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血液

チェック
血管赤血球」」「白血球」「白血球百分率」「血小板」「好中球」「好酸球」「好塩基球」「単球」「リンパ球」「顆粒球減少」「無顆粒球減少症


血液
  • 血液は、有形細胞成分(血球)と、淡黄色透明な液体成分(血漿)から構成される。
  • 血液が凝固すると有形成分や凝固因子などが分離し、上澄みが残る。これが血清。
  • 血液の細胞には赤血球・白血球・血小板などがある。
    赤血球は閉鎖循環系(心臓・動脈・毛細血管・静脈)にのみ属するが、白血球や血小板はリンパ(解放循環系)にも見られる。

血液の性質
  • 体重の約1/12〜1/13(7〜8%)。
  • 血液の比重は約1.05〜1.06でわずかに水より重い。
  • pH7.3〜7.4の範囲内で、弱アルカリ性。

血液の働き
  1. 消化管から吸収された栄養素を運搬する
  2. 酸素、炭酸ガスを運搬する。
  3. 老廃物を運搬する。
  4. ホルモンを運搬する。
  5. 体温を調節する。
  6. 生体の防御作用をする。
  7. 内部環境の恒常性ならびに均等化をはかる

有形細胞成分(血球 blood cdlls)
  • 全血液量の約45%で、その大部分が赤血球。
  • 白血球や血小板は1%にも満たない。そこで、有形成分量の指標として、赤血球の全血液量に対する割合(赤血球容積率)が用いられる。これをヘマトクリット値(Ht)という。
  • 血球の寿命
    赤血球 108〜150日
    顆粒球 30〜40日
    リンパ球 エフェクター細胞 10日
    記憶細胞 10年以上
    血小板 8〜14日

血清 serum
  1. 血液から血餅を除いた、透明で黄みがかった上澄み液。
  2. 血液を凝固させた後の[凝固因子]や[フィブリノーゲン]が消費されたもの。
  3. 凝固過程で血小板から[カリウム][乳酸]や各種の酵素が漏れ出るうえに、グルコースも消費される。

血漿 plasma
  1. 血液の液体成分で[凝固因子]や[フィブリノーゲン]を含むもの。
  2. 90%以上が水。8〜9%が血漿タンパク質、そのほかに、[糖][脂質]または[老廃物]からなる。種々の電解質が溶けている。
  3. 血液検査のとき、血漿は、血液に抗凝固剤を加え、遠心分離して細胞成分を除いて得られる。
  4. 測定時間が短時間ですみ、生体内の状態をより反映するが、抗凝固剤の影響がある。

血餅 (blood)clot
  1. 凝固した血液で、ゼリーのように軟らかく不溶性のかたまり。採血した血液は放置すると、自然に凝固して血餅が生じる。


血液100cm3あたり
  1. (81g):水
  2. (19g) :総タンパク質
  3. (15g) :ヘモグロビン
  4. (560mg):総脂質
  5. (245mg): リン脂質
  6. (190mg): ナトリウム
  7. (190mg):カリウム
  8. (175mg): 総コレステロール
  9. (135mg) :中性脂肪
  10. (90mg):ブドウ糖
  11. (64mg) :RNA
  12. (30mg):非タンパク質窒素
  13. (15mg):乳酸
  14. (15mg):尿素
  15. (5mg) :グリコーゲン
  16. (3.9mg):クレアチン
  17. (0.9mg): クレアチニン
(Flindt著「数値でみる生物学」から)


(赤血球) erythrocycle
  1. 大きさ・・・・・直径7〜8µm円盤状
  2. 数・・・・・・・・♂500万/mm3 ♀450万/mm3
  3. 機能・・・・・・酸素運搬 (酸化ヘモグロビン)
    • 肺においてヘモグロビン分子に酸素を結合し、全身の組織へ運ぶ。
    • また、組織から肺への二酸化炭素の運搬を助ける
  4. 新生場所・・赤色脊髄
  5. 破壊場所・・肝臓、脾臓
  6. 寿命・・・・・・120日
  7. 構造・・・両面の凹んだ円盤形。
    • ・核も細胞内小器官も持たない。
    • ・細胞膜は弾力性があり、変形しながら毛細血管を通り抜ける。
    • 細胞質にはヘモグロビンというタンパク質が大量に含まれている。
(白血球) leukocyte
  1. 大きさ・・・・・赤血球よりも大きい
  2. 数・・・・・・・・6000〜8000個/mm3
  3. 機能・・・・・・食作用、免疫抗体産生。
  4. 新生場所・・赤色脊髄、リンパ節
  5. 破壊場所・・肝臓、脾臓
  6. 寿命・・・・・・2〜21日
(血小板)
  1. 大きさ・・・・・・2〜3µm
  2. 数・・・・・・・・・20〜50万/mm3
  3. 機能・・・・・・・血液凝固作用
  4. 破壊場所・・・脾臓
  5. 寿命・・・・・・・10日




血液bloodに含まれるもの






約50%
赤血球 erythrocyte)・・・1種類のみ。( ♂420〜570万/µl)(♀380〜550万/µl)
  • (機能)組織への酸素運搬と二酸化炭素の輸送
白血球
leukocyte

4000〜9000/µl
好中球(neutrophil)
(40〜70%)
 
桿状核球(stab n.)
  分節核球(segmented n.)
(機能)
  1. 病原体の貪食で細菌に対する防御作用 。



granulocyte
=顆粒をもつ白血球
好酸球(eosinophil)
(2〜4%)
  1. 抗体が結合したk成虫の殺傷
  2. 免疫反応の制限
  3. 寄生虫に対する傷害作用。
好塩基球(basophil)
(0〜2%)
  1. ヒスタミン放出
  2. ヘパリンの産生
  3. IgE刺激あんどでヒスタミンなどを放出するため、末梢血管を拡張させる
  4. T細胞の発生促進
単球(monocyte)(単核球)
(3〜6%)
(機能)
  1. マクロファージの文化
  2. 細菌に対する防御作用




agranulocyte
=顆粒のない白血球
リンパ球(lymphocyle)
(25〜40%)
血小板 (platelet) (15万〜40万/µl)
  • (機能)血液凝固作用
バッフィーコウト(buffy coat)
・・・血液凝固がゆっくり進行して赤血球が沈降するだけの時間があった場合や血液を遠心分離器にかけた場合に生じるもので、凝固血球層の上に白い膜のような層が見られる。これをbuffy coatという。主に、白血球・血小板から成る。

漿





約50%
血清
serum
水分 (血漿成分の約90%)
ブドウ糖
血清蛋白

約7%のタンパク質
アルブミン
グロブリン:  
 α1-グロブリン
 α2-グロブリン
 β-グロブリン
 γ-グロブリン
脂質
無機塩(電解質) 
(1%)
NaClKなど)
その他 非蛋白窒素
ホルモン
ガス類
   など
フィブリノゲン fibrinogen


血液学的検査
比重
specific gravity
全血(♂)1.055〜1.063
全血(♀)1.052〜1.060
血漿:1.024〜1.029
全血・血漿の比重測定から・・・血漿蛋白濃度・Hb(血色素量)・Ht(ヘマトクリット)をノモグラムから求めることができる
各種病態のスクリーニングとして使われる。
RBC

赤血球数red blood cell
RBCの減少は貧血のスクリーニングに利用されるが、HbやHtも併せて検査する

(♂)410〜530×104/mm3
(♀)380〜480×104/mm3
(↑):多血症
(↓):貧血
赤血球数は以下の3種類の要因によって決定される。
@骨髄における赤芽球造血
A末梢血における破壊亢進
B体内または体外への出血
Hb

血色素量hemoglobin
Hbはヘム(鉄とポルフィリンの複合体)とグロビンの合成により生成される。

(♂)13.5〜17.6g/dl
(♀)11.3〜15.2g/dl
(↑):多血症
   ・エリスロポエチン過剰投与
(↓):貧血
    ・肝硬変
    ・白血病
    ・悪性腫瘍
    ・慢性関節リウマチ
    ・腎不全
鉄剤投与時の効果のチェックに役立つ。
Ht

(ヘマトクリット)hematocrit
血球と血漿の容積比は正常人ではほぼ一定しているが、貧血ではその程度に応じて減少する。

(♂)36〜48%
(♀)34〜43%

(↑):多血症
(↓):貧血
(ヘマトクリット値)・・・全血液容積に対する赤血球容積の割合。正常値は成人♂子で約45%、♀子で約40%。貧血ではこれが低下する。





reticulocyte
赤血球の幼若型で、増加は赤血球数産生能の亢進を意味する。

(♂)2〜27%
(♀)2〜26%

(↑):溶血性貧血、G-CSF使用時
(↓):再生不良性貧血、癌化学療法時
PLT

血小板数)platelet
PLTは、一次出血、二次出血、血栓形成に直接・関節に関与しており、その数の減少は出血症状をきたし、増加は血栓形成を促進する。
(♂)13.1〜36.2×104/mm3
(♀)13.0〜36.9×104/mm3
(↑):炎症性疾患
   ・鉄欠乏性貧血
(↓):肝硬変
   ・再生不良性貧血
   ・急性白血病
薬剤による骨髄抑制のチェックに役立つ。
血小板輸血の必要単位数
=(必要とする血小板数−現在の血小板数)÷1単位の血小板製剤の上昇数(/mm3
ESR

(赤血球沈降速度)erythrocyte sedimentation rate
抗凝固剤を加えた血液をガラス管に入れ、立てて放置すると時間の経過と共に赤血球の沈降が起きる。赤血球の沈降速度を測定する検査法をESRという。
(♂)2〜10mm/hr
(♀)3〜15mm/hr
ESRは特定疾患の診断には役立たないが、炎症、組織破壊、血漿蛋白分画異常をきたす多くの疾患で、疾患の重症度・病態の推移・治療膏の判定に有用である。
(↑↑):急性感染症
    ・急性心筋梗塞
(↑):悪性腫瘍
   ・慢性感染症
   ・貧血
   ・自己免疫疾患
(↓):多血性骨髄腫(1mm/h以下)
   ・先天性心疾患
   ・DIC
   ・多血症
WBC
(白血球数)white blood cell
WBCが正常より増減することは異常な状態であり、その程度が高度なほど病的機転が強い。
WBCの増減は好中球の増減の場合が多い。
ただ、診断には白血球百分率と併用して判定する。

(♂)3900〜9800/mm³
(♀)3500〜9100/mm³

★1万以上・・・確実な増加
 3500以下・・・確実な減少。
正常人でも動揺範囲はかなり大きく、また、白血球数は正常でも質的には異常という場合もあります。
(↑):感染症(球菌・桿菌)
   ・白血病
   ・悪性リンパ腫
   ・中毒
   ・造血器疾患
   ・アレルギー疾患
   ・G-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)使用時
(↓):感染症(ウイルス)
   ・血液疾患
   ・アナフィラキシー様ショック
@放射線照射・抗ガン剤投与時にはWBCの減少に要注意。
A感染症での抗生物質TDMのモニター指標として役立つ。
Bカルバマゼピン投与時、ときの減少することがある(TDMの際に要注意)
C薬剤性白血球減少症のチェックに役立つ
DG-CSF使用時のモニター指標。


電気泳動分画検査を行うと、タンパクはその分子特性により、[アルブミン][α1][α2][β][γ-グロブリン]の5分画に分離染色される
血清タンパク分画 基準値 病態
アルブミン 62〜71% (↓):低タンパク血症
   ・ネフローゼ
   ・肝硬変
   ・肝障害
   ・慢性炎症




α-グロブリン 2.8〜4.1% (↑):急性炎症
   ・慢性炎症
   ・低タンパク血症   
(↓):急性肝障害
α2-グロブリン 5.7〜9.9% (↑):ネフローゼ
   ・急性炎症
(↓):低タンパク血症
   ・肝障害
β-グロブリン 6.1〜10.7% (↑):妊娠
   ・溶血
   ・ネフローゼ
(↓):慢性肝障害
γ-グロブリン 9.0〜18.3% (↑):肝硬変
   ・肝障害
   ・慢性炎症
   ・骨髄腫
   ・自己免疫疾患
(↓):ネフローゼ
   ・無グロブリン血症
   ・低タンパク血症


血清酵素
  • 血清酵素には、
    細胞が破壊され血清中に漏れ出た逸脱酵素・・・[AST][ALT]など
    細胞から分泌された分泌性酵素・・・[ChE]
ALP
alkaline phosphatase
アルカリフォスファターゼ

○基準値:2.7〜10K-AU
(↑):肝疾患
   ・胆汁うっ滞
   ・閉塞性黄疸
   ・骨疾患
   ・骨腫瘍
ALPとLAPの2つから[胆・肝疾患]と[骨疾患]を鑑別する。
LAP
leucine aminopeptidase
ロイシンアミノペプチダーゼ

○基準値30〜70U/L(37℃)
(↑):肝疾患
   ・胆汁うっ滞
   ・閉塞性黄疸
CK
creatine kinase
○基準値:
  (♂)43〜272U/L
  (♀)30〜165U/L
(↑):筋疾患
   ・神経疾患
(↓):SLE
   ・甲状腺機能亢進症
   ・ステロイド剤治療
   ・長期入院(臥床)患者
AST
GOT
L-aspartate:2-oxoglutarate aminotransferase
アスパラギン酸,2-オキソグルタル酸アミノ基転移酵素
=GOT
(glutamate oxaloacetate transaminase)
○基準値:
  8〜40KU(UV法)
  7〜38U/L(JSCC37℃)
(↑):肝障害
   ・溶血性疾患
   ・心筋梗塞
   ・筋疾患
薬剤による肝障害の副作用のチェックに役立つ。
肝臓で代謝される薬剤をモニターするとき。
ALT
GPT
L-alanine:2-oxoglutarete aminotransferase
アラニン,2-オキソグルタル酸アミノ基転移酵素
=GPT
(glutamate pyruvate transaminase)
○基準値:
  5〜35KU(UV法)
  4〜44U/L(JSCC37℃)
(↑):肝障害
  ・筋疾患
薬剤による肝障害の副作用のチェックに役立つ。
肝臓で代謝される薬剤をモニターするとき。
γ-GTP
γ-glutamyl transpeptidase
γ-グルタミル・トランスペプチダーゼ
○基準値:
  (♂)9〜40U/L
  (♀)9〜35U/L
(↑):アルコール性肝障害
◇胆汁うっ滞型の肝障害を起こしやすい薬剤の副作用チェックに役立つ。
LDH
lactate dehydrogenase
乳酸脱水素酵素
○基準値:
  230〜460U/L(UV法)
(↑):肝疾患
   ・心疾患
   ・悪性腫瘍
   ・悪性貧血
   ・溶血性貧血
ChE
cholineesterase
コリンエステラーゼ
○基準値:
350〜750U/L(UV法)
(↑):ネフローゼ
   ・甲状腺機能亢進症
   ・糖尿病
   ・高血圧
   ・ぜんそく
   ・脂肪肝
(↓):肝疾患
   ・悪性腫瘍
   ・栄養状態不良
アミラーゼ
amylase
○基準値:
130〜400IU/L(ブルースターチ法)
(↑):膵・胆疾患
   ・唾液腺疾患
(↓):慢性膵炎



血中非蛋白性窒素化合物
  • 血液中には、タンパク以外に窒素化合物として[尿素][クレアチニン][尿酸][アミノ酸][アンモニア]などが低濃度存在する。
  • これらの化合物はタンパク質の代謝産物であり、[尿素][尿酸][クレアチニン]は再利用されることなく、大部分腎から排泄される。
  • [アミノ酸][アンモニア]は、肝における再利用が悪化すると血中に蓄積する。
BUN
blood urea nitrogen
尿素窒素
○基準値:8〜20mg/dl
(↑):腎疾患
   ・嘔吐
   ・下痢
   ・脱水
   ・腸管出血
タンパク代謝の最終産物で、アミノ酸の脱アミノにより生じたアンモニアとCO2から主として肝で生成される。
生じた尿素の大部分は腎臓から排泄される。
腎機能障害の指標として利用される。
◇IVH(高カロリー輸液)使用時のCal/Nの是正
◇腎不全患者・・・タンパク質量をチェック
フロセミドなどの利尿薬を使用時・・・BUNの上昇に留意。
UA
uric acid
尿酸
○基準値:
(♂)4〜7mg/dl
(♀)3
〜5.5mg/dl
(↑):痛風
   ・腎障害
   ・白血病
   ・アシドーシス
   ・薬剤性(抗ガン剤・チアジド系利尿薬)
(↓):尿酸生合成の低下(各種酵素欠損症)
UAは核タンパク中に含まれるプリン体の最終産物である。
8〜9mg/dlの血中濃度になると溶解度を越えるので、結晶として析出する。
◇ガン化学療法時に上昇する。
◇8.5mg/dl以上で尿酸蓄積する・・・・
  ・アロプリノール投与
  ・NaHCO3投与
  ・ウラリット-U投与
Cr
creatinine
クレアチニン
クレアチニンは、クレアチンの最終代謝産物であり筋肉細胞内で産生され尿中に排泄される。
腎機能障害の指標として用いられる
○基準値:(Jafté法)
(♂)0.8〜1.2mg/dl
(♀
)0.6〜0.9mg/dl
(↑):腎機能障害
(↓):筋ジストロフィー症
   ・尿崩症
◇アミノ配糖体系抗生物質、強心配糖体のTDM時には、Crをチェックしながらモニターする。
◇腎障害を起こしやすい(以下の)薬剤の使用時には変動をチェックする。
   [シクロスポリン]
   [MTX]
   [NSAIDs]
◇腎から排泄される薬剤はCrの上昇をチェックして使用量を考える。
   [H2 受容体拮抗薬]
   [ニューキノロン]
   [MTX] (メトトレキサート
ACE阻害薬アンジオテンシンU拮抗薬使用時には投与量を考慮する。
アンモニア
ammonia
○基準値:12〜66µg/dl
(↑):重症肝障害
アンモニアは腸管から門脈を経て吸収され大部分が肝細胞でのBUNに変換され腎より排泄される。
著しい肝細胞の障害があれば、血中にアンモニアが蓄積し、高アンモニア血症を示し、脳障害を招く。
バルプロ酸のTDM時には高アンモニア血症に注意。


血清ビリルビン
TB
total bilirubin
総ビリルビン
○基準値:0.2〜1.0 mg/dl
(↑):黄疸
 2.0mg/dl(眼が黄色くなる)
 3.0mg/dl(皮膚呈色)
シクロスポリンの血中濃度はTBの上昇により上昇するのでTDM時には注意。
DB
direct bilirubin
直接ビリルビン
○基準値:0〜0.4mg/dl
( ↑):肝細胞障害
   ・胆汁うっ滞
IB
indirect bilirubin
間接ビリルビン
○基準値:0.1〜08mg/dl
(↑):自己免疫性溶血性黄疸
   ・シャント高ビリルビン血症
   ・新生児黄疸
黄疸指数
icterus index
ビリルビン指数
100以上・・・高度増加
30〜70・・・中等度増加
15〜30・・・軽度増加
(↑):悪性腫瘍による完全胆道閉塞
   ・胆石症
   ・胆道炎
   ・急性肝炎初期
   ・溶血性黄疸
   ・悪性貧血
血清の黄色は主に血中ビリルビンによるもの。
一定濃度の色調を呈する基準液と比色し、簡単にビリルビン量を推測できる。



血清電解質
Na
ナトリウム
○基準値:139〜146mEq/L
(↑):Naを含む抗生物質(ホスホマイシン)の大量投与
   ・生理食塩水などの輸液の大量投与
(↓):嘔吐・下痢
   ・SIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群)
◇輸液、抗生物質のNaの含有量に注意して、Na値をモニターしながら輸液管理する。
◇生理食塩水500ml中には、4.5gのNaClが含まれている。
◇リチウムのTDM時には低ナトリウム血症に注意。

カリウム
○基準値:3.7〜4.8mEq/L
(↑):腎臓からの排泄障害
   ・抗アルドステロン剤
   ・ACE阻害剤
   ・ステロイド剤投与
(↓):胃腸障害(嘔吐・下痢)
   ・利尿薬(ループ・チアジド)
   ・抗生物質
   ・ステロイド剤投与
◇ジギタリス使用時の注意・・・
抗アルドステロン薬、ACE阻害薬、利尿薬の併用。
◇低カリウム血症時には少量でジギタリス中毒を起こしやすい、強心配糖体のTDM時には血清K値のモニターを行う
Cl
クロル
○基準値:101〜109mEq/L
(↑):脱水症
   ・アセタゾラミド
(↓):水分過剰投与
   ・嘔吐
   ・急性腎不全
Ca
カルシウム
○基準値:8.5〜10.2mg/dl
(↑):副甲状腺機能亢進
   ・サルコイドーシス
   ・多発性骨髄腫
   ・白血病
   ・悪性リンパ腫
   ・アジソン病
   ・甲状腺機能亢進症
   ・ビタミンD中毒
(↓):副甲状腺機能低下
   ・吸収不全
   ・膵炎
   ・慢性腎不全
   ・ビタミンD欠乏症

リン
○基準値:2.5〜4.5mEq/dl
(↑):副甲状腺機能低下
   ・甲状腺機能亢進症
(↓):副甲状腺機能亢進
   ・尿細管性アシドーシス
   ・ビタミンD欠乏症
Mg
マグネシウム
○基準値:1.8〜2.4mg/dl
(↑):急性腎不全乏尿期
   ・慢性腎不全
   ・アジソン病
   ・甲状腺機能低下
(↓):腎不全多尿期
   ・尿細管性アシドーシス
   ・肝硬変
   ・ループ利尿剤投与
Zn
亜鉛
○基準値:66〜118µg/dl
(↑):X線照射後
(↓):長期IVH(高カロリー輸液)
Cu
○基準値:
(♂)70〜130µg/dl
(♀)80〜150µg/dl
(↑):再生不良性貧血
   ・胆道疾患
   ・急性白血病
(↓):ウイルソン病


  • 血液細胞ができる仕組み
    • 2013年、東京大学医科学研究所の中内啓光教授らは、赤血球や血小板などの血液細胞ができる詳しい仕組みを解明した。
    • 血液細胞のもととなる「前駆細胞」は自己増殖能力が無いと考えられてきたが、増殖能力を持つケースもあることが分かった。
    • 成果は米科学誌セル(電子版)に掲載。
    • 血液細胞は、骨髄の中にある造血幹細胞からできる。
    • 従来は、造血幹細胞が増殖能力を失い「前駆細胞」に変化した後、赤血球、血小板、顆粒球、Tリンパ球、Bリンパ球の5系統の血液細胞ができると考えられてきた。
    • 研究グループは5系統の血液細胞の全てで蛍光色素が現れる遺伝子操作マウスを作詞江。造血幹細胞が血液細胞になる様子を調べた。
      1. 前駆細胞で血小板にだけになるタイプ
      2. 赤血球、血小板になるタイプ
      3. 赤血球、血小板、顆粒球になるタイプ
      が新たに見つかった。この3タイプはいずれも自己増殖能力を持っていた。
  • 血液細胞を作る遺伝子
    • 2014年、京都大学再生医科学研究所の長沢丘司教授らは、白血球など血液の細胞を作るのに必要な遺伝子を発見した。
    • マウス実験で突き止めた。
    • 見つけたのは水頭症の原因としても知られる遺伝子「Foxc1」を欠損させたマウスを作ったところ、白血球や赤血球などの血液細胞や、その元となる造血幹細胞を骨髄で作る能力が低下した。
    • このことからFoxc1が血液細胞を作るのに必要だと判断した。


血液像(血液組成)
正常値 (↑)増加  (↓)減少
好中球
neutrophil

NEUTRO
直径約10µmの球形
好中球は白血球の70%近くを占める。遊走性があり、食作用を持つ。
異種細胞や細菌を融解させる。
食作用・・・半日ほど血中を純化した後、毛細血管をすり抜けて組織に出る。炎症局所に遊走し、細菌を貪食する。
組織中での寿命は2〜3日と短い。
桿状核球

7.5%
(2〜13)
(↑)
細菌感染症
ウイルス感染症
リウマチ熱
白血病
急性中毒疾患
喫煙
(↓)
チフス
インフルエンザ
肝炎
顆粒球減少症
非白血性白血病
バンチ症候群
抗がん剤投与
分節核球

47.5%
(38.0〜58.9)
リンパ球

lymphocyle
LYMPHO
直径6µmぐらいの小リンパ球と、直径10µmを超える大リンパ球がある。
小リンパ球の細胞質は少ない。
機能的にはB細胞、T細胞、NK細胞に分けられる。
骨髄由来のものをB細胞、胸腺由来のものをT細胞という。
B細胞はB細胞受容体により抗原をキャッチする。
T細胞は、MHC分子に結合した抗原断片を、T細胞受容体でキャッチする。
36.5%
(26.0〜46.6)
(↑)
伝染性単核症
急性感染症の回復期
リンパ腫
リンパ性白血病
(↓)
免疫不全症候群
ホジキン病
腎不全
抗がん剤投与
放射線照射後
単球
monocyte
MOC
濃青色に染まる大きな球形の核を持つ。マクロファージの前駆細胞。
白血球の中で最も大きく、直径10〜15µm。
細胞質の顆粒は小さく、少ない。
核は不定形で、腎臓形や馬蹄形を示す、
食作用・・・血管内から組織に出てmマクロファージに分化し、旺盛な食作用を示す。
細菌や異物、ウイルス感染細胞、ガン細胞などを貪食して、その一部を細胞表面に提示する。
5.0%(2.3〜7.7) (↑)
感染症の回復期
単球性白血病
(↓)
悪性貧血
好酸球
eosinophil
EOSINO
好中球よりやや大きく、直径9〜12µm。
エオジンなどの産生色素に染まる大型の細胞質顆粒を持つ。
核は2葉に別れていることが多い。
消化管や気管などの粘膜に多く存在し、粘膜免疫に関わっている。
寄生虫を攻撃する。
ゼンソクや薬物アレルギーなどのアレルギー反応に関係する。
3.0%(0.2〜6.8) (↑)
アレルギー疾患
白血病
寄生虫症
(↓)
急性感染症の初期
クッシング症候群
好塩基球
basophil
BASO
大きさは好中球とほぼ同じ。塩基性色素に染まる大型の細胞質顆粒を持つ。
顆粒にはヒスタミンやヘパリンを含む。
組織に存在する肥満細胞(マスト細胞)に似ている。
即時型アレルギー反応を引き起こす。
寄生虫に対する防御も行う。
0.5%(0〜1.0) (↑)
白血病
甲状腺疾患
異型リンパ球
ALYM
(↑)
伝染性単核球
ウイルス感染症
形質細胞
PLASMA
プラズマ細胞ともいう。Bリンパ球が分化したもので、免疫グロブリン(抗体)を多量に産生する。
(↑)
形質細胞性白血病
多発性骨髄腫
麻疹
風疹
水痘



血液生化学検査





血清中のタンパク質は、血清固形成分のなかで大部分を占め、体内組織細胞への影響補給・物質輸送・免疫などの役割を担っている。
TP
tatal protein
総タンパク
○基準値:6.7〜8.3g/dl
(↑):さらにTC(↑)粘液水腫
(↑):さらにTC(↓)多発性骨髄腫
(↓):さらにTC(↑)ネフローゼ
(↓):さらにTC(↓)肝硬変
血清タンパクの大部分は肝細胞で合成され、残りはリンパ球系の形質細胞、B細胞その他の網内系細胞で合成される
肝機能低下時には、TPは減少し、リンパ系細胞が何らかの刺激を受けて機能亢進をきたせばタンパク合成が進み、機能低下をきたすように働けばタンパク合成は停止する。
TPはおおまかなタンパク濃度の測定であり、異常をきたす場合は、各タンパクの定性・定量を行う。
(TC=総コレステロール)
Alb
albumin
アルブミン
○基準値:3.8〜5.3g/dl
(↓):Albが2.5g/dlまで低下すると血漿膠質浸透圧が低下し浮腫が出現する。
  ・火傷
  ・低栄養
  ・ネフローゼ
  ・肝硬変
◇Albの期待値:
  (急性)3.0g/dl以上
  (慢性)2.5g/dl以上
◇Alb使用量
=(Alb期待値−実測値)×循環血漿量×2(g/dl)
◇Albとのタンパク結合率が高い薬物(以下)では、Albの濃度変化により薬効や体内動態が変化するためTDM時に留意。
 [フェニトイン]
 [バルブロ酸]
 [サリチル酸]
◇ネフローゼは・・・尿蛋白もチェックしよう。
A/G比
albumin/globulin ratio
○基準値:1.3〜2.0
(↑):Alb正常、グロブリン減少:
    ・高度のタンパク欠乏
    ・強度の肝障害
(↓):Alb減少:
    ・ネフローゼ
    ・肝硬変
    ・甲状腺機能亢進症
(↓)グロブリンの増加:
    ・炎症性疾患
    ・多発性骨髄腫







TTT
thymol turbidity test
チモール混濁試験

○基準値:0〜5Kunkel単位
(↑):肝障害
    ・慢性炎症
    ・膠原病
ZTT
zinc sulphate turbidity test
硫酸亜鉛混濁試験

(↑):肝障害
   ・結核
   ・リウマチ

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