される。 | |
| 貧血ではHb量が減少するが、RBCが正常でも低下することがあり、その典型例は鉄欠乏性貧血である。 | |
| 鉄剤投与時の効果のチェックに役立つ。 | |
| Ht hematocrit (ヘマトクリット) |
(♂)36〜48% (♀)34〜43% |
| 血球と血漿の容積比は正常人ではほぼ一定しているが、貧血ではその程度に応じて減少する。 (↑):多血症 (↓):貧血 (ヘマトクリット値)・・・全血液容積に対する赤血球容積の割合。正常値は成人♂子で約45%、♀子で約40%。貧血ではこれが低下する。 |
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| 網赤血球数 reticulocyte |
(♂)2〜27% (♀)2〜26% |
| 赤血球の幼若型で、増加は赤血球数産生能の亢進を意味する。 (↑):溶血性貧血、G-CSF使用時 (↓):再生不良性貧血、癌化学療法時 |
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| PLT platelet (血小板数) |
(♂)13.1〜36.2×104/mm3 (♀)13.0〜36.9×104/mm3 |
| PLTは、一次出血、二次出血、血栓形成に直接・関節に関与しており、その数の減少は出血症状をきたし、増加は血栓形成を促進する。 | |
| (↑):炎症性疾患 ・鉄欠乏性貧血 (↓):肝硬変 ・再生不良性貧血 ・急性白血病 |
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| 薬剤による骨髄抑制のチェックに役立つ。 | |
| 血小板輸血の必要単位数 =(必要とする血小板数−現在の血小板数)÷1単位の血小板製剤の上昇数(/mm3) |
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| ESR erythrocyte sedimentation rate (赤血球沈降速度) |
抗凝固剤を加えた血液をガラス管に入れ、立てて放置すると時間の経過と共に赤血球の沈降が起きる。赤血球の沈降速度を測定する検査法をESRという。 |
| (♂)2〜10mm/hr (♀)3〜15mm/hr |
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| ESRは特定疾患の診断には役立たないが、炎症、組織破壊、血漿蛋白分画異常をきたす多くの疾患で、疾患の重症度・病態の推移・治療膏の判定に有用である。 | |
| (↑↑):急性感染症 ・急性心筋梗塞 |
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| (↑):悪性腫瘍 ・慢性感染症 ・貧血 ・自己免疫疾患 |
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| (↓):多血性骨髄腫(1mm/h以下) ・先天性心疾患 ・DIC ・多血症 |
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| WBC white blood cell (白血球数) |
(♂)3900〜9800/mm³ (♀)3500〜9100/mm³ |
| WBCが正常より増減することは異常な状態であり、その程度が高度なほど病的機転が強い。 WBCの増減は好中球の増減の場合が多い。 ただ、診断には白血球百分率と併用して判定する。 ★1万以上・・・確実な増加 3500以下・・・確実な減少。 |
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| 正常人でも動揺範囲はかなり大きく、また、白血球数は正常でも質的には異常という場合もあります。 | |
| (↑):感染症(球菌・桿菌) ・白血病 ・悪性リンパ腫 ・中毒 ・造血器疾患 ・アレルギー疾患 ・G-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)使用時 |
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| (↓):感染症(ウイルス) ・血液疾患 ・アナフィラキシー様ショック |
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| @放射線照射・抗ガン剤投与時にはWBCの減少に要注意。 A感染症での抗生物質TDMのモニター指標として役立つ。 Bカルバマゼピン投与時、ときの減少することがある(TDMの際に要注意) C薬剤性白血球減少症のチェックに役立つ DG-CSF使用時のモニター指標。 |
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| 血液生化学検査 | ||
| 血 清 蛋 白 検 査 |
血清中のタンパク質は、血清固形成分のなかで大部分を占め、体内組織細胞への影響補給・物質輸送・免疫などの役割を担っている。 | |
| TP tatal protein 総タンパク |
○基準値:6.7〜8.3g/dl | |
| (↑):さらにTC(↑)粘液水腫 | ||
| (↑):さらにTC(↓)多発性骨髄腫 | ||
| (↓):さらにTC(↑)ネフローゼ | ||
| (↓):さらにTC(↓)肝硬変 | ||
| ●血清タンパクの大部分は肝細胞で合成され、残りはリンパ球系の形質細胞、B細胞その他の網内系細胞で合成される ●肝機能低下時には、TPは減少し、リンパ系細胞が何らかの刺激を受けて機能亢進をきたせばタンパク合成が進み、機能低下をきたすように働けばタンパク合成は停止する。 ●TPはおおまかなタンパク濃度の測定であり、異常をきたす場合は、各タンパクの定性・定量を行う。 (TC=総コレステロール) |
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| Alb albumin アルブミン |
○基準値:3.8〜5.3g/dl | |
| (↓):Albが2.5g/dlまで低下すると血漿膠質浸透圧が低下し浮腫が出現する。 ・火傷 ・低栄養 ・ネフローゼ ・肝硬変 |
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| ◇Albの期待値: (急性)3.0g/dl以上 (慢性)2.5g/dl以上 |
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| ◇Alb使用量 =(Alb期待値−実測値)×循環血漿量×2(g/dl) |
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| ◇Albとのタンパク結合率が高い薬物(以下)では、Albの濃度変化により薬効や体内動態が変化するためTDM時に留意。 [フェニトイン] [バルブロ酸] [サリチル酸] |
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| ◇ネフローゼは・・・尿蛋白もチェックしよう。 | ||
| A/G比 |
albumin/globulin ratio ○基準値:1.3〜2.0 |
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| (↑):Alb正常、グロブリン減少: ・高度のタンパク欠乏 ・強度の肝障害 |
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| (↓):Alb減少: ・ネフローゼ ・肝硬変 ・甲状腺機能亢進症 (↓)グロブリンの増加: ・炎症性疾患 ・多発性骨髄腫 |
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| 血 清 蛋 白 膠 質 反 応 |
TTT |
thymol turbidity test チモール混濁試験 ○基準値:0〜5Kunkel単位 |
| (↑):肝障害 ・慢性炎症 ・膠原病 |
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| ZTT |
zinc sulphate turbidity test 硫酸亜鉛混濁試験 (↑):肝障害 ・結核 ・リウマチ |
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| 血 清 蛋 白 電 気 泳 動 分 析 |
電気泳動分画検査を行うと、タンパクはその分子特性により、[アルブミン][α1][α2][β][γ-グロブリン]の5分画に分離染色される。
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| 血 清 酵 素 |
血清酵素には、 細胞が破壊され血清中に漏れ出た逸脱酵素・・・[AST][ALT]など 細胞から分泌された分泌性酵素・・・[ChE] |
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| ALP |
alkaline phosphatase アルカリフォスファターゼ ○基準値:2.7〜10K-AU |
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| (↑):肝疾患 ・胆汁うっ滞 ・閉塞性黄疸 ・骨疾患 ・骨腫瘍 |
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| ALPとLAPの2つから[胆・肝疾患]と[骨疾患]を鑑別する。 | ||
| LAP |
leucine aminopeptidase ロイシンアミノペプチダーゼ ○基準値:30〜70U/L(37℃) |
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| (↑):肝疾患 ・胆汁うっ滞 ・閉塞性黄疸 |
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| CK |
creatine kinase ○基準値: (♂)43〜272U/L (♀)30〜165U/L |
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| (↑):筋疾患 ・神経疾患 |
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| (↓):SLE ・甲状腺機能亢進症 ・ステロイド剤治療 ・長期入院(臥床)患者 |
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| AST (GOT) |
L-aspartate:2-oxoglutarate aminotransferase アスパラギン酸,2-オキソグルタル酸アミノ基転移酵素 =GOT(glutamate oxaloacetate transaminase) ○基準値: 8〜40KU(UV法) 7〜38U/L(JSCC37℃) |
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| (↑):肝障害 ・溶血性疾患 ・心筋梗塞 ・筋疾患 |
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| ●薬剤による肝障害の副作用のチェックに役立つ。 ●肝臓で代謝される薬剤をモニターするとき。 |
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| ALT (GPT) |
L-alanine:2-oxoglutarete aminotransferase アラニン,2-オキソグルタル酸アミノ基転移酵素 =GPT(glutamate pyruvate transaminase) ○基準値: 5〜35KU(UV法) 4〜44U/L(JSCC37℃) |
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| (↑):肝障害 ・筋疾患 |
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| ●薬剤による肝障害の副作用のチェックに役立つ。 ●肝臓で代謝される薬剤をモニターするとき。 |
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| γ-GTP |
γ-glutamyl transpeptidase γ-グルタミル・トランスペプチダーゼ ○基準値: (♂)9〜40U/L (♀)9〜35U/L |
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| (↑):アルコール性肝障害 | ||
| ◇胆汁うっ滞型の肝障害を起こしやすい薬剤の副作用チェックに役立つ。 | ||
| LDH |
lactate dehydrogenase 乳酸脱水素酵素 ○基準値: 230〜460U/L(UV法) |
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| (↑):肝疾患 ・心疾患 ・悪性腫瘍 ・悪性貧血 ・溶血性貧血 |
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| ChE |
cholineesterase コリンエステラーゼ ○基準値: 350〜750U/L(UV法) |
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| (↑):ネフローゼ ・甲状腺機能亢進症 ・糖尿病 ・高血圧 ・ぜんそく ・脂肪肝 |
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| (↓):肝疾患 ・悪性腫瘍 ・栄養状態不良 |
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| アミラーゼ amylase |
○基準値: 130〜400IU/L(ブルースターチ法) |
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| (↑):膵・胆疾患 ・唾液腺疾患 |
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| (↓):慢性膵炎 | ||
| 血 中 非 蛋 白 性 窒 素 化 合 物 |
血液中には、タンパク以外に窒素化合物として[尿素][クレアチニン][尿酸][アミノ酸][アンモニア]などが低濃度存在する。これらの化合物はタンパク質の代謝産物であり、 [尿素][尿酸][クレアチニン]は再利用されることなく、大部分腎から排泄される。 [アミノ酸][アンモニア]は、肝における再利用が悪化すると血中に蓄積する。 |
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| BUN blood urea nitrogen 尿素窒素 |
○基準値:8〜20mg/dl | |
| (↑):腎疾患 ・嘔吐 ・下痢 ・脱水 ・腸管出血 |
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| ●タンパク代謝の最終産物で、アミノ酸の脱アミノにより生じたアンモニアとCO2から主として肝で生成される。 ●生じた尿素の大部分は腎臓から排泄される。 ●腎機能障害の指標として利用される。 |
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| ◇IVH(高カロリー輸液)使用時のCal/Nの是正 | ||
| ◇腎不全患者・・・タンパク質量をチェック | ||
| ◇フロセミドなどの利尿薬を使用時・・・BUNの上昇に留意。 | ||
| UA uric acid 尿酸 |
○基準値: (♂)4〜7mg/dl (♀)3〜5.5mg/dl |
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| (↑):痛風 ・腎障害 ・白血病 ・アシドーシス ・薬剤性(抗ガン剤・チアジド系利尿薬) |
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| (↓):尿酸生合成の低下(各種酵素欠損症) | ||
| UAは核タンパク中に含まれるプリン体の最終産物である。 8〜9mg/dlの血中濃度になると溶解度を越えるので、結晶として析出する。 |
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| ◇ガン化学療法時に上昇する。 | ||
| ◇8.5mg/dl以上で尿酸蓄積する・・・・ ・アロプリノール投与 ・NaHCO3投与 ・ウラリット-U投与 |
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| Cr creatinine クレアチニン |
●クレアチニンは、クレアチンの最終代謝産物であり筋肉細胞内で産生され尿中に排泄される。 ●腎機能障害の指標として用いられる |
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| ○基準値:(Jafté法) (♂)0.8〜1.2mg/dl (♀)0.6〜0.9mg/dl |
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| (↑):腎機能障害 | ||
| (↓):筋ジストロフィー症 ・尿崩症 |
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| ◇アミノ配糖体系抗生物質、強心配糖体のTDM時には、Crをチェックしながらモニターする。 | ||
| ◇腎障害を起こしやすい(以下の)薬剤の使用時には変動をチェックする。 [シクロスポリン] [MTX] [NSAIDs] |
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| ◇腎から排泄される薬剤はCrの上昇をチェックして使用量を考える。 [H2 受容体拮抗薬] [ニューキノロン] [MTX] (メトトレキサート) |
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| ◇ACE阻害薬・アンジオテンシンU拮抗薬使用時には投与量を考慮する。 | ||
| アンモニア ammonia |
○基準値:12〜66µg/dl | |
| (↑):重症肝障害 | ||
| ●アンモニアは腸管から門脈を経て吸収され大部分が肝細胞でのBUNに変換され腎より排泄される。 ●著しい肝細胞の障害があれば、血中にアンモニアが蓄積し、高アンモニア血症を示し、脳障害を招く。 |
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| ◇バルプロ酸のTDM時には高アンモニア血症に注意。 | ||
| 血 清 ビ リ ル ビ ン |
TB total bilirubin 総ビリルビン |
○基準値:0.2〜1.0 mg/dl |
| (↑):黄疸 2.0mg/dl(眼が黄色くなる) 3.0mg/dl(皮膚呈色) |
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| シクロスポリンの血中濃度はTBの上昇により上昇するのでTDM時には注意。 | ||
| DB direct bilirubin 直接ビリルビン |
○基準値:0〜0.4mg/dl | |
| ( ↑):肝細胞障害 ・胆汁うっ滞 |
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| IB indirect bilirubin 間接ビリルビン |
○基準値:0.1〜08mg/dl | |
| (↑):自己免疫性溶血性黄疸 ・シャント高ビリルビン血症 ・新生児黄疸 |
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| 黄疸指数 icterus index ビリルビン指数 |
100以上・・・高度増加 30〜70・・・中等度増加 15〜30・・・軽度増加 |
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| (↑):悪性腫瘍による完全胆道閉塞 ・胆石症 ・胆道炎 ・急性肝炎初期 ・溶血性黄疸 ・悪性貧血 |
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| 血清の黄色は主に血中ビリルビンによるもの。 一定濃度の色調を呈する基準液と比色し、簡単にビリルビン量を推測できる。 |
| 血 清 電 解 質 |
Na ナトリウム |
○基準値:139〜146mEq/L |
| (↑):Naを含む抗生物質(ホスホマイシン)の大量投与 ・生理食塩水などの輸液の大量投与 |
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| (↓):嘔吐・下痢 ・SIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群) |
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| ◇輸液、抗生物質のNaの含有量に注意して、Na値をモニターしながら輸液管理する。 | ||
| ◇生理食塩水500ml中には、4.5gのNaClが含まれている。 | ||
| ◇リチウムのTDM時には低ナトリウム血症に注意。 | ||
| K カリウム |
○基準値:3.7〜4.8mEq/L | |
| (↑):腎臓からの排泄障害 ・抗アルドステロン剤 ・ACE阻害剤 ・ステロイド剤投与 |
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| (↓):胃腸障害(嘔吐・下痢) ・利尿薬(ループ・チアジド) ・抗生物質 ・ステロイド剤投与 |
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| ◇ジギタリス使用時の注意・・・ 抗アルドステロン薬、ACE阻害薬、利尿薬の併用。 |
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| ◇低カリウム血症時には少量でジギタリス中毒を起こしやすい、強心配糖体のTDM時には血清K値のモニターを行う | ||
| Cl クロル |
○基準値:101〜109mEq/L | |
| (↑):脱水症 ・アセタゾラミド |
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| (↓):水分過剰投与 ・嘔吐 ・急性腎不全 |
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| Ca カルシウム |
○基準値:8.5〜10.2mg/dl | |
| (↑):副甲状腺機能亢進 ・サルコイドーシス ・多発性骨髄腫 ・白血病 ・悪性リンパ腫 ・アジソン病 ・甲状腺機能亢進症 ・ビタミンD中毒 |
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| (↓):副甲状腺機能低下 ・吸収不全 ・膵炎 ・慢性腎不全 ・ビタミンD欠乏症 |
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| P リン |
○基準値:2.5〜4.5mEq/dl | |
| (↑):副甲状腺機能低下 ・甲状腺機能亢進症 |
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| (↓):副甲状腺機能亢進 ・尿細管性アシドーシス ・ビタミンD欠乏症 |
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| Mg マグネシウム |
○基準値:1.8〜2.4mg/dl | |
| (↑):急性腎不全乏尿期 ・慢性腎不全 ・アジソン病 ・甲状腺機能低下 |
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| (↓):腎不全多尿期 ・尿細管性アシドーシス ・肝硬変 ・ループ利尿剤投与 |
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| Zn 亜鉛 |
○基準値:66〜118µg/dl | |
| (↑):X線照射後 | ||
| (↓):長期IVH(高カロリー輸液) | ||
| Cu 銅 |
○基準値: (♂)70〜130µg/dl (♀)80〜150µg/dl |
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| (↑):再生不良性貧血 ・胆道疾患 ・急性白血病 |
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| (↓):ウイルソン病 |
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